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2009-11-07

The Beatles / A Collection of Beatles Oldies (1966)

beatles113先日e-Bayのオークションで手に入れたCDです。
価格は送料込みで25USドルでしたので、決して高い買い物ではありませんでした。
ジャケットははご覧のとおりで日本で発売されたレコード(レコード番号AP-8016)をそのままCDサイズにした帯付の紙ジャケットです。
ジャケットの作りもまともですし、中袋は表はアップル・レーベル裏は同じくリンゴを半分に切ったデザインで、盤ももちろんアップル・レーベルです。
さらに驚いたのが歌詞カードが付いており、これも福田一郎氏の解説に歌詞がついている、国内盤レコードのものと同じです。
もちろん、オフィシャルで出ておりませんので、コレクターCDですが、プレスはドイツだそうです。
同じように、"Hey Jude"もオークションにかけられておりましたが、こちらは結局落札することが出来ませんでした。
本当は、"Hey Jude"の方が欲しかったのですが。
他にも"Love Songs"とか"Rock'n'Roll Music"とかがありました。
先日紹介した"The Beatles 1967-1970"も同じオークションで手に入れたものですが、こちらは、日本国内盤仕様ではありませんでしたが、DVDが同梱されておりました。また、併せて、"The Beatles 1962-1966"(こちらもDVD付き)も手に入れております。
今回手に入れたコレクターCDは、もうパーフェクトでしたね。

この"A Beatles Collection Of Oldies"はThe Beatles初のベスト・アルバムで、もちろんアルバムに収められた曲も収録されておりますが、当時シングルだけで発表されたナンバーも収録されております。
まあ、現在はPast Mastersにアルバム未収録のシングルなどは収録されておりますので、聴けますが。
UKオリジナル盤に収められていなかったナンバーは、"We Can Work It Out"、"I Feel Fine"、"Bad Boy"、"Day Tripper"、"Paperback Writer"ですが、US盤のアルバムには全て収録されております。

この"A Beatles Collection Of Oldies"は1966年12月10日にリリースされたアルバムですので、当然それ以前の音源(初期・中期)しか収録されておらず、"Revolver"以降のThe Beatlesの方がどちらかというと好きな私にとっては、それほど思い入れのあるアルバムではありません。
"A Beatles Collection Of Oldies"と書きましたが、正しくは"A Collection Of Beatles Oldies"で、日本では盤面と背表紙にクレジットに"A Beatles Collection Of Oldies"と間違って記載したようです。

このアルバムの中で好きなナンバーの一つ"Bad Boy"は当時英国で未発表曲の曲で、米国では"Beatles VI"に収録されました。
また、このアルバムですが、英国と英国編集の国(もちろん日本も)のみで発売され、米国や米国編集の国では発売されなかったようです。
さらに、当時の英国盤にはモノラル盤とステレオ盤の2種類が発売されていたそうです。当時The Beatlesは年間2枚のアルバムを制作する契約だったらしく、1966年の"Revolver"完成後にThe Beatlesがアルバムを制作せずオフに入ったため、パーロフォンが企画したものだったようです。

このアルバムの収録ナンバーは、
01 "She Loves You"
02 "From Me to You"
03"We Can Work It Out"
04 "Help!"
05 "Michelle"
06 "Yesterday"
07 "I Feel Fine"
08 "Yellow Submarine"
09 "Can't Buy Me Love"
10 "Bad Boy" (Larry Williams)
11 "Day Tripper"
12 "A Hard Day's Night"
13 "Ticket to Ride"
14 "Paperback Writer"
15 "Eleanor Rigby"
16 "I Want to Hold Your Hand"
です。

"Bad Boy"はLarry Williamsのカヴァーですが、リード・ヴォーカルはJohn Lennonで、これが実に嵌っていて最高です。
また、"Paperback Writer"はRevolver以降のThe Beatlesサウンドで結構好きなナンバーです。
"Day Tripper"もとても好きで、当時日本は空前のGS(グループ・サウンズ)ブームで、The Spiders(堺正章、井上順、かまやつひろしなどが在籍)のカヴァーを思い出します。

UKオリジナル盤として発表されたんですから、オフィシャルでリ・マスターものでCD化されても良いと思うのですが。
  • Rock
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2009-11-06

The Montrose Avenue / Thirty Days Out (1998)

montrose_avenueThe Beatlesの遺伝子。
すぐに思い浮かべるバンドは、その筆頭格として、Badfinger、The Raspberries、Fotomaker、Cheap Trickなどが挙げられます。
次には、Oasis、The Blurを代表するブリット・ポップ勢。
UKやSweden辺りのギター・ポップ、メロコアなどのバンドもThe Beatlesの遺伝子を持っていると思います。

そして、ここにもう一つのバンドとして、The Montrose Avenueを挙げたいですね。
彼らについては、UK出身のバンドですが、The Beatlesよりもアメリカ・ウエストコースト・ロック勢のバンド、例えば、Baffaloo Springfield、Crosby, Still, Nash & Young、The Byrds、The Beach Boysなどから影響を受けているというようなことを言っている人たちの方が多いかもしれません。
事実、本日紹介する、彼らのワン・アンド・オンリーの1998年に発表された"Thirty Days Out"には、Crosby, Stills, Nash & Youngのヒット・ナンバー"Ohio"のカヴァーが収められているぐらいですから。

でも、私には上で紹介したバンドよりもThe Beatlesの影響が色濃くあるのではと思っております。
彼らのサウンドは、泣きメロ&ハーモニーさらに流麗かつグルーヴィーなサウンドと表現されております。
ここ日本では、1998年8月のフジ・ロック・フェスティヴァルでのパフォーマンスが有名らしいです。
実は私、つい最近まで彼らのサウンドを耳にしたことがありませんでした。
先日、北海道大学近くの中古ショップのマスターから紹介され、価格も国内盤の帯付が390円ということでしたので、勧めるまま購入しました。
で、聴いてみますと、哀愁を帯びたメロディの嵐で、えらく気に入ったわけです。
それもThe Beatlesの遺伝子を持ったサウンド、いわゆるパワーポップした音が。

このアルバムからは何曲もシングル・カットされているようです。
"She's Looking For Me"、"Thirty Days Out"、"Shine"、"Where Do I Stand?"、"Start Again"、"Yesterdays Return"がシングルとして発表されております。

"She's Looking For Me"はアルバムの1曲目に収められているナンバーですが、2分2秒という60年代ポップスを地でゆくメロディアスかつメランコリックなとてもポップなナンバーです。
この1曲を聴いただけで期待が膨らむというものです。

2曲目の"Helplessly Hoping"はコーラス・ワークがとても魅力的なポップなナンバーです。

3曲目の"Start Again"も60年代ポップしたナンバーで、当時の雰囲気そのまんまの甘いメロディのポップ・ナンバーです。

4曲目の"Yesterdays Return"はメロディアスで良く出来たナンバーです。
哀愁漂うメランコリックなナンバーで、日本人が好みそうな曲です。
もう言うこと無いですね。
これは最高にお勧めです。
バックにはハープシコードの音も。

5曲目の"Keep On The Road"はメロディアスなバラード・ナンバーで、The Beatles時代のPaul McCartneyが書きそうなナンバーです。
バックのストリングスも美しいです。

6曲目の"Where Do I Stand?"はギター・ポップしたナンバーですが、とてもメロディアスです。
彼らの魅力の一つであるコーラス・ワークも素晴らしいです。

7曲目の"Emergency Exit"は軽快なブリット・ポップしたナンバーです。

8曲目の"Shine"はFotomakerにも通ずるメロディアスなパワーポップ・ナンバーで、かなりいかしてます。

9曲目の"Leaving In The Morning"はバックのピアノがとてもいかしたメロディアスなバラード・ナンバーで、曲の感じは違いますが、全体の雰囲気にThe Beatlesの"Let It Be"を私は連想しました。

10曲目の"Closing Time"はアコースティック・ギターにウッド・ベースそしてピアノが一体となったアコースティカルでメロディアスなバラード・ナンバーです。
3分弱のナンバーですが聴き応えあるナンバーです。

11曲目の"Lost For Words"はCrosby, Stills, Nash & Youngに通ずるウエスト・コースト・ロックで、カッコ良いという言葉がピッタリのナンバーです。

12曲目の"Thirty Days Out"なんかも11曲目に似たタイプのナンバーで、ウエスト・コースト・ロックしております。
このナンバーもいけます。

13曲目の"Ohio"は冒頭にも書きましたが、Crosby, Still, Nash & Youngのカヴァーです。
オリジナルに負けないくらい良く出来ております。

ラストの14曲目"Take One"はインスト・ナンバーですが、これがビックリするくらいハイレヴェルのプレイです。
曲調も13曲目までとは全く違い、まるで違うバンドのナンバーを聴いているようです。
曲が2分10秒と短く、ちょっとばかり中途半端な感じがし、もっと聴いてみたいといったナンバーです。

この"Thirty Days Out"ですが、駄曲は一切ない強力な1枚です。
パワーポップ・ファンは間違いなく気に入ると思います。
Amazonのマーケットプレイスでは新品が70円から売ってます。
まだ聴いたことが無いパワーポップ・ファンは「買い」です。
このアルバム1枚で終わったのはとても残念です。

  • Power Pop
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2009-11-05

Arch Enemy / The Root Of All Evil (2009)

arch_enemy10本日は、昨日のJon Markと打って変わってArch Enemyの新作を紹介します。
ARCH ENEMYは言わずと知れたSwedenのメロディック・デスメタル・バンドです。
以前に私のHPでも書きましたが、6、7年程前までは、デスメタルに嫌悪を抱いており全く聴いておりませんでした。
きっかけは、Paradise Lostの1999年の"Host"を聴いてからでした。雑誌「BURRN!」でPaladise Lostの"Host"の記事が掲載され、そこにはゴシックという言葉の響きとParadise Lostがデス声をやめたという記事を見て、とりあえずこの"Host"を購入してみることとしました。
その時のParadise Lostの暗鬱ながらメランコリックというサウンドが私にとってとても印象的で、すぐに虜となってしまいました。
それ以降、Paradise Lostの"One Second"、"Draconian Times"を聴くこととになるんですが、"One Second"を聴いた時も凄いと思いましたが、"Draconian Times"を聴いた時に彼らの求めているサウンド"GOTHIC"が心に沁みました。
それからは、だんだんと彼らのデビュー時のデス・メタル・サウンドまで遡ることとなります。
まだスクリーム・ヴォイスだった1992年の"Shades Of God"に収められている"As I Die"を聴き、1991年の"Gothic"(このアルバムを経緯に彼らのサウンドがゴシック・メタルと呼ばれるようになった)を聴いていく内にデス・ヴォイスも難なく聴けるようになり、それ以降ゴシック・メタルのアルバムを集めるようになりました。

で、手当たり次第に聴いていくうちに、ARCH ENEMYに出会ったわけです。
あくまでもメロディック・デス・メタルで、単なるデス・メタルは今でも殆ど聴けません。
そこには、非常に高い叙情性を有するメロディがあります。
音楽はメロディがあって音楽なわけで、Paradise LostもこのArch Enemyもメロディが美しいから聴けるんですね。
同じ意味で、ラップも全く聴きません。

彼らのアルバムで最初に聴いたのは、1999年の"Burning Bridges"です。
その時はぶっ飛びましたね。
アルバムに収められていた"Silverwing"はまさに衝撃の1曲でした。メロディも美しいですし、MichaelとChristopherのAmott兄弟の奏でるギターがこの上なくメロディアスで、このナンバーでARCH ENEMYに一発でいかれました。
それ以降、In FlamesとかChildren Of BodomとかSoilwork、Opeth、Sentencedなどのアルバムを集めるようになりました。
元々エレクトリック・ギターの音が大好きな私ですので、ギターが織りなすメロディアスなフレーズを聴くのが楽しみでしたので、メロディック・デス・メタルもゴシック・メタルも難なく聴けるようになったのだと思います。
そういう意味で、Paradise LostとこのArch Enemyは今でもFavorite Bandで、彼らのアルバムは全て手に入れてます。
Paradise Lostの美しくそしてメランコリックなところとArch EnemyのAmott兄弟が織りなすメロディアスなギター・サウンドはもう最高です。

本日紹介のArch Enemyの新作ですが、純然たる新作と呼べるかは微妙なところかも。
現在のArch Enemyのヴォーカルは、Angela Gossowという女性が担当しておりますが、これが男顔負けのスクリーム・ヴォイスで凄いんです。
彼女は、2001年のスタジオ3作目の"Wages Of Sin"から担当しているのですが、当時、ヴォーカルが女性に代わるということでかなり心配しましたが、それは杞憂に終わりました。

今回のアルバムは彼女が加入以前の3rdアルバムまでとライブ・アルバムからの選曲となっております。
そういう意味で、新録ではありますが、新作と言えるかどうか、ということなんですね。
バンドのリーダーMichael AmottはヴォーカルをAngela Gossowに替えてからを本当の意味でのArch Enemyだと話していたことを考えると、今回の"The Root Of All Evil"を出したということも納得出来ます。
タイトルからしてMichael Amottが何を訴えたいか判るというものです。

1stから3rd、そしてライブ・アルバム"Burning Japan Live 1999"まではJohan Liivaという男性がとっており、それなりに良かったと思いますが、Angela嬢のヴォーカルを聴いた時はホントびっくりしました。
そして、アルバムを出すたびに、彼女のスクリーム・ヴォイスにも磨きがかかってきました。
ですから、このアルバムを聴くのをとても楽しみにしておりました。
私が大好きな"Silverwing"が収録されているということで、オリジナルとどう違うのかを是非聴いてみたかったからです。

"Silverwing"に限らず、他のナンバーも素晴らしいです。
Angela Gossowのスクリーム・ヴォイスとAmott兄弟のツインリードによるギター、もう最高ですね。

 
  • Melodick Death Metal
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2009-11-04

Jon Mark / Songs For A Friend (1975)

jon_markMark-AlmondのJon Markが75年に発表した名盤を。
Mark-Almond解散後の1975年に発表されたジョン・マークの初ソロ・アルバムです。
Sony Music Storeでのこのアルバムの紹介文には、「この美しい佳曲に溢れたアルバムは人の一生をテーマにし、人生の機微を四季の移り変わり、航海の旅のように歌い語ります。ジョン・マークがそれまで自分のサウンドとしてきたジャズ、ロック、フォークの混合ユニットとしてきたマーク=アーモンドを離れて、一人深く豊かな音楽表現を成しえたことは、まさに驚嘆に値することです。74年から曲を書き、ロンドン、パリ、ミュンヘン、さらにはカリフォルニアのカーメルの静かな自然のなかで完成させたアルバムです。アルバムはシンプルでクラシカル・オーケストラ本位のアレンジ、プロデュースはサイモン&ガーファンクルのロイ・ハリー,ジャズ界からはロン・カーターが、「明日に架ける橋」の印象的なピアノのラリー・ネクテルが参加しています。非の打ち所の無いアルバムです。」とあります。
この紹介文はかなり核心を付いていると思いますね。

Mark-Almondはジャズ、ロック、フォークの混合ユニットでAORファンからも高い支持を得ており、特に、1978年に発表された"Other Peoples Rooms"はMichael Franksにも通じるサウンドで、彼らを一躍有名にしたアルバムでした。

もちろんこの1stソロ・アルバムも十分AORファンを納得させるアルバムですが、聴きようによっては、ヴォーカル入りのニュー・エイジ・ミュージックとも言えるかも。
とにかく全体的にピアノとかストリングスのサウンドが美しいんですね。

1曲目の"Signal Hill"はそんな美しいピアノ・ソロから入るナンバーで、曲もメロディアスでもう言うことないですね。
ピアノのほかウッド・ベースの音が最高です。

2曲目の"Joey"はアコースティック・ギターから入るこれまたメロディアスなナンバーで、ストリングスがホント美しいです。

3曲目の"Ballad Of The Careless Man"もピアノとウッド・ベースが印象的な盛り上がりのあるナンバーです。
また、Jon Markのヴォーカルも情感豊かですし、バックの女性ヴォーカルもかなり良いです。

4曲目の"Someday I'll Build A Boat"はアコースティック・ギターが素晴らしいメロディアスなナンバーです。

5曲目の"The Bay"はクラシカルなピアノが印象的なメロディアスなとても良く出来たナンバーで、心が洗われる感じです。
かなりお勧めです。

6曲目の"Liars Of Love"は、これまた映画のワン・シーンにでも使えそうな、情感豊かなピアノの音が素晴らしいナンバーです。
ストリングスも素晴らしいですし、このアルバムの一押しかも。

7曲目の"Alone With My Shadow"は出だしのハープシコード(?)がとても印象的な美しいナンバーです。

8曲目の"Old People's Homes"は物哀しそうなピアノの音から入るしっとりとした感じのナンバーです。
この曲も美しいですね。

ラストの9曲目"Carousel"は美しいストリングスから入るナンバーで、全体的にクラシックしております。
ここでのJon Markはバックのクラシカルな演奏をバックに囁いております。

昨日紹介したLiving Loudみたいなヘヴィ・メタルしたアルバムの次にこのJon Markを聴いたら落差が大きすぎますね。
私は色々なジャンルの音楽を聴きます。
いつも思いますが、音楽って本当に素晴らしいですよね。

 
  • Adult Contemporary
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2009-11-03

Living Loud / Living Loud (2003)

living_loudJimmy Barnes (Vo)、Steve Morse (G)、Bob Daisley (B)、Lee Kerslake (Ds)、Don Airey (Keys)、これがLiving Loudの布陣です。
こんな中年(すでに老年?)ロッカー達が集まって出来たプロジェクトのアルバムですが、バンド名よろしく、音的にも結構ラウドかつメロディアスです。

Jimmy Barnesは元Cold Chiselでソロ活動も長いオーストラリアのロック・ヴォーカリスト、Steve Morseは元Dixie Dregs、元Steve Morse Band、元Kansasそして現Deep Purpleの技巧派ギタリスト、Bob DaisleyはOzzy Osbourne, Black Sabbath, Uriah Heep, Rainbow, Gary Moore, Yngwie Malmsteen, Living Loud, Jon Lord, Chicken Shack, Mungo Jerry, Widowmakerなどとセッションの経験があるベーシスト、Lee KerslakeはUriah HeepのドラマーそしてDon AileyはRainbow, Ozzy Osbourne, Black Sabbath, Electric Light Orchestra, Gary Moore, Judas Priest, Whitesnakeなど数多くのセッションをこなし現在はDeep Purpleのキーボーディストで、メンバーのそれぞれが活動歴も長く、さらに腕も確かなので安心して聴くことが出来ます。
また、アルバムを発表後の2004年にシドニーでライヴを行い、その模様はライヴ・アルバムとしてCD化あるいはDVD化もされております。

このアルバムの中心人物はベーシストのBob Daisleyのようで、どうもOzzy Osbourneが1980年に発表した"Blizzard of Ozz"と1981年に発表した"Diary of a Madman"を2002年にリ・イッシューする際、何のロイヤリティもなく、新しいベーシストとドラマーに置き換えられたようですし、また、"Diary of a Madman"では、彼ら2人のパフォーマンスが何年もの間Rudy SarzoとTommy Aldridgeとクレジットされていたようです。
それに怒った(?)Bob DaisleyがドラマーのLee Kerslakeに話を持ちかけたのが、このプロジェクトのきっかけのようです。
それもOzzy Osbourneの1980年の作品"Blizzard of Ozz"から、 "I Don't Know"、"Crazy Train"、"Flying High Again"、"Mr. Crowley"、"Tonight"そして"Over the Mountain"の6曲を新たに録音し直し、さらに新曲5曲を追加し、このアルバムは2003年の8月から、Jimmy Barnes、Steve Morse、Don Aileyの協力を得録音されました。

どのナンバーもラウドかつメタリックなサウンドで、とても中年ロッカーの繰り出す音とは思えないです。

1曲目の"Last Chance"はポップかつハードなナンバーで、Jimmy Barnesが53歳とは思えないくらいほど声が出ておりますし、Steve Morseのギターも最高です。

2曲目の"I Don't Know"でもメタリックなSteve Morseのリフは最高です。
ヘヴィ・メタルしております。

3曲目の"Every Moment A Lifetime"はメロディアスなバラード・ナンバーです。
曲の出来も良いですが、Steve Morseのギターのトーンが何ともいえないです。

4曲目の"Crazy Train"は完全にヘヴィ・メタルしております。
Lee Kerslakeは既に62歳、Bob Daisleyは59歳、Steve Morseは55歳、Don Aireyは61歳、そしてJimmy Barnesが53歳。
ホント?
凄すぎます。

5曲目の"In The Name Of God"はアコースティカルでどこか西南アジアを連想させるナンバーで、異国情緒のあるナンバーです。

6曲目の"Flying High Again"はハード・ブギしたとてもカッコ良いナンバーです。
Steve Morseのギター・リフがとても素晴らしいです。

7曲目の"Pushed Me Too Hard"はミディアム・テンポのナンバーですが、さすが兵揃いで演奏力のレベルはとても高いです。

8曲目の"Mr. Crowley"は出だしのDon Aileyのオルガンが素晴らしいメロディアスなナンバーです。
とてもカッコ良いナンバーです。
Steve Morseのギター・ソロはもう泣けます。

9曲目の"Tonight"はミディアム・テンポのメロディアスなナンバーですが、かなりロックしております。

10曲目の"Walk Away"はメロディアスなパワー・バラードのナンバーですが、バックのプレイはとても素晴らしいです。

ラストの11曲目"Over The Mountain"も4曲目同様にヘヴィ・メタルしております。
こいつら、中年のくせに凄いぞ。

ヘヴィ・メタルやハードロックのファンにももちろんお勧めですが、ずっとロックを聴いてきた40代、50代のファンに特にお勧めです。

  • Hard Rock
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