2018-06-16
YVONNE ELLIMAN / NIGHT FLIGHT (1978)

紹介するYVONNE ELLIMAN / NIGHT FLIGHTは帯を見ると「世界初CD化」とありますが、つい2年ほど前にこのアルバムと1979年に発表されたYVONNEのカプリングでBGO RECORDSから出てましたが、単独では世界初CD化ということなんでしょうね。
この"NIGHT FLIGHT"ですが、大ヒット・ナンバー"IF I CAN'THAVE YOU"が収録されているため。ディスコ・アルバムの1枚として発売されたのでしょうが、とても良くできたAORアルバムだと思います。
彼女のヴォーカルはとても「艶(つや)」がありますよね。
1曲目の"BABY DON'T LET IT MESS YOUR MIND"はNEIL SEDAKAのペンによるAORの名バラード・ナンバーです。この曲だけでお釣りがくる、そんなナンバーです。艶やかなYVONNE ELLIMANのヴォーカルが最高にいかした曲です。
2曲目の"IN A STRANGER'S ARMS"はDANNY KORTCHMARのペンによるATTITUDESのカヴァーですが、これもいかしてます。
3曲目の"I'LL BE AROUND"もバラード・タイプのメロディアスなAORナンバーでこれもお勧めです。
カリプソ風の4曲目の"LADY OF THE SILVER SPOON"、1曲目を彷彿させる5曲目の"DOWN THE BACKSTAIRS OF MY LIFE"、そして映画「サタデーナイトフィーバー」での使用曲の6曲目”IFICAN'THAVE YOU"、メロディアスでポップな7曲目"PRINCE OF FOOLS"、YVONNE ELLIMANの自作曲のアコースティカルなナンバー9曲目"UP TO THE MAN IN YOU"、STEPHEN BISHOPのペンによるハート・ウォーミングな10曲目"SAILING SHIPS"とほぼ捨て曲が無い強力な1枚です。
AORファンに聴いていただきたい1枚です。
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2018-06-04
MICKEY THOMAS / ALIVE ALONE (1981 . 2018)

このMICKEY THOMASの"ALIVE ALONE"ですが、発表は1981年ということで、AORや産業ロックが注目されていた時期です。
当時MICKEY THOMASはJEFFERSON STARSHIPの一員で、GRACE SLICKも在籍していましたが、彼女に代わりバンドの顔となりつつある時期でした。 そのMICKEY THOMASの1stソロということで、アナログが発表されて即購入したアルバムでした。 ジャケット・デザインがこうでしたので、内容は少し心配でしたが、それも杞憂に終わりました。
それぞれのナンバーの紹介は、2008-11-11の記事をご覧いただくとして、とにかく、3曲目の"MAYBE TOMORROW"は産魚yロックの
傑作です。
70年代後半、80年代前半の産業ロックやAORが好きな方には絶対おすすめの枚です。
聴いてみてね。
2018-01-03
NOVO COMBO / ANIMATION GENERATION (1982)

しかしながら、最近、RENAISSANCE RECORDSのサイトがあたらしくなり、デジタルダウンロードが中心ですが、過去のアルバムをリリースする告知がなされております。
RENNAISANCE RECORDSに確認したところ、デジタルダウンロードが中心ですが、CD化する作品もあるとのこと。
そして、この度、目出度くNOVO COMBOの1st及びこの2nd "ANIMATION GENERATION"がCD化となり、今月中旬にリリースされるとのことです。また、CD化に当たって、それぞれのアルバムにライヴ音源がボーナストラックとして収録予定とか。
これは実に嬉しいニュースです。
NOVO COMBOは、元SantanaのMichael Shrieveが中心となって組まれたグループで、メンバーには、セッション・ギタリストとして有名なCarlos Rios(Gino VannelliのBrother To Brotherでのギター・プレイは特に有名)、元Euclid Beach Band(Eric Carmenプロデュースによりアルバムを発表~国内盤も出ています)のPete Hewlett、そしてStephen Deesの4人で構成されてます。
この2ndは、1982年に発表された彼らの2ndアルバムで、サウンドは、若干軽めのハード・ポップといったところでしょうか。
やっぱりというか当然にして、Carlos Riosのギター・プレイは光ってます。
収録ナンバーは、
01 Animation Generation 05:32
02 Too Long Gone 03:51
03 Slow Fade 05:17
04 Keep Your Love Alive 03:28
05 Anyone Can See 04:10
06 Welcome Innervision 05:38
07 Chained Man 04:08
08 Follow The Love 03:53
09 She Runs 04:22
10 No Wonder 04:10
の10曲ですが、これに5曲のライヴ音源がボーナストラックとして追加されるようです。
02の"Too Long Gone",3曲目の"Slow Fade",04の"Keep Your Love Alive",06の"Welcome Innervision",07の"Chained Man"といったところですが、特に"Welcome Innervision"の出来は最高です。
Michael Shrieveのドラミングも結構良いし、Carlos Riosのギター・ソロが最高。
RENNAISSANCE RECORDSには既に予約を入れましたので、近い内に店頭に並ぶものと思います。
2017-02-22
CULVER KINGZ / THIS TIME (2016)

期待通りの内容で、ハードポップというよりもかなりAOR的なものでした。ゆったりとしたミディアム調のナンバーが結構収められております。
Michael Thompsonがギターのほか全ての楽器を担当し、ヴォーカルは、AOR・ハードポップバンドPublic Domainのリード・シンガーで、Marc Jordanなどのアルバムでバッキング・ヴォーカルを担当したBilly Trudelの2人のプロジェクトです。
収録ナンバーは、
01. Better Days 4:05
02. Chains Get Broken 4:33
03. Eyes of Barbados 4:29
04. Dirty Secret 4:22
05. Wan Chai Girl 4:13
06. R & B Love Song 4:59
07. This Time 4:20
08. Don't Take This Love 4:26
09. Forever 4:29
10. Coming Home Soon 4:51
11. You're Not Alone 4:12
となっております。
01こそギター・オリエンティドしたハードポップ調のナンバーですが、メロディはかなりいかしてますし、Michael Thompsonのギタープレイもかなりカッコ良く仕上がっています。
02はモロにAORしたナンバーで覚え易いメロディアスな一押しの曲です。
03もまさにAORといった感じの軽快な感じでメロディアスなお勧め曲です。
04はMichael Thompsonのスパニッシュ・ギターがいかしたメロディアスなバラード・ナンバーです。
05もメロディアスなバラード調のナンバーです。
06,もとてもメロディアスなAORしたバラード・ナンバーです。
07はMichael Thompsonの伸びのあるギターのトーンがとても素敵なメロディアスなバラード・ナンバーです。
08はミディアム・スロウのバラード・ナンバーです。
09はMichael Thompsonのアコースティック・ギターの音色がいかしたミディアム・テンポのメロディアスなナンバーです。
10もミディアム・スロウのバラード・ナンバーで、Michael Thompsonのギター・ソロも堪能できるものとなっております。
11もメロディアスなバラード・ナンバーです。
Michael Thompsonのファンであれば納得できる1枚ですし、AOR好きにもお勧めの1枚です。
私のお店にも、もちろん置いてあります。
新品未開封品で、価格は、2,100円となっております。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2017-02-05
SPEAK EASY / SPEAK EASY (1990)

他に、TOMMY NILSSONの1stとYEAH BOP STATION / UPFRONTの計3枚を交換で手に入れました。
このSPEAK EASYですが、AORファンからは、評価の高いアルバムです。
サウンドは、欧州的な湿り気というよりアメリカナイズされたメロディアスなAORのアルバムです。 ギター・オリエンティドした部分もあり、ハードポップ・ファンにも受け入れられる、そんなサウンドです。
収録ナンバーは、
01. Walk of Fame
02. What About Me
03. Miracles
04. Love Is a Riddle
05. Mr. Stranger
06. Slow Down
07. End of the Story
08. Run for Heaven
09. Love for Money
10. All the Roses
11. Cheater
ギターとキーボードがコラボしたHEART風のハードポップした01、アコースティカルでメロディアスなバラード・ナンバーの02、ギター・オリエンティドしたミディアム・テンポのメロディアスな03、ゆったりとした雰囲気のメロディアスな04、80年代AORしたメロディがいかした05、まさにHEARTを彷彿させる06、これぞAORといったアルバム一押しの07、出だしがプログレハードっぽいキーボードとシンセサイザーがいかした08、アップテンポのボードビル風ナンバーの09、ふたたびキーボードがいかしたメロディアスなバラード・ナンバーの10、ミディアム・テンポのメロディアスな11、と中身も良くできたAOR,ハードポップのアルバムです。
お店にアップしました。
激レア盤ということで、価格も若干高めの6,800円となりますが、ご興味のある方はどうぞ。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。