2022-08-13
PAGE 99 / PAGE 99 (2021)

アルバムの主は、PAGE 99というプロジェクトで、中心人物はアメリカ人マルチプレイヤーのJohn H. Nixonなる人物で、プロジェクト名は、、PAGESとTOTOにちなんだとのこと。
アルバムの主は、ジャケットににはトリビュートミュージシャンとして、Jeff Porcaro、Steve Lukather、Jay Graydon、Richard Page、David Foster、Abe Laboriel、David Hungate、Leland Sklar、Boz Scaggs、Michael McDonald、Marc Jordan、Kenny Loggins、Steve Gadd、Jerry Hey、Greg Phillimganes、Michhael Omartian、Louis Johnsonといった錚々たるミュージシャンが名を連ねております。
もうこれで、AORファンであれば、このアルバムの内容を期待してしまうというものです。
まさにそのとおりで、最近聴いたAORアルバムの中ではピカイチです。
PAGE 99 / PAGE 99
01 Fantasy World
02 Harmony
03 Sunrise On The Water
04 Nothing You Can Do About It
Composed By – David Foster, Jay Graydon, Steve Kipner
05 Finally Been Forgettin’
06 Show Me
07 September
08 Who’s Right, Who’s Wrong
Composed By – Kenny Loggins, Richard Page
09 Must Be The Weather
10 While The Music’s On
11 Lea
Composed By – Steve Porcaro
12 Show Me (Acoustic Mix)
Bass – Bill Salisbury
Guitar – Andrea DiPuccio
Lead Vocals, Backing Band, Guitar – Duane Allen Harlick
Lead Vocals, Backing Vocals – Russ Fitzpatrick
Lead Vocals, Backing Vocals, Guitar, Bass, Keyboards, Percussion – John H. Nixon
Producer, Arranged By, Mixed By, Mastered By – John H. Nixon
01からまさに80年代AORスタイルのナンバーで、バックのギター・ソロはJay Graydonを彷彿するプレイ、軽やかでメロディアスな02も最高にいかしてます。Steely Dan風のメロディアスなAORナンバーの03、04はもちろんAirplayのカバーで、ほぼオリジナルに中期綱アレンジで、出来もさすが、01同様80年代AORスタイルの05もおススメ、ゆったりと流れる06はメロディアスなバラードナンバー、07は、03以上にSteely Danしたナンバー、Pagesのカバーの08は、オリジナルには及ばないものの結構良く出来たナンバー、軽快なタッチのメロディアスな09,Dane Donohue風の10もおススメ、TOTOのカバーの11もオリジナルには敵わないですが、かなり良く出来てます。アコースティカルな12も味わいがあります。
80年代AORスタイルのど真ん中のこのアルバム、AORファンであれば、「買い」でしょう。
スポンサーサイト
2022-07-24
David Hungate / Souvenir (1990)

そのアルバムとは、David Hungateが1990年に発表した"Souvenir"です。
収録ナンバーの半分くらいは、Randy Goodrumとの共作で、Jeff Porcaro、Steve Lukather、Shane Keister、Randy Goodrum、Chet Atkinsなどといったミュージシャンが参加しております。
ベーシストのソロ・アルバムということベースの音がビンビンしたサウンドをでは?と思われますが、このアルバムは、フュージョンといった感じではなく、あくまでもスムースジャズした内容です。
David Hungate / Souvenir
01 Lament
02 Going Home Again
03 Souvenir
04 Dreamland
05 Only A Heart Can Know
06 Third Stone From The Sun
07 Morning Long Ago
08 A Perfect Love
09 The Leap
Acoustic Guitar – Robin Crow
Bass – Bob Babbitt (曲: 7)
Bass [4-String Bass], Bass [5-String Bass], Bass [8-String Bass] – David Hungate
Drum Programming – David Lawbaugh
Drums – Jeff Porcaro, Larrie Londin
Electric Guitar – Steve Lukather
Electric Piano [Rhodes Piano Fills] – Clayton Ivey (曲: 9)
Electric Piano [Rhodes Piano] – Shane Keister (曲: 6, 7)
Flute – Sam Levine (曲: 6, 9)
Guitar – David Hungate (曲: 2)
Piano, Synthesizer [Synthesizers], Programmed By [Synthesizers Programming] – Randy Goodrum
Saxophone – Vince Andrews (曲: 1, 2)
Saxophone, Flute – Brandon Fields
Soloist [Guitar Solo] – Chet Atkins (曲: 4)
Synthesizer – Shane Keister
Vocals [Vocal] – Randy Goodrum (曲: 3)
Producer [Produced By] – David Hungate (曲: 1 to 9), Randy Goodrum (曲: 1, 3, 5, 8, 9), Robin Crow (曲: 2, 4, 6, 7)
Vince Andrewsのサックスの音色が心地良いゆったりとした感じのスムースジャズ・ナンバーの01はオススメ、フェンダーピアノとDavid Hungateのベースプレイのコラボが最高のメロディアスなバラードの02、Randy Goodrumのヴォーカルが光るAORナンバーの03、Chet Atkinsのギター・ソロがいかしたメロディアスな04、ライト・タッチなスムースジャズ・ナンバーの05、バックのピアノの音色が美しい06、メロディアスでポップに仕上がった07もおススメ、再びサックスが良い仕事をしている08、軽快感が漂う09(ギターはSteve Lukatherか?)と、結構味わいのあるアルバムです。
このアルバムの邦題は「愛の贈り物」というタイトルですが、まさにそんな感じのアルバムです。
2022-07-23
James House / The L.A. Tapes: Classic Rock Years (2022)

今回Melodic Records Classicsから、彼の携わった映画のサウンドトラック・ナンバーの音源とセットで"The L.A. Tapes: Classic Rock Years"として2枚組のアルでリ・イッシューされました。
このJAMES HOUSEですが、私は1stアルバムしか知りませんでしたが、結構アルバムを発表しております。それも2ndアルバム以降はカントリーシンガーとして発表しているようです。
1stでは、Dennis Belfield, Jimmy Haslip, Mike Baird, Rick Derringer, Steve Khan, Alan Pasquaといった当時のAORアルバムで良く目にするミュージシャンが脇を固めており、ウエスト・コースト系の若干ハードなAORアルバムに仕上がっております。
James House / The L.A. Tapes: Classic Rock Years
James House (1983)
1-1 Cool Boy In Spain
1-2 Outside
1-3 Steal Your Love Away
1-4 Wait For Me
1-5 Hot On Your Tail
1-6 Jude
1-7 Bittersweet
1-8 Talk To My Machine
1-9 The Edge
The Soundtrack Cuts (1985-1989)
2-1 Bad Mistake
2-2 Flesh On Fire
2-3 You Better Wait
2-4 Time Enough For Love
2-5 Listen To My Heartbeat
2-6 The Seeker
2-7 Leave My Heart Alone
2-8 I'm In It For Love
2-9 All The Money In The World
2-10 Million Dollar Mystery
2-11 Goin' For The Gold
2-12 Born To Race
2-13 Medley: The American Dream / Gleaming The Cube / Running Out Of Time
Disc 1はアナログ・ディスクは所有しておりますが、当時はあまり聴き込んだ記憶はありません。まぁそれほど印象に残らなかったということですが、今聴き直すと前段で述べたとおりウエスト・コースト系の若干ハードなAORアルバムに仕上がっており、そこそこ聴けるかな?といった感じです。
でも、今回のリ・イッシューはとても素晴らしいです。とにかく、Disc 2に収められているナンバーの数々がかなりいかしてます。
James Houseがサウンドトラックとして録音した音源ですが、Stan Bushなどに通ずるメロディアスで若干ハードなAORナンバーばかりです。これは聴き物です。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で、価格は3,200円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2022-07-17
PIONEERS / IN A STATE OF ROCK (1984)

このアルバムも最近話題となっているノルウェーのレーベルNorske Albumklassikereからのリ・イッシューとなります。
ジャケット・デザインはご覧とおりかなりダサいですが、さすがSTAGE DOLLSの前身バンドだけあって、メロディアスな、ハードポップ、ハードロックのアルバムに仕上がっております。
STAGE DOLLファン、メロディアス・ハードロックのファンであれば聴いてみるべきアルバムです。
PIONEERS / IN A STATE OF ROCK
01 Hi' Energy 5:05
02 Annie 3:44
03 Walk In The Moonlight 4:33
04 Pioneers 4:54
05 With A Girl Like You 4:19
06 Today 3:39
07 Pictures Of You 4:48
08 Number One 3:38
09 Good Night 2:16
Bass – Morten Skaget
Drums – Steinar Krokstad
Guitar – Torstein Flakne
Keyboards – Bård Svendsen
Tambourine – Rune Nordal
Vocals – Knut J. Dahle
Producer – Bjoern "Spector" Nessjoe, Eirik Wangberg (曲: 4, 5, 9)
メロディアスでポップに仕上がった01は、このアルバムの内容を十分期待させてくれす最高にいかしたナンバーです。スペーシーな感じのメロディアスなハードポップ・ナンバーの02、メロディアスでポップなAORナンバーの03もおススメ、サウンドにキレがるメロディアスな04もなかなかの出来、ブギー調のポップな05、ポップな仕上がりの06、アメリカンな感じの07、キーボードとギターがコラボしたメロディアスな08、メロディアスなバラードの09なんかもおススメ、といった感じでとても良く出来たアルバムです。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品(シールド無し)で、価格は、3,100円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2022-07-04
SPARKLANDS / TOMOCYCLUS (2013)

レーベルはAVENUE OF ALLIESで、AORやハードポップ系のサウンド・スタイルのバンド、ミュージシャンを抱えておりますが、このSPARKLANDSも80年代のメロディック・ロック・スタイルのアルバムで、出来としてはそこそこといったところで、私を含め、80年代メロディック・ロックがお好きな御仁であれば気に入っていただけるアルバムだと思います。
そうですね、BADENCLISHとかGIANTといったアダルトなハードポップ、メロハーのアルバムです。
SPARKLANDS / TOMOCYCLUS
01. The Game
02. Skyline
03. Joanne
04. Oasis
05. Shattered Dream
06. Afterlife
07. State of Mind
08. The Feeling Has Gone
09. Sparklands
10. Let Sparks Fly
11. Lost In Space And Time
12. Let It Out
13. Open Your Eyes
14. Tomocyclus
Thomas Riekerk lead and backing vocals
Robert 'Ty' Riekerk acoustic, electric guitars, keyboards
Simon Gitsels synthesizers, keyboards
Minco Eggersman drums, percussion, synthesizers, keyboards
Martijn Groeneveld synthesizers, keyboards
ギターのトーンがいかした音にキレがある01,80年代メロディック・ロックしたおススメの02、メロディアスなAORナンバーの03、ギターオリエンティドのメロディアスなハードポップ・ナンバーの04もおススメ、アコースティカルなメロディアスなバラードナンバーの05、ポップに仕上がった06、ミディアム・スロウのメロディアスなAORナンバーの07、ギターのトーンがいかしたメロディアスなインストナンバーのバラードの09もかなりのおススメ、ミディアム・テンポのメロディアスな10、再びアコースティカルなナンバーの14など、80年代メロディック・ロック・ファンの方であれば気に入っていただけるアルバムだと思います。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で、価格は、2,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。