2006-07-06
David Bryan / On A Full Moon... (1995)

ピアノのオール・インストルメンタル・アルバムです。アプローチとしては、とても面白いアルバムだと思います。
アコースティック・ピアノが主体となっていて、Davidが求めたには、おそらく、David Foster的なところだと思いますね。
ピアノの演奏も上手ですし、イージー・リスニング的でもありますし、ニューエイジっぽくもありますので、結構癒されるアルバムだと思います。
Amazonでの評価では、「映画のサントラのように単なる情景説明的な曲も多く,個人的な趣味の域を脱してはいない。」とありますが、逆に「映画のサントラのように単なる情景説明的」で、どこがいけないの?と思ってしまいます。
奏でるピアノにも表現力もありますし、当然、クラシックの素養はありますので、本当にピアノは上手です。
収められている楽曲は、David Bryanの自作のものです(ラスト・ナンバーの15曲目の"In These Arms"はBon Joviのナンバーで他の人との共作)。
全曲、流れるようなピアノの音がとても素敵だと思います。
13曲目の"Up The River"はモロニューエイジ・ミュージックです。
14曲目の"Netherworld Waltz"はヴァイオリン・ソロとサックス・ソロが入ったナンバーで、曲全体がブルージーな感じで、この曲は他の曲に比べちょっと異質ですが、曲の出来はとても良いと思います。なお、サックス・ソロは、Edger Winterです。
ラスト・ナンバーの"In These Arms"は先にも書いたとおりBon Joviのナンバーですが、このアルバム唯一のヴォーカル・ナンバーとなっております。ピアノの弾き語りのアコースティック・ナンバーに仕上がっております。
こんなCDを聴くのもたまに良いかも。
なお、このCDも昨日輸入盤の新品を500円で仕入れたものです。Amazonを見ますと国内盤も出ていたようです。
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