2006-07-16
First Child / Souvenirs (2005)

この専門店は「ROCKS」という名前のお店で、ちょくちょく行きます。
これだけ、HR/HMのアルバムが揃っているお店はもちろん北海道では他にありませんし、国内でもそこそこでしょうね。
特に欧州産のメロディック・ロック系、ゴシック・メロデス系、ブラック・ヴァイキング系など各種アルバムが揃っております。
中には見たこともないようなものまであります。少なくともAOR HeavenやTarget Recordsに置いてあるようなものは、ほぼ取り揃えております。
大体の価格は2,300円前後ですから、結構良心的かも。
ここに行く時は、何か珍しいものが入荷していないかな、と思って行くことが多いのですが、それで見つけたのが今回紹介するアルバムです。
以前にも、「GRACIA」という美人女性ヴォーカルのCDを見つけ、これがとても良かった、ということがありました。
本日紹介します"FIRST CHILD"というバンドも女性がヴォーカルを担当しております。
ジャケットに写っている女性がそうだと思いますが、胸の膨らみが思わずそそります。
裏のジャケットを見ますとベース・ギターを抱えておりますので、ヴォーカルとベースが担当なのかも。
女性で、ヴォーカルとベースを担当といえば、もちろん、SUZI QUATROを思い出しますが、このFIRST CHILDの音もかなりポップですが、SUZIよりもハードで、かなりいけていると思います。
サウンド・スタイルは、私の大好きなVIXEN風ですので、すんなり入ってきました。
1曲目の"Shakedown"は最高にポップで適度にハードで、メロディアスです。このナンバーはとても良く出来た曲で、お薦めですね。
2曲目の"Manipulation"でのヴォーカルは結構力強く、このナンバーもそこそこいけます。
3曲目の"Whole Lotta Love"はLed Zeppelinのカヴァーです。アレンジもあまり変えておらず、バックのギターはほぼそのままみたいな感じです。耳に慣れているナンバーですのでが、女性ヴォーカルということで、若干新鮮さも感じます。
4曲目の"Barricade You"はメロディアスな産業ロック調のナンバーで、かなり良い曲に出来上がっていると思います。
5曲目の"Cold As Ice"はForeignerのナンバーとタイトルは同じですが彼らのオリジナル・ナンバーです。これは、メロディアスなバラード・ナンバーです。お薦めの1曲です。
6曲目の"S.O.S."は1曲目にも通ずるポップなハードロック・ナンバーです。
7曲目の"Fires Of Love"も産業ロック風のバラード・ナンバーで、バックの演奏もなかなかです。メロディもそこそこです。
9曲目の"Pin-Up Girl"もポップなナンバーです。
10曲目の"Lonesome Town"はカントリー歌手のRicky Nelsonのカヴァーですが、このも仄かにカントリーの匂いを感じさせますが、かなり、メロディアスなナンバーに仕上がっており、バックのギターの音が堪りません。
11曲目の"Take Off All Your Clothes"もメロディアスなロック・ナンバーでお薦めです。
ラスト・ナンバーの12曲目"Souvenirs"は口笛の音から始まるメロディアスなバラード・ナンバーです。
このFIRST CHILDですが、バンドメンバーとかの紹介やレコーディング・スタジオなどのクレジットがCDに記載されておりませんので、どこの国のばんどか判りません。
CDの発売はドイツですので、ドイツのバンドかなとも思いますし、ジャケットの写真を見ますと、イギリスの国旗が背景にもなっていますので、イギリスかも。
何れにしても、ネットでもこのジャケットは見たことがなかったことと女性ヴォーカルということで、思わず購入してしまいました。
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