2006-07-18
Sky / Sky 2 (1980)
最近になって、SkyのアルバムがCDになっているのがわかりました。
この2ndと合わせて1stも2005年にCD化されていたようです。
Skyは英国のインストル・メンタルのバンドで、1979年に1stアルバムを出しております。
メンバーは、John Williams (Guitar)、Kevin Peek (Guitar)、Francis Monkman (Keyboard)、Herbie Flowers (Bass)、Tristan Fry (Drums)となっております。
John Williamsは今だ現役で、クラシック・ギターの第一人者ですし、Kevin Peekはセッション・ギタリストとして、過去沢山のアルバムに参加しております。また、Francis Monkmanは、元は、かの有名なプログレ・バンド"CURVED AIR"の一員でした。Herbie Flowersも今はセッション・マンとして、沢山のアルバムに参加しており、George Harrisonのアルバムにも参加しておりました。
そんなプロ・ミュージシャンの集合体であるSkyですが、そのサウンドを一言でいうと、プログレッシヴ・ロックです。
プログレと聞くと、PINK FLOYD、YES、KING CRIMSONなんかを思い浮かべてしまいますが、そこにあるのは、どこか東洋的な雰囲気を持っており、サウンド的には、JAZZやNEW AGEっぽい部分もあります。また、クラシックをアレンジした曲があったりで、とてもクロス・オーヴァーしたサウンドとなっております。
私が始めて彼らの音を聴いたのは、この2ndからですので、1980年のことです。
当時は、アナログ・ディスクで2枚組のアルバムでした。
このアルバムからシングル・カットされたラスト・ナンバーの13曲目"Toccata"は、バッハが原曲ですが、アレンジも演奏もとても良く、この曲を聴いてアルバムを購入いたしました。
1曲目の"Hotta"は最高にいかしたプログレ・ナンバーで、この曲はCAMELなどのプログレ・バンドを連想させてくれます。このナンバーはお薦めです。
2曲目の"Dance Of The Little Fairies"は少し跳ねたようなピアノの音がタイトルにピッタリとしています。メロディも綺麗で、出来も良いと思います。
3曲目の"Sahara"は、エスニックな感じがするナンバーです。途中から曲が転調してからのメロディアスなギターの音と、その後に続くギター・ソロは堪りません。
4曲目はFrancis Monkmanのペンによる4曲をメドレーにしたナンバーです。楽器の主体もキーボードですが、これに絡むギターの音もとても良いです。
5曲目の"Tuba Smarties"はHerbie Flowersのペンによるナンバーで、この曲では、HerbieはベースをTubaに持ち替えて演奏しております。George Harrisonのアルバムでも確かTubaを演奏していたと思います。
6曲目の"Ballet Volta"は、原曲はクラシックだと思いますが、John Williamsのアレンジとクラシック・ギターが最高です。
7曲目の"Gavotte And Variations"は、John Williamsのペンによるナンバーですが、クラシックのバロック音楽を聴いているようです。Francis Monkmanのチェンバロみたいに響くシンセの音がとても素晴らしいです。このナンバーも最高にお薦めの1曲です。
8曲目の"Andante"はヴィヴァルディの曲です。この曲でもJohn Williamsがアレンジを担当しており、彼の奏でるクラシック・ギターの音色はとても美しいです。
9曲目の"Tristan's Magic Garden"は、Tristan Fry のペンによるナンバーです。この曲では、Tristanのパーカッションとマリンバを聴くことできます。
10曲目の"El Cielo"では、再びJohn Williamsの、こんどはスパニッシュ・ギターを聴けます。この曲はどことなく映画のサウンド・トラックを聴いているようです。
11曲目の"Vivaldi"は、Darryl Way (ex Darryl Way & Wolf)のペンによるナンバーです。この辺の選曲はFrancis Monkmanによるものだと思いますが、メロディも最高のプログレ・ナンバーとなっております。この曲も素晴らしいですね。
12曲目の"Scipio (Part I & II)"は、Herbie Flowersのペンによる12分強の大曲です。クラシカルな雰囲気を持ったナンバーで、この曲もモロプログレといった感じです。12分あるナンバーですが、聴き所も沢山あり飽きることはありません。
ラスト・ナンバーの"Toccata"は先にも書きましたが、ヴィヴァルディの曲です、これは良く知られて曲ですし、アレンジも素晴らしいので、聴き応え充分のナンバーに仕上がっています。
なお、このアルバムですが、アマゾンでは、1080円という破格の値段で売ってますので、興味のある方はどうぞ。1080円以上の価値は充分あります。
この2ndと合わせて1stも2005年にCD化されていたようです。
Skyは英国のインストル・メンタルのバンドで、1979年に1stアルバムを出しております。
メンバーは、John Williams (Guitar)、Kevin Peek (Guitar)、Francis Monkman (Keyboard)、Herbie Flowers (Bass)、Tristan Fry (Drums)となっております。
John Williamsは今だ現役で、クラシック・ギターの第一人者ですし、Kevin Peekはセッション・ギタリストとして、過去沢山のアルバムに参加しております。また、Francis Monkmanは、元は、かの有名なプログレ・バンド"CURVED AIR"の一員でした。Herbie Flowersも今はセッション・マンとして、沢山のアルバムに参加しており、George Harrisonのアルバムにも参加しておりました。
そんなプロ・ミュージシャンの集合体であるSkyですが、そのサウンドを一言でいうと、プログレッシヴ・ロックです。
プログレと聞くと、PINK FLOYD、YES、KING CRIMSONなんかを思い浮かべてしまいますが、そこにあるのは、どこか東洋的な雰囲気を持っており、サウンド的には、JAZZやNEW AGEっぽい部分もあります。また、クラシックをアレンジした曲があったりで、とてもクロス・オーヴァーしたサウンドとなっております。
私が始めて彼らの音を聴いたのは、この2ndからですので、1980年のことです。
当時は、アナログ・ディスクで2枚組のアルバムでした。
このアルバムからシングル・カットされたラスト・ナンバーの13曲目"Toccata"は、バッハが原曲ですが、アレンジも演奏もとても良く、この曲を聴いてアルバムを購入いたしました。
1曲目の"Hotta"は最高にいかしたプログレ・ナンバーで、この曲はCAMELなどのプログレ・バンドを連想させてくれます。このナンバーはお薦めです。
2曲目の"Dance Of The Little Fairies"は少し跳ねたようなピアノの音がタイトルにピッタリとしています。メロディも綺麗で、出来も良いと思います。
3曲目の"Sahara"は、エスニックな感じがするナンバーです。途中から曲が転調してからのメロディアスなギターの音と、その後に続くギター・ソロは堪りません。
4曲目はFrancis Monkmanのペンによる4曲をメドレーにしたナンバーです。楽器の主体もキーボードですが、これに絡むギターの音もとても良いです。
5曲目の"Tuba Smarties"はHerbie Flowersのペンによるナンバーで、この曲では、HerbieはベースをTubaに持ち替えて演奏しております。George Harrisonのアルバムでも確かTubaを演奏していたと思います。
6曲目の"Ballet Volta"は、原曲はクラシックだと思いますが、John Williamsのアレンジとクラシック・ギターが最高です。
7曲目の"Gavotte And Variations"は、John Williamsのペンによるナンバーですが、クラシックのバロック音楽を聴いているようです。Francis Monkmanのチェンバロみたいに響くシンセの音がとても素晴らしいです。このナンバーも最高にお薦めの1曲です。
8曲目の"Andante"はヴィヴァルディの曲です。この曲でもJohn Williamsがアレンジを担当しており、彼の奏でるクラシック・ギターの音色はとても美しいです。
9曲目の"Tristan's Magic Garden"は、Tristan Fry のペンによるナンバーです。この曲では、Tristanのパーカッションとマリンバを聴くことできます。
10曲目の"El Cielo"では、再びJohn Williamsの、こんどはスパニッシュ・ギターを聴けます。この曲はどことなく映画のサウンド・トラックを聴いているようです。
11曲目の"Vivaldi"は、Darryl Way (ex Darryl Way & Wolf)のペンによるナンバーです。この辺の選曲はFrancis Monkmanによるものだと思いますが、メロディも最高のプログレ・ナンバーとなっております。この曲も素晴らしいですね。
12曲目の"Scipio (Part I & II)"は、Herbie Flowersのペンによる12分強の大曲です。クラシカルな雰囲気を持ったナンバーで、この曲もモロプログレといった感じです。12分あるナンバーですが、聴き所も沢山あり飽きることはありません。
ラスト・ナンバーの"Toccata"は先にも書きましたが、ヴィヴァルディの曲です、これは良く知られて曲ですし、アレンジも素晴らしいので、聴き応え充分のナンバーに仕上がっています。
なお、このアルバムですが、アマゾンでは、1080円という破格の値段で売ってますので、興味のある方はどうぞ。1080円以上の価値は充分あります。
スポンサーサイト