2006-07-26
Stan Bush / Stan Bush & Barrage (1987)

Stan BushがBarrage名義で1987年に出したものです。
Stan Bushは現在に至るまでかなりのアルバムを出しておりますが、その何れも今ではかなりレアとなっております。
Stan Bushはメロディ・マニアにとっては欠かすことのできなアーティストとなっております。私も彼の大ファンで、アルバムは全て所有しておりますので、私のHPで、その内特集でも組もうかと思っております。
その前のさわりということで、彼の2ndアルバムを本日紹介いたします。
このアルバムもメロディの宝庫で、私としては、このアルバムが2番目に好きです。
最も好きなのは、彼のデビュー・アルバムです。曲の良さでは、この2ndが一番ですが、1stに収められていた"It's Hot"があまりにも強烈でしたので、そういう意味で1stは特別です。
でも、この2ndでは、全曲捨て曲なしのメロディアスな良い曲ばかりが収められております。
その代表的なナンバーが2曲目の"Love Don't Lie"で、これはめちゃくちゃにカッコ良いバラード・ナンバーなんです。最初のギターの音と言いStan Bushのヴォーカルといい、もう申し分ないナンバーです。こんな良い曲ですので、House Of Lordsがカバーしたこの曲も最高の出来でした。
1曲目の"Temptation"もギターにキレがあるロック・ナンバーで、この曲はカッコ良いという表現がピッタリのナンバーです。
3曲目の"Primitive Lover"はギターのリフがとてもカッコ良いですが、それ以上にStan Bushのヴォーカルがとてもセクシーです。とてもポップなナンバーで、2曲目とは全く違うタイプの曲ですが、これも最高の出来です。
4曲目の"Heart Vs Head"もギター・ベース・ドラムスのそれぞれの音が最高にいかしたリズミカルなナンバーで、また、このナンバーもとてもポップです。
5曲目の"Crank That Radio"もとてもポップで親しみ易いロックンロール・ナンバーです。それにしてもStan Bushのヴォーカルは最高にいかしてます。
6曲目の"Gates Of Paradise"でのベースはとてもカッコ良いです。びんびん響きます。
7曲目の"Do You Remember"は、再びメロディアスなナンバーで、惚れ惚れします。この曲でも、もう言葉はいりません。
8曲目の"Take It Like A Men"でのギターも最高ですし、メロディもご機嫌のロック・ナンバーです。
9曲目の"The Touch"ではキーボードとシンセの音がとても良いです。このナンバーは1stに収められていた"It's Hot"を彷彿させてくれます。とてもキレがあるナンバーで、ご機嫌の1曲です。
ラスト・ナンバーの10曲目"What Is Love"もとてもメロディアスなバラード・ナンバーで、云う事なしです。
冒頭にも書きましたが、このアルバムは捨て曲なしの最強の1枚です。ただ、現在では、なかなか入手が困難で、あまり聴く機会が無いと思います。
でも、実は、アメリカのL.A. Recordsで、Stan Bushの全アルバムを入手出来るのをご存知ですか?
ただし、盤はCD-Rになりますし、ジャケットもパソコンで印刷したような代物ですが。
私の持っているCDは全てオフィシャルで出されたものですが、試しにこの2ndだけを購入したところ、そういうことがわかりました。
でも、このアルバムを一度も聴いたことが無い方にとっては、一度聴いてみる価値がある1枚です。
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