2007-08-26
Vital Escape / Escapism (1995)

メンバーは、Jack Cooke (Vo,G,Key)、Adrian Rose (B)、Chris Rose (Dr)の3人となっております。
とてもマイナーなバンドのアルバムですが、これが最高にメロディアスでいかしています。
一言で言うと、とてもアメリカナイズされたサウンドで、例えばBON JOVIスタイルと言って良いかも知れません。
以前、ドイツの中古ショップに出ていたのを見たことがありますが、結構な値段が付いてました。
1曲目の"Time And Money"はギターのリフがカッコ良いメロディックなナンバーです。
BON JOVIタイプのアメリカンロックした音作りとなっております。
2曲目の"Visions"もイギリスのバンドと思えないくらい、アメリカナイズされた音で、ギターの音やドラムスなんかはZZ TOPを思い出します。
3曲目の"Give It All Up"はメロディアスでポップなロック・ナンバーとなっております。
歌も結構上手いですし、バックの音がしっかりしてます。
4曲目の"Only Your Love"はこのアルバムの一押しのナンバーです。
メロディアスでかなり良く出来たバラード・ナンバーです。
メロディックロックのファンにとっては、このナンバーは聴きものです。
5曲目の"Silent World"は洒落たアレンジでバックの音がいかしてます。
6曲目の"One And One"はハードにドライヴィングしたギターがカッコ良い軽快なナンバーです。
7曲目の"The Last Chance"はメロディアスな産業ロック調のナンバーです。
メロディアス度も抜群です。
8曲目の"Someone Somewhere"は再びメロディアスなバラード・ナンバーで、バックの音も4曲目に似ております。
9曲目の"One Small Step"はバックの音は良いけど、メロディがイマイチです。
ラスト・ナンバーの10曲目"Here To Stay"はバックの音がちょっとばかりハードですが、これぞメロディック・ロックといった趣のナンバーです。
このVITAL ESCAPEですが、冒頭にも書きましたが、とてもアメリカナイズされたサウンドで、とてもイギリスのバンドとは思えないですね。
それに、メロディもいかしているし、かなり良く出来たアルバムだと思いますね。
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