2011-10-31
STEPHEN CRANE / KICKS (1984)

未CD化のアルバムで、AOR本にも紹介されていたStephen Craneの1984年のアルバム"KICKS"です。
内容的には、産業ロック、ハードポップしたサウンドですが、Steve Lukatherがプロデュースし、TOTOの面々が参加したということで、AOR本に掲載されたのだと思います。
Stephen Craneはシンガー・ソングライターでベーシストでもあります。
ハスキーな声質で、Steve Lukatherがプロデュースしたということもあり、メロディアスな産業ロック、ハードポップのアルバムとなっております。
同じSteve Lukatherプロデュース作品にi-TENがありますが、出来としてはi-TENの方が数段上でしょうね。
それでも、結構いかしたナンバーも収録されており、1曲目の"Headed For A Heartbreak"はメロディアスでポップな覚えやすいメロディを持ったハードポップ・ナンバーでヒット性も高いです。
4曲目の"All My Love"はメロディアスなバラード・ナンバーで聴きものです。
5曲目の"Victims Of Love"はSteve Lukatherのギターがとてもいかした若干ハード目ですがとてもポップなナンバーです。
6曲目の"I Can't Wait"なんかは当時のTOTO風のナンバーです。
7曲目の"Back On My Feet Again"はキーボードとギターがコラボしたメロディアスな80年代のメロディック・ロックのとてもいかしたナンバーです。
その他のナンバーもSteve Lukatherが結構ギターを弾いており、サウンド・スタイルもTOTO風です。
ちなみに収録ナンバーは、
01 Headed For A Heartbreak
02 Joanne
03 Kicks
04 All My Love
05 Victims Of Love
06 I Can't Wait
07 Back On My Feet Again
08 I'll Take Care Of You
09 Sooner Or Later
10 Crying Don't Look Good On You
このコレクターズCD-Rですが、おそらくアナログ落としだと思いますが、音は結構良いです。
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、コレクターズCD-Rですがお取り寄せいたします(ただし、ジャケットの装丁は家庭用のプリンターで印刷したものよりちょっとばかりましといった感じです)。
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2011-10-30
Mary Lu-Zahalan / ZAHALAN (1990)

カナダの女性シンガーMary Lu-Zahalanが1990年に発表したアルバム"ZAHALAN"です。
内容は、Venus & Mars、Heart、Holly Knightなどに通ずるメロディアスなAOR、ハードポップです。
Zahalanは1976年のミス・カナダで最終選考に残った美貌の持ち主で、ヴォーカルもオーソドックスで歌もかなり上手なアーティストです。
このアルバムの参加ミュージシャンは、
Mary Lu-Zahalan vocals
Matthew Gerrard bass
Michael Landau guitar
Asher Horowtiz guitar
Dave Tyson keyboards
Rhett Lawrence synthesizer
Tom Keane keyboards
Ashley Mulford guitar
Paul Hannah drums
Gerald O'Brien keyboards
John Sheard keyboards
Christopher Ward backing vocals
Eddie Schwartz backing vocals
で、結構気になるミュージシャンが参加しております。
David Fosterがプロデュースを担当しているようです。
収録ナンバーは、
01. I Can't Forget About You
02. Fallen Angel
03. A Long Way From Loneliness
04. Letting Go
05. Soulstar
06. While We're Still Young
07. I'm Holding Onto My Heart
08. It Must Have Been Your Heart
09. Don't Come To Me
の9曲です。
メロディアスなハードポップ・ナンバーの01、キーボードとギターがコラボした80年代産業ロックの02、キラキラ・キーボードとギターのブレンドが絶妙なミディアム・テンポのメロディアスなパワー・バラード風の03、ミディアム・スロウのメロディアスなバラード・ナンバーの04、メロディアスなAORナンバーの05、いかにも80年代を感じさせる産業ロックの06、ヒット性の高いメロディアスなAORナンバーの07、サックスの音色が心地よいメロディアスなモロにAORした08、そしてEddie SchwartzがオリジナルでBobby Barthもカヴァーしている一押しの09、とほぼ捨て曲が無い強力な1枚です。
冒頭に5桁を超える激レア・アルバムと紹介しましたが、もちろん私が持っているのはオフィシャルではなく、このブログでも何度か出ているVinyl ReissuesのコレクターズCD-Rです。
ご興味のある方がいらっしゃれば、コレクターズCD-Rで良ければ取り寄せいたします(価格2,400円)。
2011-10-29
Bobby Caldwell / Bobby Caldwell (1978)

それまでは、City Musicと言われていたと思いますが、私が思うに、このBobby Caldwellの1st、Boz Scaggsの1977年作"Down Two Then Left"辺りからだろうということで、1977年78年頃だったと思います。
私にとって、AOR3大アーティストと言えば、このBobby Caldwell、Boz ScaggsそしてBilly Joel(一部の評論家はBilly JoelをAORアーティストではないと言っておりますが)なんです。
70年代後半から80年代前半の彼らの活躍は本当に凄かったと思います。
で、彼らの発表したアルバムは、現在に至るものまで全て持っておりますが、やはりこの時期を超えるアルバムが発表されていないの残念です。
というか、時代も変わりサウンドが変化したというより、私の感性が変化したのかも知れません。
あの当時の彼らのサウンドがあまりにも印象が強かったせいかも知れません。
ですから、今でも引っ張り出して聴くののは、最近のではなく、当時のアルバムになってしまうのかも知れません。
本日紹介するのは、ミスターAORことBOBBY CALDWELLの大出世作であり、最高傑作のアルバム。
これ以降数々の良質なアルバムを発表するも、これを越えたアルバムは無し(こう思っているのは私だけではないと思います)。
こう断言出来るほど、このアルバムが出た時は鮮烈でした。
収録曲の"WHAT YOU WON'T DO FOR LOVE(風のシルエット)"が大ブレークする前に、アルバムジャケットが気に入って輸入盤屋さんで購入して、早速レコードに針を落として、1曲目の"SPECIAL TO ME"を聴いた時は、鳥肌が立つ思いでした。
この曲で一発でいかれました。
このアルバムの凄いところは、"KALIMBA SONG"を除く(?)全曲がシングルヒットしても良い位の曲の出来を持っていることだと思います。
ちなみに収録ナンバーは、
01 Special To Me 03:31
02 My Flame 04:12
03 Love Won't Wait 04:08
04 Can't Say Goodbye 03:32
05 Come To Me 02:53
06 What You Won't Do For Love 04:46
07 Kalimba Song 01:19
08 Take Me Back To Then 03:27
09 Down For The Third Time 04:47
となっております。
当時、本当に耳にタコができるくらい聴きまくったアルバムです。
AORの名盤です。
AORファンの皆さん、たまにゆっくりと耳を傾けるのも良いかも。
もちろん私のお店にも当然置いてあります。
2011-10-28
Boulevard / Into The Street (1990)

本作は、メロディにも磨きがかかり、全体の出来としては、1stを上回っております。
このアルバムでも、一押しは1曲目の"Talk To Me"で、メロディアス度抜群の産業ロック・ナンバーです。
曲の出来も最高で云う事ありません、のナンバーです。
2曲目の"Where Is The Love"も1曲目に負けないくらい良く出来たナンバーです。
出だしのギターがたまらないですね。
メロディアスなフックに満ちたナンバーで、お薦めです。
3曲目の"Lead Me On"もメロディアスな産業ロック・ナンバーです。
ただ、少しアレンジに凝り過ぎの感があります。
4曲目の"Eye Of The Hurricane"は3曲目と違い、曲の感じがストレートですね。
メロディも良いし、バンドのサウンドとしては、こちらの方ずっと良いですね。
5曲目の"Light Of Day"はメロディは良いと思いますが、アレンジが曲をつまらなくしています。
ちょっと、もったいないですね。
6曲目の"Crazy Life"はメロディアスなバラードタイプのミディアム・テンポのナンバーで、かなりいけてます。
お薦めの1曲です。
7曲目の"Rainy Day In London"はピアノの前奏から入るバラード・ナンバーです。
メロディアスですし、バックのピアノの音がとても良いですね。
このナンバーもお薦めです。
8曲目の"Where Are You Now"はこれも良く出来た産業ロック・ナンバーです。
このナンバーでの、David Forbesのヴォーカルもとても良いです。
途中のピアノ・ソロがとてもカッコ良く、メロディアス度もかなりあり、いかしたナンバーとなっております。
9曲目の"Need You Tonight"は1曲目と似たタイプのこれぞ産業ロックといったナンバーです。
BOULEVARDのサウンドを良く顕したナンバーで、かなりお薦めです。この曲でのサックス、とても良いです。
10曲目の"Eye To Eye"は音に歯切れがあり、とてもカッコ良く仕上がったナンバーだと思います。
バックのギターとホーン・セクションがいかしてます。
もちろん、このアルバムも私のお店でも取り扱っております。
2011-10-27
Boulevard / Blvd. (1988)

当時(1990年頃)、バンド名も知らず、もちろん中身も知らず、このCDをバーゲンで入れ(確か300円くらいだと思いましたが)、やった、と思ったアルバムでした。(まあ、ジャケットを見れば、買いのアルバムでしたが)
このBOULEVARDですが、この後、1990年に2ndアルバムの"Into The Street"を出してあえなく解散しましたが、彼らの奏でるサウンドは最高にメロディアスでフックに満ちたもので、これぞ産業ロックといった音です。
1988年のデビューですから、こういったサウンドは既に下火になっておりましたが、良くぞ出て来てくれたと思いましたね。
で、このアルバムの大プッシュ曲は1曲目の"Dream On"で、最高にメロディアスでフックに満ちた音を聴かせてくれる1曲となっております。
出だしのドラムスとギターの音で、完全にいかれてしまいます。
とても覚え易いメロディを持った曲で、その上、極上のナンバーです。
2曲目の"Far From Over"は、バラード・タイプのミディアム・テンポのナンバーで、メロディもかなりいけてます。この曲もお薦めですね。
3曲目の"Western Skies"もかなり良く出来た曲で、曲にメリハリがあるのが良いですね。バックのキーボードがとても良いです。メロディアス度も抜群です。
4曲目の"Never Give Up"はバックの女性コーラスが魅力的な洒落たセンスを持ったちょっとばかりファンキーなナンバーとなっています。この曲もなかなかの出来だと思います。
5曲目の"In The Twilight"は何となく壮大な感じのする曲ですね。途中の分厚いコーラスが特徴のメロディアスなナンバーです。
6曲目の"When The Lights Go Down"の出だしのドラムスはカッコ良いです。リズムに歯切れがあります。
7曲目の"Under The Moonlight"はバックのキーボードの音に特徴があるナンバーですが、曲全体はポップです。
8曲目の"You And I"もかなりメロディアスなナンバーでお薦めです。何となくゆったりと流れている、そんな感じの曲です。
9曲目の"Missing Persons"は、これぞ産業ロックという見本みたいな歯切れがあるメロディアスなナンバーです。なかなか良く出来た曲だと思います。
ラスト・ナンバーの10曲目"You're For Me"はバックのサックスがカッコ良いナンバーです。このバンドには、サックス専門のメンバーがいて、曲にある種アクセントを付けております。まあ、それが魅力の一つでもあります。
数年前まではレア盤でしたが、今は普通に買えるアルバムですので、産業ロック、ハードポップのファンの方で未だ聴いていらっしゃらない方は是非聴いてみるべきアルバムです。
もちろん、私のお店でも取り扱っております。
2011-10-26
BRAIAN McDONALD GROUP / DESPAERATE BUSINESS (1987)

現在もソロ活動しているBrian McDonaldの1987年に発表されたBrian McDonald Groupの1枚。
内容はかなりいかしたメロハー、ハードポップとなっております。
先ず、Beau Hillのプロデュースということで安心して聴けます。
全曲Brian McDonaldのペンによるアルバムで、その1曲目の"No Control"は、出だしのドラムスがカッコ良いハードロック・ナンバーです。Brianのヴォーカルも上手く、アルバム最初のナンバーとして持って来いの曲です。
2曲目の"These Are The Good Times"は出だしのギターがカッコ良いナンバーで、メロディもいかしてます。
3曲目の"This Lonely Heart"はピアノの前奏から入るパワー・バラードです。
メロディアスなナンバーでお薦めの1曲です。
4曲目の"Life Is A Desperate Business"はポップかつハードのナンバーで、好きですね、こういった曲。
途中のギター・ソロもカッコ良いナンバーです。
5曲目の"Back Home Again"はとてもメロディアスなハードロック・ナンバーです。
溌剌とした曲で、お薦めです。
6曲目の"Rockin' With The Boys"はメリハリのあるナンバーで、バックのドラムスの刻む音がとてもカッコ良いです。
7曲目の"Just Imagination"はこのアルバムの中でも良く出来たナンバーで、ポップさもあるメロディアス度抜群のハードロックです。
お薦めのナンバーです。
8曲目の"Stay With Me"はとてもメロディアスなバラード・ナンバーで、これもお薦めの1曲です。
このアルバムの中の一押しのナンバーです。
9曲目の"Everynight"は前奏がカッコ良いのです。
まあ、ポップではありますが、曲全体としてはちょっと面白みに欠けるかも。
ラストの10曲目"Highway Desire"は9曲目を払拭するナンバーで、キャッチーかつメロディアスなハードロック・ナンバーとなっております。
この曲もお薦めですね。
殆どのリ・イッシュー盤はほぼ全てといって良いくらいファースト・プレスでお終いですので、在庫が無くなれば再びレア化するのは必至です。
私のお店にもありますので、ご興味のある方はどうぞ。
2011-10-25
Jorge Santana / Jorge Santana (1978)

あまたのAORファン・FusionファンからCD化が切望されていた1枚です。
CD化された時は、結構話題となったアルバムですが、最近は全くといって良いほど話題にのぼりませんね。
Jorge Santanaはもちろんあの官能的ギタリストCarlos Santanaの弟君です。
もう1枚アルバムを出しており、そのアルバムもCD化されましたが、出来はこのアルバムに比べると天と地の差があります。
さすが、CD化された時に数多のAORファンの間で話題になったアルバムだけあり、1曲目から洒落たメロディのオン・パレードです。
その1曲目"Sandy"は、ファンキーですが、とても洒落たメロウなAORナンバーでこのアルバムの一押しです。
まず、この1曲でノック・アウトされること請け合いですね。
2曲目の"Tonight Your Mine"はラテン・フレーヴァー溢れるFusionタッチのナンバーです。
かなりいかしてます。
3曲目の"Darling I Love You"もギター・オリエンティドなFusionタイプの曲で、ファンキーなノリの良さがいかした曲です。
4曲目の"We Were There"はラテンの軽快なリズムに乗った曲で、とても雰囲気を感じさせる曲です。
5曲目の"Love You, Love You"もかなりノリの良いナンバーで、Jorge Santanaのギターのカッティングがとてもカッコ良い曲です。
6曲目の"Love The Way"は、それこそLight & Mellowっていった感じで良いですね。この曲はメロディアスで、Jorge Santanaのギターも最高です。
7曲目の"Oh! Tengo Suerte (Seychells)"は高中正義のペンによる曲です。
このアルバム自体がが夏っぽさを感じさせてくれますが、このナンバーがまさにそれで、伸びやかなJorge Santanaのギターが堪らない、とても良く出来たフュージョン・ナンバーです。
8曲目の"Nobody's Perfect"もJorge Santanaのギターのカッティングがいかした軽快なナンバーです。
Kincaid Millerのキーボードもなかなか良い味を出しております。
ご機嫌な曲です。
9曲目の"Darling I Love You"、10曲目の"Sandy"はそれぞれダンス・ミックスです。
AORファン、フュージョン・ファン納得の一枚です。
もちろん、私のショップにも置いております。
2011-10-24
Harlequin / RADIO ROMANCES

Harlequinにつきまして、この日本では、確か1982年の3枚目のアルバム"ONE FALSE MOVE"が初めて国内盤のアルバムとして発表されていたと思います。
そして、1980年の2ndアルバム"LOVE CRIMES"が1999年に初CD化され、つい最近イギリスのリ・イッシューレーベルRock Candy Recordsからリ・イッシューされております。
1stの"VICTIM OF A SONG"は1979年に、4thアルバムの"HARLEQUIN"は1985年に発表されました。
私が初めて彼らのことを知ったのは、1982年の3rdアルバム"ONE FALSE MOVE(邦題:「愛は危険な夢遊歩行」ってかなりおかしなタイトルですが)"で、これがモロに産業ロック、ハードポップしていて、当時かなりヘヴィ・ローテーしておりました。
本日紹介する"RADIO ROMANCES"というアルバムは、ドイツで出された10曲入りのベスト・アルバムです。
このアルバムのほかに、同じジャケット・デザインで14曲入りの"Greatest Hits"というベスト・アルバムも出ておりますが、もうどちらもレア化しております。
収録ナンバーは、
01 (It's) No Mystery 03:31
02 Innocence 04:21
03 Superstitious Feeling 03:48
04 I Did It For Love 03:31
05 Thinking Of You 04:24
06 Take This Heart 03:51
07 Sweet Things In Life 04:22
08 Survive 03:49
09 You Are The Light 03:44
10 Heart Gone Cold 03:42
の10曲が収録されております。
4曲目の"I Did It For Love"が3rdアルバム"ONE FALSE MOVE"からのテイクですが、これが最高にメロディアスでいかした産業ロック・ナンバーなんで、ホント云う事なしです。
2ndアルバムからの2曲目"Innocence"も4曲目の優るとも劣らないナンバーで、これもかなりいかしてます。
1曲目のの"(It's) No Mystery"はアルバム未収録のナンバーでこれもいかした産業ロック・ナンバーとなっております。
3曲目の"Superstitious Feeling"は3rdアルバムからのナンバーで、これもメロディアスな産業ロック・ナンバーです。
5曲目の"Thinking Of You"は2ndアルバムから。メリハリのあるサウンドでとてもカッコ良い曲です。
6曲目の"Take This Heart"は4thアルバムからのナンバーです。この曲もメロディアスなナンバーでお薦めです。
7曲目の"Sweet Things In Life"は1stアルバムからのナンバーで、バックのギターとリズム・セクションがカッコ良いナンバーです。
8曲目の"Survive"も1stからのナンバーで、ポップなサウンドを聴かせる曲となっております。
9曲目の"You Are The Light"も1stからのナンバーです。これは、かなりいかした産業ロック・ナンバーで、とてもいかしてます。
10曲目の"Heart Gone Cold"は3rdアルバムから。この曲も8曲目同様にポップです。
つい最近イギリスのリ・イッシューレーベルRock Candy Recordsからリ・イッシューされた1980年の2ndアルバム"LOVE CRIMES"ですが、発表前にAmazonで予約したにもかかわらず、未だ入荷せずですし、HMVでも入手困難となっております。
一体どういうことなんでしょうね。(もちろん、国内盤CDを持っておりますので、結果的に手に入らなくてもあまり問題はありませんが)。
私としては、1982年の3rdアルバム"ONE FALSE MOVE(邦題:「愛は危険な夢遊歩行」)"をCD化して欲しいと思っているのですが。
この"RADIO ROMANCES"は私のショップで取り扱っております。
ご興味のある方はどうぞ。
2011-10-23
FRA LIPPO LIPPI / DREAMS (1992)

Fra Lippo Lippiは、ノルウェー出身のデュオでバンド名の由来は、イタリアのルネサンス期の画家Filippo Lippiに捧げたRobert Browningの詩から拝借したそうです。
1981年に"In Silence"でアルバム・デビューし現在まで7枚のアルバムを発表しており、紹介する"Dreams"は1992年に発表された彼らの6作目です。
さすが、ノルウェーのデュオらしく、サウンドは哀愁を帯びたメロディアスなAORナンバーが収められております。
1曲目の"Thief In Paradise"を聴いた時、「いいじゃん、これ!」と感じましたね。とても軽快なポップなAORナンバーで、かなりいかしています。
2曲目の"Living In A Crazy World"は、イントロのキーボードがとてもメロディアスなスローなナンバーだけど、コーラスの部分がちょっとThe Beatlesっぽく、また、ギター・ソロや後半のハモンドオルガンがカッコ良く、この曲はたまらないですね。
5曲目の"Heart Of The Matter"はしっとりしたバラードで、とても素敵です。
6曲目の"Stitches And Burns"は、1曲目に似たタイプの曲で、この曲って、ほかのアーティストがカヴァーしてませんでしたっけ?最高にいかしたナンバーです。
タイトル曲でアルバムの最後を飾る"Dreams"は、イントロのハモンドが効果的な重厚なメロディーを持った曲です。
このアルバムはかなりいかしてます。
AORファンにとっては、要チェックですね。
既に廃盤となっており、レア化の兆しも。
もちろん、私のお店でも取り扱っておりますので、ご興味のある方は是非どうぞ。
2011-10-22
GTS / Tracks From The Dustshelf (1996)

ほんのりとウエスト・コースト・サウンドの香りがします。
GTSというバンド名は、彼らの頭文字(Greg Hart : Guitars、Toby Sadler : All Keyboards, Programming, Bass、Sam Blue : Vocals)からとったものでしょうね。
1曲目の"Endless"は、最初の部分がどことなくTOTOの"Rossana"に似た曲となっています。メロディアスな佳曲です。お薦めです。
2曲目の"You"は、ミディアム・テンポのメロディアスなナンバーです。産業ロックですね。これは。そこそこフックのある曲でお薦めです。
3曲目の"Baby Make Time"はしっとりとしたメロディを持った曲です。途中のギター・ソロもとてもいかしてます。
4曲目の"Marrianne"は、これぞ産業ロックといったメリハリのあるナンバーで、"Merrianne"というコーラスのサビの部分がとてもカッコ良い。サウンドにフックもあり、メロディアスなとても良い曲です。一押しです。
5曲目の"Turning Over Again"もまさに産業ロックした曲です。バックのギター・ソロがカッコ良いナンバーです。
6曲目の"Dream On"はバラード・ナンバーです。メロディがちょっと一本調子なのが、難といえば難です。後半のギター・ソロが良いの勿体ないですね。
7曲目の"Fascination"の始まりのギターはカッコ良いです。この曲の出来はかなり良いです。ギターとキーボードの絡み合いが最高です。これもかなりいかした産業ロックです。この曲も4曲目同様かなりお薦めです。
8曲目の"Hands Of Time"がこのアルバムの一押しのナンバーで、かなり良く出来た産業ロックのバラードです。メロディも最高でいうことなしです。マイナー調の曲で日本人の琴線に触れる、そんな感じの曲です。一聴の価値ありのナンバーです。
9曲目の"Love Like Fire"もこれぞ産業ロックといった感じの曲です。この曲はコーラスの部分が魅力となっております。
ラストを飾る10曲目のの"The Other Side"もいかした産業ロック・ナンバーとなっております。この曲でのキーボード・プレイは最高です。
産業ロック、メロディック・ロック・ファンの方には納得いただける内容となっていると思います。
既に廃盤となっておりますが、この1stと2ndの"TIME STOOD STILL"ですが、デッド・ストック物のCDが当店に入荷しております。
ご興味のある方は、是非どうぞ。
2011-10-21
KICK THE KANGAROO / BITS & PIECES (2003)

バンドとしては、すでに2枚のアルバムを出していて、このアルバムは、その2枚からのセレクトと新曲で構成されたアルバムで、ベストアルバム的なものとなっています。
覚えやすいメロディが魅力のバンドで、バックの演奏もそうですが、ヴォーカルのMichael Lundは、ホント、Donnie Vieそっくりの歌い方(声質は違いますが)で、モロ、Enuff Z'nuffです。
といって、決してオリジナリティが無いわけではありません。そこには、やっぱり北欧を感じる部分があります。
全体を通し、甘めのメロディがほとばしっている感じです。
特に2曲目の"Last Kiss"は、出だしのハーモニーがBeach Boys風ですが、その後は、Enuff Z'nuffといった感じの曲で、お薦めの1曲です。
3曲目の"Human Inspiration"は、ミディアム・テンポの曲で、この曲もGOOD。
極めつけは、4曲目の"I Would Do Anything"で、メロディアスな最高のバラードです。Michael Lundのヴォーカルがいかしてて、これぞPower Popのバラードという感じがします。
6曲目の"Demons And Ghosts"も4曲目に負けないぐらいメロディアスなバラード・ナンバーで、バックのピアノがとても良い曲です。この曲も特にお薦めの1曲。
9曲目の"Perfect Day"は、これぞPower Popといった曲で、いかしたナンバーです。
ほかに、1曲目の"Something Else"、10曲目の"Think About The Rain"がお薦めです。
Enuff Z'nuffが好き、Power Popが好きといった方には、絶対興味を持っていただける1枚になること請け合いです。
もちろん、私のお店にも置いておりますので、ご興味のある方はどうぞ。
2011-10-20
ICE TIGER / Love 'n' Crime (1993)

雑誌"BURRN!!"にも取り上げられたアルバムでGOTTHARDやWHITESNAKEが引き合いに出され、「欧州/北欧系の叙情派ハードポップ」と評されております。
マイナー調のメロディアスなハードポップ・ナンバーは、まさに「北欧系の叙情ハードポップ」という感じですし、ブルージーなナンバーはWHITESNAKE風でもあります。
さすが、LONG ISLAND RECORDSで取り上げたアルバムだけあって、出来はかなり良いです。
メンバーは、Dave Crosby vocals、Graham Greene guitars、John Calabrese keyboards、Don Benson bass、James Pool drumsの5人です。
ヴォーカルのDave CrosbyはDavid Coverdaleに似ていると言えば似ているかもしれませんが、かなり上手いと思いますし、ギターのGraham Greeneもテクニックはかなりなものです。
また、John Calabreseのキーボードがとても叙情的でいかしてます。
収録ナンバーは、
01. Don't Say
02. Turn To Fantasy
03. All I Need Is A Friend
04. Lonely Heart
05. Castaway
06. Lovin' Crime
07. Paradise
08. Running For Cover
09. Little Runaway
10.Never Let Me Go
の10曲です。
01はギター・オリエンティドのWHITESNAKE風のメロディアスなハードロック・ナンバーで、カッコ良いという言葉がピッタリのナンバーです。
02はキラキラ・キーボードとギターのブレンドがいかしたメロディアスなハードポップのナンバーで、欧州的な湿り気がたまらないナンバーで、メロディ・マニア納得の1曲です。
03もバックのピアノの音色が美しいメロディアスなパワー・バラードのナンバーで、これまたお勧めの1曲です。
04は出だしのドラムスがいかしたミディアム・テンポのブルージーでメロディアスなナンバーで、これも若干WHITESNAKE風でしょうか。
05もサウンドにキレがある、とてもカッコ良いメロディアス・ハードロックのナンバーです。
06は、前半と後半はギターのカッティングがしゃれたミディアム・テンポの少しばかりジャージーで、中間部分はシャッフルしたナンバーで、曲全体がいかしてます。
ギター・プレイは最高です。
07は再びキーボードとギターがコラボした80年代メロディック・ロックしたメロディアスなハードポップ・ナンバーで、これもお勧めですね。
08もキラキラ・キーボードとギターのブレンドがいかしたミディアム・スロウ、ミディアムのメロディアスなハードポップのナンバーで、これまた出来はかなりなものです。
09はポップでメロディアスなハードポップしたナンバーで、これもいけてます。
10はギター・オリエンティドのメロディアスでカッコ良いナンバーです。
このICE TIGERの"Love 'n' Crime"ですが、ジャケット・デザインはダサいですが、ほぼ全曲捨て曲が無い強力な1枚で、メロディ・マニア必聴です。
私は最近このアルバムを仕入れましたが、おそらくこれはリプロ盤(コレクターズCD、プレス盤)だと思います。
ご興味のある方がいらっしゃれば、リプロ盤だと思いますが、お取り寄せいたします(予定価格2,200円)。
2011-10-19
DALTON / INJECTION (1990)

数年前にこれら2枚ともリ・イッシューされましたが、既に廃盤となり、またもや貴重盤となってしまいました。
本日紹介するアルバム"INJECTION"は彼らの2ndで、1stの"The Race Is On"は1987年に出されています。
個人的な感想ですが、出来はこの2ndの方が良く、とてもいかしたメロハーとなっています。
サウンド的にはBON JOVIに通ずるキャッチーで親しみ易いサウンドと言えます。
1曲目の"Go For It!"は、それこそBON JOVI風のメロディアス・ハードロックのナンバーで、キャッチーさ満点です。とても親しみ易いメロディを持った曲で、お薦めです。
2曲目の"Love Injection"はこのアルバムのタイトル・ナンバーで、特にお薦めの1曲です。最高にメロディアスです。おそらくこの曲がDALTONの中でも最高傑作でしょうね。思わず口ずさむことができてしまうメロディを持ったナンバーで、キャッチーさはピカイチです。ホント、ご機嫌な曲です。云う事なしですね。
3曲目の"Like An Angel"はシングル・カットされた曲で、こちらの曲もヒット性抜群の曲となっておりますが、シングル・カットするのであれば、もちろん2曲目の"Love Injection"でしょうね。
4曲目のLonely"はミディアム・テンポの曲ながら、かなりロックした曲となっています。メロディもそこそこで、この曲もお薦めです。
5曲目の"Love Hurts"はハード・ドライヴィングした曲で、とにかくカッコ良さが際立った曲となっています。これぞハードロックという感じのナンバーです。
6曲目の"Dressed To Kill"も5曲目と似たタイプの曲で、ハードながらメロディアスという曲です。好きですね、こういったナンバーは。
7曲目の"Why Don't You Love Me?"はバックのギターがとてもカッコ良い曲です。メロハーという曲はこんな曲のことを云うのですね。
8曲目の"Love Lie"はシンセがいかした産業ロック風のナンバーです。この曲も他の曲同様メロディはとても良いです。
9曲目の"Wild Tonight"はキーボードがカッコ良いハードロック・ナンバーです。もちろんメロディもね。
10曲目の"Heartbroken"はバラード・ナンバーですが、出来はイマイチといった感じで、私的にはちょっと不満といったところでしょうか。メロディアス度が足りない、そんな感じがします。
11曲目の"Comin' On Strong"は、メロディアス度も抜群のハードロック・ナンバーです。曲にメリハリもあり、かなり良く出来た曲で、お薦めです。
ラストの12曲目の"Wake You Up"もキャッチーでメロディアスなナンバーです。この曲もお薦めです。
DALTONの2ndアルバム私のお店に在庫がございます。
新品同様の状態です。
メロハー・ファンでまだお聴きになったことがない御仁がいらっしゃいましたら、是非どうぞ。
気に入ること間違い無しです。
2011-10-18
The Bee's Knees / BEES KNEES,THE / Pure Honey (1978/79 / 2004)

このアルバムは、かなりいけてます。
紹介されるだけあります。
ソフトにしてメロウ、最高にいかしてます。
実は、紹介されるまで知らなかったアルバムでした。
1978年79年ということですから、ちょうどAORに嵌っていた時期でしたが、失念してましたね。
まあ、当時としてもかなりマイナーなアーティストでしたので、それこそ知る人こそ知るといったアルバムだったのでしょう。
で、そのサウンドはといいますと冒頭にも書きましたが、一言で言ってしますと、Soft & Mellowです。
曲の作りも良く練られていて、メロディアス度も抜群で、メジャーなアーティストにだって全く負けておりません。
なお、このアルバムは彼らの2ndの"Pure Honey"に収められていた全曲と1stの"The Bee's Knees"からのピック・アップといっても8曲が収められているので、ほぼ2in1となっていて、お買い得のアルバムです。
1曲目の"Starry Eyes"は前奏がカッコ良いかなり雰囲気を持ったムーディーなナンバーです。メロディも最高で、一押しです。
2曲目の"Winnin' & Losin'もかなりいかしたAORナンバーで、こちらもお薦めの1曲です。メロディも最高ですが、雰囲気のあるヴォーカルがたまらないですね。
3曲目の"All My Love"もファルセット・ヴォイスのコーラース・ワークが最高です。この曲もメロディがいかした極上のAORナンバーです。
4曲目の"Slip Away"の曲の最初の部分のシンセとそれに絡むギターがとても素敵なナンバーです。全体の曲の感じはアップ・テンポですが、途中のスローなコーラス、さらに、この曲はバックの演奏、特にギター、ピアノ、シンセ、これらのパートが素晴らしいですね。
5曲目の"Smile"は一転して、ミディアム・スローなナンバーです。この曲もメロディいかしてます。途中のサックス・ソロが良いですね。
6曲目の"Rainy Night In Georgia"は、バックのサックスが魅力となっている1曲です。
7曲目の"Wasted"は、かなりファンキーなナンバーです。ソウルフルなヴォーカルがたまらない魅力の曲です。
8曲目の"You & I"も最高にメロディアスでスローなナンバーです。これぞAORといった曲で、こんな曲は彼女と二人きりで聴くと最高に雰囲気は盛り上がることでしょうね。
9曲目の"I Can See The Child"までが、2ndの"Pure Honey"に収めあられていたナンバーです。この曲はピアノ主体のバラード・ナンバーです。マスター・テープが古いせいか、音がちょっと歪んでます。曲の出来が良いだけに勿体ですね。
10曲目の"The Drifter"以降は1stの"The Bee's Knees"に収められていたものです。この1stの"The Bee's Knees"は全体的の雰囲気がKalapanaしていて、特にこの10曲目と11曲目の"She Gotta Go"はモロKalapanaです。
13曲目の"(Somewhere In The Middle Of The) Milky Way"も雰囲気ある曲です。コーラスがとても良いですね。
14曲目の"Carolina"の曲の最初のアコースティック・ギターがどこかThe Beatlesの"Julia"っぽく聴こえます。
16曲目の"The Child Is Father To The Man"は、とてもカッコ良いナンバーです。バックのギターの音がファンキーで、メロディは甘く、いかした曲です。
全体の出来としては、1曲目から9曲目までの2ndの"Pure Honey"の方が出来が良いですね。特に、この2ndは捨曲がありません。最高にいかしたアルバムだと思います。
当店でも取り扱っております。
YouTubeでの画像がありません。
著作権の関係で削除されているのかも。
2011-10-17
RICK LAINE / WHEN TIME WAS NOT (1994)

話題の主は、スイス人シンガーRICK LAINEが1994年に発表した唯一のアルバム"WHEN TIMW WAS NOT"です。
AOR・ハードポップと書きましたが、殆どがミディアム、ミディアム・スロウのメロディアスなAORナンバーで占められており、出来はかなりなものです。
メジャー・レーベルからの発売ではなく、殆どプライベート・プレスだったようで、この日本に何枚入ってきたのかわかりませんが、先ず見たことがないアルバムだと思います。
私が所有しているのは、例によってTime Warp RecordsのコレクターズCD-Rですが、CDからのコピーのようで、音は良いです。
ちなみにこのアルバムは、
Rick Laine - Lead Vocals, Backing Vocals, Keyboards
Andreas Nager - Guitars, Bass, Keyboards, Programming
Irene Gumpp - Backing Vocals
Daniela Lorenz - Harp
といったメンバーで録音されておりますが、知った名前はありません。
しかしながら、そのサウンドは、まさにAOR然としており、AORファンであれば、必ずや気に入るアルバムだと断言できます。
収録ナンバーは、
01 - When time was not...
02 - I don't wanna lose you
03 - Don't let me walk away
04 - She plays to win
05 - Call me
06 - Starting all over
07 - A little bit older
08 - Lady in white
09 - Alice (couldn't take it)
10 - Lorraine
11 - Cruel heart
12 - Take a walk in the rain
13 - Time (reprise)
の13曲です。
1曲目は短めながら、ため息がでそうなメロディアスなバラード・ナンバーです。
ミディアム・スロウののメロディアスな一押しナンバーの02、メロディアスなAORナンバー03、メロディアスなハードポップ調の04、メロディアスでポップな05、しっとりとした感じの06、アコースティック・ギターの音色が付くしい07、Rick Laineのヴォーカルが光る08、メロディアスでポップな産業ロック風の09、ギターとキーボードが程良くブレンドされたメロディアスな10、アコースティカルなバラードの11、アコースティカルでしっとりとした12、ピアノの音色が美しい短めのインストの13、と殆ど捨て曲が無い強力な一枚です。
AORファン納得のアルバムです。
Time Warp RecordsのCD-Rですが、ご興味のある方は、私のお店へどうぞ。
2011-10-16
Venice / Venice (1990)

プロデュースはあのDanny Kortchmarで、サウンドは骨っぽい音を聴かせてくれる産業ロック・AORとでもいいますか、なかなかのものです。
Kip LennonはいろいろなAORや産業ロックなどのアルバムで、バッキング・ヴォーカルを務めておりますので、この名前を耳にしたことがある方は多いと思います。
その1曲目"All My Life"は産業ロックっぽいナンバーで、幾分ハードめな感じのする曲です。なかなかカッコ良い曲でお薦めです。
2曲目の"Sacrifice The Fool"はこのアルバムの中でも一押しのナンバーで、とてもメロディアスな曲です。出だしのギターのイントロは最高です。この曲はとてもご機嫌なナンバーです。なお、このナンバーの作者は、Les Dudekです。
3曲目の"Mr.Lonely"はドラムのビートが効いたちょっとばかりファンキーなナンバーです。でも、曲全体はメロディアスです。
4曲目の"Change In The Season"はピアノの前奏から始まるメロディアスなバラード・ナンバーです。バックのリード・ギターはとても良いですが、もう少し、曲にフックがあれば、という感じもします。
5曲目の"Kaylee"はサウンドにメリハリがあるカッコ良いナンバーです。特に、ドラムとギターがいかしてます。
6曲目の"Pushed Her Too Far"もピアノの前奏から入るバラード・ナンバーですが、こちらの方が4曲目に比べると出来は良いと思います。
7曲目の"Time"は、これがまたカッコ良いロック・ナンバーです。少し音はハードですが、とてもロックした曲です。バックの演奏がたまらないですね。個人的には、かなり気に入っているナンバーです。
8曲目の"Ocean"はメロディアスな産業ロック・ナンバーです。この曲でも、ギター・ソロがとても素晴らしいです。Danny Kortchmarも参加しています。
9曲目の"People Laugh"はアコースティックなバラード・ナンバーです。曲の後半部は盛り上がりますが、前半は単調な感じがして、いまいちかな。まあ、もともとアコースティックなサウンドはあまり好きじゃないので、そう感じるのかも。
10曲目の"Save The Legion"はアメリカン・ロックっぽい音のナンバーで、まあまあの曲だと思います。
11曲目の"Hideaway Hill"はこのアルバムの中で、最も良く出来たバラード・ナンバーで、ウエスト・コースト風のかなりAORを感じさせる曲となっています。
ラストの12曲目"Ball & Chain"もアメリカン・ロックを感じさせる曲ですが、いかんせんメロディにちょっと難がある、というか、あまり面白いナンバーではないですね。
2曲目、11曲目などはホントに良いナンバーで、アルバム全体のレベルも平均以上だと思います。
産業ロックやAORファンには、お薦めの1枚です。
既に廃盤となっており、レア化の兆しもあります。
当店でも取り扱っております。
ご興味のある方は当店まで。
2011-10-15
VIXEN / VIXEN (1988)

DVDの内容は、VH1.com (MTV Networks)のテレビ番組の「Band's Reunited」、1991年のドイツ公演さらにVIXENのビデオ・クリップを収めたものです。
「Band's Reunited」は、タイトルどおり解散したバンドをこのプログラムだけのために再結成させるという企画物です。
過去に、ABC、Berlin、Extreme、Frankie Goes to Hollywood、Kajagoogooなどのバンドが出演しておりますが、基本的にはオリジナル・メンバーでの再結成を目指した番組ですが、殆どのバンドは、そうはならなかったようです。
しかしながら、このVIXENについては、Janet Gardner - lead vocals, rhythm guitar、Jan Kuehnemund – lead guitar, backing vocals、Share Pedersen – bass, backing vocals、Roxy Petrucci – drums, backing vocalsの黄金のラインナップでの復活でした。
復活はは2004年で、オリジナル・メンバーでのVIXENは1991年に解散しておりますので、13年経過した4人を見ることとなったわけですが、さすが美女集団のVIXEN、かなり老けましたが、とてもカッコ良かったです。
私は、VIXENの大ファンで、特にギターのJan Kuehnemundが大好きですが、13年後でも最も美人だったのが、Share Pedersenのように思いました。
でも、13年後の"Edge Of A Broken Heart"のパフォーマンスは、とても良かったです。
VIXENは、 Vixen (1988)、Rev It Up (1990)、Tangerine (1998)、Live & Learn (2006)と4枚のスタジオ・アルバムを出しておりますが、"Tangerine"ではJan Kuehnemundが抜けサウンドはダークになってしまいましたし、"Live & Learn"ではJan Kuehnemundだけがオリジナル・メンバーで新メンバーの容姿がイマイチでした。
やはり"Vixen"、"Rev It Up"の頃が一番輝いておりましたね。
本日紹介する1stアルバムは、プロデューサーにSpencer Profferのほかに、Richard MarxやDavid ColeそしてRick Neigherが担当しております。
このデビュー・アルバムは全米で50万枚を売り上げ、アルバム・チャートで41位となり、ゴールド・ディスクを獲得したアルバムです。
収められている楽曲もキャッチーなメロディな曲が多く、Richard Marxプロデュースによる"Edge Of A Broken Heart"はポップかつキャッチーさらにメロディアスなナンバーで、最高にいかしたナンバーです。
他に、"Cryin'"はJeff Parisがオリジナルですが、はっきり言ってオリジナルよりこのVixenの方がかなり良く出来てます。
この曲はシングル・カットされ、Vixenの出世曲となりましたが、曲の出来も良いですし、Janetのヴォーカルも最高です。
"American Dream"は私の大好きなギタリストの1人Jon Butcherのペンによる曲ですが、ここでのShareのベース・プレイは最高です。
さすが、バークレー・カレッジで音楽理論を学んだといった感じです。
Janのギター・プレイもとてもカッコ良いです。
"Desperate"はJanも曲作りに参加したパワー・バラード・ナンバーです。
Janetのヴォーカルがとてもいかしたメロディアスなナンバーです。
男性顔負けのJanのギター・ソロは最高です。
"Hell Raisers"は、若干ヘヴィなリフで始まる曲です。
Janetのヴォーカルは素晴らしいですし、バックの3人Jan、Roxy、Shareの演奏力の高さを証明する曲となっております。
ホント、すごいです。
"Love Made Me"はJanのギターのリフとソロがカッコ良いナンバーで、曲もキャッチーです。"Edge Of A Broken Heart"、"Cryin'"に負けないくらいの出来で、お薦めの1曲です。
"Cruisin'"もJanとJanetによる曲で、この曲でも、バックの3人の演奏は最高にカッコ良いです。
"Give It Away"はMichael Thompsonのペンによる曲で、ご機嫌なロック・ナンバーとなっています。
なお、このナンバーはオリジナルUSA盤と日本盤では、収録されている曲が違い、オリジナルUSA盤では、この曲の代わりに"Charmed Life"という曲が収められております。
この"Charmed Life"ですが、これもJeff Parisがオリジナルですが、Vixenの方がとても良く出来ていると思います。
2ndには、Janetのヴォーカル、Janのギター、Shareのベース、Roxyのドラムスどれをとっても最高にいかした"How Much Love"というメロディアスでキャッチーなナンバーやJanetの魅力あるヴォーカルがいかした静かなピアノから始まるバラード・ナンバー"Love Is A Killer"などとても良く出来たナンバーが収められております。
VIXENは最高のFemale Hard Rock Bandです。
2011-10-14
The Arrows / Talk Talk: The Best of The Arrows (1995)

彼らは、1985年に3rdアルバムの"The Lines are Open"をA&Mから、そして1995年に本日紹介する"Talk Talk: The Best of The Arrows"を"ROCK CLASSIC"シリーズの1枚としてLong Island Recordsから発表しました。
私が彼らを知ったのは、3rdアルバムからで、このアルバムは、当時、国内盤が出ており、それがきっかけでした。
当時は、産業ロック、ハードポップに嵌っており、3rdに収められている"Bad Reputation"を聴いて、このThe Arrowsの虜になってしまいました。
3rdアルバムを気に入ったものの、2ndは国内未発売だったため、この"Talk Talk: The Best of The Arrows"が発売されるまで未聴でした。
このLong Island盤は、The Best Of The Arrows"とタイトルされておりますが、2ndアルバム全曲と3rdアルバムの"Hampton Avenue"というナンバーを除いた全曲が収録された2in1のCDとなっております。
収録ナンバーは、
01 - Say It Isn't True
02 - Fallen Angel
03 - Meet Me In The Middle
04 - Never Be Another One
05 - Girl In 313
06 - Stand Back
07 - Enough Is Never Enough
08 - I Owe You
09 - Easy Street
10 - Heart Of The City
11 - Talk Talk
12 - Tell It To My Heart
13 - Bad Reputation
14 - I Can't Let Go
15 - Chains
16 - I Told You So
17 - Wild One
の全17曲となっております。
09までが2ndアルバムに、10以降が3rdアルバムに収められております。
シングル・カットされた01から美旋律の洪水といった感じで、キラキラ・キーボードとギターがコラボした、あの80年代メロディック・ロック、ハードポップです。
1stからは、01以外にも、03、04、09と4曲がシングル・カットされておりますが、どのナンバーもとてもメロディアスなものばかりです。
シングル・カットされませんでしたが、02なんかもメロディアスなAORナンバーでお勧めです。
3rdアルバムからは、10、11、15がシングルカットされ、11は彼らの代表的なナンバーともなっておりますが、極めつけはやはり13でしょう。
もう最強の産業ロック・ナンバーです。
当時、かなりヘヴィ・ローテーしていましたが、今でももちろん大好きで結構聴いております。
文句の付けようが無いナンバーです。
1stはリ・イッシューされましたので、手に入れることは出来ますが、このLong Island盤は2,000枚限定でしたので、もちろん今はレア化しておりますが、産業ロック、ハードポップのファンそしてAORファン必聴の1枚です。
現在、私のショップに置いてありますが、プラスチックの外箱とポスター風のブックレットが欠けたもの(もちろんジャケットと盤は良好)ですので、特価でご提供しております。
ご興味のある方はどうぞ。
2011-10-13
Rick Cua / WITHIN REACH (1991)

CCM (Contemporary Christian Music)といってもいろいろなジャンルのバンド・アーティストがおります。
ハードロック・バンドとして有名なのは、StryperとかGuardian辺りでしょうか。
日本では、AOR系のミュージシャンの方が良く知られているかも知れません。
Rick CuaはAORシンガーですが、サウンドは、結構アリーナ・ロック的です。
特に、本日紹介する1991年発表の7thアルバム"Within Reach"はJohn & Dino Elefanteによるプロデュース作品のせいか、ハードポップのファンからも気に入られそうなアルバムだと思います。
結構ギター・オリエンティドのメロディアスなハードポップ調のナンバーなんかも収められてろいます。
収録ナンバーは、
01. Message Of Love
02. Heaven Won't Stop The Rain
03. Somewhere Tonight
04. Stand Your Ground
05. Fifteen
06. Power Of The Lord
07. Big Gun
08. Keeper Of My Soul
09. Do It
10. Diamond Girl
の10曲が収録されております。
シングル・カットされた01なんかまさにハードポップ・ファンが喜びそうなアリーナ・ロック・スタイルですし、シングル・カットされたもう一曲02はAORファン納得のメロディアスなAORナンバーです。
03はミディアム・スロウのメロディアスでいかしたAORナンバーですし、04は音にキレがあるメロディアスなハードポップ調のナンバーで、これなんかも最高です。
05もハードポップ・ファンが喜びそうなキーボードとギターがコラボした産業ロックぽいナンバーです。
06はファンキーなゴスペル調のナンバーで、CCMミュージックを感じさせてくれます。
07もキーボードとギターにサックスが絡むメロディアスなハードポップ調のナンバーでいかしてます。
08はピアノの音色が心地よいメロディアスなバラード・ナンバーでAORファン納得の1曲です。
09はミディアム・テンポのメロディアスなAORナンバーですね。
10もファンキーな感じのメロディアスなハードポップ調のナンバーです。
私は、AORもハードポップもどちらも大好きですので、このアルバムはそのどちらも楽しめる好盤だと思っております。
さすが、John & Dino Elefanteプロデュースのアルバムです。
このアルバムも私のショップに置いてありますので、ご興味のある方はどうぞ。
2011-10-12
CLIMB / TAKE A CHANCE (1988)

おそらく数年前までは、殆ど見向きもされず、中古ショップで結構安い価格で売られていたものと思いますが、今じゃ、かなりの価格で取引されていると思います。
それも日本だけじゃなく、世界的に。
話題の主は、CLIMBというアメリカ産のバンドで、発表当時は、結構話題になったバンドです。
それは、元読売ジャイアンツのクロマティ(Warren Cromartie)が結成したバンドで、彼自身がドラムを叩いていたからですが、そのことにより、若干色眼鏡で見られていたと思います。
しかしながら、このバンドには、Warren Cromartie以外に、Joe Hamilton - lead vocals、George Terry (ex : Eric Clapton Band) - guitar、Bruce Nazarian - guitar、David Rosenthal (ex : Rainbow) - bass, keyboardsといった実力派ミュージシャンによるラインナップで、ゲストには、Geddy Lee (ex : Rush) - guest vocals、Lou Gramm (ex : Foreigner) - guest vocals、Mitch Malloy - guest vocalsが参加しており、モロに80年代のメロディック・ロック、産業ロック、ハードポップした内容で、出来も結構良いと私は思っております。
収録ナンバーは、
01. Girl Like You 4:17
02. Adult Situations 4:07
03. Lonely in Each Others Arms 3:55
04. Who's Missing Who 4:09
05. Thinking of You 3:53
06. Caught in a Crossfire 4:45
07. Rock An a Stone 4:44
08. Try On 3:59
09. Chance 4:08
の9曲が収められております。
アルバムは、キーボード(シンセ)とギターのコラボによるまさに80年代ハードポップのナンバーで始まりますが、これがメロディアスですし、曲の出来もかなり良いです。
Joe Hamiltonというヴォーカリストは初めて耳にしますが、声質もオーソドックスですし、歌も結構上手いです。
02はWarren Cromartieの出だしのドラミングがいかしたリズミカルでポップなナンバーです。
03はi-TENのカヴァーですが、オリジナルのイメージを壊すこともなく、出来もかなりなものだと思います。
お勧めです。
Bruce Nazarianのギター・プレイがいかしてます。
04はGeddy Leeがヴォーカルに参加した覚えやすいメロディのナンバーで、メロディアスかつポップで仕上がりもかなり良いです。
05はミディアム・スロウのメロディアスなバラード・ナンバーです。
06はRuss Ballardのペンによるナンバーです。
さすが、Russ Ballardといったメロディアスなナンバーで、とても良く出来たAORナンバーに仕上がっております。
07はWarren Cromartieのドラミングが冴えたメロディアスなポップ・ロックのナンバーです。
08はアレンジにセンスが光るメロディアスなAORナンバーです。
09はギターのカッティングがいかしたメロディアスでポップなナンバーです。
既にレア化してオフィシャルCDの入手は難しいと思いますが、私のショップにTime Warp RecordsのコレクターズCD-Rの中古を置いております。
ご興味のある方はお店までどうぞ。
2011-10-11
Mark Spiro / In Stereo (1986)

1stアルバムは、1986年に発表された本日紹介する"In Stereo"というアルバムで、その存在は知っていたものの、全く聴いたことがありませんでした。
ところが、以前にBrett WalkerやMarcy Levyを紹介しましたが、このアルバムをコレクターズCD-Rとして出しているVinyl ReissuesというレーベルからのコレクターズCD-Rを入手することが出来ました。
Marl Spiroは、MIKE RENO (Loverboy)、HEART、CHEAP TRICK、REO SPEEDWAGON、BAD ENGLISH、JOHN WAITE、GIANT などといったバンド・アーティストに楽曲を提供しているばかりではなく、MIKE RENO 、ANNE MURRAY、LESLIE & KELLYなどのプロデュースを手掛け、さらには、自身でも、1986年に"In Stereo"、1994年に"Care of My Soul"、1996年に"Now is Then, Then is Now"、1998年に、"Devotion"、1999年に"The Stuff Dreams Are Made Of"、2003年に"King of Crows"、2005年に、"Mighty Blue Ocean"というソロ・アルバムを発表し、AORファン、ハードポップのファンからも一目も二目もおかれているミュージシャンです。
本日紹介いたします1stは以前から聴いてみたかったアルバムですが、これが、Mark Spiroのイメージとはちょっと違った感じのサウンドで、ちょっと驚きました。
ポップなサウンドですが、少しばかりディスコっぽいものでした。
でも、タイトル・ナンバーの"In Stereo"は聴いたことがあるナンバーで、今回初めて、このナンバーをMark Spiroが歌っていたというのが判りました。
このナンバーは、おそらく皆さんも聴いたことがあるナンバーだと思います。
収録ナンバーは、
01 - Valley Of Love
02 - Oh Rebecca
03 - In Stereo
04 - Tenderness
05 - Maybe It's Time
06 - Room In Your Heart
07 - One For You, One For Me
08 - Winds Of Change
09 - Uh Oh
10 - Morocco
にボーナス・トラックとして
11 - She Doesn't Mean A Thing To Me
12 - Little Bit Of Heaven
13 - In Stereo (Extend Version)
14 - Morocco (12 'Mix)
が追加されております。
メロディアスで盛り上がりのあるAORナンバー01、ミディアム・スロウのバラード02、ディスコっぽいけどとてもポップなヒット・ナンバー03、ダンサンブルな04、06、10ミディアム・スロウのメロディアスなAORナンバー05、ポップに仕上がった07、キーボードとギターのコラボがいかした08、キーボード・プレイがいかしたメロディアスなAORナンバーの11、Pia Zandraという女性とのデュエットによるポップな12と、ダンサンブルながらも結構良く出来たAORアルバムに仕上がっております。
2011-10-10
TOKYO / TOKYO (1981)

ドイツのハードポップ・バンドTOKYOが1981年に発表した1stアルバムが、YesterRockレーベルからリ・イッシューされ、私と同じ思いをしていらっしゃる方も相当数いる筈。
私は、当時、アナログ盤を購入し、1曲目の"TOKYO"を聴いた時から彼らのファンになってしまいました、
アナログ盤のジャケットは、白地に赤丸の日本の国旗そのものでした。
日本では、確かこの1stのみのリリースだったと思います。
その頃はインターネットも無く、2nd、3rdアルバムも出たことすら知りませんでした。
その後、1995年にこのアルバムがCD化された(?)、あるいは、"TOKYO"のシングルがCD化されたようですが、気が付いた時には、もう手の届かない価格になっておりました。
今年になって、"TOKYO"を聴きたくて、彼らのベスト・アルバムを5,000円以上も出して購入しましたが、今となっては、ちょっと複雑な気持ちです。
何故って、この1stに続き、2nd、3rdアルバムもYesterRockレーベルからCD化されることとなっているからです。
こういった、産業ロック、ハードポップのアルバムのリ・イッシューは、今まで、同じイギリスのリ・イッシュー・レーベルROCK CANDY RECORDSの独壇場みたいな感じでしたが、このYesterRockも素晴らしいレーベルです。
今回のTOKYO以外にもJOJOやLODGICなど良質なバンドのアルバムのリ・イッシューする、する予定となっており、メロディ・マニアは目が離せないレーベルです。
で、このアルバム、1曲目の"TOKYO"以外にも02,03といったナンバーの出来が秀逸で、キラキラ・キーボードとギターのコラボが素晴らしい、80年代メロディック・ロック、産業ロック、ハードポップのナンバーとなっております。
もちろん、それ以外も期待の持てるナンバーばかりですし、今回のCD化では、ボーナス・トラックが7曲も追加されており、それも本編に入っていてもおかしくないようなナンバーばかりです。
ちなみに収録ナンバーは、
01.Tokyo
02.Cryin'
03.Tuesday Morning
04.Girl
05.We Are The Times
06.Teenage Shooter
07.Father Of Time
08.Carry On
09.Welcome To My Home
10.Young Kids In Love (bonus Track)
11.Carry On (bonus Track)
12.Girl (bonus Track)
13.Cryin' (bonus Track)
14.The Time Is Right (bonus Track)
15.On My Mind (bonus Track)
16.Behind The Faces (bonus Track)
となっております。
とにかく、メロディ・マニアを自認する貴方、01、02、03は必聴です。
もちろん、私のショップにも置く予定です。
2011-10-09
Jon Mullane / SHIFT (2010)

サウンドは、メロディアスなハードポップ、メロディアス・ハードロックで、ギター・オリエンティドのメロディック・ロックのナンバー、メロディアスなハードポップやパワーポップ風のナンバーで構成されており、曲調はポップで聴きやすいものとなっております。
収録ナンバーは、
01 Make You Move
02 Got It Goin' On
03 Sin City
04 Missing Time
05 You Get What You Get
06 The One That Got Away
07 Change Your Life
08 Go The Distance
09 Here We Go
10 Make You Move (Move Mix)
の10曲となっております。
ギター・オリエンティドのパワフルでメロディアスな01はとてもカッコ良いナンバー、Rick Springfield風のパワーポップ・ナンバーの02、バックの音のアレンジがいかした03、メロディアスなパワーポップのナンバー04、メロディがいかした05、アコースティカルなバラード・ナンバーの06、ミディアム・テンポのメロディアスなハードポップ風のAORナンバーの07、メロディアスなハードポップ・ナンバーの08、ロックンロール調の09と、結構光るものがあります。
ご興味のある方、私のお店までどうぞ。
2011-10-08
Gary Schutt / Gary Schutt (Remastered) (1995)

もちろん、日本先行発売で、その後直ぐに、Long Island RecordsがZero Corporationの許諾を受け、ヨーロッパで発売されました。
Zero CorporationもLong Island Recordsもこの私を含め、ハードポップ、メロハー・マニアはかなりお世話になったと思います。
国内では、Zeroc Corporationの新譜はいつもチェックし、気になるバンド・アーティストの作品はことごとく購入していましたし、市内の輸入ショップで、Long Island Recordsから発表されたバンド・アーティストも然りでした。
とりわけ、輸入盤のバーゲンなんかで、Long Island Recordsから出されていた作品は、全て購入しましたね。
このGary Schuttのセルフ・タイトルのオリジナルLong Island Records盤も、おそらくその辺りのバーゲンで仕入れたものだと思います。
本日紹介するアルバムは、2005年にデモ・ヴァージョン3曲を追加し、リマスターされて発表されたものです。
ドラムスは打ち込みですが、Gary Schuttは基本的にはギタリストですが、それ以外の全て楽器も演奏しております。
ヴォーカルを担当しているのは、あのJeff Scott Sotoです。
収録ナンバーは、
1. Warpaint
2. In Some Other Lifetime
3. Imperial March
4. No Man's Land
5. I Guess I'm Still in Love
6. Dangerous Horseplay
7. Stranded
8. Should Have Been Me
9. She's Letting Go
10. Your Friend
11. Fault Line
12. Highway to Nowhere [Demo Version]
13. Mental Ward [Demo Version]
14. Act of Sympathy [Demo Version]
となっております。
曲の出来の良し悪しはありますが、全体的は、若干プログレ色のあるメロディアス・ハードロックのアルバムで、Gary Schuttのギター・プレイもJeff Scott Sotoのヴォーカルもいかしております。
ドラムスが打ち込みでなければ、もっと良く聴こえると思います。
02は8分超え、11は11分超えの大曲で、どちらもGary Schuttのギターを大々的にフィーチャーしたメロディアスなプログレ風のナンバーです。
お勧めは、07と09で、07はキーボードとギターがコラボした80年代メロディック・ロックのナンバー、09はギター・オリエンティドのメロディアス・ハードロックのナンバーです。
どちらもメロディが結構いかしてます。
その他、05はとてもメロディアスなバラード・ナンバーですし、10もJeff Scott Sotoがしっとりとした感じで歌いあげるバックのピアノがいかしたバラード・ナンバーです。
このリマスター盤も若干レア化しているようですが、私のショップにも置いております。
もちろん、普通の値段です。
ご興味のある方はどうぞ。
2011-10-07
Lance Powers / Lance Powers (2000)

このアルバムは、日本編集盤で、日本未発表の1993年の1st"Straight From The Heart !"と1997年の2nd"Destination Unknown"から13曲を選曲し、未発表曲2曲、計15曲が収録されております。
Lance Powersは一時Sweden産メロディアス・ハードロック・バンドSTORMBRINGERにリード・ヴォーカリストとして在籍していたシンガーです。
このアルバム(というより1st、2ndのソロ・アルバム)は、メロハーというより、AOR・ハードポップした内容で、その手のファンには気に入っていただけるのでは?
参加ミュージシャンに目を向けると、ギターにDann Huff、Michael Landauなどといった名前もありますし。
2000年発表のアルバムでしたので、既に廃盤となり、レア化していると思ったら、まだ流通しており、Amazonでは新品も定価で買えますし、中古盤も1,300円程度で購入できます。
収録ナンバーは、
01 In Heaven Above 05:41
02 I Will Follow You 04:49
03 Forever 04:00
04 Heaven's On Our Side 03:53
05 You Are The Love Of My Life 04:51
06 Baby I'm Not The One 04:30
07 Never Thought It Would End This Way 04:52
08 Come Back With My Heart 04:07
09 Take Me Home Tonight 04:30
10 Do You Still Love Me 03:47
11 This Time It's Goodbye 03:55
12 Good Girl Gone Bad 03:10
13 My Mischele 03:49
14 I Want Your Love 04:00
15 Don't Tell Me That Broken Hearts Mend 04:37
となっております。
アルバムは、ハモンド・オルガンのイントロに続きピアノ主体の荘厳な感じのバラード・ナンバーの01から始まります。さすが、CCMシンガーを感じさせます。
02はまさに80年代風のメロディアスな産業ロック・ハードポップのナンバーで、これがとてもいかしてます。
03はタイトルどおりのLance Powersが奏でるピアノの音色が美しいメロディアスなインストルメンタルのバラード・ナンバーです。
04もギター・ソロがいかしたメロディアスなハードポップ・ナンバーに仕上がっており、これなんかも出来は良いですね。
05もLance Powersのキーボード、ピアノのプレイがいかしたメロディアスなバラード・ナンバーです。
06はキーボードとギターのコラボがいかした80年代風のメロディアスなハードポップのナンバーです。
07も盛り上がりのあるメロディアスなバラード・ナンバーで、出来も良いですね。
08はサウンドにキレがあるメロディアスな産業ロックしたナンバーです。
09はギターのリフやソロがいかしたギター・オリエンティドのメロディアスなハードポップ・ナンバーです。
10もキラキラ・キーボードとギターのブレンドがいかしたメロディアスなハードポップのナンバーです。
11もLance Powersのキーボードとギターが絡むメロディアスなパワー・バラードのナンバーで、聴きものです。
12も80年代風のメロディアスな産業ロックのナンバーです。
13はゆったりとした感じのメロディアスなバラード・ナンバーです。
14はビンビンのベースがいかしたモダンな感じのメロディアスなナンバーです。
15は再びLance Powersの華麗なピアノをフィーチャーしたメロディアスなバラード・ナンバーです。
日本編集盤のせいか、日本人が好みそうなバラード・ナンバーが結構収められているようです。
1st、2ndのオリジナル盤は既にレア化しており、手に入れることは難しいと思われますが、ご興味のある方はこの国内盤を是非聴いてみてください。
2011-10-06
GYPSY QUEEN / GYPSY QUEEN (1987)

プロデューサーは Jack Douglas で1987年に発表された彼らの唯一の作品です。
Heartほど洗練さはなく、VIXENよりも売れ線ではないですが、泣きのギターが魅力的なバンドです。
全体的には、そこそこのレベルだと思います。
収録ナンバーは、
01. Love Is Strange
02. She Can't Help Herself
03. Radio
04. (Hey) Are You Satisfied
05. Leave Us Alone
06. Where Does Our Love Go
07. Don't Rush Me
08. Love Is A Shadow
09. I Still Care
10. Who Are You
11. She Wants To Unh
12. Love Is Strange (Remix)
の12曲が収録されております。
ミディアム・テンポのメロディアスな01、ポップな02、ギターのカッティングがカッコ良いメロディアスなハードポップ・ナンバーの03、ギター・オリエンティドの04、泣きのギターがいかしたパワー・バラードの05、再び泣きのギターが素晴らしいメロディアスなバラードの07、音にキレがある08、ミディアム・スロウのメロディアスなバラードの09、出だしのドラムスとギターのコラボがいかしたロックン・ロール・ナンバーの10など、出来はそこそこです。
HEART、VIXEN、SARAYAなど女性ヴォーカルもののハードポップ、メロハーのファンの方は押さえていて損はないアルバムだと思います。
2011-10-05
JOJO / JOJO (1988)

1988年に発表された唯一の作品で、オリジナルCDは、5桁を超える値段とか。
私が持っているのは、殆どオフィシャルCDと装丁が変わらないコレクターズCDで、最近仕入れたものです。
ところが、このアルバム、近々、YesterRockからリ・イッシューされることとなっております。
冒頭で、「ジャーマン・メロディアスハードロック」と書きましたが、内容は、キラキラ・キーボードとギターがコラボしたサウンドで、殆ど産業ロック、ハードポップしており、80年代のその手のサウンドが好きな方には、間違いなく気に入っていただけるアルバムだと思います。
収録ナンバーは、
01 Extasy
02 The First Will Be The Last
03 I Can Wait
04 Woman's Touch
05 Running Thru' The Night
06 Diana
07 So Long
08 Hold Back The Night
09 Love Is Like Water
10 Water To Wine
11 Remember Me
の11曲が収録されております。
アルバムはTOTO風のキーボードとギターのアンサンブルがいかしたメロディアスなナンバー01から始まります。もうこの1曲を聴いただけで産業ロック、ハードポップのファンの方は喜ぶに違いありません。
スペーシーなイントロから始まるプログレ・ハード風の02、音にキレがあるメロディアスでポップな03、メロディアスな産業ロックの04、仕上がりがとてもポップな05、ミディアム・テンポのメロディアスな06、ミディアム・スロウのメロディアスなバラードの07、モダンな感じのAORナンバーの08、ミディアム・スロウのメロディアスなAORナンバーの09、アレンジがいかした10、キーボードとギターのコラボがいかしたミディアム・スロウのAOR然としたバラードの11、と80年代メロディック・ロック(産業ロック・ハードポップ)の音がいっぱい詰まったアルバムとなっております。
2011-10-04
Various Artists / California Groove (4 CD) Vol.1, 2, 3

2010年にワーナー・フランスで発表された"California Groove"という4枚組のボックス物で、Vol.1からVol.3まで3種類出されております。
全曲AOR (Adult Contemporary) の楽曲で構成され、全3巻12枚で、217曲が収められており、選曲がまさに日本人好みで、日本で出ているAORのコンピ物よりずっと良いかもしれません。
中には未CD化のナンバーや今じゃレア化した音源なんかも入っております。
とりあえず、それぞれの巻に収録されているナンバーを紹介いたしますと、
Vol.1
CD1
1. America - Ventura Highway
2. Daryl Hall And John Oates - Las Vegas Turnaround (The Stewardess Song)
3. Nicolette Larson - Lotta Love
4. Bread - Dismal Day
5. Orleans - Dance With Me
6. The Souther-Hillman-Furay Band - Border Town
7. John David Souther - Some People Call It Music
8. Seals & Croft - Summer Breeze
9. Carly Simon - You're So Vain
10. Wendy Waldman - Long Hot Summer Nights
11. Rickie Lee Jones - Chuck E's In Love
12. Linda Ronstadt - Easy For You To Say
13. Firefall - It Doesn't Matter
14. Boz Scaggs - I'm Easy
15. Danny O'Keefe - Junkman
16. Todd Rundgren - I Saw The Light
17. Little Feat - Willin'
18. Terence Boylan - Suzy
19. Poco - Ghost Town
20. Joe Walsh - Life's Been Good (Original Long Version)
CD2
1. Alessi Brothers - Oh Lori
2. Barnaby Bye - Damn You Girl
3. Jim Messina - Break The Chain
4. Gino Vannelli - Mama Coco
5. Felix Cavaliere - Future Train
6. Frankie Valli - Swearin' To God
7. Crackin' - Too Young
8. Warren Zevon - Nighttime In The Switching Yard
9. Ned Doheny - On The Swing Shift
10. The Doobie Brothers - What A Fool Believes
11. Marc Jordan - Survival
12. Vapor Trails - Night People
13. Kenny Loggins - This Is It
14. The Wilson Brothers - Ticket To My Heart
15. Andrew Gold - Genevieve
16. Dane Donohue - Casablanca
17. Bill Champlin - Gotta Get Back To Love
18. Jay Ferguson - Thunder Island
19. Christopher Cross - Ride Like The Wind
CD3
1. Bill LaBounty - Livin' It Up
2. Robbie Dupree - Hot Rod Hearts
3. Michael McDonald - I Keep Forgettin (Every Time You're Near)
4. Ambrosia - You're The Only Woman (You & I)
5. Roger Voudouris - Get Used To It
6. Larsen-Feiten Band - Who'll Be The Fool Tonight
7. Paul Davis - Cool Night
8. England Dan & John Ford Coley - I'd Really Love To See You Tonight
9. Leblanc and Carr - Falling
10. Peter Allen - Fly Away
11. Larry Carlton - Nite Crawler
12. Christine McVie - Got A Hold On Me
13. Con Funk Shun - California 1
14. Leon Ware - That's Why I Came To California
15. Chaka Khan - What Cha' Gonna Do For Me
16. Patti Austin - Stop, Look, Listen
17. George Benson - Please Don't Walk Awa
18. Al Jarreau - We're In This Love Together
19. Toto - 99
CD4
1. Michael Franks - When Sly Calls (Don't Touch That Phone)
2. Eye To Eye - Nice Girls
3. Chris Rea - On the beach
4. Nightshift - Ocean Bay
5. Michael Ruff - More Than You'll Ever Know
6. Randy Newman - I Love L.A.
7. Maxus - The Higher You Rise
8. Jay Graydon of Airplay - She Waits For Me (Early Airplay demo)
9. Peter Cetera Where - There's No Tomorrow
10. Stephen Bishop - The Big House
11. Michael Sembello - First Time
12. Lee Ritenour - Countdown (Captain Fingers)
13. Geyster - Sister's Beautiful
14. Chicago - Hard To Say I'm Sorry
15. David Pack - My Baby
16. Jar - Cure Kit
17. Week End Millionnaire - French Music Par Excellence
Vol. 2
CD 1
1. Robert Lamm - Love Song (Hip Hop shuffle instrumental)
2. Michael Franks - Jealousy
3. Bill LaBounty - The Good Life
4. Nielsen Pearson - Don't Let Me Go
5. Sanford & Townsend - Moolah Moo Mazuma (Sin City Wahh-Hoo)
6. Bobby Caldwell - What You Won't Do For Love
7. Rickie Lee Jones - Young Blood
8. Marc Jordan - Marina Del Rey
9. Larsen Feiten - Further Notice
10. Ben Sidran - Hi-Fly
11. Michael McDonald - I Gotta Try
12. Lauren Wood - Nothin' But A Heartache
13. Robbie Dupree - Steal Away
14. Twennynine & Lenny White - Best of Friends
15. Lee Ritenour - Is It You
16. John Klemmer - Magnificent Madness
17. Peter Cetera - On The Line
CD 2
1. Boz Scaggs - Lowdown
2. David Sanborn - Let's Just say Goodbye
3. Debra Laws - Long As We're Together
4. Chicago - Streetplayer
5. John O' Banion - If You Love Me
6. Doobie Brothers - South Bay Strut
7. Ambrosia - Dancin' By Myself
8. Player - Baby Come Back
9. David Roberts - Wrong Side Of The Track
10. Greg Guidry - Over The Line
11. Jerry Corbetta - Between A Rock And A Hard Place
12. Narada Michael Walden - I'm Ready
13. Yellowjackets - Matinee Idol
14. Steve Kipner - Knock The Walls Down
15. Stephen Bishop - City Girl
16. Pages - Listen For The Love
17. Alessi Brothers - All For A Reason
CD 3
1. Doobie Brothers - Takin' It To The Streets
2. Andrew Gold - Lonely Boy
3. Robert Lamm - A Lifetime We
4. Little River Band - Reminiscing
5. Maria Muldaur - Midnight At The Oasis
6. Sergio Mendes - Davy
7. Jonathan Edwards - Carolina Caroline
8. Michael Johnson - Rosalee
9. Turley Richards - You Might Need Somebody
10. Fifth Avenue Band - One Way Or Another
11. Leblanc & Carr - How Does It Feel (To Be In Love)
12. Jimmy Webb - Mixed Up Guy
13. The Marc Tanner Band - Elena
14. Danny Kortchmar - Lost In The Shuffle
15. The James Gang - Alexi
16. Ides Of Marc - Vehicle
17. The Dukes - Hearts In Trouble
18. Patrick Simmons - So Wrong
19. Fiona - Talk To Me
CD 4
1. Christopher Cross - Sailing
2. Pieces Of A Dream - Warm Weather
3. Mr Mister - Broken Wings
4. PM - Moonlight Over Paris
5. King Of Hearts - King Of Hearts
6. Sven Larsson - This Is Not The Right Time
7. Jack Wagner - Island Fever
8. The Jeremy Spencer Band - Cool Breeze
9. State Cows - Lost In A Mind Game
10. Smooth Reunion - Video Band
11. Jay Gruska - Which One Of Us Is Me
12. Tom Scott - Sure Enough
13. Nightshift - Right Before The Dawn
14. Deodato - Just This One Night
15. Brenda Russell - New York Bars
16. Michael Franks - Monkey See Monkey Do (Live 1980) with Crossfire
Vol. 3
CD 1
1. Night - Hot Summer Nights
2. Roger Voudouris - Don't Turn My Music Down
3. The Rowans - Oh My Love
4. Nicolette Larson - Dancing Jones
5. Little Feat - Long Distance Love
6. Carly Simon - It Keeps You Runnin'
7. Poco - How Will You Feel Tonight
8. Tarney / Spencer Band - No Time To Lose
9. Marshall Hain - Dancing In The City
10. Bette Midler - Do You Want To Dance
11. Judy Collins - I Could Really Show You Around
12. Gene Clark - From A Silver Phial
13. Jonathan Edwards - White Line
14. Barnaby Bye - I Feel For You
15. Daryl Hall & John Oates - She's Gone
16. J. D. Souther - Midnight Prowl
17. Linda Ronstadt - Someone To Lay Down Beside Me
CD 2
1. Bugatti & Musker - Mistery Girl
2. Dwayne Ford - Lovin' And Losin' You
3. Toto - Waiting For Your Love
4. Jim Photoglo - Fool In Love With You
5. The Waters - If There's A Way
6. Average White Band - Shine
7. Leo Sayer - Easy To Love
8. Alan Sorrenti - Figli Delle Stelle
9. Crackin' - Nobody Else
10. Michael Ruff - Once In A Lifetime
11. Al Jarreau - Your Sweet Love
12. Rick Riso - Gotta Have The Real Thing
13. Nicolette Larson & Michael McDonald - Let Me Go Love
14. Sad Cafe - Run Home Girl
15. Rubicon - I Want To Love You
16. Charlie - No Stranger In Paradise
17. John O'Banion - Love You Like I Never Loved Before
18. Chris Christian - What Can There Be
19. Ambrosia - How Can You Love Me
CD 3
1. Phil Carmen - On My Way In L.A.
2. Geyster - Highway To The Sun
3. Fourplay - Snowbound
4. Bobby Caldwell - To Know What You've Got
5. Michael McDonald - Sweet Freedom
6. Manhattan Transfer - On The Boulevard
7. Bill Cantos - You Can't Go Back
8. Ricky Peterson - Look Who's Lonely Now
9. Leon Ware - Miracles
10. Patti Austin - Every Home Should Have One
11. Chaka Khan - Through The Fire
12. Larry Carlton - Til I Hurt You
13. Carole Bayer Sager - It's The Falling In Love
14. The Jones Girls - This Feelings Keeling Me
15. Jim Messina - Stay The Night
16. Sergio Mendes & The New Brasil '77 - If You Leave Me Now
17. City Boy - I've Been Spun
CD 4
1. Christopher Cross - Arthur's Theme
2. Marc Jordan - Falling Man (Feat. Luke McMaster)
3. Jeff Larson - A Faraway Girl
4. Sunway - The Boys Of Summer
5. Michael Tomlinsom - Highway Rain
6. P.M. - Piece Of Paradise
7. Peter Friestedt - Cheyenne
8. David Lee Roth - California Girl
9. Russ Balard - Voices
10. Benjamin Orr - Stay The Night
11. Foreigner - Say You Will: Balance: Hot Summer Nights
12. Balance - Hot Summer Night
13. Beau Coup - Somewhere Out In The Night
14. Whiteheart - Listen To The Lonely
15. Peter Brown - For Your Love
16. Josef Melin - Wave To Friends & Family
17. Moonshoes - Everybody
18. The Norwegian Fords - I Can't Say I Love You
19. Randy Crawford - Last Night At Danceland
20. The Doobie Brothers - Flying Clouds
と、とにかく凄いでしょう。
私は、Turley Richards - You Might Need Somebodyがとても嬉しかったですね。
この内容だったら、AORファンは必聴でしょう。
2011-10-03
EXTASY / EXTASY (1982)

スウェーデン産のAOR・ハードポップバンド EXTASY が1982年に発表した唯一のアルバムです。
発表年が1982年ということもあり、シンセ・キーボードとギターがコラボしたTOTO風のウエスト・コースト風のメロディアスな産業ロック・ハードポップしたサウンドとなっております。
もう何度も書いておりますが、ホント、Time Warp Recordsって良い音源のコレクターズ・アルバムを出してくれます。
収録ナンバーは、
01 Move on
02 Run for your life
03 I don't know
04 En enda gang
05 Sweet sensation
06 Mighty water
07 Kurragomma
08 Mona
09 'Til the end
の9曲が収められております。
ギター・オリエンティドのメロディアスなハードポップの01、シャッフルした感じのおしゃれな02、バックのピアノが印象的なAORナンバーの03、Trillion風のイントロのキーボードが美しいメロディアスなバラードの04、09シンセ・ピアノがいかしたこれぞ80年代産業ロックといった感じの05、ギターとキーボードがコラボした80年代メロディック・ロック然とした06、メロディアスなAORナンバーの07、またまた80年代産業ロックした08、とほぼ全曲素晴らしい内容です。
ただ残念なのは、録音がふるいせいか、数か所で音が飛ぶところがあります。
産業ロック・ファン、ハードポップ・ファン納得の1枚です。
ご興味のある方は、お店まで。
2011-10-02
BRETT WALKER / Spirit Junky (2006)

何か10月下旬並みの寒さとか。
ストーブが恋しいです。
ホント、これから憂鬱な季節となります。
本日は、それほどメジャーではないけれども、メロディック・マニアにはそこそこ知られているアメリカ人シンガー・ソング・ライター Brett Walkerの2006年の彼の最新作"Spirit Junky"を紹介いたします。
Brett Walkerは、Survivor、Nick Gilder、Jonathan Cain (Journey)、Russ BallardやAliasなどといったバンド・アーティストに楽曲を提供しており、自身でも、1994年に"Nevertheless"、1996年に"Brett Walker & The Railbirds"、2000年に"Lift Off"そして2006年に本作"Spirit Junky"といったアルバムを出しております。
彼のサウンドは、いわゆるAOR・ハードポップで、この手のファンには堪らないものとなっております。
確か1stソロの"Nevertheless"は、この日本でもZERO Corporationからアルバムが出されておりました。
私は、1996年の"Brett Walker & The Railbirds"だけ持っておりませんが、他の作品は何れもメロディアスなAOR・ハードポップ作品です。
本日紹介する"Spirit Jubky"もとても良く出来たアルバムで、Brett Walkerはヴォーカルだけでなく全ての楽器をプレイするマルチ・ミュージシャンぶりを発揮しております。
収録ナンバーは、
01. Give Me Back Tomorrow
02. Something So Real
03. Until We Live Again
04. Round And Round
05. Sorry Just Ain't Enough
06. Halleluja
07. Calalia
08. Waking Up The Dreams
09. If You Only Knew
10. Living In Maybe Land
11. Southern Blue Sky
12. Rights To Yesterday
13. Remind Me
14. I'm The Best
15. Spirit Junky
となっております。
お勧めは、01で哀愁度満点のメロディアスなAORナンバーです。
先ずこのナンバーでノック・アウトでしょう。
哀愁に満ちたバラードの02、ギターのカッティングとトーンがいかした03、アコースティカルなAORナンバーの04、アコースティカル・バラードの05、08、メロディアスなハードポップ調の06、アメリカン・テイストのアコースティック・ナンバーの07、若干ブルージーな09、メロディアスなAORナンバーの11、アメリカン・ロックっぽい12、カントリーフレイバーのぽっぷ・ナンバーの14、短めなアコースティック・ギターによるインスト・ナンバーの15と、どのナンバーも結構良く出来ております。
AORファンには気に入っていただける1枚ではないでしょうか。
ご興味のある方は、私のショップへどうぞ。