2012-04-29
CRISTIAN / El Camino Del Alma (1994)

よくも、まあこんなに続けることが出来たと自分でもビックリしております。
これもひとえにこのブログをご覧いただいている皆様のお蔭です。
これからも、メロディアスなアルバムをどんどん紹介してまいりますので、皆様のご声援よろしくお願いいたします。
さて、ショップ「aor paradise」の方も、お店のカタログに掲載するアルバムも多数あります。
次のアップは、Adult Contemporary系とHard Pop系のアルバムを100枚ちょっとアップする予定です。
内容は、その殆どが、レア、激レアのアイテムを考えております。
一例を挙げますと、26westの"I Can't Believe"、Brother 2 Brotherの"FREEDOM"、CROSSECTIONの"BREAKING GROUND"、OPUSの"MAGICAL TOUCH"、QUATTROの"When The Dreaming Ends"、REFUGEEの"LIFE GOES ON"、JOLEENの"JOLEEN"などとなっており、是非期待してください。
本日紹介するCRISTIANの"El Camino Del Alma"も若干レアなアルバムです。
このアルバムはメキシコのAORシンガーCristian Castroが1994年に発表したもので、ビルボードのラテン部門で5位にランク・インしております。
バック・ミュージシャンに目を向けると、ほぼ全ての曲でMichael Landauがギターを弾いており、曲によっては、Michael Thompsonもギターで参加しております。
他に、ピアノ・キーボードにJai Winding、Greg Mathieson、ベースにMike Porcaro、Neil Stubenhaus、ドラムスにVinnie Colalutaなどが参加しております。
収録ナンバーは、
01."Azul Gris"
02."Con Tu Amor"
03."Estas Mintiendo"
04."Manana"
05."Piel y Seda"
06."Con Esa Morena"
07."Yo Sigo Aqui"
08."Tu Me Llenas"
09."Mi Querido Amor (My Cherie Amour)"
10."No Te Vayas Amor"
11."Azul Gris" (Instrumental)
となっております。
全曲スペイン語で歌われておりますが、あまり違和感は無いと思います。
曲によっては、David Foster風のアレンジのナンバーもあり、全体的に、メロディアスなAORナンバーばかりが収録されており、AORファン納得の1枚となっております。
美しいピアノのイントロから始まるメロディアスなバラードの01、David Foster風のアレンジで途中のMichael Landauのギター・ソロが最高の02、Jerry Heyなどのブラス・セクションがカッコ良いファンキーな03、メロディアスなAORバラードの04、ウエスト・コースト風のメロディアスなバラードの05、バックのパフォーマンスがいかしたメロディアスなハードポップ風の06、アコースティカルでメロディアスなバラードの07、メロディアスでMichael Landauのギター・プレイがいかしたジャジーな感じの08、原曲のタイトルは忘れましたがStevie Wonderのヒット・ナンバーでバックのパフォーマンスが最高の09、Michael Thompsonのギター・ソロがカッコ良いハードポップ・ナンバーの10、ピアノの音色が美しい11と、殆ど捨て曲が無い強力な1枚です。
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2012-04-26
CLOCKWORK / CLOCKWORK (1989)

おそらくe-Bay辺りで購入したアルバムだと思いますが、全く聴いておりませんでした。
アメリカの女性1人に男性5人のバンドで、ジャケット裏の写真を見るとラテン系だと思います。
バンド名はCLOCKWORKで彼らの1989年に発表されたセルフ・タイトルのアルバムです。
このCLOCKWORKをネットで調べてもヒットがなく、情報は全く判りませんが、アルバムには、全10曲が収められており、半分はバラード、半分はTIERRAみたいな感じのファンキーなラテン・ナンバーが収められております。
この半分のバラードが全て最高ですし、ファンキーなナンバーもとてもポップに仕上がっております。
収録ナンバーは、
01 Nostalgia
02 Magik City Beat
03 Set Me Free
04 No Se Porque
05 Only Juat A Game
06 Mistery Girl
07 Run And Hide
08 Shout It Out
09 Can't Get Over (Loving You)
10 Seagull
となっております。
01はサックスがリードを執った極上のインストのバラード・ナンバーです。
曲が流れてきたとたんにもう溜息が出るほどでした。
もう最高に痺れてしまいました。
02は"CHA-CHA-CHA"を連想させるラテン・ダンスのナンバーで、途中のギター・ソロは最高です。
03はバックにストリングスを配した男性ヴォーカルによるメロディアスなバラード・ナンバーですが、これも溜息ものです。
もう完全にイカレテしまいました。
04、05、06はどれも軽快なラテン・ナンバーで、メロディアスかつポップです。
07がまたこれが素晴らしく良く出来た女性ヴォーカルによるメロディアスなバラード・ナンバーなんです。
もう最高です。
08はとてもファンキーなラテン・ダンス・ナンバーです。
09はサックスをフィーチャーしたゆったりとした感じのメロディアスなAORナンバーで、CON FUNK SHUNやTHE BAR=KAYSなどのファンク・バンドに通じるバラード・ナンバーです。
これも出来が良いですね。
10も01同様にサックスがリードを執ったメロディアスなインストのバラード・ナンバーです。
これまた素晴らしい出来で、もう言うことがありません。
お店に出そうと思っていたCDですが、これじゃ今はまだちょっと出せないですね。
私の愛聴盤になってしまいました。
取りあえず、私がアップしたYouTubeで3曲ほど聴いてみてください。
2012-04-23
MICHAEL THOMPSON BAND / FUTURE PAST (2012)

1989年の1stアルバム"How Long"には、"Give Love A Chance"というMichael Thompsonのギター・プレイを堪能できる8分弱の名バラード・ナンバーが収められておりました。
この2ndには、このナンバーに匹敵する楽曲は収められていないのが残念ですが、メロディアスなハードポップ・ナンバーの数々が収められており、全体的な出来としてはかなりなものに仕上がっております。
とにかくどのナンバーも、Michael Thompsonのギター・プレイを堪能できる佳曲ばかりです。
収録ナンバーは、
01. High Times
02. Can't Be Right
03. Future Past
04. When You Love Someone
05. Here I Am
06. Beautiful Mystery
07. Break Me Down
08. End Game
09. Gypsy Road
10. Can't Miss 2012
11. Fight For Your Life.
となっております。
出だしからMichael Thompsonのギター・ソロが堪能できるメロディアスな01、キーボードとギターのコラボがいかした02、メロディがとてもいかしたミディアム・スロウの03、"Give Love A Chance"ほどではありませんが、とてもメロディアスで良く出来たバラード・ナンバーの04、メロディアスでポップな05、かなり良く出来たメロディアスな産業ロック・ナンバーの06、メロディアスなパワー・バラードの07、Michael Thompsonの伸びのあるギターのトーンが最高のメロディアスな08、アコースティカルでメロディアスなバラードの09、Michael Thompsonのギターがカッコ良いメロディアスなハードポップ・ナンバーの10、メロディアスな11と、出来はかなり良いです。
ただ一つ気になったのが、ヴォーカルのLarry Kingの声質でしょうか。
決して歌は下手ではありませんが、ちょっとですが暑苦しいといった感じも。
確か数年前ぐらいまで、初代ヴォーカリストのMoon Calhounと活動していたと思いますが、何故ヴォーカルを彼に任せなかったのが不思議です。
でも、アルバムの出来はかなり良いです。
私のお店ににももちろん置いてあります。
2012-04-22
BEDROKK / UNDERTOW (1996)

カナダ産のバンドって、良いバンドがたくさんおりますね、
それらバンドの共通点はメロディアスでポップ、あるいは哀愁度が高いといった具合で、隣国アメリカとは異なり、どこか欧州的なサウンド・スタイルのバンドが多いと思います。
おそらく、共通言語が英語だけでなくフランス語も使われているのが理由かも知れません。
ご紹介する BEDROKK もメロディアスでポップ、曲によっては哀愁感漂うナンバーもあります。
収録ナンバーは、
01. Chasing the Sun 4:08
02. Shoot the Messenger 4:45
03. No Time to Lose 4:49
04. New York Calling 4:17
05. Money or Time 3:25
06. Undertow 4:53
07. Walk, Don't Run 4:07
08. It Ain't Over Yet 4:06
09. Dog House Boogie 3:28
10. Don't Fight the Fire 3:26
11. Breakout 3:36
12. One by One 4:56
13. F.O.N.S.X. 5:15
14. I Can't Hold Back 4:00 Cover: Greenway
の14曲となっております。
メロディアスなハードポップ・ナンバーの01、ギターのトーンがいかした02、メロディアスでポップな03、05、11、12、哀愁感漂うキーボードギター・ソロがいかした04、哀愁感漂うアコースティカルなナンバー06、The Venturesで有名なテンポをスロウに落とした07、メンバーの女性ヴォーカルとのデュエット・ナンバーの08はギターとキーボードのコラボがいかしておりますし、ロックンロール・ピアノがいかしたご機嫌な09、哀愁感漂うギター・ソロから入る10、シャッフル・ビートの13、GREEWAYのカヴァーのメロディアスなパワー・7バラードの14と、出来もそこそこです。
ハードポップ・ファンにお勧めの1枚です。
このアルバムも私のお店に置いてあります。
2012-04-21
BROTHER 2 BROTHER / So Many Roads (1997)

BROTHER 2 BROTHERといえば、1994年に"FREEDOM"をリリースしたデンマークのAOR、ハードポップ・バンドの方が馴染があるかも知れませんが、私の個人的な好みからいいますと、こちらスペインのBROTHER 2 BROTHERの方がよりAORした作りで、中身もかなり良いと思います。
さすが兄弟デュオといった感じで、ハーモニーを聴かせるメロディアスでポップなAORアルバムに仕上がっております。
収録ナンバーは、
01 Missing The Nights 3:45
02 I'll Be There 3:42
03 Heart Of A Man 4:26
04 Never A Good Time 4:04
05 Both Belong 3:55
06 I'll Be Waiting 4:48
07 Cry 3:50
08 So Many Roads 4:13
09 Words 3:35
10 Draw The Line 3:51
11 How Wonderful You Are 3:45
の11曲となっております。
メロディアスでポップでオシャレなAORナンバー01、09、若干アップテンポのヨーロッパ的なAORナンバー02、メロディアスでとても良く出来たAlessi Brothersを思い起こさせるバラード風のAORナンバー03、08、メロディアスなAORの04、05、07、10、バックのピアノとストリングスが美しいメロディアスでAaron & Leon のMcCormack兄弟のコーラスが最高のバラード06、アコースティカルでメロディアスな11と、ほぼ捨て曲が無い強力な1枚です。
Alessi Brothersや南アフリカの同じくAORデュオのCOLESKEなどが好きな方にお勧めな1枚です。
もちろん私のお店にも置いてあります。
2012-04-20
SACRED HEART / PROPAGANDA (2011)

彼らは、既に、A New Dawn (2003)、Lay It On The Line (2004)、Shake (2007)と3枚のアルバムを発表しており、このPROPAGANDAが4thアルバムとなります。
このバンドの魅力は、ヴォーカルのPaul Steadの伸びのあるヴォーカルと歌の上手さ、そして楽曲のメロディーの良さだと思います。
哀愁感漂うヴォーカルと言ったら良いのでしょうか。
ギターのリフやトーンは若干厚めで、曲がゆったりとしていてメロディアスなサウンドで、聴き応えがあります。
収録ナンバーは、
01. Everybody Falls/Propaganda Part One
02. Can't Breathe
03. Nothing At All
04. Paldies Thank You
05. Never Let You Go
06. With Open Arms
07. Spit
08. Goodbye
09. We Stand Hand in Hand
10. You're the One
11. Propaganda Part Two
12. Propaganda Part One
13. Crazy World
14. Enough
15. You're The One
16. Hand In Hand
の16曲で、12以降はボーナス・トラックです。
プログレ風味の前奏から始まる壮大な感じでメロディアスな01、ギターのリフが若干重めながらゆったりと流れる02、メロディアスでポップな03、15、Paul Steadのヴォーカルの上手さが光るメロディアスなバラードの04、伸びのあるハイトーン・ヴォーカルとメロディがいかした05、アコースティカルでメロディアスなバラードの06、10、11、ギターのリフとバックのパフォーマンスがいかした07、美しいピアノのメロディに乗せてPaul Steadがしっとりと歌い上げているメロディアスなパワー・バラードの08、ギターのリフがかっこ良いこれぞメロハーといった感じの09、12、16、ギターのプレイがカッコ良い13、14と曲の粒も揃っておりますし、なんせ、Paul Steadのヴォーカルが最高にいかした1枚です。
ハードポップ、メロハーのファンにお勧めの1枚。
私のお店でも取り扱っております。
2012-04-18
MAGNUS BACKLUND / Never Say Never (2006)

北欧産のAORアルバムで日本に紹介(日本盤が発売されているもの)されているものって意外に少ないんですね。
今思い出すことのできるのは、Peter Friestedt、OLE BORUD、ARVIDぐらいなものでしょうか(これがメロハーとなると、数えきれないくらい紹介されているのですが)。
それでも、Anders JohanssonやJan Johansen、LAVA辺りはAORファンには知名度は高いシンガー・バンドだと思います。
本日紹介するMAGNUS BACKLUNDはスウェーデン人AORシンガーで、そのサウンドは、Anders JohanssonやJan Johansen辺りに通じるメロディアスでポップなAORとなっております。
収録ナンバーは、
01 - Perfect
02 - Crash and burn
03 - She
04 - Never say never
05 - Say your goodbye
06 - Sweet catastrophy
07 - It's not OK
08 - Changes
09 - Taken by surprise
10 - Look at you now
11 - The name of love
の11曲です。
参加ミュージシャンは、
Magnus Backlund: Vocals
Micke Andersson (Private Eye, Tone Norum): Guitar
Figge Bostrom (Eva Dahlgren, Carola): Bass
Mattias Bylund (Erik Gronwall): Keyboards
Marten M.K. Eriksson: Keyboards, Guitar
David Bukovinsky: Strings
Christer Jansson, Magnus Sjolander: Drums
Thomas Lindberg (At the Gates): Backing Vocals
Lina Eriksson, Nana Hedin: Backing Vocals
などとなっております。
ゆったりとした感じのメロディアスなパワーポップ風の01、ギターの音色がカッコ良いパワーポップした02、10、美しいストリングスをフィーチャーしたメロディアスなバラードの03、いかにも欧州的なAORナンバーの04、06、ピアノとギターのコラボがいかしたメロディアスでポップな05、ギターのトーンがいかしたメロディアスな07、MAGNUS BACKLUNDのヴォーカルがいかしたメロディアスなバラードの08、メロディアスでポップなAORの09、メロディアスなパワー・バラードの11と、どのナンバーも良く出来ております。
Anders JohanssonやJan Johansenがお好きな方にお勧めです。
もちろん。私のお店にも置いてあります。
2012-04-17
ABSOLUTE ZERO / NEVER SURRENDER (2000)

本作はLE ROUX解散後にレコーディングされたものの、そのままオクラ入りしていたものです。
詳細は不明ですが、80年代後半の作品と思われます。
さすが、LE ROUXの元メンバーによるアルバムで、サウンドは、湿り気を帯びた、フックのあるものとなっていて、琴線に触れるものがあります。
収録ナンバーは、
01 Never Surrender 03:47
02 Make Believe 04:55
03 Jaimee 04:17
04 Caught In The Fire 04:20
05 Out Of Time 03:24
06 Should Have Known Better 04:46
07 Stranded 03:43
08 Patiently 05:02
09 One Lifetime 03:58
の9曲となっております。
タイトル曲の01"Never Surrender"は、最高にポップでメロディアスなものとなっており、このアルバムの一押しです。
02の"Make Believe"は、01に勝るとも劣らないメロディアスでキャッチーなナンバーです。
03の"Jaimee"は、Survivorを連想させる歯切れの良い産業ロックのナンバーです。
05の"Out Of Time"はギターのリフがカッコ良いです。
08の"Patiently"はメロディアスなバラード・ナンバーです。
09の"One Lifetime"はJOURNEYを彷彿させるメロディアスな産業ロックのナンバーです。
メロディ・マニア必聴のアルバムです。
もちろん、私のお店にも置いてあります。
2012-04-16
MIKEYLA / GLORIOUS (2006)

スウェーデン人女性シンガーMikeylaの2006年の日本デビュー・アルバム"GLORIOUS"です。
発表した当時は19歳とのことですが、歌はかなり上手いです。
2005年に1stシングル"Young And Stupid"がスウェーデンのナショナル・チャートで最高位13位を記録し、さらに同年にリリースされた2ndシングル"The Lie"も最高位10位の大ヒットとなりました。
2006年1月には、デビュー・アルバム"Something like that"をリリースした後、PRIMAL FEAR、HAMMERFALL、 MASTERPLAN、EDGUY、ANGRA、DIONYSUS等、多くの大物バンドのメンバーが参加したビッグ・プロジェクト“MIKEYLA FEATURING THE METAL FORCES”のリードヴォーカリストとしても活動し、 同年6月にプロジェクト名義でリリースされたシングル"Glorious"も最高位7位を記録しております。
そして、1stアルバムとこれらのシングルをすべて収録した国内デビュー盤"Glorious"が本日紹介するアルバムです。
楽曲もいかしてますし、歌も上手い、さらにバックのパフォーマンスも素晴らしく、最近の女性ヴォーカルもののハードポップ、メロハーのアルバムの中でも群を抜いていると思いますね。
収録ナンバーは、
01 Glorious
02 The Lie
03 Calling
04 Happy Worst Day
05 Not A Story
06 Young And Stupid
07 Not Your Clown
08 Wait
09 Just A Girl
10 Who I Am
11 That Is
12 Mad Mad World
13 Cruel
14 Glorious(Solid Metal Version)[Bonus Track]
の14曲が収録されております。
シンフォニック・メタル・タイプのメロディアスな01、EVANESSENCE風のメランコリックでメロディアスな02、哀愁感漂うメロディアスなバラードの03、13、アメリカのティーン・エイジ・ポップ風の04、哀愁感たっぷりで透明感のあるMikeylaのヴォーカルがいかした05、メロディアスでポップな06、07、11、メロディアスなバラードの08、ギター・オリエンティドのメロディアスなハードポップの09、12、音の厚みが魅力の10、メタリックな14と、曲の粒も揃ってます。
とにかく、歌が上手いです。
これは、かなりお勧めのアルバムだと思います。
2012-04-15
Demon Drive / Burn Rubber (1995)

おそらく、このブログを見てらっしゃる方の中にも「レーベル買い」をされている方が多くいらっしゃると思います(私の「レーベル買い」の仲間ですが)。
特にハードロック・ファンにとっては、「レーベル」である程度サウンドも判ってしまうといっても過言ではないと思います。
以前は、この日本でも、ZERO Corporation、Alfa RecordsのBrunette、AvexのBareknuckle、RoadrunnerのAppolonなどといったハードロック専門レーベルがあり、現在は、MARQUEE Inc、Toy's Factory辺りが有名どころでしょうか。
私もZERO Corporation、Brunette、BareknuckleそしてMARQUEEから発表されたアルバムをかなりの数揃えました。
特にZERO Corporationから発表されたものは殆どといっても良いかも知れません。
一方、海外に目を向けると、最近では、Frontier Records、Escape Music、Avenue Of Allies、今は無きMTM Musicなどのレーベルは、メロディアス・ハードロック・ファン御用達のレーベルですし、Spinefarm Recordsなんかはゴシック、メロデス・ファン、そして、Nuclear Blastはデス、メロデス・ファン御用達のレーベルといっても良いと思います。
そして、忘れてはならないのが、ドイツのレーベル LONG ISLAND RECORDSです。
日本のZERO CorporationとこのLONG ISLAND RECORDSには、私を含め、コアなファンが多数いらっしゃると思います。
何せ、レーベルから発表したアルバムのリストのサイトもあるぐらいですから。
その昔、輸入盤CDのバーゲン・セールがあった時など、LONG ISLAND RECORDSレーベルのアルバムであれば、内容の如何に問わず、何でも購入してましたね。
おそらく、LONG ISLAND RECORDSレーベル・ファンは、私だけじゃないと思います。
本日紹介するアルバムは、そのLONG ISLAND RECORDSから1995年に発表されたDEMON DRIVEの"BURN RUBBER"です。
バンド名やアルバム・タイトルから想像できるとおりDEEP PURPLEを意識した音作りになっております。
メロディアスでキャッチーなハードロック・アルバムです。
収録ナンバーは、
01 - Burn
02 - Mama, Mama
03 - Desperate Town
04 - Up To You
05 - Blame It On The Night
06 - Open Fire
07 - Sneakin` Round Ya Backdoor
08 - Innocent Years
09 - Hard Times Roll
10 - Diamonds
11 - Then It`s Luck
の11曲となっております。
01はもちろんDEEP PURPLEのカヴァーで出来もなかですし、ブルージーでメロディアスな03、メロディアスでポップな05、DEEP PURPLE風の07、いかにもメロハーした08、ギター・プレイがいかした09など80年代のメロディアス・ハードロックした音がとてもいかしたアルバムです。
もちろん、私のお店にも置いてあります。
2012-04-14
STEPHEN BISHOP / CARELESS (1976)

1976年発表ということで、当時はまだAORではなく、シティ・ミュージックと呼ばれるジャンルのアルバムでした。
私は当時いわゆるAOR前夜とも呼ばれるこの手のサウンドのアルバムが好きで、Jorge Calderon、RUPERT HOLMESなどのミュージシャンのアルバムを良く聴いておりましたし、その後のBoz Scaggs、Bobby CaldwellなどのいわゆるAORミュージックにには本当に夢中になりました。
Stephen Bishopのこの1stや2nd辺りはどちらかというとアコースティカルな感じで、シンガー・ソングライター的な部分もありますが、とにかく彼のホンワカとした優しさを感じさせるサウンドがとても気に入っておりました。
先ず、このアルバム、ジャケットが良いですよね(2ndのジャケットも素晴らしかったけど)。
確か当時購入したきっかけは、Eric Claptonがギターを弾いている曲が収録されていること、だったと思います。
また、レコードに針を落とし、"On And On"を聴いた時、優しさを感じる彼のヴォーカルとサウンド・スタイルに参ってしまったことを思い出します。
このナンバーは、まさに強烈でしたね。
もちろん、"On And On"以外にも良いナンバーばかり収められておりますが、今でも、Stephen Bishopといえば、先ず頭に浮かぶのはこの"On And On"です。
また、当時はレコードでしたので、LPのA面にあたるナンバー、"Never Letting Go"、"Careless"、"Sinking In An Ocean Of Tears"、"Madge"そして"Every Minute"なんかも当時はかなり良く聴いておりました。
あとはやはりEric Claptonが参加した"Save It For A Rainy Day"でしょうか。
このナンバーは若干アップテンポのナンバーですが、まさにAORという言葉がピッタリのナンバーだと思います。
他に好きなナンバーと言えば、"Never Letting Go"、"Carless"、"Every Minute"、"One More Night"辺りですが、もちろん他のナンバーも素晴らしいものばかりです。
このブログを書くため、久しぶりに聴いてみましたが、やはり名盤ですね。
私のお店にもありますので、買い直したいと思った方、聴いてみたいと思った方は、是非どうぞ。
2012-04-13
Flagship / MAIDEN VOYAGE (2005)

「ホワイト・カラー」は現在発売されている分まで、「アトランティス」なんか一気にファイナル・シーズンまで見てしまいました。
見だすと途中で止めれません。
そんな訳で、このブログも全くアップせずにおりましたし、お店にアップする予定のCDも溜まりっぱなしの状態です。
テレビ・ドラマは一先ず一服といったところですので、これからは、ガンガンとアルバムを紹介していきたいと思います。
本日紹介するアルバムは、スウェーデン産のプログレ・ハードのアルバムです。
2005年にMETAL HEAVENから発表された FLAGSHIP の"MAIDEN VOYAGE"というアルバムで、KANSASのKerry Livgrenがゲスト参加しております。
ギターとキーボード・ピアノがコラボしたプログレのアルバムで、曲によっては、ヴァイオリンやヴィオラが入っており、やはりどこかKANSAS風でもあったりします。
透明感のある美くしい旋律を随所にちりばめ、ドラマチックで壮大なサウンドが持ち味で、難解な部分は全くなく、美しいピアノの音色やヴォーカル・スタイルもKANSASをはじめとする70年代のアメリカ系プログレ・ハード的なサウンドとなっております。
収録ナンバーは、
01 Heart Is The Center
02 You Are
03 The Throne
04 Hold On To Your Dream
05 Windy City
06 Ground Zero
の6曲が収録されております。
1曲が、6~8分と大曲ばかりですが、メロディの良さなどから冗長な感じはしません。
ギターもキーボードも含めパフォーマンスはかなりのものです。
ドラマチックでスケール感のあるナンバーが揃っております。
ヴァイオリンがフィーチャーされた01はまさにKANSASしておりますし、美しいピアノの旋律から始まる02はまさに圧巻です。
ピアノとギターのコラボがいかした03、ギター・プレイがいかした04、まさに70、80年代のアメリカのプレグレ・ハードした感じの05、Kerry Livgrenのギター・ソロが最高の06と、とても良く出来たプログレ・ハードのアルバムです。
もちろん、私のお店にも置いてありますので、ご興味のある方はどうぞ。
2012-04-01
PLAYER / Spies Of Life (1982)

特に韓国のBIG PINKなどのレーベルは、AOR関連が充実しており、本日紹介するPLAYERの"Spies Of Life"、Randy EdelmanやGary Portnoyなど既に国内盤が廃盤となったアルバムをリ・イッシューしております。
PLAYERについては、1stと2ndが一度ONE WAY Recordsから2in1で3rdと4thがユニバーサル・レコードからCD化されましたが、今じゃ廃盤となっております。
"Baby Come Back"が収められている1stについては、最近SHM-CDの紙ジャケ仕様でユニバーサル・レコードからリ・イッシューされておりますが。
PLAYERのオリジナル・メンバーは、Peter Beckett (lead vocals, guitar), John Charles "J.C." Crowley (vocals, keyboards, guitar), Ronn Moss (bass, vocals) and John Friesen (drums)ですが、核となっているのは、Peter Beckttと"J.C." Crowleyで、彼らの作るメロディはキャッチーかつポップなものとなっております。
AORファンに人気が高いのが、この4thアルバムの"Spies Of Life"ですが、このアルバムでは、既に"J.C." Crowleyが抜け、ほぼPeter Beckettのソロ・プロジェクトといったものとなっております。
もちろんソングライターとしても秀でているPeter Beckettですので、楽曲は悪いわけはありません。
メロディアスで最高に良く出来たAORアルバムに仕上がっております。
収録ナンバーは、
01 - If Looks Could Kill (Dennis Lambert & Peter Beckett)
02 - Some Things Are Better Left Unsaid (Dennis Lambert & Peter Beckett)
03 - Thank You For The Use Of Your Love (Dennis Lambert & Peter Beckett)
04 - It Only Hurts When I Breathe (Dennis Lambert & Peter Beckett)
05 - My Mind's Made Up (Dennis Lambert & Peter Beckett)
06 - I'd Rather Be Gone (Dennis Lambert & J.C. Crowley)
07 - Take Me Back (Peter Beckett)
08 - My Survival (Peter Beckett)
09 - Born To Be With You (Dennis Lambert & Peter Beckett)
10 - In Like Flynn (Peter Beckett)
の10曲でプロデュースはDennis Lambertが担当しております。
"Baby Come Back"ほど強烈なナンバーはありませんが、01、02、03、04、06など佳曲が揃っております。
既に国内盤は廃盤となっておりますが、韓国盤の紙ジャケ仕様をお店に置いてありますので、ご興味のある方はどうぞ。