2013-03-24
Charlie Singleton / NOTHING VENTURED, NOTHING GAINED (1987)

FTG (Funky Town Grooves) Recordsからヒット・ナンバーの"NOTHING VENTURED, NOTHING GAINED"と"THANK YOU (FALETTINME BE MICE ELF AGIN)"の2曲のリミックス違い7曲、計16曲を収め、2012年にリ・イッシューされました。
ハードロックでは、Rock Candy Records、YesterRockなどのリ・イッシュー専門レーベルが有名ですが、ディスコやファンクに関しては、このFTGが群を抜いていると思います。
最近は、Ray Parker,Jr,の一連の作品やChampaignなどがリ・イッシューされましたし、80年代のファンクやディスコが好きなファン(私も含め)の御用達レーベルになっております。
このCharlie Singletonの"NOTHING VENTURED, NOTHING GAINED"は、発表当時アナログ・レコードを手に入れ、"I WANNA BE WITH YOU"をとても気に入り、結構ヘヴィ・ローテーしていたアルバムです。
収録ナンバーは、
01 I WANNA BE WITH YOU
02 NOTHING VENTURED, NOTHING GAINED
03 THANK YOU (FALETTINME BE MICE ELF AGIN)
04 SPENDING MONEY
05 OVER MY HEAD
06 LOVE MACHINE
07 VAIN
08 TOO BUSY THINKING ABOUT MY BABY
09 ALMOST OVER YOU
10 NOTHING VENTURED, NOTHING GAINED (Silly Dance Remix)
11 NOTHING VENTURED, NOTHING GAINED (Silly Dub Remix)
12 NOTHING VENTURED, NOTHING GAINED (Radio Edit)
13 THANK YOU (FALETTINME BE MICE ELF AGIN) (7" Edit)
14 THANK YOU (FALETTINME BE MICE ELF AGIN) (12" Remix)
15 THANK YOU (FALETTINME BE MICE ELF AGIN) (Percapelle Mix)
16 THANK YOU (FALETTINME BE MICE ELF AGIN) (Dub Version)
となっております。
01は前述のとおりこのアルバムの中で最も気に入っているナンバーで、メロディアスなライト・ファンクしたナンバーです。
01と似た感じのライトなファンク・ナンバーの08、メロディアスなバラードの09はかなりお勧めですし、ヒットした02はギターのカッティングは最高にいかしたファンク・ナンバーです。
もう1曲のバラード05なんかもとても素敵です。
ブラコン、ファンク・ファンにはとても楽しめるアルバムです。
もちろん、ブラコンAORファンの方にも。
最近リ・イッシューされたRay Parker,Jr.やChampaignを見ても判りますとおり、FTG Recordsのプレス枚数があまり多くないせいか、結構レア化しているアルバムがあります。
Charlie Singletonのこのアルバムはまだ普通に手に入れることが出来ますが、いずれはレア化必至のアルバムだと思います。
ご興味のある方はお早めに手に入れた方が良いかも。
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2013-03-23
Eagles / Studio Albums 1972-1979 (6 CD Box) (2013)

そして最近、本日紹介するEaglesやVan Halen、Chicagoなどのスタジオ作をチープなペイパー・スリーブ仕様ながら、これらも格安なボックス・セットが出るあるいは出ました。
とにかく価格が安いです。
Chicagoなんて、1stから12thまで(一部カーネギー・ホールでのライヴを除く)の10枚組ボックス・セットが、Amazonで2,637円(3/23現在)で売っております。
普通のCDの1枚分の価格で10枚もののボックス・セットが買えるなんて、昔のことを考えると、ホント、夢のような話だと思います。
Original Album Serieseが出た時もビックリでしたが、最近のCDの価格っていったいどうなっているのでしょうか?
紹介するEaglesはAsylum時代の1stの"Eagles"から6thの"The Long Run"までの6枚組のボックス・セットで価格はたったの2,381円です。
私は既に過去に発表されたアルバムを持っておりますが、車用にと取りあえず予約(発売は3/26)しましました。
ジャケットは前述のとおりチープなペイパー・スリーブですが、ただ単に聴くには十分だと思います。
2,381円で"Hotel California"、"I Can't Tell You Why"、"The Sad Cafe"、"New Kid in Town"、"One of These Nights"、"Take It to the Limit"、"Tequila Sunrise"、"Desperado"などを始め、Eaglesの6枚のアルバムを聴ける訳ですから。
アルバムを持っていない方も、持っている方も車用などに買って損はないと思いますね。
2013-03-20
EDDIE MONEY / LIFE FOR TAKING (1978)

EDDIE MONEYの各アルバムは、ほぼ全てこのブログで紹介しておりますとおり、私にとっては、かなり好きなヴォーカリストの一人です。
彼は、現在まで、Eddie Money (1977)、Life for the Taking (1978)、Playing for Keeps (1980)、No Control (1982)、Where's the Party? (1983)、Can't Hold Back (1986)、Nothing to Lose (1988)、Right Here (1991)、Love and Money (1995)、Ready Eddie (1999)、Wanna Go Back (2007)の11枚のオリジナル・アルバムを発表しております。
Playing for Keeps (1980)とWhere's the Party? (1983)の2枚は今まで激レア・アイテムでしたが、今回、ROCK CANDY RECORDSからPlaying for Keeps (1980)がリ・イッシューされ、あとはWhere's the Party? (1983)の再CD化が望まれるところです。
2006年にオリジナル・アルバムとしては11枚目の"Wanna Go Back"を出したり、他人のアルバムでリード・ヴォーカルと参加したり元気なところを見せていたEddie Moneyですが、その彼が1978年に発表した第2弾アルバムが"Life For Taking"です。
私は、彼のアルバムの中では、このアルバムがAORっぽい内容で最も好きで、彼のベスト作だと思っております。
1曲目のタイトル・ナンバー"Life For Taking"は哀愁を帯びたハードポップのナンバーで、出だしのJimmy Lyonのギター・プレイがとても痺れるナンバーです。
とにかくメロディが最高に良く、Eddieのヴォーカルも曲に良くマッチした切なさが感じます。
CDのジャケットの中を見ると、このナンバーだけ歌詞が載っていることやアルバムのタイトルにしていることからも、Eddieの自信作だと思いますし、まさにそのとおりのナンバーだと思いますね。
2曲目の"Can't Keep A Good Man Down"はEddieお得意のストレートなロック・ナンバーです。
とてもカッコ良いナンバーに仕上がっております。
3曲目の"Nightmare"はブギー調のロックナンバーで、とにかく、Jimmy Lyonのギター・プレイが輝いております。
これもカッコ良いという表現がピッタリのナンバーです。
4曲目の"Gimme Some Water"もこのアルバムの中でも良く出来たナンバーで、アメリカン・ロックの大らかさを感じさせてくれます。
デビュー作も良かったですが、この2ndでこれだけ完成度の高い楽曲を提供出来るEddie Moneyは最高のアーティストだと思いますね。
5曲目の"Rock And Roll The Place"はタイトルどおりご機嫌なロックンロール・ナンバーです。
おそらく、バックのロックンロール・ピアノはNicky Hopkinsだと思いますが、このNickyは他のアーティストのアルバムでたくさん披露されていますが、ロックン・ロールのピアノを弾かせたら、他に追従を許さないピアニストだと思います。
6曲目の"Maybe I'm A Fool"は、Eddieの全てのナンバーの中で、私が最も好きなナンバーです。
このナンバーはまさにAORです。
メロディ最高のナンバーで、バックのストリングがとても美しいナンバーで、バック・コーラスとか、Tom ScottのサックスやGreg Phillinganesのピアノがとても素晴らしいです。
7曲目の"Love The Way You Love Me"もとてもAORしたナンバーとなっております。
このナンバーもとても良く出来ており、バック演奏が素晴らしいんですね。特にピアノとギターが。
幾分ロックっぽいナンバーですが、メロディが良いんですね。
8曲目の"Maureen"はメロディがいかしたポップなナンバーです。
このナンバーでは、バックのホーンの音がカッコ良く、クレジットを見ると、ホーン・アレンジがTom ScottとEddie Moneyとなっております。
Eddie自身がサックスを吹きますが、クレジットには無いので、このアルバムでは吹いていないのかも知れませんが、このナンバーでのホーン音はいかしてます。
9曲目の"Nobody"はミディアム・テンポのナンバーで、これもAORっぽいナンバーとなっております。
とても洒落た感じのメロディアスなナンバーで、ここでもTom Scottのサックスがご機嫌です。
ラスト・ナンバーの10曲目"Call On Me"は壮大なロッカ・バラードです。
途中のJimmy Lyonのギター・ソロはまさに圧巻です。
この頃のEddie Moneyって本当に輝いておりました。
ジャケットを見ても判るとおり、とてもカッコ良いでしょう、そう思いませんか?
私のお店に、Columbia盤ですが、新品CDを置いてありますので、ご興味のある方はどうぞ。
2013-03-17
XORIGIN / STATE OF THE ART (2011)

LA出身のギタリスト、ダニエル・パルムクヴィスト率いるメロディック・ロックの強力プロジェクト、エックスオリジンのデビューアルバム"STATE OF THE ART"です。
アルバムを最初に聴いた時には、Tommy Denander関連のプロジェクト作品にも通じるサウンドで北欧のバンドかと思ったくらい、最近の北欧系ハードポップ、メロハーのバンドと思ってしまいました。
ジャケットを見ても判るとおり、BOSTONやJOURNEY、TOTOなどを連想させてくれる80年代メロディック・ロックしたサウンドで、まさに私好みのものです。
今のアメリカではおそらく受け入れられないサウンドだと思いますが、ヨーロッパやこの日本に向けて発表されたものだと思います。
そういう意味で、このアルバムのレーベル元Frontiers RecordsやEscape Musicは、メロハー好きには頼りになるレーベルだと思います。
収録ナンバーは、
01. Can't Keep Running
02. Crying For You
03. In The Blink Of An Eye
04. Too Late
05. Gina
06. This Is It
07. The One For Me
08. Said And Done
09. Matters To The Heart
10. What Love Is All About
11. Mend My Heart
に01のビデオ・クリップが収録されております。
まさに哀愁のハードポップ・サウンドで、全曲メロディの洪水が、といった感じです。
巷の評判もかなり良いようです。
私のお店にも在庫ございます。
2013-03-16
RICK RISO / SHOUTING AT THE WALL (1986)

「HOME SWEET HOME」レーベルの代表的なアーティストは言わずと知れたChris Christianですが、ほかに本日紹介いたしますRICK RISO、DAN PEAK、STEVE ARCHER、WHITEHEARTなどとても良質なCCM-AORのアルバムを発表しているレーベルです。
RICK RISOは1985年に"Gotta Have The Real Thing"でアルバム・デビューし、当時はコアなAORファンには知られたアーティストでしたが、COOL SOUNDから一連のアルバムが発表され、2000年前後にようやく一般的なAORファンから知られるようになったと思います。
サウンドは、まさに80年代AORサウンドで、このアルバムには、Carlos Rios, Bob Somma, John Ferraro, Brad Cole, Chester Thompson, Tim Heintz, Dave Marotta, John Patitucci, Walter Fowler, Bruce Fowler, Brandon Fields, Domenick Allen, Craig Copeland, Tim Hosman, Mark Le Vang, Susie Allanson, Jan Cheatum, Wendy MacKenzie, Nikki Harris, Tommy Funderberk & Renee De La Torreといったミュージシャンが参加しております。
収録ナンバーは、
01 Forever,
02 Faithful,
03 Even If,
04 I Find Your Love Again,
05 Sure Thing,
06 Shouting At The Walls,
07 No Fear Of Flying,
08 Heart's Desire,
09 Edge Of Darkness,
10 See The Light,
11 Heaven Must Have Sent You (Bonus Track),
12 Have Yourself A Merry Christmas (Bonus Track)
の12曲となっております。
シャレたライト&メロウしたサウンドで、ファンキーなナンバー、TOTO風のナンバー、メロディアスなまさに80年代の香りがいっぱいのAORナンバーなどが収録され、この手のAORアルバムがお好きな方にとっては、まさにピッタリとフィットするアルバムだと思います。
シンセの使い方がいかした軽くファンクした01、ミディアム・スロウのこれぞAORといった02、アーバンな感じのライト&メロウの03、メロディアスなバラードの04、ミディアム・テンポのメロディアスなAORナンバーの05、前奏がTOTOの"HYDRA"を連想させる若干プログレ・ハード調の06、まさにTOTO風のロマンティック・ハードネス路線の07、David Foster風のメロディアスなバラードの08、ピアノの音色が美しいメロディアスなバラードの09、アレンジがいかした10、再びTOTO風の11、David Fosterがプロデュースしたような12と、とても良く出来たAORアルバムです。
もちろん私のお店に置いてありますので、ご興味のある方は、どうぞ。
2013-03-07
GREENWAY / SERIOUS BUSINESS (1988)

このアルバムにつきましては、前回のブログにも書きましたとおり、ヨーロッパでは、170ユーロ近い値段でオリジナルCDが売られている激レア・アイテムで、キャッチーかつメロディアスな、本当に良く出来たハードポップのアルバムです。
元々は、ATLANTIC Recordsから1988年に発表されたアルバムですが、今回のコレクターズCDはオリジナルをコピーしたもので、ジャケットも盤も殆どオリジナル盤といっても良いような装丁となっております。
ハードポップ・ファン、メロハー・ファンは必聴のアルバムだと思います、
当店に数枚入荷いたしましたので、ご興味のある方はどうぞ。
また、同じくブログで紹介いたしましたドイツ産のAndy RobinとNick Robinの兄弟が中心となっているバンドROBINの1990年に発表の"Over All Seven Seas"もプレス盤のコレクターズCDでリ・イッシューされました。
キラキラ・キーボードギターがコラボした80年代風のメロディック・ロックのアルバムで、こちらもオリジナルは激レア・アイテムです。
このコレクターズCDもお店に入荷しております。
なお、最近の入荷情報ですが、
HEARTBREAK RADIO / on air
Wild Rose / Dangerous
USA / USA
STREETHEART(カナダ産ハードポップ、メロハー・バンドの一連のアルバムがプレスされたコレクターズCDで)
他AOR、ハードポップ、メロハーのアルバムが入荷しております。
お店へはこちらから。