2013-09-30
FAR CORPORATION / solitude (1994)

1stの"Division One(1985年発表)は最近韓国でリ・イッシューされましたが、それまではこの2ndと共にオフィシャル盤はレア・アイテムでした。
これが最近、1stとこの2ndがプレスされたコレクターズCDでリ・イッシューされました。
1stには、Led Zeppelinの"Stairway To Heaven"がカヴァーされたこともありましたが、当時はまだ産業ロックの隆盛期ということもあり、私も含め、産業ロック・ファンから結構指示されておりました。
1stから10年弱を経て発表されたこの2nd"solitude"もそのサウンドは1st同様、とてもいかした産業ロック・アルバムに仕上がっており、ボーナス・トラックとして、"Stairway To Heaven"の94年のリミックス・エディションが収められております。
参加メンバーは、
Robin McAuley Vocals
Bobby Kimball Vocals
Steve Cassini Vocals
Steve Lukather Guitar
Scott Gorham Guitar
Bernd Berwanger Guitar
Mats Bjorklund Guitar
Peter Weihe Guitar
Leif Johansen Bass
Al Marnie Bass
Dieter Petereit Bass
David Paich Keyboards
Glenn Morrow Keyboards
Harry Baierl Keyboards
Pit Low Keyboards
Lou Pomanti Keyboards
Simon Phillips Drums
Curt Cress Drums
となっております。
また、収録ナンバーは、
01. Rainy Days 4:40
02. She's Back Again 4:18
03. Solitude 4:52
04. You Never Have To Say You Love Me 3:21
05. Full Moon 4:05
06. Rikki Don't Lose That Number 4:10 Cover: Steely Dan
07. Just A Wish 4:15
08. Hole In The Air 3:38
09. Sebastian 6:03
10. You Change My Life 3:55
11. One Of Your Lovers '94 Remix 3:49
12. Stairway To Heaven '94 Remix 8:46 Cover: Led Zeppelin
です。
まさに80年代産業ロック・サウンドのオン・パレードで、TOTOファンは必聴の1枚です。
オフィシャル盤は激レア・アイテムですが、私のお店にコレクターズCDを置いてありますので、ご興味のある方は、是非、どうぞ。
装丁もオフィシャル盤と殆ど変らないクオリティの高いものです。
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2013-09-24
HEARTPLAY / WHERE THE DEADENDS MEET (2004)

フィンランド産バンドHEARTPLAYが2004年に発表した2ndアルバム"WHERE THE DEADENDS MEET"です。
2001年に"THE ALBUM"でデビューしたこのバンド、サウンドはFOREOGNERやTOTO辺りを意識した産業ロック風のもので、この手のサウンドがお好きな方には結構アピールすると思います。
2004年以降アルバムは発表されておりませんので、既に解散しているかも知れませんが、これで終わりであれば勿体無いことです。
1stの"THE ALBUM"は聴いていないので是非聴いてみたいと思っているのですが、既にレア化しており、手に入れることが難しいそうで残念です。
収録ナンバーは、
01. Don't You Ever Fall
02. That Kind Of Girl
03. Never Again
04. Grateful
05. Tempted
06. This Time
07. Silhouettes
08. If There's A Way
09. Running Man
10. Bridges Burning
となっております。
メロディアスでキャッチーでヒットポテンシャルが高い01、出だしのキーボードの音が最高にいかしたまさにTOTO風の産業ロック・ナンバーの02、伸びやかなギターのトーンがいかしたミディアム・テンポのメロディアスな03、02タイプのこれまたギターとキーボードのコラボがいかしたメロディアスな産業ロック・ナンバーの04、出だしのピアノの音が美しいメロディアスなバラードの05、ミドル・テンポのメロディアスな06、メロディアスなAORナンバーの07、これまたギターとキーボードのコラボがいかしたメロディアスなAORナンバーの08、シャッフルしたサウンドが小気味良いTOTO風の09、ミディアム・スロウのAORナンバーの10と、出来はかなり良いと思います。
TOTOなどがお好きな方やロマンティック・ハードネスのAORがお好きな方であれば、きっと気に入ると思います。
私のお店ににも置いてありますので、ご興味のある方はどうぞ。
2013-09-23
DIXON HOUSE BAND / Fighting Alone (1979)

このアルバムのレビューにつきましては、このブログでも紹介しておりますので、詳細はそちらをご覧いただくとして、さすが、廃盤後に貴重盤となる内容で、今までリ・イッシューを願っていた方にはまさに朗報と言えるでしょう。
RENAISSANCE RECORDSに話を戻しますと、オフィシャル・サイトには多数の上るカタログが掲載されておりますが、すべてがCD化されるかどうかは、ちょっとばかり不安です。
カタログに掲載されているアルバムは、ほぼ全て、現在でもデジタル・ダウンロードで購入することが出来るようで、まさかこれでお終いということは無いと思うのですが。
ぜひ、FAITH BANDなどはオフィシャルのCDで聴きたいと思っておりますし。
DIXON HOUSE BANDの入荷のお知らせに関連して、以下のアルバムが入荷いたしております。
Jag Wire / Made In Heaven
アメリカ産バンドJag Wireの哀愁感漂うメロディアスなハードポップ・アルバム。 コレクターズCD。 プレス盤。
Ole Evenrude / This Ole Town
後にStage DollsやThe Tuesdaysなどのプロデュースを手掛け、今ではプロデュース業が本業の ノルウェー人シンガーOle Evenrudeが’1987年作。 オリジナルは激レア・アイテム。 コレクターズCD。 プレス盤。
YA YA / SCARRED
イギリス産のハードポップ・バンド YA YAの1984年のレアな1stアルバム。哀愁のハードポップ・アルバムです。 コレクターズCD。 プレス盤。
DIRTY BLONDE / PASSION
アメリカ産のグラマラスでスリージーなメロディアス・ハードロック・バンドDIRTY BLONDEの1989年作。 コレクターズCD。 プレス盤。
TOMMY SHAW / WHAT IF
TOMMY SHAW / GIRLS WITH GUNS
TOMMY SHAW / AMBITION
これらは何れもプレスされたコレクターズCDですが、こちらはオフィシャル盤もコレクターズCDもレア化しております。
BADFINGER / Say No More
BADFINGER / AIRWAVES
BADFINGER / Wish You Were Here
BADFINGER / BADFINGER
何れもプレスされたコレクターズCDですが、"Say No More"、"AIRWAVES"のオフィシャル盤はレア化しております。パワーポップ・ファンにお勧めのアルバムです。
その他、数多くのアルバムをご用意しておりますので、ご興味のある方は、是非当店まで。
2013-09-03
Novo Combo / The Animation Generation (1982)

活動再開の手始めとして、過去に国内だけでCD化され、今じゃ激レア・アイテムとなっている、アメリカ産のハードポップ・バンドDIXON HOUSE BANDの1979年作"Fighting Alone”がリ・イッシューされました。
RENAISSANCE RECORDSのオフィシャル・サイトを覗くと、今後CD化される予定のアルバム数はかなりの数に上り、
私がCD化を願っていた、FAITH BAND、WIDOW、SUE SADD & THE NEXT、Marcy Levyなどのほか、今回紹介いたしますNOVO COMBOの2ndそして1stもリ・イッシューされるようです。
リ・イッシューと言えば、現在は、UKのRock Candy Recordsがメインとなっておりますが、これからは、再びこのRENAISSANCE RECORDSの二本立てとなり、いろいろなアルバムがCD化されることとなり、とても楽しみです。
紹介する"The Animation Generation"はNovo Comboの2ndアルバムで1982年発表に発表されました。
元SantanaのMichael Shrieveが中心となって組まれたグループで、メンバーには、セッション・ギタリストとして有名なCarlos Rios(Gino VannelliのBrother To Brotherでのギター・プレイは特に有名)、元Euclid Beach Band(Eric Carmenプロデュースによりアルバムを発表~国内盤も出ています)のPete Hewlett、そしてStephen Deesの4人で構成されてます。
サウンドは、若干軽めのハード・ポップといったところです。
やっぱりというか当然にして、Carlos Riosのギター・プレイは光ってます。
このアルバムのお薦めは、02の"Too Long Gone",3曲目の"Slow Fade",04の"Keep Your Love Alive",06の"Welcome Innervision",07の"Chained Man"といったところですが、特に"Welcome Innervision"の出来は最高です。
Michael Shrieveのドラミングも結構良いし、Carlos Riosのギター・ソロが最高。
メロディも素晴らしいし、言う事なしです。
"Slow Fade"と"Chained Man"は曲の出だしちょっと似ていて、曲の感じもどこかレゲエっぽいところがあります。
収録ナンバーは、
01 Animation Generation 05:32
02 Too Long Gone 03:51
03 Slow Fade 05:17
04 Keep Your Love Alive 03:28
05 Anyone Can See 04:10
06 Welcome Innervision 05:38
07 Chained Man 04:08
08 Follow The Love 03:53
09 She Runs 04:22
10 No Wonder 04:10
の10曲です。
なお、CD化は1stと2ndの2in1になるかも?
とにかく、今後のRENAISSANCE RECORDSが楽しみです。