2013-10-31
Larry Nelson / Flowermoon (2013)

驚いたことにトップ・ページの最上段に再び私のお店のリンクが貼られておりました。
「BLUE DESERT」との関わりは、様々なミュージシャンを撮影している写真家のCarsten Weide氏が私のお店を利用していただいたことにより、彼の友人である「BLUE DESERT」の主宰者Kenneth Bremer氏とも親交を深めるようにもなりました。
今でも両氏から注文があります。
もちろん商売は抜きで。
で、この「BLUE DESERT」ですが、このブログを読んでいらっしゃる方であれば、皆さん良く知っていらっしゃるサイトで、AOR系のアーティストの情報やアルバムをたくさん紹介しております。
もちろん、Bobby Caldwell、Boz Scaggs、Airplayなどのワールドワイドのアーティストもたくさん取り上げておりますが、デンマークのサイトということで北欧のAORアーティストも結構取り上げております。
そんな「BLUE DESERT」との関係から、デンマークのヴォーカリスト、ギタリストのLarry Nelson氏から自分のアルバムを私のお店に置いて欲しいとのメールが届きました。
彼のオフィシャル・サイトに5曲ほどアップしてあり、それを聴いて、商品を取り寄せることとしました。
Larry Nelsonは1977年から活動しているミュージシャンでアルバムも数多く発表しております。
本作 “Flowermoon”は彼の最新作で今年発表されました。
また、本作はLP+CD(CD-R)仕様となっております。
「BLUE DESERT」での記事では、
『The album “Flowermoon” is recorded in Boston, London, Santa Cruz CA & Isle of Skye in Scotland and mixed by Ole Kibsgaard in Copenhagen. So you can call it an international album.
This time Larry Nelson is also bringing a list of excellent musicians to contribute to the album, from Denmark: Ole Kibsgaard (guitar, keyboard, vocals), Flemming Muus (bass), Peter Michael (keyboards) & Peter Kibsgaard (percussion).
Also contributing to the the “Flowermoon” album is Dave Mattacks (Fairport Convention, McCartney, George Harrison etc.), Praire Prince (The Tubes, Todd Rundgren, Jefferson Starship etc.), Amy Fairchild and Chris Rainbow (Alan Parsons Project, Camel etc.).
A strong album from Larry Nelson that is released both on Vinyl and CD, with “vintage” cover-art by Praire Prince』
と書かれております。
サウンドは、THE BEATLES的アプローチのAORアルバムです。
Larry自身がTHE BEATLESのファンのようで、特に本作では、GEORGE HARRISON色が随所に見られます。
彼は、ヴォーカルとスライド・ギターを担当しておりますが、そのスライド・ギターの音色が多分にGEORGE的ですらあります。
バックのミュージシャンを見ても、基本的にはデンマークのスタジオ・ミュージシャンを起用しておりますが、ゲストにDave MattacksやPraire PrinceそしてChris Rainbowなどを配し、このアルバムでワールドワイドに活動を広げたい、そんな思いが伝わってくるアルバムです。
収録ナンバーは、
01. Hello (Song for George) 3:54
02. Talk to Me 3:52
03. Give Me What I Cry For 4:03
04. It's Fine With Me 3:26
05. Balloons and Parachutes 4:42
06. Summer of Love 3:39
07. Flowermoon 4:24
08. Tuesday Afternoon 4:01
09. Somewhere Down the Line 4:46
10. Maybe We'll Meet Again 2:56
の10曲が収録されております。
01はタイトルからも判るとおりGEORGE HARRISONの捧げたナンバーで、途中のスライド・ギターのソロはまさにGEORGE HARRISONといったところでしょうか。
バックのキーボードやシンセの音もTHE BEATLES的ですし、目立たないながらもシタールなんかも使われております。
とてもメロディアスなナンバーでお勧めですね。
02はAmy Fairchildという女性とのデュエット・ナンバーですが、音が軽めのこれぞAORナンバーといった感じで、AORファン納得の1曲です。
03はChris Rainbowのペンによるナンバーで、Chrisもバッキング・ヴォーカルで参加しております。
起伏に富んだメロディアスなナンバーで、曲の出来もかなりなものです。
ここでのスライド・ギターも多分にGEORGE的です。
04もメロディアスなAORナンバーでお勧めです。
05はGEORGE HARRISONのアルバム(80年代頃の)に入っていても違和感がないナンバーです。
06はLarryのオフィシャル・サイトで聴いたナンバーで、このアルバムを取り寄せても良いと判断したナンバーで、メロディアスでポップな作品です。
特に、LarryのGEORGE的なスライド・ギターが気に入りました。
07はハードポップ的なアプローチの少しばかりハードな音がいかしたメロディアスなナンバーです。
08はメロディアスなバラード・ナンバーです。
09もメロディアスなAORナンバーです。
10はアコースティカルなバラード・ナンバーです。
アルバム全体良くできておりますが、特に01、02、03、04、05、06、07なんかがお勧めです。
近い内に、お店にアップする予定です。
価格は、3,500円(LP+CDヴァージョンのみ)を予定しておりますが、ご興味のある方がいっらしゃれば下記にメールをいただければお取り置きいたします。
info@aor-paradise.com
日本では、現在のところ当店のみの取扱いだと思います。
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