2013-11-13
ARC ANGEL / Harlequins Of Light (2013)

1983年にアルバム"ARC ANGEL"を発表したJEFF CANNATAがARC ANGEL名義で30年振りに発表したものです。
メーカーの資料ですは、
「米コネチカット州ニュー・ヘヴンをホームに活動していたプログレッシヴ・ロック・バンドJASPER WRATH (ヴォーカルは後にHOUSE OF LORDSに加入したJames Christian)で、’71年のアルバム・デビューから’76年の解散まで同バンドのドラマーとして活動していたJeff Cannataは自身のリーダー・プロジェクトARC ANGELをJASPER WRATHのKey奏者Michael Soldanと’82年に結成して翌’83年にPortrait/CBSからアルバム『ARC ANGEL』を発表した。
このアルバムにはかつてバンド仲間だったJames Christianや後にBON JOVIでも活動するセッション・ベーシストHugh John McDonaldが参加した。
またこのアルバムはヨーロッパで好セールスを記録したが、自国ではBOSTONやKANSASのクローンとしての扱いだった。
その後Jeff CannataはARC ANGELという名前の使用を止め、CANNATAとして’88年にAORとプログレッシヴ・ロックを融合させたアルバム『IMAGES OF FOREVER』をフランスのCARREREから発表した。
1993年にはSTYXや80年後半のYESの様なコマーシャルな面を押し出したアルバム『WATCHING THE WORLD』を英国のNOW AND THENから発表した。2002年にはスウェーデンのATENZIAからアルバム『TAMOROK』を発表、2006年には自身のレーベルOXFORD CIRCUSからアルバム『MYSTERIUM MAGNUM』を発表したほか、2009年には60~70年代のプログレッシヴ・ロック曲を現代のテクノロジーで再現した『MY BACK PAGE』も発表した。
そして2012年イタリアのFRONTIERS RECORDSとコンタクトをとって’13年にARC ANGELとして30年振りのアルバム『HARLEQUINS OF LIGHT』を発表するに至った。
Fortune Teller [Images Of Forever](’88) のリ・レコーディング「Fortune Teller 2」を含む80年代のメロディック・ロックを基本にポンプ・ロックやコマーシャルな面も存分に取り入れたメロディック・ロック・ファン納得の作品!」
とあります。
メーカー・インフォにもあるとおり、1stアルバムは、プレグレ・ハードしたサウンドで、KANSASを意識したような音作りでしたが、この3rdでは、とにかくメロディアスなナンバーのオン・パレードで、Jeff Cannataのソング・ライターとしてのセンスが際立った作品となっていて、彼のソロ・アルバムを凌ぐ作品となっております。
さらにギター、ピアノなどすべての音そしてパフォーマンスが素晴らしく、最近聴いた中のハードポップ、メロハーの作品の中でも群を抜いていると思います。
収録ナンバーは、
01. Harlequins Of Light
02. As Far As The Eye Can See
03. War (Battle Wounds Of Life)
04. Voice Of Illuminati
05. Through The Night
06. Amnesia (The Rest Of Your Life)
07. Fortune Teller 2
08. California Daze
09. Tonight… Forever
10. Get To You
11. Diamonds And Gold
12. Legend Of The Mary Celeste
が収録されております。
01からメロディの嵐が吹いたナンバーばかりで、メロディアスでキャッチー、そして起伏に富んだメロディと、ハードポップのファンであれば、必ずや気に入るアルバムですし、このアルバムを聴かずしてハードポップ・ファンを自認できないと思います。
2013年に発表されたハードポップ、メロハーのアルバムの中でもトップ・クラスに位置するアルバムだと思います。
もちろん、当店にもこのアルバムを置いておりますので、ご興味のございます方はどうぞ。
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