2014-02-24
Marc Tanner Band / Temptation (1980)

米リ・イッシュー専門レーベルのWOUNDED BIRD RECORDSのリ・イッシュー盤は物によってプレス枚数が違うのかどうか判りませんが、Gregg Rolieの1stアルバムなんかは出て直ぐに在庫切れ、廃盤となり、今では5桁を超える激レア盤となっておりますし、FOTOMAKERの1st、REX SMITHの1stなんかもそうです。
本日紹介するMarc Tannerもつい最近まで1stは普通の値段で買えましたが、今じゃ廃盤となりレア化しております。
2ndは今はまだ普通の値段で買えますが、近い内にレア化するもと思われます。
この2nd、1stほどの出来映えではありませんが、それでもハードポップ・アルバムとしても一定のレベルの内容となっていると思います。
収録ナンバーは、
01. Hold Your Head Up
02. Hot and Cold
03. And You Do
04. Lonely Street
05. Don’t Say No (Surrender)
06. Temptation
07. When You Were Young
08. Prove It to You
09. Hollywood Star (Hooray For Hollywood)
となってしまいます。
アルバムの冒頭を飾る01は英国のポップ・ロック・バンド、Argentのヒット曲のカヴァーで、このトラックのプロデュースを担当したのが、デヴィッド・ロバーツの最新作『BETTER LATE THAN NEVER』をプロデュースしたフレッド・モーリンです。
お勧めは02で、ちょっとばかりThe Doobie Bros.を感じさせるポップ・ロックしたナンバーです。
軽快なロックン・ロール・ナンバーの03、美しいピアノ・ソロから始まるメロディアスなパワー・バラードの04、ギター・オリエンティドのハードポップ・ナンバーの05、スロウなブギ・スタイルの06、若干ハードながらもポップな07、メロディアスなAORナンバーの08、ライヴ仕立てのメロディアスなハードポップ・ナンバーの09と、決して内容は悪くありません。
購入予定をしていらっしゃる方は早めにゲットした方が良いと思います。
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2014-02-23
SHE'S CHINA / THE NIGHT OF ILLUSION (1989)

ドイツ産のAOR、ハードポップ・バンドShe's Chinaの1989年作"THE NIGHT OF ILLUSION"です。
私は彼らのアルバムをおそらくほぼ全て持っておりますが、この日本での知名度はかなり低いと思います。
紹介する"THE NIGHT OF ILLUSION"は彼らの初期作品で、湿り気を帯びたメロディアスなAOR、ハードポップで、発表された時期もあるのでしょうか、ほんのりとニュー・ロマンティックの雰囲気もあります。
全体的に洒落た感じがするのもそのせいかも知れません。
サウンドを聴く限りでは、ドイツのバンドというよりイギリスのバンドといった感じでしょうか。
収録ナンバーは、
01 The Night Of Illusion 5:12
02 Train Of Thoughts 5:27
03 Woman 5:12
04 Revelation Day 5:11
05 Make Love 5:15
06 Lettres D´amour 4:52
07 The Question Of Trust 4:20
08 Calling Me Home 1:25
09 Time 6:00
10 She´s Made In Heaven 3:52
11 Dream On 4:45
が収録されております。
一押しはタイトル・ナンバーの01でモロにShe's Chinaというバンドのサウンドを具現化しております。
哀愁感バッチリのメロディアスなAORナンバーです。
ミディアム・スロウのメロディアスなバラード・ナンバーの02、09、Spandau Balletの"True"を連想させるメロディアスなバラードの03、ニューロマンティックの香りがする04、10、バックのギター・プレイがいかしたミディアム・テンポのメロディアスなハードポップ・ナンバーの05、11、ギターのカッティングがカッコ良いニューロマンティック風のメロディアスな06、メロディアスでポップな07と、まさにメロディ・マニア必聴の1枚です。
私のお店でも、彼らのアルバムを何枚か取り揃えておりますので、ご興味のある方はどうぞ。
2014-02-21
CRYSTAL BLUE / Caught In The Game

スウェーデン産のハードポップ、メロハー・バンドCRYSTAL BLUEの1994年2ndアルバム"Caught in the Game"です。
彼らは、1993年に1stアルバム"Out From the Blue"、2003年に3rdアルバム"Detour"を発表しております。
彼らの魅力は、何といっても、まさに北欧を感じさせる哀愁を帯びたメロディアスでキャッチーなサウンド・メイクといえると思います。
この2ndアルバムの収録ナンバーは、
01. A Little Bit of Paradise
02. Hold On
03. Prisoner of Love
04. Fall in Love
05. Long Way to Heaven
06. Memories of You
07. Anything for You
08. No Guarantee for Love
09. Caught in the Game
10. There's No High
11. Crazy World
となっております。
冒頭にも書きましたとおり、全曲が哀愁を帯びたメロディアスでキャッチーなナンバーばかりです。
伸びのあるヴォーカルがいかした01、出だしのキーボード・プレイがいかしたキャッチーな02、キーボードとギターが上手くコラボしたメロディアスでポップな03、ミドル・テンポのメロディアスなバラード・ナンバーの04、ファンキーなパフォーマンスがカッコ良い05、バックのピアノの音色が美しいメロディアスなバラード・ナンバーの06、ギターのトーンが魅力的なハードポップ・ナンバーの07、ピアノ・プレイがいかしたメロディアスでポップな08、メロディアスでフックに満ちた09、幾分ハードなメロディアスな10、ギター・オリエンティドのポップな11と、殆ど捨て曲が無い強力な1枚です。
まさにメロディ・マニア必聴盤です。
この2ndを含む3枚のアルバムを当店にご用意しておりますので、ご興味のある方はどうぞ。
2014-02-20
The Alan Parsons Project / Complete Albums Collection (11 CD Box)

本BOXの最大の目玉となるのが、5thアルバムとして予定されていながら、お蔵入りとなった未発表作品『The Sicilian Defence』が収録されることで、作曲、レコーディングがたった3日で行われたという当該アルバムは諸事情によりリリースされることがなかったが、アラン・パーソンズ・プロジェクトのアルバムのExpanded editionの為に、エリックがボーナス・マテリアルを探していた際に、この未発表作品のマスターが発見されたようで、その中の一部は『イヴの肖像』のボーナス・マテリアルとして収録されたが、コンプリートな形でリリースするのは今回が初となる。
Alan Parsons Projectの最もヒットしたアルバムは、1982年の6枚目のアルバム"Eye In The Sky"で全米7位にランク・インされました。
また、シングルは28枚発表しており、最もヒットしたシングルも"Eye In The Sky"で全米3位にランク・インされております。
私は"Eye In The Sky"も大好きですが、最も好きなアルバムは、1979年の"EVE (邦題「イヴの肖像」)"ですね。
The Alan Parsons Projectを最初に耳にしたのが、この"EVE"で、ジャケットも強烈でしたが、サウンドはとてもメロディアスでポップでしたので、当時AORばかりを聴いていた私ですが、彼らのサウンドがすんなり耳に馴染みました。
私は、未発表アルバム以外のアルバムは全て持っておりますが、今回はこの未発表アルバムのためだけで予約してしまいました。
この未発表アルバム、"Eve (1979)"の後の音源ということで、とても楽しみにしております。
2014-02-18
FISC / Handle With Care (1989)

このアルバム、長らく廃盤となっておりましたが、最近といってもかなり前ですか、コレクターズCD(プレス盤)でリ・イッシューされました。
オリジナル盤は5桁を超える激レア・アイテムでしたが、今ではコレクターズCDですが、普通の値段で聴けます。
FISCといえば、ルクセンブルク出身のシンガーJimmy Martinが在籍していたことで知られております。
そのJimmy Martinも昨年"Wild At Heart"というメロディアスなハードポップ、メロハーのアルバムを久々に発表し元気な姿を見せてくれました。
この4thアルバムは前作"Too Hot For Love"同様メロディアスなハードロック・アルバムに仕上がっております。
とにかく、この4thアルバム、ジャケット・デザインが良いですよね。
前作の"Too Hot For Love"のジャケット・デザインも良かったですが(このアルバムもコレクターズCD(プレス盤)でリ・イッシューされております)。
収録ナンバーは、
01. Come Run Riot
02. Live It Up
03. Won't Let You Go
04. Love Under Attack
05. Love Fight
06. Handle With Care
07. Hold Your Head Up
08. Got To Beat The Clock
09. Speed Limit 55?
10. Let Me Leave
11. Breaking All The Rules
が収録されております。
ゲストにTHIN LIZZYのScott Gorhamが参加しております。
07はARGENTのカヴァーでオリジナル同様かなりいかしてますし、10はギター・インストのナンバーですがこれが実にカッコ良いです。
03はメロディアスなパワー・バラード、11はメロディアスなハードポップ・ナンバーでこの2曲がアルバムの一押しか。
01や02も相当に出来が良いですが、そのほかのナンバーもかなりなものだと思います。
コレクターズCDも殆どが1stプレスでお終いとなっておりますので、買える時に手に入れないと後で入手が困難となってしまいます。
私のお店にこの"Handle With Care"と前作の"Too Hot For Love"コレクターズCDを置いてありますので、ご興味のある方はどうぞ。
2014-02-12
Ann Lewis / Annie’s RAG BAG (5 CD Box) (1995)

先日、TOWER RECORDSオンリーで、Ann Lewisの「Think! Pink!」以降「MY NAME IS WOMAN」までのオリジナル・アルバムがリ・イッシューされました。
「Think! Pink!」「PINK PUSSY CAT」「リンダ」「LA SAISON D'AMOUR」のリ・イッシューは特に嬉しかったですね。
昨日、「PINK PUSSY CAT」を聴いたら、止まらなくなってしまいました。
初期作品を除き、CD化されたアルバムはベスト盤、ボックス物とほぼ全て所有しているAnnフリークの私ですが、彼女の魅力は何といっても彼女の容姿と歌唱力そして声質ですかね。
デビュー当時の歌唱力はイマイチでしたが、1977年の「甘い予感」以降の彼女の歌唱はもう最高だと思っております。
特に「LA SAISON D'AMOUR」以降は彼女が最も輝いていた時期だったと思います。
それが昨年で活動を停止したと聞いてとても残念です。
まぁ、パニック障害やらなにやらいろいろとあったのかも知れませんが。
いわゆる歌謡ロックというジャンルは、彼女アン・ルイスと沢田研二の2人が確立したジャンルだと思っております。
The Tigers時代のジュリーはあまり好きではありませんでしたが、ソロに転向してからの沢田研二は結構聴いており、オリジナル・アルバムこそ持っておりませんが、ベスト・アルバムは何枚か持っております。
本日紹介するアルバムは、1995年に発表された「Annie’s RAG BAG」といういわゆるボックス物です。
「WOMANISM」というベスト・アルバムを何枚か発表しておりますが、それらを5枚組のボックスにしたものです。
「LA SAISON D'AMOUR」以降のナンバーが数多く収められておりますが、冒頭にも書いたとおり彼女が最も輝いていた時期の作品ばかりで、言うことなしです。
日本語の歌は歌詞が結構エロティックだったり、とにかく曲の雰囲気が彼女のヴォーカルにフィットしてますし、英詩はもうネイティヴです。
エレクトリック・ギターをふんだんにフィーチャーした歌謡ロックのナンバーはもちろん、彼女の声質や歌唱力はバラード・ナンバーでもバッチリで、そこが彼女の魅力だと思います。
とにかく、彼女は最高です。
2014-02-07
Original Sound Track / SATOMI HAKKEN-DEN (1984)

こんなアルバムがひっそりとリ・イッシューされていたのを。
ちょっと前まで激レア盤で、John O'Banionファンには垂涎モノだったと思います。
角川映画「里見八犬伝」のサントラ盤です。
先日市内のタワー・レコードに行ったときに何気に見つけたCDです。
それも価格が999円と破格値でした。
あのNOBODYが音楽監督を務めたことも話題になりましたが、やはりJohn O'Banionのヴォーカル・ナンバーの01「八犬士のテーマ(White Light)と15の「里見八犬伝」が目玉でしょうね。
「里見八犬伝」の音楽に英語詞のロックを、というコンセプトのもと、第11回東京音楽祭で「君だけのバラード」でグランプリを獲得したJohn O'Banionに白羽の矢が立ったということらしいです。
収録ナンバーは、
01. 八剣士のテーマ(White Light)
02. 銀の時代
03. 静姫の決意
04. 伏姫縁起絵巻
05. 宿命の出会い
06. 黒武者隊来襲
07. 聖なる証
08. 黒い血脈
09. 御統ヶ岳(みすまるがたけ)前夜
10. 光の啓示
11. 八剣士のテーマ(White Light)~討て、魔の千年王国
12. 星よ、導きたまえ
13. 闇からの脱出
14. まほろばへ…
15. 里見八犬伝
が収録されております。
01、15以外の楽曲については、まぁ、ある程度どうでも良いです。
15につきましては、AOR物のコンピレーション・アルバムで聴くことができますが、01はおそらくこのサントラ盤だけだったと思います。
もちろん、この2曲、Joey CarboneとRichie Zitoのプロデュース作品です。
999円という価格ですので、この2曲のためだけでも購入する価値はあると思います。
2014-02-06
KING OF HEARTS / Close, But Not Guitar (1978)

KING OF HEARTSといえば、Tommy FunderburkとBruce Gaitschの方を思い浮かべる方が殆どだと思います(私もこのアルバムを知るまではそうでした)。
こちらのKING OF HEARTSは、Nielsen/Pearson、Peter Allen、Van Stephensonなどを手掛けたRichard Landisがプロデュースし、ヴォーカルにはRobert Fitoussi (F.R. David)、ギターにMarc Tobaly という布陣で録音されたものです。
収録ナンバーは、
01 Stay With Me 3:18
02 This Time Is Right 3:06
03 Something To Hide 3:05
04 There's Always Time 3:30
05 Just Because 3:21
06 How Long Does It Take 3:23
07 Ridin' On 4:25
08 Fancy Dancer 3:28
09 Love For Hire 2:45
が収められております。
産業ロック然とした01、08、TOTO風の切れのある02、F.R. Davidの"WORDS"に収録されても良いようなAORナンバーの03、Crosby, Stills, Nash & Young風の04、これぞAORといった05、メロディアスでポップな06、ギターのリフがカッコ良い07、シャッフル・ビートの09と、かなり」いかした内容です。
コレクターズCD(プレス盤)でリ・イッシューされ、当店でも何枚か仕入れましたが、すぐに売り切れてしまいました。
取引先に在庫もなく、次はいつ入荷するのかもわかりません。
KING OF HEARTS / Close, But Not Guitar入荷いたしました。
ご興味のある方は、当店までどうぞ。(2014.3.5)
2014-02-05
THE WINERY DOGS / THE WINERY DOGS (2013)

サウンドを一言で言い表すと、ブルースを下地に置いたハードロックで、現代版CREAMといったところでしょうか?
名うての3人によるインプロビゼーションは、まさにCREAMを彷彿させるものがあります。
これら3人によるパフォーマンスは、もちろん非の打ち所がありません。
さらにRichie Kotzenの歌唱力が冴えにさえまくっております。
収録ナンバーは、
01. "Elevate" 5:02
02. "Desire" 3:41
03. "We Are One" 4:32
04. "I'm No Angel" 4:04
05. "The Other Side" 5:41
06. "You Saved Me" 5:13
07. "Not Hopeless" 5:05
08. "One More Time" 3:36
09. "Damaged" 3:30
10. "Six Feet Deeper" 4:13
11. "Time Machine" 4:45
12. "The Dying" 6:07
13. "Regret" 4:50
が収録されております。
1曲目からRichieのギターが炸裂するナンバーで、テクニックが確かなBillyのベース、畳みかけるようなMikeのドラミング、まさにこれは、CREAMの現代版といえます。
全体的にへヴィーなブルース・ナンバーが多く収められておりますが、ミディアム・テンポのメロディアスな04、3人それぞれのパフォーマンスの魅力を伝えてくれる05、11、メロディアスなバラードの06、09、12と、かなりいかした内容となっております。
彼らのオフィシャル・サイトを覗いてみましたが、このバンドにかける思いはかなり強いようで、プロジェクトというよりもパーマネントなバンドを目指しているようです。
Richieファンであれば、手に入れなきゃならないアルバムですね。
2014-02-04
HIGHHEELS / HIGHHEELS (2013)

最近はもう殆どヨーロッパからの仕入れが殆どで(もうアベノミクスのよる円安ユーロ高は本当にまいります)、メジャー・アーティストについては、仕入れ原価を考えると、絶対Amazonには敵わないので、Amazonのカタログに掲載されていな商品(あまりありませんが)やレア・アイテムを仕入れることが多いのですが、無名のバンド・アーティストの場合、内容の把握に結構困ったりします。
取引先のカタログで、AORとかMelodious Hardと記載されているものを仕入れておりますが、これがたまにハズレもあったりします。
本日紹介いたしますHIGHHEELSも全くの新人バンドで、取引先のカタログにはMelodious Hardとあったので仕入れましたが、これがかなり良い内容でした。
HIGHHEELSはスイスのバンドで、スイスといえば、Krokus、Gotthard、Stormbringerなどサウンド的には北欧メタルを連想させるバンドが多いように思われますが、このHIGHHEELSはメロディアスでキャッチーそしてグラマラスなハードロック・スタイルと言えます。
L.A.メタルにも通じるサウンドで、その手のサウンドがお好きな方にも、そしてメロディアス・ハードロックのファンの方にも十分アピールする内容だと思います。
収録ナンバーは、
01. Noise Pollution
02. High Heels
03. Way of Life
04. Can't Let Go
05. Bad Boy
06. Cold As Ice
07. Magic Circle
08. Rock Heaven
09. Pray for the Weekend
10. Break the Rules
11. Bad Reputation
12. Left Me All Alone
が収録されております。
どのナンバーもメロディアスでキャッチーなものばかりです。
ヴォーカルの声質もバンド・スタイルにマッチしており、ギター・プレイを始めバックのパフォーマンスはかなりいかしてます。
私のお店でも取り扱っておりますので、ご興味のある方はどうぞ。
2014-02-03
TALK OF THE TOWN / TALK OF THE TOWN (1988)

これら全てがレア化しておりましたので、買い逃した方には今がチャンスでしょうか?
ただ特にレア・アイテムだった2ndの"Reach for the Sky"はコレクターズCDでも品薄の状態のようです。
私はお店の販売用として、1stと2ndを取り寄せました。
3rdの"The Ways of the World"はオフィシャル盤の中古がありましたので、取り寄せしませんでしたが、オフィシャル盤ですので価格を3,000円に設定しておりますが、これが売れるかどうかわかりません。
レア・アイテムのオフィシャル盤やコレクターズCDでのリ・イッシューは個人的にはうれしいのですが、レアなオフィシャル盤の在庫があると、やはり複雑です。
本日紹介いたします、1988年発表の1st"Talk of the Town"は1999年にAOR Heavenからボーナス・トラック8曲を追加してリ・イッシューされたもののコレクターズCDです。
収録ナンバーは、
01. Free Like an Eagle 3:40
02. Fever 3:19
03. Sing to the World 3:54
04. Undercover Love 3:32
05. I Love the Look in Your Eyes 3:29
06. Feel My Heartbeat 3:13
07. Livin' for Lovin' 3:21
08. You've Got Your Dreams 3:12
09. In the Night 3:49
10. The Power Inside 3:14
11. Wildcat 2:52
12. Top of the Mountain bonus track 4:20
13. Reach for the Sky bonus track 4:10
14. Strange Love bonus track 3:58
15. Come on Closer bonus track 4:25
16. Wish I Could Fly bonus track 3:59
17. Love Touch bonus track 4:42
18. Queen of the Night bonus track 3:53
19. Midnight Cowboy bonus track 3:50
Total Running Time: 70:52
の19曲が収録されております。
12、13、14、15は2ndアルバム"Reach for the Sky"から、16、17はバンドのヴォーカリストThomas Vikstromのソロ・アルバムから、18、19は未発表音源となっております。
DIVINEFIRE がカバーした名曲01、メロディアスなバラード・ナンバーの03、まさに80年代の北欧のハードポップ・アルバムです。
決してEUROPEやALIENにだって負けておりません。
ハードポップ・ファンであれば押さえているべきアルバムでしょう。
この1stから3rdまで私のお店でも取り扱っております。
2014-02-02
Blue Coupe / Million Miles Move (2013)

古き良きオールド・スタイルのメロディアス・ハードロック・アルバム。
最近はヨーロッパのAORハードやメロハーのアルバムばかり聴いておりましたが、こんなのもたまには良いかも。
私はもう40年以上洋楽を聴いており、60年代、70年代、80年代、90年代そして2000年代とロック・サウンドの変遷をリアル・タイムで目の当たりにしてきました。
少なくとも、現在のメロハーは、CREAM、Deep Purple、Led ZeppelinやPink Floyd、BOSTONそしてBlue Öyster Cultなどといったバンドから影響を受けている筈です。
現在も活躍しているバンドもいれば、解散しているバンドもおりますが、彼らのオリジナル・アルバムをたまに引っ張り出して聴くということも結構楽しいですが、このように古くから活動しているミュージシャンの最近のアルバムを聴くのもワクワクします。
このアルバム、私をみたいな50代や60代前半にとって、とても安心して聴けます。
最近のメロハーしか聴いていない若いファンにも是非聴いていただきたいアルバムだと思います。
私のお店にも置いてあります。
01. Prophets Dukes and Nomads 3:32
02. Hellfire Hurry 3:47
03. Hallow's Grave 3:51
04. Everybody Goes Insane 4:04
05. I'll Forever Stick Around 3:36
06. Modern Love (Stalking Time) 4:53
07. Used Car 3:57
08. Supernatural Love 4:01
09. Train of Thought 4:01
10. Ain't Dead 3:31
11. Ride With Me 3:55
12. Devil's Highway 3:51
13. More Cowbell (Gotta Fever) 2:55
2014-02-01
REVOLUTION ROAD / REVOLUTION ROAD (2013)

参加メンバーは、Snakes in ParadiseのヴォーカリストStefan Berggren、Charming GraceやChasing Violetsでギターを弾いていたCarmine Martone、Eden's CurseのベーシストPaul Logue、Edge Of ForeverのドラマーFrancesco Jovinoとイタリア人ギタリストFrancesco Marras。
ドイツのメロディック・ロック系の新進レーベルAvenue Of Alliesからの発表ということもあり、サウンドは、いわゆるAORハードで、この手のサウンドが好きな私としては納得の1枚です。
収録ナンバーは、
01. Wings Of Hope
02. Shooting Star
03. Revolution Road
04. Hold On
05. Ain't Gonna Give My Heart Away
06. Love’s Got A Hold On Me
07. Losing You
08. Take Your Love To Town
09. Pretending Hearts
10. Balloon
となっております。
キーボードとギターのコラボがいかしたメロディアスな01、07、08、メロディアスでポップな80年代産業ロック風の02、幻想的的でスペーシーな感じのキーボードで始まるミディアム・テンポのパワー・バラードの03はタイトル・ナンバーとなっており一押し、BOSTON風の04、メロディアスなパワー・バラードの05、出だしのギター・プレイがいかしたメロディアスな06、メロディアスなAORナンバーの09、アコースティック・ギターをフィーチャーした70年代アメリカン・ロック風の10、とこのアルバムも捨て曲が無い強力な1枚です。
もちろん、私のお店でも取り扱っております。
YouTubeには01の動画しかありませんが、お勧めは03です。