2014-09-27
Stan Bush / THE ULTIMATE (2014)

Stan Bush (1983)
Stan Bush & Barrage (1987)
Every Beat of My Heart (1992)
Dial 818-888-8638 (1993)
Higher Than Angels (1996)
The Child Within (1996)
Call to Action (1997)
Til All Are One (1997)
Stan Bush & Barrage - Heaven (1998)
Merry Christmas & A Happy New Year (1998) (Christmas Album -out of print-)
Capture the Dream - The Best of Stan Bush (1999)
Language of the Heart (2001)
Shine (2004)
In This Life (2007)
Dream The Dream (2010)
The Ultimate (2014)
Stan Bushのバンド及びソロで発表したアルバムです。
こう並べてみますと、最初の頃は、アルバムの発表に結構期間を要しておりますが、90年代以降はコンスタントにアルバムを発表しております。
私は、1stソロのStan Bush (1983)からのファンで、Merry Christmas & A Happy New Year (1998)以外のアルバムは全て所有しておりますが、Stan Bush (1983)が最も好きで、次にStan Bush & Barrage (1987)です。
もちろんこれ以降のアルバムももちろん好きです。
Stan Bushの素晴らしいところは、ソング・ライティングと彼のヴォーカルでしょうね。
とにかく良い曲を作ります。
"It's Hot"でノックアウトされ、"Love Don't Lie"で感傷的になったことは、今でも忘れられません。
本日紹介いたします最新作"THE ULTIMATE"もとてもいかしてます。
私の持っているのは、L.A. Records盤です。
いわゆるStan Bushのレーベルから発表されたものですが、昔Stan Bush & Barrage (1987)を彼のオフィシャルサイトから購入した時は、盤がCD-Rでしたが、この"THE ULTIMATE"は海外の小売店から購入したもので、ジャケットも盤も正規のものでした。
一時期、Stan Bushのアルバムは、生産停止状態で、どのアルバムもレア化しておりましたが、最近は、L.A. Records盤が流通(過去のアルバムはCD-Rかも知れませんが)しているせいか、どのアルバムも普通の価格で手に入れることが出来るみたいです(ものによってはレア化しているのもあるようですが)。
このアルバムには、
01. Something to Believe 4:31
02. The Ultimate 5:02
03. Heat Of The Battle 3:31
04. Love Again 3:39
05. Stand In The Fire 4:41
06. Unstoppable 4:19
07. Thunder in Your Heart 3:29
08. The Journey 3:55
09. The Memory Of You 4:25
10. If Im Not Lovin You 4:14
11. The Touch Power Mix 4:02
が収められております。
どのナンバーも魅力的です。
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2014-09-25
GEORGE HARRISON / APPLE YEARS 1968-1975 (2014)

ジョージ・ハリスンのアップル時代の6作品『不思議の壁』(1968年)、『電子音楽の世界』(1969年)、『オール・シングス・マスト・パス』(1970年)、『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』(1973年)、『ダーク・ホース』(1974年)、『ジョージ・ハリスン帝国』(1975年)に、ボーナスDVDを加えた豪華BOXセット。
国内盤は、10月15日に発売予定ですが、輸入盤は既に市場に出回っております。
このBOXセット、装丁はは、デザインを除けばDARK HORSE YEARと同じです。
未発表音源などのボーナス・トラックも収録されておりますし、APPLE時代にGEORGE HARRISONのパフォーマンスを見れることが売りでしょうか。
DARK HORSE時代はDavid Fosterが参加したこともあってか、「慈愛の輝き」「33 1/3」などは、私はまさにAORアルバムだと思っております。
APPLE時代の「EXTRA TEXTURE」もDanny Kortchmerは参加しておりませんが、David Fosterを始めとするATTITUDES面々が参加しており、このアルバムもAORした内容となっております。
私が参加ミュージシャンを気にしてアルバムを購入するようになったのは、GEORGE HARRISONのアルバムの影響です。
彼の人脈って凄いですよね。
THE BEATLES時代にERIC CLAPTONやBILLY PRESTON、NICKY HOPKINS、解散してからは、JIM GORDON、GARY WRIGHT、TOM SCOTT、RICHARD TEE、ROBBEN FORD、WILLIE WEEKS、ANDY NEWMARK、JIM HORN、DAVE MASON、RAY COOPER、GARY MOORE数え上げればキリが無いです。
GEORGEのアルバムを聴いてから、参加ミュージシャンのアルバムも聴くようになり、音楽のジャンルの幅も広がりました。
そのお蔭で今の私がある、といっても過言ではないでしょう。
THE BEATLESの4人の中で唯一生のパフォーマンスを見たのはGEORGEだけです。
わざわざ、札幌から東京まで彼の姿を見に行きました。
このブログに何度も書いておりますとおり、THE BEATLESがいなかったら、今の私はいなかったですね。
ましてや、このようなブログも書いておりませんでしたし、サラリーマン生活を途中下車し、ネットでCDショップなんて開いていなかった筈です。
音楽って、やっぱり凄いですよね。
特に10代、20代で聴いて印象が強烈だったことは、その後の人生に影響を及ぼすんです。
「MUSIC IS MY LIFE」です。
私にとっては。
2014-09-22
SKO/TORP / Familiar Roads (1992)

彼らは、1990年に"On A Long Lonely Night "でアルバム・デビューし、この2ndを1992年に、1994年に"Hey You! "を、1996年に"A Perfect Day"、1997年に"Radio Song Book"、その後2007年にベスト・アルバム"Glorious Days: The Very Best Of"を発表後、2010年に久しぶりとなるスタジオ・アルバム"Heartland"した後は2人での表立った活動はありませんが、Søren Skoは2012年にJulia Fabrinという女性シンガーとShoes For Juliaというデュオを結成して"Shoes For Julia "というアルバムを発表しております。
このSKO/TORPはいわゆるウエスト・コースト風AORのサウンドを奏でるデュオで、北欧AORファンにはとても有名なバンドです。
例えば、AMERICAとか古くはCrosby, Stills, Nash & Youngとかそういったウエスト・コースト風のサウンドを持ったデュオですが、そこは、デンマーク産ということもあり多分に欧州的湿り気を帯びたものとなっており、透き通った感じの音が魅力的なデュオです。
収録ナンバーは、
01. Closer To Me 4:24
02. You Read My Moods 3:38
03. Familiar Roads 4:58
04. Dolphin Girl 4:45
05. Sorrow City 4:45
06. Glorious Days 5:27
07. Good Folks 3:28
08. I Know a Girl 2:48
09. Can't Get Enough 3:23
10. Give It Up 3:42
11. Same Old Me 3:10
が収められております。
11が超お勧めですが、03もアコースティカルな佳曲です。
私のお店にSKO/TORPのアルバムやSøren Skoのソロ・アルバムを各種取り揃えておりますので、ご興味のある方はどうぞ。
2014-09-20
EXILE / MIXED EMOTION (1978)

私がEXILEを初めて聴いたのは、本日紹介いたします"MIXED EMOTION"です。
AORファンには、1980年に発表された"Don't Leave Me This Way"が有名で、AOR本にも紹介されております。
しかしながら私としては、全米でゴールド・ディスクを獲得し、全米No.1となった"Kiss You All Over"が収録された本作"MIXED EMOTION"の方がAORアルバムとして秀逸だと思っております。
本作には、同じくシングル・カットされた"NEVER GONNA STOP"が収録されており、残念ながらこの曲はランク・インしませんでしたが、これが最高にいかしたナンバーに仕上がっております。
収録ナンバーは、
01 You Thrill Me
02 Never Gonna Stop
03 There's Been A Change
04 You And Me
05 Kiss You All Over
06 Ain't Got No Time
07 Don't Do It
08 One Step At A Time
09 Stay With Me
の9曲が収められております。
全米No.1の"Kiss You All Over"はもちろん素晴らしいナンバーですし、中ヒットした"You Thrill Me"、そしてEXILEの数あるナンバーの中で最もいかしたナンバー"Never Gonna Stop"と、この"MIXED EMOTION"はとても良くできたAORアルバムに仕上がっております。
昨年、オリジナル・レーベルの米CURB RecordsからCD-Rフォーマットでリ・イッシューされました。
ずっとCD化を願っていたアルバムでしたので、CD-Rフォーマットでもリ・イッシューはとても嬉しかったですね。
AORファンは、是非、聴いてみるべきですね。"Never Gonna Stop"は名曲です。
もちろん、私のお店にも置いてあります。
2014-09-04
SEVEN / SEVEN (2014)

シングル2曲とリミックス曲にデモ音源を追加しコレクターズCD-RとしてTIME WARP RECORDSから発表されており、それにつきましては、このブログでも取り上げております。
それがかなり良くできたAOR,ハードポップのアルバムでしたので、このフル・アルバムにはかなり期待をしておりました。
そして、これが全く期待を裏切らないのものでした。
ギターとキラキラ・キーボードがコラボしたまさに80年代風のハードポップ、メロハーのアルバムで、とにかく楽曲が優れております。
収録ナンバーは
01. Shoot To Kill 4:06
02. Inside Love 3:49
03. Diana 3:34
04. Still 3:33
05. Headlines 3:32
06. Strangers 4:19
07. America 4:02
08. Thru The Night 3:07
09. Never Too Late 3:38
10. Don't Break My Heart 3:00
11. Say Goodbye 3:24
Total Running Time: 40:04
ヴォーカリストの声質がいかしてますし、歌も上手いです。
ギターとキラキラ・キーボードがコラボした哀愁度抜群のナンバーが数多く収められております。
TOTO、JOURNEY、FOREIGNERなど80年代のハードポップ、産業ロックがお好きな方には堪らない1枚となるはずです。
騙されたと思って聴いてみてください。
もちろん、私のお店にも置いてあります。