2014-10-16
BOB CATLEY / TOWER (1998)

ですから、今年のクライマックス・ステージで、2ndステージを2勝1敗で終え、ファイナル・ステージに進出したことを嬉しく思っております。
で、栗山監督のゲームでの采配で一言。
就任一年目でリーグ優勝しましたが、昨年は最下位、今年はリーグ3位となったわけですが、昨年、今年と栗山監督の采配はかなり疑問の思うところがあります。
今年のリーグ戦では、いわゆる勝利の方程式というやつで、宮西、クロッタ、カーター、増井などの各投手をフル活用しておりましたが、8回、9回で逆転され負ける試合がかなりの数あったと思います。
先発して好投していた投手を替えたり、逆に引っ張って負けた試合が多かったと思います。
これらが無ければ、リーグ優勝だって無理ではなかったと思うのは私だけでしょうか。
そして昨日のソフトバンクとの初戦、先ず、7回の中田のソロ・ホームランで同点とし大谷の2塁打のあと1アウト1塁、3塁の時、赤田をそのまま使い、結果的にはボテボテの2ndゴロで1点を追加し勝ち越しはしましたが、あそこは稲葉の代打でしょう。
おそらく試合を見ている人のほとんどの方がそう思ったはず。
そして9回の浦野の続投、リーグ戦でしたらそれでも良いですが、先ず1勝しなければならない短期決戦であの采配は無いと思っている方も多いはず。
昨年、今年の栗山監督の采配はこんなことばかりです。
「私が悪かった」と負け試合ではいつもそう言っておりましたね。
来期も監督続投とみたいですが、一抹の不安を覚えますね。
と、今までの鬱憤を晴らすかのような前書きになってしまいました。
本日紹介いたしますBOB CATLEYですが、彼はMGNUMのヴォーカリストで、このTOWERが1stアルバムです。
このアルバムは、TENのGARY HUGHESの全面的サポートを受けて完成したアルバムですので、雄大感のあるアレンジメント、メロディ・ラインなど随所にTEN的な部分があります。
BOB CATLEYが現在まで6枚のソロ・アルバムを発表しておりますが、この1stが彼のベストだと私は思っております。
とにかくメロディアスで日本人の金銭触れるサウンドがいかしてます。
彼のアルバムの内何枚かはレア・アイテムとなっておりますが、この1stが最もレア化しているようです。
でも、メロディ・マニアの方には是非聴いていただきたいアルバムですね。
私のお店にこの1stも含め、彼のアルバムを置いてありますので、ご興味のある方はどうぞ。
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2014-10-12
ROXY MUSIC / FLESH + BLOOD (1980)

特に、青春時代を過ごした60年代、70年代、そしてAORと産業ロックが一世を風靡した80年代前半ものがやはり多いですね。
商売柄、メロディアス・ハードロックのアルバムは最近のものまで揃っていて、在庫CDは、15,000枚を超えており、個人所有としては、自分でも中々なものだと思っております。
お店を始める当初は、この手持ちのものを売っていこうと考えていたのですが、いざ始めるとこれが思うようにいきません。
特にレア・アイテムに関しては手放すことに躊躇してしまいました。
従いまして、現在お店にあるカタログは殆どがお店を開いてから仕入れしたものです。
カタログを見ていただいても判りますとおり、お店の在庫も5,000枚を超えており、自分のも含め、収納には本当に困っております。
また、カートソフトも品数が5,000を超えると動きも不安定で、最近はカートソフトも含め、お店のホームページのデザインの一新も考えているのですが、そうなると外注となってしまい、変更するためのお金がありません。
以前のブログにも書きましたが、CDの売り上げが伸びず、お店の運営に相当苦労しているのが実情です。
と愚痴をこぼしていてもしょうがありませんので、ただただ頑張るのみです。
で、話は戻りますが、60年代、70年代そして80年代の音楽って、やっぱり最高ですよね。
本日紹介いたしますROXY MUSICの"FLESH + BLOOD"は1980年発表の彼らの7作目です。
当初ROXY MUSICはその外見のせいもあったのか、グラム・ロック・バンドとして紹介されておりました。
私は彼らの最初からのファンではありませんでした。
もちろんバンド名は知っておりましたが、たまたまバーゲンセールで彼らの1973年作の"STRANDED"を聴いてからでしょうか、ファンになったのは。
先ず彼らのアルバムは、そのジャケット・デザインがセクシーでいかしてますよね。
"STRANDED"をレコード・プレイヤーにかけ、1曲目の"Street Life"を聴いて、ROXY MUSICって良いよな!と思ったのが彼らのファンになったきっかけです。
ストレートなロック・ナンバーで凄く良いと思いました。
また、"Amazona"もちょっぴり前衛的で面白いとも思いました。
それから、1st、2ndと購入し、その後はアルバムが発表される毎に手に入れることとなります。
彼らは、
・Roxy Music (1972)
・For Your Pleasure (1973)
・Stranded (1973)
・Country Life (1974)
・Siren (1975)
・Manifesto (1979)
・Flesh and Blood (1980)
・Avalon (1982)
と8枚のオリジナル・アルバムを発表しておりますが、私が最も好きなのが、本日紹介する"Flesh and Blood"そして2番目が"Avalon"とバンド末期のものです。
どこが良いかというとメロディがこなれていて、ポップなところです。
この辺りは、どこかAOR的な雰囲気があるというのが、その理由でしょうか。
特に"Flesh and Blood"は彼らのアルバム・デザインの中でも秀でていると思います。
収録ナンバーは、
01. "In the Midnight Hour" (Wilson Pickett, Steve Cropper) 3:09
02. "Oh Yeah" 4:51
03. "Same Old Scene" 3:57
04. "Flesh and Blood" 3:08
05. "My Only Love" 5:16
06. "Over You" (Ferry, Phil Manzanera) 3:27
07. "Eight Miles High" (Gene Clark, David Crosby, Roger McGuinn) 4:55
08. "Rain, Rain, Rain" 3:20
09. "No Strange Delight" (Ferry, Manzanera) 4:44
10. "Running Wild" (Ferry, Manzanera) 5:03
となっており、02、03、06、そして01が米国のみでシングル・カットされております。
02、03なんかはとても良い曲だと思いますが、このアルバムのベスト・テイクはシングル・カットされていない05だと思っているのはおそらく私だけではないと思います。
このアルバムがAOR的雰囲気を持っているというのをまさに具現化したナンバーが05なんです。
確か、BRYAN FERRYもおそらくこのナンバーを気に入っているのでしょうか、アルバム発表以降のライヴでは、必ずといって良いほどこのナンバーを取り上げております。
とにかくメロディアスなまさにAOR的雰囲気いっぱいのナンバーだと思います。
ROXY MUSICを聴いたことのないAORファンの皆さん、是非、この"Flesh and Blood"と次作のラスト・アルバム""Avalon"を聴いてみてはいかがでしょうか。
2014-10-07
GARY BENSON / MOONLIGHT WALKING (1980)

英国産AORシンガーGARY BENSONの「MOONLIGHT WALKING」。
発表は、1980年とうことですから、AORの全盛期の作品です。
もうこれが5作目ですが、当時このアルバムが発表されるまでは、全く知りませんでした。
当時は、インターネットがありませんでしたので、音楽情報を集めるためには、雑誌やラジオからとなりますが、GARY BENSONという名前ですら初めて聞いたという記憶があります。
このアルバムも、タワー・レコードでジャケットを見て、いわゆるジャケ買いした1枚だったと思います。
先ず、ジャケット・デザインがAORしております。
ジャケット裏に記載されている参加ミュージシャンのクレジットももちろん参考に。
Electric Guitar : Steve Lukather、 Ray Russell、 Ricky Hitchcock / Bass Guitar: Lee Sklar、
Dave Olney / Drums: Russ Kunkel、 Les Binks、 Tom Nichol / Keyboards: Rob Young、 Bobby
Ogden / Acoustic Guitar: Kevin Peek、 Foggy Little / Percussion: Frank Ricotti /
Background Vocals : Vicky Brown & Leah Kunkel / Strings&Brass: Martyn Ford Orchestra
ですから。
収録ナンバーは、
01. Dying To Live With You
02. Counting The Days Away
03. What’s Gonna Happen To Us
04. What I Was Trying To Say
05. Moonlight Walking
06. It’s A Love Thing
07. You Don’t Know What That Does To Me
08. I Think This Could Be It
09. You’re The One
10. Sanctuary
となっております。
タイトル・ナンバーの05が最も有名ですが、全体的にピアノの旋律が美しいナンバーが多いですが、その中でも01、03、07
の出来が秀逸です。
もちろん他のナンバーもミディアム・スロウ、ミディアム・テンポのまさにAORのど真ん中にあるものばかりです。
私も含め、ずっとこのアルバムのCD化を望んでいた方にはまさに朗報でした。
2014-10-04
TONE NORUM / One of a Kind (1986)

私のお店のお客様は殆どの方がリピーターですので、一度購入されれば同じCDは買わない訳ですので、常に新しいものをとなりますと仕入れがかなりキツイです。
仕入れは殆ど海外からですので、アベノミクスのためか、ドルやユーロに対して、かなりの円安となっており、これがとても厳しい状況となっております。
そのためか、最近は海外からのお客様が少しばかり増えてはおりますが、これにしたって、特に国内盤・帯付のCDを探してくれといったものが多く、若干の手数料の上乗せしかできず、大した売り上げになってはおりません。
海外のお客様につきましては、以前にこのブログでも触れましたが、デンマークのAOR情報サイト「BLUE DESERT」にお店のリンクを貼っていただいているせいか、デンマークやスウェーデンのお客様が多いです。
また、これらのお客様も殆どがリピーターの方ばかりで、そういったお客様とはメールのやり取りで、結構仲良くなったりします。
最近は、このような海外のお客様とCDの交換も頻繁に行うようになりました。
私のお店の特色はといいますと、レア・アイテムの品ぞろえだと自負しております。
しかしながら、こういったレア・アイテムは海外でもレア化しているため、仕入れ価格をどれだけ安くできるかといったところが勝負となります。
そういった意味で、CDの交換が有効となってきます。
AOR系の国内盤・帯付の廃盤ものとの交換が多いので、それをいかに安く仕入れるかとなりますが、それはyahooオークションやAmazonマーケットプレイスからとかが多いでしょうか。
BOOK OFFなどのリサイクル・ショップにもたまにお宝があったりしますので、こういうお店は結構な頻度で回っております。
そして、交換によって近い内に入荷する予定のアルバムが、本日紹介するTONE NORUMの1986年の1stアルバム"One Of A Kind"です。
彼女はご存知のとおりJOHN NORUM (ex : EUROPE)の妹さんで、
・One of a Kind - 1986
・This Time... - 1988
・Red - 1990
・Don't Turn Around! - 1992
・Stepping Out - 1996
といったアルバムを発表しております。
"One Of Kind"には、
Tone Norum Vocals
John Norum Guitar
Joey Tempest Guitar, Bass, Keyboards, Backing Vocals
Mic Michaeli Keyboards
Ian Haugland Drums
Ronnie Thunder Backing Vocals
といったミュージシャンが参加し、中身はとてもメロディアスなハードポップ・アルバムとなっております。
また、"One Of Kind"だけでなく、このアルバム以上に激レアな"This Time... - 1988"、"Red - 1990"も入荷予定となっております。
さらに、
Corin & Edman / Corin & Edman 2004 1st.の再入荷。
JIM JIDHED / REFLEKTIONER、JIM JIDHED / snart kommer nattenの再入荷。
Spin Gallery / Standing Tallの再入荷。
Bounce The Ocean / Bounce The Oceanの再入荷。
Eclipse / Second To Noneの再入荷。
Charizma / The Ultimate Callの再入荷。
Bad Habit / 13 Years of Bad Habitの再入荷。
Heartbreak Radio / Heartbreak Radioの再入荷。
Sayit / Againの再入荷。
Time Gallery / Kaleidoscopeの再入荷。
Bad Habits (Original Virgin Edition) / After Hours。
Per-Erik Hallin - Better Late Than Ever、
Peter Lundblad - Ta mej till havet、
Crash (MIKAEL ERLANDSSON) / Crash、
Grand Design / Time Elevation、
Lava / Polarity
が入荷予定となっております。
何れのCDもレア・アイテムのため、価格は少しばかりたかくなりますが、入手困難なものばかりです。
ご興味のございます方は、是非この機会を見逃さないでいただきたいと思います。
10月中旬過ぎには店頭に並ぶと思います。