2015-08-29
Bad English / Bad English (1989)

モロ産業ロックしたサウンドは聴いていて惚れ惚れする程です。
プロデュースもRichie Zitoということで、本当に安心して聴くことが出来るアルバムです。
間違いなく産業ロックの上位にランクされるアルバムだと思います。
1曲目の"Best Of What I Got"はこのアルバムの一押しのナンバーです。
出だしから盛り上がる最高の曲です。
ホントNeal Schonのギターは最高ですね。
云う事無しのナンバーです。
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曲目の"Heaven Is A 4 Letter Word"はDeen Castronovoのドラムスがカッコ良いナンバーです。
サウンドにも切れがあり、お薦めのナンバーです。
3曲目の"Possession"はJohn Waiteのヴォーカルがいかしたバラード・ナンバーです。
また、Neal Schonの官能的なギターも聴けますし、曲全体もメロディアスで、これもお薦めです。
4曲目の"Forget Me Not"は個々の楽器のプレイがとてもいかしたナンバーです。
Neal Schonのギター、Deen Castronovoのドラムス、控えめながら存在感のあるJonathan CainのキーボードとRicky Phillipsのベース、どれをとっても最高です。
5曲目の"When I See You Smileもバラード・ナンバーですが、3曲目よりこちらの方が出来が良いですね。
特に、この曲では、Jonathan Cainのピアノがとてもいかしてます。
メロディアス度もこちらに軍配が上がりますね。
6曲目の"Tough Times Don't Last"はモロ産業ロックしたお薦めの1曲です。
サウンドにメリハリもあり、ご機嫌という表現がピッタリのナンバーです。かなりお薦めです。
7曲目の"Ghost In Your Heart"の前奏もカッコ良いです。それぞれの楽器が前面に出ていて、かなりいかしてます。こんな曲を聴くとやっぱり彼らはプロの集団なんだなということを改めて感じます。
8曲目の"Price Of Love"はこのアルバムの中でも特に個人的に好きなナンバーです。
このアルバムを初めて聴いた時、一番最初に好きになったのがこの曲でした。出だしのNeal Schonギター・ソロに完全に参ってしまいました。
この曲もバラード・ナンバーですが、他のバラード・ナンバーに比べ、しっとり感は格別です。とにかくお薦めのナンバーです。
9曲目の"Ready When You Are"はDeen Castronovoのドラム・ソロから始まるナンバーです。
サウンドに歯切れがあり、多分にロックした曲となっています。
カッコ良いナンバーです。
10曲目の"Lay Down"も9曲目同様に曲に切れがあるロックン・ロール・ナンバーです。
BAD ENGLISH流のロックン・ロールという感じのご機嫌なナンバーです。
11曲目の"The Restless Ones"は一転してスローなナンバーです。
Jonathan CainのキーボードとNeal Schonのギターが最高のバラード・タイプのナンバーです。
メロディアスでフックもあり、お薦めの1曲です。
12曲目の"Rockin' Horse"はNeal Schonのブルージーなギターが最高のブルース・フィーリング溢れるナンバーです。
これがとてもいかしてます。
これは一聴の価値ありのナンバーです。
ラスト・ナンバーの13曲目"Don't Walk Away"はこのアルバムで最もAORしたナンバーでしょうね。
抑え目に歌うJohn Waiteのヴォーカルはかなりいかしてます。曲もメロディアスですし、お薦めです。
久々に聴きましたが、やはり名盤ですね。
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