2016-05-21
ALAN SORRENTI ./ Bonno Soku Bodai (1987)

サウンドは?というと、これがメロディアスなAORのアルバムに仕上がっております、
全曲イタリア語ですが、COOL SOUNDから再発された"N.Y. & L.A."や"Figli Delle Stelle"でもイタリア語でしたので、まるで違和感はありません。
1曲目の"Non Si Nasce Mai Una Volta Sola"はあの甘いAlan Sorrentiのヴォーカルが最高にいかしたAORナンバーです。
メロディも良いですし、バックのサックスもとても良く、もういうことありません状態です。
2曲目の"Desiderare E' Legge"の邦題は「夢は魔法」というタイトルで、この曲も1曲目同様、ソフティフィケイトされたAlanのヴォーカルがとても良いです。
まるで、The Bee GeesのBarry Gibbみたいな感じです。
この曲で、女性のへんな日本語がナレーションされますが、ちょっと笑っちゃいそうです。
そういえば、Badfingerの"Know One Knows"でも当時サディスティック・ミカ・バンドの加藤ミカが「誰も知らない」とやっていましたが、このAlanの曲では、日本人でないため、内容がちょっと意味不明なところもありますが、ご愛嬌でしょう。
3曲目の"Tutto E Subito"はファンキーなナンバーで、少しばかりディスコっぽい曲です。でも、曲はナイスです。
4曲目の"Il Volto Piu' Inquietante Dell' Amore"もバックの演奏はファンキーな1曲ですが、それに乗るAlanのヴォーカルは、あくまでもソフトで甘いです。伸びやかな宙を舞うようなヴォーカルは最高です。お薦めの1曲です。
5曲目の"Fuori Dal Buio"でのAlanのファルセット・ヴォイスは堪りませんね。この曲はバラード・タイプの曲ですが、バックの女性コーラスもいけてます。
6曲目の"Creature Celesti"もかなりいかしたAORナンバーです。メロディもとても良く、上質なAORとなっております。お薦めの1曲です。
7曲目の"Mia Thai"はこのアルバムの中で最もエスニックな香りがするナンバーとなっております。この曲でもAlanのファルセット・ヴォイスはとても素敵です。
8曲目の"Vera Felicita'"はパーカッションが魅力の曲となっております。といってもエスニックな香りはしませんし、メロディアスです。この曲でも女性コーラスが良いです。
9曲目の"Come Per Miracolo"はCDのためボーナス・トラックで、88年の「サン・レモ音楽祭」で歌われた曲のようで、他の曲とはサウンド・スタイルは違いますが、これは紛れも無いAORナンバーです。メロディも最高で、お薦めの1曲です。これぞAlan Sorrentiといったところでしょうか。
今回、私のお店に数多くのレアなコレクションをアップしました。
このアルバムもアップしましたので、ご興味のある方はどうぞ。
中古盤で、状態は良く、価格は4,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
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