2020-05-31
THE PINUPS / THE PINUPS (2019)

彼女たちは、1980年に"The Pinups"を1981年に"Hollywood Eyes"を発表しており、このコンピレーションアルバムは、全23曲が収められており、ほぼ全曲、これらのアルバムが収められております。
音楽スタイルは、New Wave, Synth-pop, Discoと紹介されておりますが、Planet P ProjectのPeter Haukeがプロデュースしていることと多くの曲をTony Careyが書いていることもあり、AOR的な部分もあります。
特に2ndアルバムの"Hollywood Eyes"はポップでAORのアルバムとしても十分通用すると思います。
しかしながら、同じプロデュースですが、1stの"The Pinups"はNew Wave, Synth-popといった感じで、1stと2ndでは、サウンド・スタイルの変化が見られます。
収録ナンバーは、
1. Just About a Dream
2. Song on the Radio
3. My My My
4. It's Ony Love
5. Angel
6. Stage Struck
7. Baby Don't Run Out on Me
8. Girl of Wood
9. Love Hit Me
10. City Life
11. Roll Over
12. Push Push
13. Neon
14. Nightflight
15. And the Poodles Dance on
16. Midnight Dancer
17. Razorblade
18. New Wave Lover
19. Do It All Night
20. Call Me Babe
21. Wild Thing
22. Money and Love
23. Girl of Wood (Original Version)
で、1,2,3,4,6,7,9,10,11,12が2ndアルバム、5を除くそれ以外のナンバーは1stアルバムから、5は1982年に1stのリメイク盤に収録されたナンバーです。
2ndからのこれら10曲はほぼ全てAOR的アプローチのナンバーでお勧めです。
ABBAを連想させるヒット性抜群のポップな1曲目、出だしのギターがいかしたポップスした2曲目、ローズ・ピアノとシンセの音が美しいバラードの3曲目はまさにAOR、スペーシーなディスコ・ナンバーの4曲目、バックのギターがいかしたメロディアスなハードポップ風のオススメの6曲目、美しいピアノの音色から入るバラードの7曲目もAOR、ポップな10曲目、その他のナンバーもハイテックAORのナンバーが多く収められております。
このアルバム、意外に良いかもしれません、
ハイテックAORはもちろんこの頃のAORファンにもアピールするサウンドだと思います。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で価格は、2,300円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
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2020-05-30
Tony Burrows / Love Grows (Where My Rosemary Goes) The Voice Of Tony Burrows (1996)

彼は、The Kestrels, The Ivy League, The Flower Pot Men, White Plains, The Pipkins, Edison Lighthouse, The First Class, Brotherhood of Manといったバンドを渡り歩いたいわゆるセッション・ヴォーカリストの草分け的存在だった思います。
特に有名なのがEdison Lighthouseの時で、この時に発表した"Love Grows (Where My Rosemary Goes)~邦題は「恋のほのお」" は、この日本でも大ヒットしたナンバーで、その時にこの私を含め、彼の名前を知った方が多くいらっしゃると思います。
ソロ時代にも"Melanie Makes Me Smile"が大ヒットしております。
そんなTony Burrowsの音楽活動の軌跡がこのアルバムです。
収録ナンバーは、以下の通りです。
01 Edison Lighthouse / Love Grows (Where My Rosemary Goes) 2:55
02 Tony Burrows / Every Little Move She Makes 2:52
03 Domino / Have You Had A Little Happiness Lately 2:47
04 First Class / Beach Baby 4:57
05 Tony Burrows / In The Bad Bad Old Days 3:18
06 Edison Lighthouse / Take Me In Your Arms 2:40
07 White Plains / My Baby Loves Lovin' 3:00
08 First Class / The Disco Kid 3:27
09 Tony Burrows / Melanie Makes Me Smile 3:15
10 Touch / Better Fly, Butterfly 3:05
11 West End Boys / Summertime 3:13
12 First Class / Dreams Are Ten A Penny 2:41
13 Flowerpot Men / In A Moment Of Madness 3:02
14 The Brotherhood Of Man / United We Stand 2:56
15 Tony Burrows / Girl You've Got Me Going 3:11
16 Magic featuring Tony Burrows / Never Gonna Fall In Love Again 2:43
17 Pipkins / Gimme Dat Ding 2:14
18 First Class / Too Many Golden Oldies 4:26
Edison Lighthouseは本作品をTony Burrowsに歌わせるために作られたスタジオ・グループで、01は全英シングルチャートで5週連続で1位を獲得。同年3月28日から4月4日にかけてビルボード・Hot 100で5位を記録し、1970年の年間チャートの40位を記録した。またカナダ(RPM)では3位、オーストラリアでは2位、南アフリカ共和国では3位を記録するなど世界的にヒットし、ゴールドディスクに輝いたとてもポップなナンバーで、この日本でも大ヒットしました。
04は、1974年にFirst Classが発表したナンバーで、全英シングルチャートで13位を記録した。同年10月5日から10月12日にかけてビルボード・Hot 100で2週連続4位を記録し、1970年の年間チャートの94位を記録した。カナダでは1位、オーストラリアでは11位を記録したTHE BEACH BOYS風のナンバーです。
07(邦題は、「恋に恋して」)は、White Plainsのナンバーで、全英シングルチャートで9位を記録した。同年6月27日付のビルボード・Hot 100で13位を記録し[1]、1970年の年間チャートの62位を記録しました。
09は、1969年に書かれたナンバーで、1970年にオーストラリアのThe Strangersがオリジナルですが、Tony Burrowsのヴァージョンが大ヒットし、彼の代表曲ともなっております。
14(邦題は「二人だけの世界」)は、The Brotherhood Of Manが1970年に発表した2ndシングルで、全英シングルチャートで10位を記録、同年7月4日付のビルボード・Hot 100で13位を記録し、1970年の年間チャートの64位を記録した。カナダでは9位を記録したナンバーです。
とにかくポップなナンバーばかりが収められたアルバムで、Tony Burrowsを知らないポップスファンにもオススメの1枚です。
当店に在庫がございます。
輸入盤・中古で価格は3,000円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-29
The Brooklyn, Bronx & Queens Band / The Brooklyn, Bronx & Queens Band (1981)

The BBQ Bandの1981年発表の1stアルバムです。このThe BBQ Bandに限らず、この頃のThe Bar-Kays、Con Funk Shun、BRICKなどのファンク・グループのアルバムには、かなり良いものがあります。
このアルバムの一押しは何と言っても1曲目の"On The Beat"で、最高にいかしたファンキーなナンバーです。軽快なリズムに乗った曲で、メロディも言うことありません。これぞノリの良いFUNKといったナンバーです。もちろんこの1曲でThe BBQ Bandは、超有名なファンク・グループへと仲間入りしたわけです。
2曲目の"Time For Love"もファンキーな1曲ですが、ファルセット・ヴォイスのバッキング・ヴォーカルがいかした曲です。この曲もご機嫌な1曲です。
3曲目の"Don't Say Goodbye"は、メロディアスなバラード・ナンバーです。前出のファンク・グループにも共通することですが、こういったグループのバラードって最高にいかしてます。このThe BBQ Bandのバラード・ナンバーも最高で、ディスコでのチーク・タイムに流れれば、雰囲気も最高盛り上がります。
4曲目の"Starlette"もファンキーな曲で、思わず踊りだしたくなるようなナンバーです。
5曲目の"Mistakes"は、メロディ最高のファンク・ナンバーです。ヒット性抜群の曲で、1曲目の"On The Beat"に負けないぐらい良く出来た曲だと思います。バックの短いながらも、サックス・ソロがかなり良いです。
6曲目の"Lovin's What We Should Do"でのピアノの前奏がとても素敵な、このアルバムでのバラード・ナンバーの2曲目です。曲としては、3曲目の方が出来が良いと思いますが、それでも、極上のバラードであることは間違いないと思います。
ラストの7曲目の"I'll Cut You Loose"はパーカッションが効果的に使われているナンバーで、レゲエっぽいリズムを持った曲です。
The Brooklyn, Bronx & Queens Band (1981) (7 tracks) 36:03
01 On The Beat 05:57
02Time For Love 06:08
03 Don't Say Goodbye 03:50
04 Starlette 04:58
05 Mistakes 04:41
06 Lovin's What We Should Do 05:07
07 I'll Cut You Loose 05:22
Backing Vocals – Diva Gray, Fonzi Thornton, Luther Vandross, Robin Clark (2)
Bass – Davide Romani, Peewee Ford*
Composed By, Arranged By, Conductor, Producer, Executive-Producer, Piano, Synthesizer, Written-By – Mauro Malavasi (tracks: A1, A2, B1 to B4)
Design, Illustration – Don Battershall, Roland Young (3)
Drums – Dwayne Perdue, Terry Silverlight
Engineer – Michael H. Brauer
Engineer [Assistant] – Andy Hoffman
Engineer, Synthesizer [Assistant] – Maurizio Biancani
Guitar – Abdul Wali Mohammed*, Paolo Gianolio
Keyboards – Kevin Nance
Lead Vocals – Ike Floyd
Saxophone – Denny Trimboli*, Rudy Trevisi
Strings – The Goody Music String Ensemble*
Trombone – Bob Alexander*
Trumpet – Earl Gardner, Victor Paz
Vocals [Solo], Backing Vocals – Bobby Douglas, Gordon Grody
Producer, Executive-Producer – Jacques Fred Petrus
このThe BBQ Bandはほかに3枚のアルバムを出しておりますが、この1stアルバムが彼ら最高傑作だと思います。
2020-05-28
Boz Scaggs / Boz (1966 / 2014)

もちろん、このアルバムでAORを求めるのは無理っていうもんです。Duanne Allmanとの1969年のアルバムをさらに泥臭くしたようなリズム&ブルースをやっています。
以前に彼の2枚組みにライヴ・アルバム"Greatest Hits Live"を取り上げましたが、そこでも触れているようにBOZのルーツはあくまでもブルースなんですね。そんなBOZのルーツが詰まっているのが、このアルバムです。
このアルバムでのBOZのヴォーカルはとても力強く、最高にいかしてます。知っているナンバーも何曲か収められていますが、出来ととしては悪くないと思います。そんな中で、6,7,11,12曲目は耳に馴染んだ曲ですので、スッと入ってきます。
Boz (1966) (12 tracks) 31:22
01 Steamboat 02:15
02 Baby Let me Follow You Down 02:24
03 Girl From The North Country 03:38
04 You're So Fine 02:09
05 Got You On My Mind 03:01
06 That's Alright 02:08
07 Hey Baby 02:34
08 Gangster Of Love 02:24
09 How Long 02:21
10 Let The Good Times Roll 02:21
11 Stormy Monday Blues 03:43
12 C.C. Rider 02:24
今回は、BOZ SCAGGSの珍しい音源のCD化ということで取り上げてみましたが、ブルーズやカントリーに馴染めない方にはちょっと無理かも。
でも、BOZ SCAGGSのルーツを探るといった意味では、貴重な音源であることは間違いないと思います。
BOZのコアなファン向けのアルバムでしょうか。
既にこのアルバムも廃盤となっており、レア化しております。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤(韓国盤)・中古・帯付・紙ジャケ仕様。
価格は4,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-27
JELLY / A TRUE STORY (1977)

"JELLY / A TRUE STORY"です。 カタログでは、For fans of : Karla Bonoff、Andrew Gold"とあります。 この2人の名前が挙がっておりますが、もっとしっくりくるのはこの2人とWendy Waldman、Kenny Edwardsによるバンドの「BRYNDLE」でしょうか。
このアルバムは1977年に発表されたもので、2009年にWounded Bird RecordsからCD化されております。実は私、CD化されるまで全く知らないアルバムでした。まぁ、このジャケット・デザインでしたら、やはり当時はスルーしていたと思いますが。 Karla Bonoff、Andrew GoldやDan Fogelbergなどの初期作品は、とても良くできたウエスト・コースト・ミュージックのアルバムですが。これ以降の80年代前半までのいわゆるAORとは一線を画すと思っておりましたので。
JELLY / A TRUE STORY (1977)
01 No One Like My Baby
Bass – Chuck Rainey
Drums – Jim Gordon
Flute – Jim Horn
Glockenspiel – Amy*, Russ Kunkel
Guitar – Chuck Cochran (2)
Keyboards – Jesse*
Saxophone – Kim Hutchcroft, Larry Williams
Trumpet – Jerry Hey
02 No Words Of Love
Bass – Chuck Rainey
Drums – Jim Gordon
Glockenspiel, Vibraphone – Amy*
Guitar – Fred Tackett
Piano – Bill Payne
03 Susan
Bass – Wilton Felder
Drums – Jeff Porcaro
Electric Guitar – Chuck Cochran (2)
Electric Piano – Jai Winding
Keyboards – Jesse*
Tambourine – Amy*
04 I'm Lost
Bass – Lee Sklar*
Drums – Russ Kunkel
Glockenspiel – Amy*
Organ – Jesse*
Piano – Jai Winding
05 I Don't Want To Beg You Baby
Bass – Chuck Rainey
Congas, Shaker – Russ Kunkel
Drums – Jim Gordon
Guitar – Fred Tackett
Organ – Jesse*
Piano – Bill Payne
Saxophone – Kim Hutchcroft, Larry Williams, Quitman Dennis
Saxophone, Soloist – Jim Horn
Trombone – Chuck Findley
Trumpet – Chuck Findley, Jerry Hey
06 Dr. Jazz
Bass – Chuck Rainey
Drums – Jim Gordon
Saxophone – Quitman Dennis
Saxophone, Soloist – Jim Horn
Trumpet, Trombone – Chuck Findley
07 I Want You To Dance
Bass – Lee Sklar*
Drums – Jim Gordon
Electric Piano – Bill Payne
Guitar – Fred Tackett
Keyboards – Jesse*
Marimba, Shaker – Amy*
08 Fall In Love Too
Bass – Lee Sklar*
Drums – Jim Gordon
Glockenspiel – Amy*
Guitar – Dennis Budimir
Keyboards – Jesse*
09 Broken Man
Bass – Lee Sklar*
Drums – Jim Gordon
Keyboards – Jesse*
Marimba, Vibraphone – Amy*
10 Elijah
Banjo – Chris Darrow
Harmonica – Joel Tepp
Voice – Amy*, Fred*, Greg Prestopino, Jesse*, Ken Edwards*, Rita Jean Bodine, Wendy Waldman
メロディアスでポップなJim Hornのフルートの音色がいかした1曲目の出来は秀逸、Little FeatにいたBill Payneのピアノがいかしたバラードナンバーの2曲目、レイドバックした3曲目、Jai Windingのピアノの音色が美しいバラードの4曲目、Jim Hornのサックスが効果的なこのアルバム一押しのAORナンバーの5曲目、タイトルどおりジャジーな6曲目、軽快な7曲目、メロディアスなAORナンバーの8曲目、Jim Gordonのドラムスがカッコ良い9曲目と、まさにこれは、70年代後半のウエスト・コースト・・ミュージックです。
Amazonの覗くと今はまだ新品のCDを安くゲットできます。
ご興味ある方は安いうちに、どうぞ、
2020-05-26
Lee Ritenour / The Captain's Journey (1978)

Lee Ritenourの最高傑作は、この"The Captain's Journey"だと、私は思います。
Lee Ritenourとしては、傑作と呼べるアルバムは何枚もありますが、"Rit"や"Rit 2"は、Smooth Jazzのアルバムというより、AORのアルバムといった方が良いと思いますので、今回は選んでおりません。また、この"The Captain's Journey"の後に出された"Earth Run"もこのアルバムに負けないぐらい良く出来たアルバムでしたが、この"The Captain's Journey"に収められている"Sugarloaf Express"が、彼の曲の中で一番目に大好きということで、このアルバムを選びました。
同じく1978年に発表されましたLarry Carltonのアルバムはロック的アプローチだと思いますが、このLee Ritenourのアルバムは、あくまで、クロスオーバー・ミュージックであり、Fusion Musicそのものだと思います。これは、多分に、Dave Grusinの影響が大きいものと思われます。
1曲目のタイトル・ナンバー"The Captain's Journey"は、組曲の作りとなっています。Part 1の"The Calm"では、凪いでいる海の状況を想像できるような、ゆったりとした感じの曲となっております。対して、Part 2の"The Storm"では、嵐の中の荒々しい海を想像できるようなテンポの速い曲となっております。
2曲目の"Morning Glory"では、Bill Champlinのリード・ヴォーカルとDavid FosterのAcoustic Pianoを聴くことができます。また、Rhythm Guitarに、Jay Graydonが参加しています。そこそこAORを感じさせる曲となっておりますが、ここでのLee Ritenourの伸びやかなGibson ES335のギター・ソロはたまりません。
次の3曲目の"Sugarloaf Express"ですが、この曲はメロディが最高にいかした曲で言うこと無し!!です。Lee RitenourのGibson L-5もいかしてますが、この曲では、何と言っても、Dave GrusinのAcoustic Piano、とOberheim Synthesizerがかなり効果的に使われていることでしょうね。結構アップテンポな曲で、ドライブには持ってこいです。
4曲目の"Matchmakers"も軽快なナンバーで、歌うようなLee Ritenourのギターが最高です。DrumsはSteve Gaddが担当しておりますが、これもかなり良いです。また、この曲でも、David FosterがFender RhodesとElectric PianoをJay GraydonがRhythm Guitarを担当しております。
5曲目の"What Do You Want?"は、Paulinho Da CostaとSue EvansのPercussionが弾けるようなラテン・フレーバー溢れる曲で、Don と DaveのGrusin兄弟がピアノを弾いてます。
6曲目の"That's Enough For Me"は、ミディアム・テンポの曲で、かなりメロディアスなナンバーで、Patti Austinのスキャットみたいなヴォーカルがいかした曲となっております。
アルバム最後の"Etude"では、Lee Ritenourがクラシカル・ギターを奏でており、これがまた、結構いかした音色で雰囲気が出たナンバーで、お薦めです。また、この曲では、Dave Valentinを始め3人がFluteを演奏しております。
当時、Lee RitenourとLarry Carltonは人気を二分した二人ですが、本当に対照的なギターを弾いておりますが、二人とも最高にいかしたギタリストだと思います。
Captain's Journey (1978) (7 tracks) 38:35
01 Captain's Journey Part1: The Calm / Part 2: The Storm 08:03
02 Morning Glory 05:53
03 Sugarloaf Express 05:06
04 Matchmakers 04:53
05 What Do You Want 05:27
06 That's Enough For Me 05:24
07 Etude 03:49
Lee Ritenour : Guitars, Synthesizer
Alex Acuna : Percussion, Drums
Patti Austin : Vocals
Tom Baylor : Vocals
Paulinho da Costa : Percussion
Ray Beckstein : Flute
Bill Champlin : Lead Vocal
Eddie Daniels : Flute
Sue Evans : Percussion
Steve Forman: Percussion
David Foster : Electric & Acoustic Piano
Steve Gadd : Drums
Jay Graydon : Rhythm Guitar
Dave Grusin : Electric & Acoustic Piano, Synthesizer, Percussion
Don Grusin : Acoustic Piano
Mitch Holder : Rhythm Guitar
Anthony Jackson : Bass
Abraham Laboriel : Bass
Dave Nadien : Strings
Larry Rosen : Percussion
Patrice Rushen : Electric Piano
Steve Thornton : Percussion
Ian Underwood : Synthesizer
Dave Valentin : Flute
Ed Walsh : Synthesizer Programming
Ernie Watts : Tenor & Soprano Saxophone
Studio: Sound Lab etc.
Producer: Lee Ritenour & Dave Grusin
2020-05-25
CHINA / CHINA (1981)

オリジナルLPのジャケットは陰陽のマークをシンプルにあしらったものでしたが、日本発売時に変更されており、写真は国内盤のものです。
しっとりとしたメロディアスなナンバーが多く、。オープニングを飾る「ユー・キャント・トリート・ラヴ」は感傷的なメロディーが余韻を残すAOR屈指のバラードです。
また、 アレンジャーにJay Graydonを迎え、レコーディングはLee Ritenour(g)、Andy Newmark(ds)、Abraham Laboriel(b)といった豪華な布陣。透明感のあるコーラスと変幻自在のギターが絡み合う、AORファンなら避けて通れない良作。
1 You Can’t Treat Love That Way
2 Runnin’ Around
3 Fast Livin´
4 There Was A Time
5 Shootout In The Parking Lot
6 Never Gonna Let You Go
7 Roll Me Over
8 Little Dancer
9 Come And Take My Love
10 Days And Nights
Bass – Abraham Laboriel
Drums – Andy Newmark, Gord Neave, Michael Baird*
Guitar – Albert Lee, Bernie Labarge, Danny McBride, Jeff Baxter, Lee Ritenour
Keyboards – Bill King (3), Michael Boddicker
Percussion – Paulinho Dacosta*
Vocals – Chris Kearney*
冒頭にも書きましたとおり1曲目は、感傷的なメロディーが余韻を残すAOR屈指のバラード・ナンバーで、出だしでガツンときます。軽快なタッチでこれまたメロディアスな2曲目、テンポの良いポップな3曲目、美しいピアノの音から入るメロディアスなバラードの4曲目、STEELY DAN風の5曲目、ギターのカッティングがいかしたモロにAORしたお勧めの6曲目、若干ファンキーでポップな7曲目、このアルバムで最もハードっぽさ感じる8曲目、産業ロック風の9曲目、流れるようなメロディの10曲目と佳曲が揃っております。
このアルバム、何度も国内盤がリ・イッシューされており、2016年には、AOR City 1000シリーズとして廉価盤も出されました。AOR City 1000シリーズでは、初CD化も含めが結構な数のアルバム発表されましたが、AORや産業ロックなどウエスト・コースト・ミュージックのアルバムは以前に紹介したSTREEKやGRAF、Gregg SuttonなどまだまだCD化されていないアルバムもたくさんあります。
是非AOR City 1000シリーズの第2弾として発表して欲しいです。
2020-05-24
ALESSI / Driftin' (1978)

1978年に発表されたAlessiの第3弾アルバム。
プロデューサーは、Boz Scaggsのアルバムでギターを弾いていたLouie Sheltonが担当。
爽やかなハーモニーは相変わらずのとても良く出来たアルバムです。
1曲目の"Dancing In The Halls Of Love"は2ndシングルとなったナンバーで、ディスコティークながらメロディがいかしたグルーヴィなナンバーに仕上がっております。
ヒット・ポテンシャルはかなり高いですが、悪い意味ではもちろんないけれども、2ndまでのAlessiとは一線を画すナンバーだと思いますね。
途中のギター・ソロはLouie Sheltonが弾いてますが、これがえらくカッコ良いです。
2曲目の"Driftin'"は1stシングルに選ばれたナンバーで、ハーモニーや曲調といい、これは紛れもなくAlessiです。
そこそこの出来だと思いますね。
3曲目の"Believer"はこれぞAlessiといったメロディアスなバラード・タイプのナンバーです。
4曲目の"Rainbow Go On Forever"はストリングス・アレンジは御大Gene Pageが務めております。
メロディアスな美しいナンバーとなっております。
5曲目の"Space"は、スペイシーなシンセの音から入るナンバーで、曲自体の出来はそれほどでもありませんが、本編に入ると、Alessi Brothersのあの美しいハーモニーが聴けます。
6曲目の"You're Out Of Love"はエッジの効いたナンバーで、Alessi Brothersのヴォーカルもいつもと違い、結構シャウト気味で、結構ロックしています。
あのKISSのPaul Stanleyがバックでギターを弾いているということにも一因があるのでしょうね。
7曲目の"That's When She Touched Me"は、いつものAlessi Brothersの美しいハーモニーが聴けるメロディアスなナンバーとなっております。
8曲目の"I Don't Wanna Lose You"、9曲目の"Not Tonight"は再びディスコティークしたポップで若干ファンキーなナンバーに仕上がっております。
ラストの10曲目の"Just Can't Stop It"は美しいともいえるAlessi Brothersのファルセット・ヴォイスを十分堪能出来るナンバーとなっております。
Alessi / Driftin'
01 Dancing In The Halls Of Love 03:43
02 Drifitn' 03:14
03 Believer 03:29
04 Rainbows Go On Forever 03:28
05 Space 04:45
06 You're Out Of Love 03:40
07 That's When She Touched Me 03:28
08 I Don't Wanna Lose You 03:10
09 Not Tonight 03:05
10 Just Can't Stop It 02:49
Arranged By [Strings] – Gene Page
Backing Vocals – Dash Crofts
Bass – Abe Laboriel*, David Hungate, Dennis Belfield
Drums – Ed Greene (2), James Divisek, Michael Baird
Engineer – Joseph Bogan*
Guitar – Lee Ritenour, Melvin "Wah Wah" Watson, Paul Stanley
Keyboards – Brian Whitcomb, Greg Mathieson, Greg Phillinganes
Percussion – Vince Charles
Percussion, Congas – Alan Estes
Piano [Yamaha Electric Grand] – Billy Alessi
Producer, Guitar – Louie Shelton
Saxophone – Don Menza, Jim Seals
Synthesizer – Steve Porc
当店に在庫がございます。
Alessi / Driftin' (SHM-CD)
国内盤・帯付・中古、紙ジャケ仕様。
価格は、3,600円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-23
ELISA FIORILLO / ELISA FIORILLO (1987)

先ず彼女の声質ですが、SHEENA EASTONに似ているのはびっくりです。"The Westcoast Bible Vol.4 AOR GIRLS EDITION"でも"For fans of : Hall & Oates, Sheena Easton"とあり、Hall & Oatesはどうかわかりませんが、まさにSheena Easton風です。
歌唱力も高いですし、雰囲気もあります。
1 You Don't Know 4:24
Arranged By, Synthesizer – Fred Zarr
Backing Vocals – Andrey Wheeler*, Cindy Mizelle, John Oates
Engineer – John "JC" Convertino*, Michael Hutchinson
Guitar – Eddie Martinez
Percussion – Bashiri Johnson
Producer, Arranged By, Drum Programming, Synthesizer, Backing Vocals – Jellybean*
Written-By, Backing Vocals – Elisa Fiorillo, Gardner Cole
2 How Can I Forget You 3:56
Backing Vocals – Elisa Fiorillo
Engineer – Jared Held
Guitar – Bruce Gaitsch
Mixed By – Michael Hutchinson
Percussion – Paulhino Da Costa*
Producer, Written-By, Bass, Drums, Keyboards, Backing Vocals – Gardner Cole
3 Gimme Special Love 4:09
Backing Vocals – Brenda White King, Cindy Mizelle, Norma Jean Wright
Engineer – Doc Dougherty
Producer, Instruments [All] – Reggie Lucas
Written-By – E. Fiorillo*, I. Prince*
4 Forgive Me For Dreaming 4:36
Backing Vocals – Brenda White King, Cindy Mizelle, Norma Jean Wright
Engineer – Doc Dougherty
Keyboards – Dean Gant
Producer, Guitar, Programmed By – Reggie Lucas
Written-By – G. Goffin*, S. Cutler*
5 Do Something Foolish 4:01
Mixed By – Michael Hutchinson
Percussion – Bashiri Johnson
Producer, Written-By, Guitar, Backing Vocals – Eddie Schwartz
Producer, Written-By, Keyboards – David Tyson
6 Little Too Good To Me 4:23
Arranged By [Vocals] – Toni C.
Arranged By, Synthesizer – Fred Zarr
Backing Vocals – Connie Harvey, Darryl Phinnessee, Jocelyn Brown, Maxine Waters, Siedah Garrett
Bass Guitar – Neil Stubenhaus
Engineer – Doc Dougherty
Engineer, Mixed By – Michael Hutchinson
Guitar – David Williams (4), Eddie Martinez
Percussion – Bashiri Johnson
Producer, Arranged By, Drum Programming, Backing Vocals – Jellybean*
Written-By – A. Rich*, J. Pescett*
7 More Than Love 3:44
Backing Vocals – Lisa Fisher*, Norma Jean Wright, Sandy St. Victor*
Engineer – Doc Dougherty
Producer, Guitar – Reggie Lucas
Written-By – E. Fiorillo*
Written-By, Keyboards, Programmed By – Ian Prince
8 Headin' For A Heartache 3:52
Backing Vocals – Elisa Fiorillo
Engineer – Henry Sanicola*, Jared Held, Rick Ruggieri
Guitar – Bruce Gaitsch
Producer, Written-By, Bass, Keyboards, Drums, Guitar, Backing Vocals – Gardner Cole
9 Lover's Prayer 5:18
Drum Programming – Steve Dubin
Engineer, Mixed By – Lance McVicker*
Producer, Drum Programming [Additional], Backing Vocals, Mixed By – Lotti Golden
Producer, Written-By, Drum Programming [Additional], Keyboards, Programmed By, Backing Vocals, Mixed By – Tommy Faragher
10 Two Times Love 4:03
Backing Vocals – Elisa Fiorillo
Engineer – David Dale*, David Schwartz
Engineer, Mixed By – David Eaton
Guitar – Robert Palmer
Producer, Written-By, Keyboards, Drum Programming, Backing Vocals – Ian Prince
Saxophone – Rick Bell
Sheena Easton似たElisaの声とEddie Martinezの切れのあるギターがいかしたポップな1曲目、メロディアスでポップなAORナンバーの2曲目、Reggie Lucasプロデュースによるファンキーな3.曲目、メロディアスなバラードの4曲目、Eddie Schwartzプロデュースによるミディアム・テンポのAORナンバーの5曲目、JellybeanプロデュースによるMadonnaにも通じる6曲目、ミディアム・テンポながらファンキーな7曲目、軽快でポップな8曲目、バックのサウンドがいかしたバラードの9曲目、80年代ポップスの10曲目と、ポップスファンにもAORファンにも安心して聴けるアルバムだと思います。
私のお店にも輸入盤・中古を置いております。
ジャケットに経年による黄ばみ、また、背に若干色褪せあります。
価格は、1,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-22
VU / ALL I NEED IS U (1996)

アメリカ産のクリスチャン・ハードロック・バンドVUが1996年に発表した彼らの1stアルバムです。
サウンド・スタイルは、いわゆる80年代のメロディアス・ハードロックで、よくDef Leppardなんかと比較されているようですが、そうですね、Stryperの雰囲気があります。
全体的にメロディアスで、メンバー全員でのコーラスワークもそうですが、特にハーモニーを重視しているバンドのようです、
80年代のメロディアス・ハードロックがお好きな方であれば、納得の1枚です。
All I Need Is U (1996)
01 - Funky Intro
02 - Rock For The Right Reason
03 - Guitar Student
04 - Thief In The Night
05 - Love Of Jesus
06 - Shelded-
07 - What Will It Take
08 - Newlyweds
09 - All I Need Is You
10 - Balcuilrezsreers
11 - Child Of The King
12 - Who Will It Be
13 - Light Of The World
14 - Dave's Snoring
Bart Hafeman lead and backing vocals
David Karn lead, rhythm, and acoustic guitar, backing vocals
Joe Swaim bass, electric guitar
Jason Looney rhythm guitar, backing vocals
Jason Martinez drums, percussion, backing vocals
Def Leppard風の2曲目、特にお勧めのメロディアスでポップな4曲目、重厚なアレンジのメロディアスなバラードの5曲目、ドラムの音がいかしたミディアム・テンポのメロディアスな7曲目、ギターがカッコ良いキレがある9曲目、メロディアスでポップでコーラスワークがいかした11曲目、アコースティカルなバラードの12曲目、ドラムスとベースのリズム・コンビがいかした13曲目ととても良くできたメロハーのアルバムです。
なお、1,3,6,8,14曲は、バンドメンバーの語りが入ったインターバルの短いものです。
当店に在庫がございます。
輸入盤・新品未開封品で、価格は、3,600円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-21
BAD COMPANY / FAME AND FORTUNE (1986)

バンドメンバーは、元FreeのPaul Rodgers (Vo)、Simon Kirke (Ds)、元Mott The HoopleのMick Ralphs (G)、元King CrimsonのBoz Burrell (B)の4人で1973年にバンドが結成されました。1stアルバムの"Can't Get Enough"と"Rock Steady"は、当時ヘヴィ・ローテーしておりました。
それから、12年を経過して発表されたのが本作"FAME AND FORTUNE"で、ヴォーカルもPaul RogersからBrian Howeに代わり、第2期Bad Companyとなっての最初の作品で、プロデュースはKeith Olsenが担当しております。Keith Olsenプロデュースということで。当然1stに比べサウンドにも変化があり、いわゆろ80年代のメロディアス・ハードロックしたものとなっております。
1 Burning Up 4:05
2 This Love 4:05
3 Fame And Fortune 3:34
4 That Girl 4:02
5 Tell It Like It Is 3:45
6 Long Walk 3:38
7 Hold On My Heart 4:20
8 Valerie 3:28
9 When We Made Love 4:21
10 If I'm Sleeping 3:28
Band [Bad Company Are:] – Boz Burrell, Brian Howe, Mick Ralphs, Simon Kirke
Producer [Produced By] – Keith Olsen
Executive Producer – Mick Jones
出だしのサックスがいかした、メロディアスでポップで産業ロック風な2曲目、出だしのギターがいかしたミディアム・テンポのメロディアスな4曲目、ブギー調の軽快な4曲目、メロディアスでポップな6曲目、ギターとキーボードがコラボしたそれこそ80年代の産業六ナンバーの8曲目と10曲目、ミディアム・スロウのバラードナンバーの9曲目とそれまでのBad Companyとはサウンドも異なりますが、Keith OlsenとMick Jonesがコラボしたら、やはり」こういう音になるんでしょうね。80年代メロハーとしては、出来も良いと思います。
このアルバム、オフィシャルもWounded Bird Recordsからリ・イッシューされたものも今じゃ結構なレア・アイテムとなっております。
私のお店にプレスされたコレクターズCDがあります。
輸入盤・新品、コレクターズCD、新品CDですが、シールドされておりません。
価格は、2,100円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-20
EMPIRE / LEECHES (2004)

アメリカ産のバンドEMPIREでこの#LEECHES"で2004年に発表された彼らの2ndアルバムとなるようです。 1stアルバムが1995年ということですので、9年ぶりの発表となります。9年間ということですので、一度はバンドを解散したのかも。
とにかく、全曲がポップな仕上がりですし、ギター・ソロがとてもカッコ良いです。CHEAP TRICKなどがお好きな方には、きっと気に入っていただけるものと思います。
LEECHES (2004)
1 Leeches
2 American Wet Dream
3 Are You There for Love
4 Wicked Woman
5 Tiger Claws
6 You’re Right Son (She's Gone)
7 The Verdict's Out
8 The Pressure
9 Another Time
10 Told Your Momma
Dave Hayes bass, backing vocals
Johnny Blade guitars, backing vocals
Mark Miskimon drums, backing vocals
Tim Miskimon vocals, guitars, bass, keyboards
まさにロックンロールしたポップな1曲目、ギター・ソロがカッコ良い2曲目、メロディアスなパワーバラードした3曲目、軽快でポップな4曲目、ハードドライヴィングした5曲目、メロディアスなバラードナンバーの6曲目。テンポが幾分早いロックンロールナンバーの7曲目、メロディがいかした8曲目、バックの演奏がいかしたミディアム・テンポの9曲目、メロディアスでポップな10曲目、と内容は結構してます。
私のお店にも在庫がございます。
輸入盤・新品(シールド無し(で、価格は、2,100円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-19
ALESSI / ALESSI (1978 / 2011)

Alessiは本国アメリカでは、全く売れなかったけど、イギリスでは、この1stからシングル・カットされた"Oh, Lori"が全英8位とヒットしました。
1曲目の"Do You Feel It?"は壮大な感じのイントロから始まるナンバーで、途中から結構ハードなギター・ソロが入り、曲全体もちょっとばかりハードさを感じさせますが、メロディがとてもいかしています。
この1stからこんなに完成度の高いナンバーを聴かせてくれるAlessiはやっぱりただものではありません。
この1曲目は、聴きものです。
2曲目の"You Can Have It Back"はあのAlessiのハーモニーがふんだんに入っているメロディアスなポップ・ナンバーです。
4曲目の"Big Deal (Live Without You)"はスロウなブギ調のナンバーで、The Beach Boysを連想させるコーラスが素敵なナンバーです。
7曲目の"Sad Songs"は1stシングル"Don't Hold Back"のB面に収められていたナンバーですが、A面よりずっと良く出来ています。
とにかくメロディアスなナンバーですし、Alessi Brothersのヴォーカルはもちろんですが、ストリングスを含む全てのバックの音が最高です。
なお、このナンバーは、Olivia Newton-Johnが取り上げているそうです。
8曲目の"Oh, Lori"は冒頭にも書きましたが、第2弾シングルとして本国アメリカで発売されましたが、本国では全く関心を持たれませんでしたが、イギリスでは8位となったナンバーです。
Alessiらしさが良く出た、ハーモニーが素敵なメロディアスなAORナンバーとなっております。
9曲目の"Joanna"はシングル・カットされておりませんが、Alessiの代表的なナンバーとなっております。
Alessi Brothersが最高のファルセットのハーモニーを聴かせてくれています。
ラストの10曲目"Seabird"はデモの段階でプロデューサーにはねられ、当初このアルバムに収録を予定されていなかったナンバーで、Alessi Brothersが勝手にアルバム収録したというナンバーです。
でも、Alessiらしさが良く出ているナンバーですし、日の目を見れて良かったと思いますよ。
なお、このナンバーだけ、プロデュースはAlessi自身です。
Alessi 35:18
01 Do You Feel It? 05:36
02 You Can Have It Back 03:06
03 I Was So Sure 04:03
04 Big Deal (Live Without You) 02:27
05 Don`t Hold Back 03:52
06 Too Long To Forget 03:25
07 Sad Songs 03:45
08 Oh, Lori 03:25
09 Joanna 02:31
10 Seabird 03:08
Bass – Bobby Alessi, Jim Hughart, Scotty Edwards*
Congas, Percussion – Bones Howe, Hal Blaine
Drums – Frank Ravioli, Hal Blaine, Jeff Porcaro, John Guerin
Guitar – Bobby Alessi, Dennis Budimir, Ray Parker*
Producer – Bones Howe
Synthesizer [Keyboard], Electric Piano [Yamaha], Piano [Acoustic] – Billy Alessi, Mike Melvoin
Tenor Saxophone, Flute – Tom Scott
Vibraphone [Vibes] – Emil Richards, Vic Feldman*
Vocals – Billy Alessi, Bobby Alessi
このALESSIの1stアルバムですが、紙ジャケ仕様でもリ・イッシューされましたが、今ではレア盤となっております。
私のお店にも紙ジャケ仕様の中古盤を置いております。
国内盤・帯付・中古・紙ジャケ仕様で、価格は3,500円となります。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-18
ADRIAN GURVITZ / IL ASSASSINO (1980 / 2019)

"SEVENTEEN"があまりにも有名ですが、"1曲目の"BORROWED BEAUTY"なんかも最高にいかしたメロディアスな曲で、途中のADRIAN GURVITZのギターソロは最高です。もともとTHREE MAN ARMYやBAKER GURVITZ ARMYでのギターソロにも定評があった人でしたが。
3曲目の"MOVIE PICTURE"の導入部のギターソロもいかしてます。
4曲目の"HIT MAN"もとてもメロディアスな曲です。
アルバムの出来も1stの「Sweet Vendetta」と同レベルかそれ以上だと思っております。
Il Assassino (1980) (9 tracks) 41:20
01 Borrowed Beauty 05:56
02 Seventeen 04:29
03 Movie Picture 05:07
04 Hit Man 05:05
05 Movie Picture Theme 00:42
06 She's In Command 06:15
07 New World 04:24
08 Crying To The Night 05:34
09 Heat 03:48
Musical Assistance, Backing Vocals – Paul Gurvitz
Producer, Lead Vocals, Backing Vocals, Music By, Lyrics By – Adrian Gurvitz
最近、この「Il Assassino」を含め、1stの「Sweet Vendetta」そして3rdの「Classic」の3枚のアルバムが、コレクターズCDでリ・イッシューれました。 プレスされたCDですので音質には全く問題はありませんが、ジャケットの印刷が少しばかり雑かなといった印象です。
これら3枚のコレクターズCDですが、当店でも取り扱っております。
輸入盤(Jet Recordsレーベル)・新品ですが、シールドされておりません。
コレクターズCDです・
価格は、2,400円となります。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-17
AOR (Frederic Slama) / The Japanese AOR Bible )2020)

このカタログの紹介文として、「日本AORバイブル」で貴方がコレクションとして持つべき日本のアーティスによってレコーディングされた200枚の最高なウエストコースト・アルバムを見つけましょう。日本でAORまたはシティ・ポップと呼ばれる、ウストコースト・ミュージックは日本の音楽コレクターのお気に入りのジャンルの一つです。カリフォルニアのメロディーや素晴らしい音楽性が好きな方々ならば、このバイブルに掲載されているアルバムの質に圧倒されると思います。さあ目を閉じて最高の日本のAOR音楽で日本への旅を楽しみましょう。」と掲載されており、日本人アーティストのAOR、シティポップのアルバムが200枚紹介されております。
紹介されているアーティストたちにつきましては、まあ納得できます。ただ、epo、具島直子、大沢誉志幸、などが紹介されていないのが、ちょっとという感じでしょうか。また、掲載されているアーティストのアルバムのピックアップも何故このアルバムが入っていないのかとか。
掲載は、ABC順で、トップはAB'Sですが、紹介されているの、3rdと4thで、紹介すべきは1stアルバムでしょう。芳野藤丸も1stが抜けております。
と、文句を言いたいところですが、日本のAOR・シティポップのアルバムとしては、結構ツボを押さえていると思います、
一部、河合奈保子。松田聖子などの歌謡曲のアルバムも掲載されておりますが、紹介されているアルバムは彼女たちの海外録音によるアルバムで、参加ミュージシャンはいわゆるL.A.を起点として活躍している有名どころのミュージシャンばかりです。
彼女たち以外のアルバムでも、70年代後半から80年代前半に出されたシティポップのアルバムを見ましてもかなりの数のアルバムが海外録音となっており、当時の海外録音ラッシュって凄かったということが如実にわかります。
AOR (Frederic Slama)氏のこの「The Westcoast Bible」のシーリーズは、全て取り揃えましたが、彼のコレクターぶりには本当に感心いたします。
まさに凄いの一言です。
先ほどfacebookを通じ、Frederic Slama氏から先日紹介したGRAFは、The Westcoast rarities Bibleに掲載されているとのご指摘があり、すぐにAmazonにオーダーをかけました。
私もコレクターを自称しておりますが、彼の足元にも及びません。
感服いたしました。
2020-05-16
Richard Tee / Strokin' (1978)

このアルバムは、Richardのファースト・ソロで、Stuffで乗りに乗ってた時期の1979年に出したもので、バックの面々も常にRichardとセッションしていた気心が知れたメンバーで固められており、中身が悪いはずはありません。
1曲目の"First Love"からRichardのあの跳ねたピアノがたまりません。とてもファンキーでご機嫌なナンバーです。Tom Scottのファンキーなサックス・ソロも楽しめます。
2曲目の"Every Day"では、Richard Teeのヴォーカルが聴けるメロディアスなナンバーです。ミディアム・スロウ・テンポの曲で、ここでのRichardは滑らかにすべるようなピアノが最高で、全曲お薦めですが、この曲は特にお薦めの1曲です。
3曲目でタイトル・ナンバーの"Strokin'"は、Richardのオリジナル・ナンバーで、1曲目同様に、Richardの弾むピアノが最高にいかしてます。もう、言うこと無しの曲です。ここでのSteve Gaddの引き締まったドラムスも最高ですし、Michael Breckerのサックス・ソロもたまらないです。
4曲目の"I Wanted It Too"は、Ralph MacDonaldの曲では、Moogっぽい音とFender Rhodesでのファンキーさがたまらなく、また、ギタリストとしても超有名な、Hugh McCrackenのハーモニカ・ソロがご機嫌です。Steve GaddのタイトなドラムスとRalph MacDonaldのパーカッションも最高です。
5曲目の"Virginia Sunday"は、あのStuffのメロディアスな名曲"And Here You Are"に匹敵するほどのバラード・ナンバーです。この曲で、思うことは、本当に、RichardのFender Rhodesの美しさは、もうたまらないということですね。また、この曲では、Tom Scottのリリコン・ソロを聴けます。
6曲目の"Jesus Children Of America"はStevie Wonderのオリジナルですが、曲全体としてとてもファンキーで、Eric Galeのエフェクトのかかったギター・ソロがカッコ良い曲となっています。あと、Brecker Brotherを中心とした厚みのあるホーンセクションが魅力的な曲となっております。
ラストの"Take The A-Train"は、Duke Ellingtonでお馴染みのなジャズ・ナンバーですが、この曲でもRichardの跳ねたピアノにSteve Gaddのタイトなドラムスが絡んで、最高にご機嫌なナンバーとなっております。
Richard Teeを初めて知ったのは、George Harrisonの"Thirty Three & 1/3"で、です。その時から、この跳ねるようなピアノの音がたまらく好きでした。そして、Stuffを聴くようになってからは、完全に虜となってしまいました。
Richard Teeのピアノの音色は、おそらく他の人にはだすことが出来ないでしょうね。本当に魅力的なピアニストです。
Richardは1993年に他界してしまいました。もうこんなにも素晴らしいピアノを聴けなくなったことは、とても残念なことだと思います。
Strokin' (1978) (7 tracks) 35:52
01 First Love 04:57
02 Every Day 05:27
03 Strokin' 05:23
04 I Wanted it Too 05:04
05 Virgina Sunday 05:32
06 Jesus Children of America 04:46
07 Take The "A" Train 04:43
Richard Tee : Keyboards, Vocals
Eric Gale : Guitars
Steve Gadd : Drums
Chuck Rainey : Bass
Ralph MacDonald : Percussion
Hugh McCracken : Harmonica
Michael Brecker : Saxophone
Tom Scott : Lyricon, Saxophone
2020-05-15
Gracia / Passion (2005)

アルバムに収められているナンバーは何れもメロディアスなものばかりです。
1曲目の"Passion"でのバックの音はかなりハードです。少し歪んだようなギターの音に乗るGraciaの力強く歌うヴォーカルが良いですね。
2曲目の"Never Been"は、それこそVanilla Ninnjaでしょう。
3曲目の"When The Last Tear's Been Dried"はメロディアスなバラード・ナンバーです。バックに流れる尺八みたいなシンセの音が魅力的です。
4曲目の"Sacrifice Me"もハードなバックの音がカッコ良いです。ヴォーカルを替えれば、もうこれはメロディック・ロックでしょうね。Vanilla Ninnjaでもそうですが、ヴォーカルとバックの音のアンバランスな所が魅力っていえば、魅力ですね。
5曲目の"Wish You Were Here"は曲の出来が素晴らしいパワーバラードです。サビの部分のメロディがとても良い曲で、この曲は、彼女の声にピッタリ嵌っています。お薦めの1曲ですね。
6曲目の"Run & Hide"はとてもポップなナンバーで、これもVanilla Ninja風です。
7曲目の"Charlene"でのバックのギターソロは最高ですね。ユーロビートに乗ったダンサンブルなナンバーで、とてもご機嫌な1曲です。
8曲目の"Time To Take Off"はメロディアスなハードロック・ナンバーです。音にキレがあり、申し分ないナンバーです。バックのギター・ソロはとても良いですね。
9曲目の"The Last Goodbye"はGraciaの声質に合ったパワー・バラードです。この曲でも、バックの尺八にも似たシンセの音が雰囲気を出しています。
10曲目の"Pray"も6曲目と同じようなとてもポップなナンバーです。こういったナンバーは、Graciaのヴォーカル・スタイルにしっくりしてますね。
11曲目のDon't Close Your Eyes"はピアノの前奏から入るメロディアスなバラード・ナンバーです。「目を閉じないで」なんて、Gracia本人から言ってもらったら、もう夢心地でしょうね。
ラストの"The Man With The Scissors"もしっとりとしたバラード・ナンバーです。途中のサックス・ソロは最高です。11曲目も同じですが、やはり彼女の魅力はこういったバラード・ナンバーなんでしょうか。おそらく、彼女の声質がバラード向きなんでしょうね。
それでも、このアルバムの出来はそこそこで、メロディックロック・ファンやAORファンには、まあ納得出来る内容だと思いますよ。
Passion (2005) (12 tracks) 45:28
01 Passion 04:10
02 Never Been 03:40
03 When The Last Tear's Been Dried 04:08
04 Sacrifice Me 03:46
05 Wish You Were Here 04:11
06 Run & Hide 03:59
07 Charlene 03:54
08 Time To Take Off 03:13
09 The Last Goodbye 03:28
10 Pray 03:30
11 Don't Close Your Eyes 03:39
12 The Man With The Scissors 03:50
当店に在庫がございます。
輸入盤・新品で価格は、3,000円となります。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-14
INNOCENT / INNOCENT (1997)

サウンドは、Bostonとはまるで違いますが、最高にカッコいいメロディアス・ハードとなっています。
お薦めは3曲目の"Love Is No Stranger"で、出だしのギターのリフがとてもカッコ良く、サビの部分もとても覚えやすいとてもメロディアスな曲です。
1曲目"Say It Ain't True"なんかも、カッコいいハードロック・ナンバーだし、5曲目の"Hands Of Time (Angie)"は、切なさが感じられるバラードで、7曲目の"These Are The Words"は出だしのピアノ・ソロがそそるバラードです。
Marty Friedman : Guitar solo on "Some Kinda Lady" "Say It Ain't True"
Jeff Watson : Guitar solo on "These Are The Words" "Eyes Of A Stranger"
Brad Gilles : All Guitars on hidden track & "Love Ain't Pretty"
がゲスト参加しているのも〇ですね。
Innocent (1997) (13 tracks) 52:23
01 Say It Ain't True 04:05
02 Pray For The Rain 04:34
03 Love Is No Stranger 04:45
04 Walk The Walk 03:53
05 Hands Of Time (Angie) 04:06
06 Some Kinda Lady 03:51
07 These Are The Words 04:53
08 Eyes Of A Stranger 04:08
09 Why Do We Kill 04:39
10 Love Ain't Pretty 04:21
11 Carry The Torch 03:56
12 Blanc 02:00
13 Secret Track (Bonus Track) 03:12
Jesse Bradman : Lead Vocals, Keyboards
David Sykes : Bass
Bob Gilles : Guitars
Curly Smith : Drums
GUEST MUSICIANS
Marty Friedman : Guitar solo on "Some Kinda Lady" "Say It Ain't True"
Jeff Watson : Guitar solo on "These Are The Words" "Eyes Of A Stranger"
Brad Gilles : All Guitars on hidden track & "Love Ain't Pretty"
Producer: Jesse Bradman & David Sykes
Amazonを覗くと結構安い価格で取得できそうです。
ご興味のある方はどうぞ、
2020-05-13
The 24th Street Band / Share Your Dreams (1980)

メンバーは、Hiram Bullock (g, vo), Clifford Carter (kb, vo), Steve Jordan (ds, vo), Will Lee (b, vo)の4人。
ほぼ全曲ヴォーカル入り(最後の曲のみインスト物)のこのアルバムは、いわゆるFusionアルバムとは違って、多分にロックした極上のAORアルバムであると私は思います。
1曲目の"The New York City Strut"は、このアルバムで最もファンキーな曲ですが、とてもポップです。Hiram Bullockの最高にファンキーでいかしたギター・ソロがご機嫌なナンバーです。
2曲目の"Not Too Much To Give"は、このアルバムの一番のお薦めで、若干ファンキーだけど、メロディアスなAORナンバーです。ここでもHiramのギターのカッティングが素晴らしく、言うこと無しの曲です。
3曲目の"Tall Handsome Man"は、バラード・タイプの曲でとてもメロディアスなAORなナンバーです。この曲もお薦めです。
4曲目の"Share Your Dreams"は、このアルバムのタイトル・ナンバーですが、1曲目と同じタイプのファンキーな曲です。この曲もポップなナンバーです。
5曲目の"Back In Your Arms Again"は、Clifford Carterのピアノがいかしたメロディアスなナンバーです。この曲もとてもAORしていてメロディアスです。中間部のHiramのギター・ソロは、相変わらずカッコいいです。
6曲目の"Tryin' To Make Up For Lost Time"は、ちょっとばかりレゲエっぽいナンバーで、メンバーのCliffordのペンによる曲で彼自身が気に入っている曲とのことです。
7曲目の"Ricky And The Radio"は、アルバムの中でもかなりロックした曲です。
8曲目の"Lovers Again"は、Hiramのアコースティック・ギターがカッコいいメロディアスなナンバーで、この曲もとてもAORしていてお薦めの1曲です。
Share Your Dreams (1980) (9 tracks) 38:28
01 The New York City Strut 05:00
02 Not Too Much To Give 05:44
03 Tall Handsome Man 04:30
04 Share Your Dreams 04:10
05 Back In Your Arms Again 04:05
06 Tryin` To Make Up For Lost Time 04:17
07 Ricky And The Radio 05:36
08 Lovers Again 04:23
09 The Black Hole Strut 00:43
Hiram Bullock : Guitars, Vocals
Clifford Carter : Keyboards, Vocals
Steve Jordan : Drums, Vocals
Will Lee : Bass, Vocals
Sammy Figueroa : Percussion on Track2,6,8
2020-05-12
KGB / KGB (1976 / 2005)

で、このアルバムは、ブルース・フィーィング溢れた逸品となっております。特に、Ray KannedyのソウルフルなヴォーカルとMike Bloomfieldのブルース心がいっぱいのギターが最高のアルバムとなっております。
1曲目の"Let Me Love You"は、Carmine Appiceのカッコ良いドラムスから始まるブルース・ナンバーです。この1曲目からRay KennedyのヴォーカルとMike Bloomfieldのギターが最高です。
2曲目の"Midnight Traveler"は、メロディアスなバラード・ナンバーです。ソウルフルなRay Kennedyのヴォーカルがかなりいかしてます。お薦めの曲です。
3曲目の"I've Got A Feeling"は、あのThe Beatlesのナンバーです。Mike Bloomfieldのスライド・ギターの音色が最高です。バックのコーラスもファンキーな感じで、いけてます。
4曲目の"High Roller"でも、Mike Bloomfieldのスライド・ギターが聴けます。この曲は、ゴスペル調のスローなナンバーで、ソウル・ミュージックそのものです。
5曲目の"Sail On Sailor"は、The Beach Boysに提供した曲として有名ですが、後のRay Kennedyのソロ・アルバムにも収録されております。ソロ・アルバム収められた曲は、David Fosterのプロデュースということもあって、都会的な香りがするアレンジでしたが、このアルバムでは、かなりソウルしており、同じ曲ながら、聴き比べると面白いです。
6曲目の"Workin' For The Children"はレゲエ・タッチの面白いナンバーです。Mike Bloomfieldのギター・ソロがカッコ良いナンバーです。
7曲目の"You Got The Nation"はメロディアスなバラード・ナンバーです。
8曲目の"Baby Should I Stay Or Go"もソウルフルなRay Kenndyのヴォーカルとバック・コーラスがいかしたスローなソウル・ナンバーです。
9曲目の"It's Gonna Be A Hard Night"はファンキーな1曲です。この曲もお薦めです。
ラスト・ナンバーの10曲目"Magic In Your Touch"は、最高にメロディアスな曲で、こんな曲をアルバムのラストに持ってくるところなんて、何ともニクい演出です。バックのBarry Goldbergのピアノと押さえ気味のRay Kennedyのヴォーカルが最高にいかしてます。まさにこれはAORナンバーです。
KGB (1976) (10 tracks) 39:11
01 Let Me Love You 03:32
02 Midnight Traveler 05:10
03 I've Got A Feeling 04:03
04 High Roller 03:40
05 Sail On Sailor 03:14
06 Workin' For The Children 03:20
07 You Got The Nation 03:33
08 Baby Should I Stay Or Go 05:05
09 It's Gonna Be A Hard Night 02:49
10 Magic In Your Touch 04:45
バンド・メンバーは、
Ray Kennedy : Vocals
Rick Grech : Bass
Carmine Appice : Drums, Percussion
Mike Bloomfield : Guitars
Barry Goldberg : Keyboards
当店に新品未開封の商品がございます。
価格は、3,500円です。
ご興味のある方はどうぞ。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-11
BLANC FACES / BLANC FACES (2005)

ということでこのアルバムが彼らの2ndということですが、このアルバム、メロディアスな産業ロック・アルバムとなっております。
1曲目の"Here's To You"はフックに満ちた産業ロック・ナンバーとなっていて、このアルバムの内容を期待させる曲です。メロディアス度も抜群で、最高にいかしたナンバーです。云う事なしです。バックのButch Taylorのギター・ワークも良いですね。
2曲目の"Edge Of The World"は産業ロックのパワーバラードです。メロディアス・ファン必聴のナンバーです。
3曲目の"We'll Make The Best Of It"もメロディアス度満点のナンバーです。産業ロックの見本みたいな曲となっています。
4曲目の"Stranger To Love"はピアノ前奏で始まるバラード・ナンバーです。しかし、Robbie La Blancって歌が上手い人ですね。情感たっぷりの歌い方には脱帽です。この曲もメロディは最高です。
5曲目の"Turn This World Around"はRobert Palmerの"Bad Case Of Loving You (Doctor Doctor)に似た前奏で始まる曲です。とてもカッコ良いロック・ナンバーとなっています。
6曲目の"It's A Little Too Late"は再びバラード・ナンバーですが、Robbieの力強い声とバックのAlan Friedmanのギターがとても良いパワーを感じさせる曲となっています。メロディもとても良いですね。
7曲目の"Staying Power"はハードなギタープレイから始まるカッコ良いロック・ナンバーです。この曲でもButchのギターが最高です。
8曲目の"Where Do I Go From Here"もButchのギター・プレイがとてもカッコ良いですし、ドラムを叩いているTony Archerのプレイもいかしてます。この曲も力強さのあるバラード・タイプの曲です。メロディも良いです。
9曲目の"Beneath This Heart"もメロディがいかした産業ロック・ナンバーです。
10曲目の"Pray For Me"もピアノの前奏から始まるバラード・ナンバーですが、この曲は他のバラード・ナンバーに比べ曲調が単調でイマイチといったところか。
11曲目の"Sorry For The Heartache"も産業ロック・ナンバーです。この曲の出来は良いですね。メロディもこなれているし、ご機嫌な1曲です。
12曲目の"We Will Rise"も曲に起伏があり、いかしたナンバーとなっております。コーラス・ワークとバックのドラムの音良いですね。
オリジナル盤は、以上12曲収録ですが、国内盤には、1stに収録されていた"When The World Comes Down"のアコースティック・ヴァージョンがボーナストラックとして収められております。
Blanc Faces (2005) (13 tracks) 55:36
01 Here's To You 04:33
02 Edge Of The World 04:12
03 We'll Make The Best Of It 04:17
04 Stranger To Love 03:58
05 Turn This World Around 03:59
06 It's A Little Too Late 04:35
07 Staying Power 04:01
08 Where Do I Go From Here 04:42
09 Beneath This Heart 03:47
10 Pray For Me 04:48
11 Sorry For The Heartache 04:47
12 We Will Rise 04:59
13 When The World Comes Down 02:58 国内盤ボーナストラック
Robbie La Blanc : Vocals, Rhythm Guitars
Brian La Blanc : Bass, Rhythm Guitars, Percussion, B4 Organ, Keyboards
Kyle Woodring : Drums
Butch Taylor: Lead Guitars
Jeff Batter: Keyboards, Organ, Piano
Tony Archer : Drums on 8, 10
Alan Friedman : Additional Guitars on 6
国内盤も輸入盤も既に廃盤となっており、かなりレア化しております。
当店に輸入盤・中古の在庫がございます。
価格は、4,300円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-10
Ish / Ishology - Foxy - Oxo - Company B (2 CD) (2005)

4曲目の"Don't Stop"は Ishの1stアルバムからの曲で、彼のファルセット・ヴォイスがいかしたAORナンバーとなっております。
6曲目の"Whiry Girl"は、OXOの大ヒット・ナンバーで、1983年に発表され、この日本でもヒットしたポップ感覚溢れる溌剌とした曲です。
7曲目の"Waiting For You"は同じくOXOの曲ですが、こちらはメロディが最高に覚えやすいミディアム・テンポのナンバーで、かなりAORしている曲です。途中のギター・ソロは Ish が弾いていますが、かなり上手です。特に、お薦めの1曲です。
8曲目の"You're My Only Lover"は再び Ish のソロ・ナンバーですが、これが最高にメロディアスなAORナンバーとなっております。この曲もかなりお薦めの1曲です。途中のSaxも効果的で、いかしてます。
9曲目の"Through The Night"、10曲目の"Fascinated"、11曲目の"Be Mine Tonight"、12曲目の"Something Tells Me"は、Disco ナンバーですが、"Fascinated"はメロディもご機嫌のナンバーでいかしてます。モロDisco ナンバーですが、この10曲目もお薦めです。
13曲目の"Since I Fell For You"でのバックのスパニッシュ・ギターはクレジットがないので、はっきりしたことはいえませんが、 Ish のマルチ・プレイヤーは有名ですので、多分、Ish が弾いていると思いますが、かなりのテクニシャンです。
14曲目の"All Good"も異国情緒溢れたデュエット・ナンバーで、メロディもいかしてます。この曲もお薦めです。
Disc 2は、Ish の新録音と未発表曲を集めた1枚です。
このDisc 2はDisc 1とは違って、ジャジーなナンバーが殆どで、大人の音楽といったところでしょうか。
1曲目の"That's Why I'm Gonna Stay In NYC"は、Ishのアコースティック・ギターがカッコ良いメロディアスなナンバーです。
3曲目の"Blonde On Black"はサビの部分がとてもご機嫌なナンバーで、この曲でも Ish の今度はエレクトリック・ギターがかなりいかしてます。
4曲目の"She Left Her Rose"は、 Ish のピアノが最高のジャジーなナンバーで、かなりお薦めの1曲です。セクシーに歌う Ish のヴォーカルもとても良いですね。
5曲目の"Femininity"はラテン・フレーバー溢れるジャジーなナンバーで、ご機嫌な1曲です。
6曲目の"Es Inevitable"はスパニッシュ・ギターの音色がたまらないジャジーなナンバーです。
7曲目の"Manana Es Nuestro"もスパニッシュ・ギターを聴かせたメロディアスな1曲で、この曲もお薦めです。
10曲目の"La Mentira Y La Verdad"も Ish のピアノとヴォーカルがいかしたメロディアスな曲です。曲が短いのがちょっと不満です。
11曲目の"Cruzificados"は陽気なラテン・ナンバーです。雰囲気が出ていて、とてもご機嫌な曲です。
13曲目の"I Hope I See Her Again"はDisc 2の中で最もDiscoしたナンバーで、この曲もご機嫌な1曲です。
14曲目の"Fly Me To The Moon / Like A Yo-Yo"はもちろんあの超有名な曲"Fly Me To The Moon"に自分のオリジナル曲を組合わせた曲ですが、これもかなりDiscoした曲となっています。でも、"Fly Me To The Moon"がかなり雰囲気が出ていて、アレンジも素晴らしく最高の1曲となっております。
15曲目の"She Left Her Rose (Circuit Mix)"は、4曲目のCircuit Mixということで、かなりDisco調にアレンジしておりますが、バックのピアノとヴォーカルはとても良く、曲自体の出来がとても良いせいで、最高の出来上がりとなっています。
ISHのソロ・アルバム Ish / Ish (1979)はCD化されとても嬉しかったのですが、OXOは未だCD化されておりません。 Renaissance Recordsのサイトを見るとカタログには掲載されており、他にもたくさんCD化して欲しいアルバムも掲載されております。 ただ、このレーベル何度もレーベル閉鎖を繰り返しておりますし、リ・イッシューのスピードも遅いのでちょっとばかり心配ではありますが。
当店に在庫がございます。
輸入盤・中古で価格は3,300円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-09
THE IDES OF MARCH / PLAY ON - 55th ANNIVERSARY (2019)

年に活動を再開し現在に至っております。そのIDES OF MARCHが結成55周年を記念して2019年に発表したアルバムが本作PLAY ON~55TH ANNVERSARYです。 IDES OF MARCHの中心人物はJIM PETERIKで、SURVIVORでの活動が有名ですが、現在はPRIDE OF LIONSや様々なプロジェクト作品を主宰したり参加したりしております、 1950年生まれということですので、今年で70歳になりますが、本当に元気です。
THE IDES OF MARCHの1stアルバムVehicleは1970年に発表されましたが、タイトル・ナンバーの"Vehicle"はBillboard HOT 100で2位にランクイン、Cashbox TOP 100で6位にランク・インするなどの大ヒットとなり、ここ日本でも、当時、巷のディスコで流れない日はないくらい大ヒットしたナンバーでした。
THE IDES OF BEACHは、バンドにトランペット、サキソフォン、トロンボーン奏者を擁したいわゆるブラスロックのバンドで、"Vehicle"はとてもポップでファンキーなナンバーです。当時のブラスロックのバンドといえば、CHICAGOやBLOOD, SWEAT % TEARSが有名でしたが、これらに引けを取らないバンドでした。
このPLAY ON~55TH ANNIVERSARYも基本的にはブラスを多用したナンバーが収められており、そうですね、ちょうど現在のCHICAGOにも通じたもので、メロディアスなAORアルバムに仕上がっております。
収録ナンバーは、
1 Play On 4:17
2 This Miracle 3:48
3 Blue Storm Rising Lead Vocals – Cathy Richardson 4:14
4 Song About Mary Lead Vocals – David Pack 3:45
5 Swagger Lead Vocals – Mark Farner 4:23
6 Friends Like You Saxophone – Mindi Abair 4:25
7 Rule Of Three Keyboards – Paul Shaffer 3:29
8 First Day Of Your Life 4:21
9 Too Far To Turn Around 4:36
10 Cornerstone Lead Vocals – Tom "Toad" Doody 3:37
11 She 3:44
12 Love Or Something Like It Lead Vocals – Bo Bice 2:48
13 The Cover-Up Lead Guitar – Joe Bonamassa 4:12
14 All The Way Home 4:06
15 Vehicle (Vintage Bonus Track) 2:54
の15曲が収められております。
お勧めは、Cathy RichardsonとJim Peterikのデュエットによる迫力あるブルージーなナンバーの3曲目、David PackのヴォーカルによるAORナンバーの4曲目、Mark Farner (ex: Grand Funk RailroadとJim PterikのデュエットによるGrand Funk Railroad風の5曲目、女性サキソフォーン奏者Mindi Abairのいかしたサックスがフィーチャーされた6曲目、Joe Bonamassaのブルース・フィーリング溢れるギターがフィーチャーされた13曲目がオススメです。
そして、ラストの15曲目Vehicleはオリジナルと殆ど変らないアレンジで、最高に良く出来てます。
AORファンにもオススメのアルバムです。
当店でも扱っております。
輸入盤・中古で、価格は1,500円
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-08
DIONNE WARWICK / FRIENDS IN LOVE (1982 / 2016)

Jay Graydonプロデュースの下、Dionne Warwickが1982年に発表したARISTA RECORDS移籍後の4枚目のアルバム"FRIENDS IN LOVE"です。
アルバム紹介では、「ポピュラー音楽史上最も優れたシンガーに数えられるディーヴァが、名ギタリストのジェイ・グレイドンをプロデューサーに迎えて制作し、今なおAORファンから絶大な支持を得る傑作アルバム。グレイドン/フォスター/チャンプリンの最強チームによるタイトル曲、スティーヴィー・ワンダーが書いた「ウィズ・ア・タッチ」などオリジナル曲に加え、EW&Fの「キャント・ハイド・ラヴ」などカバー曲も。レコーディングには、グレイドン(g)をはじめ、デヴィッド・フォスター(p)、ラリー・カールトン(g)、スティーヴ・ルカサー(g)、ジェフ・ポーカロ(ds)など西海岸を代表するミュージシャンが参加している。 」とあり、まさにその通りのアルバム。
収録ナンバーと参加ミュージシャンは以下のとおり。
1 For You 4:55
Arranged By [Strings] – Johnny Mandel
Backing Vocals – Richard Page, Steve George
Bass – Abraham Laboriel
Drums – Steve Gadd
Electric Piano [Rhodes] – David Foster, Steve Porcaro
Guitar, Synthesizer – Jay Graydon
2 Friends In Love 4:02
Arranged By [Strings] – Jeremy Lubbock
Backing Vocals – Bill Champlin, Richard Page, Vennette Gloud*
Bass – Mike Porcaro
Drums – Mike Baird
Guitar – Jay Graydon
Percussion – Victor Feldman
Piano, Arranged By [Strings] – David Foster
Vocals [Duet] – Johnny Mathis
3 Never Gonna Let You Go 4:50
Acoustic Guitar – Dean Parks
Arranged By [Strings] – Jeremy Lubbock
Backing Vocals – Bill Champlin, Richard Page, Vennette Gloud*
Bass – Mike Porcaro
Drums – Mike Baird
Flugelhorn – Jerry Hey
Guitar, Percussion – Jay Graydon
Piano, Electric Piano [Rhodes] – Robbie Buchanan
4 Can't Hide Love 4:50
Arranged By [Strings] – Jeremy Lubbock
Backing Vocals – Bill Champlin, Richard Page, Vennette Gloud*
Bass – Abraham Laboriel
Drums – Steve Gadd
Guitar – Jay Graydon, Steve Lukather
Piano, Electric Piano [Rhodes], Arranged By [Strings] – David Foster
5 Betcha By Golly Wow 3:28
Acoustic Guitar – Larry Carlton
Backing Vocals – Bill Champlin, Richard Page, Vennette Gloud*
Bass – Mike Porcaro
Drums – Mike Baird
Electric Piano [Rhodes], Synthesizer, Arranged By [Synthesizer] – Robbie Buchanan
Guitar [Electric] – Marty Walsh
Synthesizer – Michael Boddicker
6 More Than Fascination 4:02
Backing Vocals – Bill Champlin, Carmen Twillie, Richard Page, Vennette Gloud*
Drums – Mike Baird
Guitar, Synthesizer – Jay Graydon
Piano, Synthesizer – Robbie Buchanan
Synthesizer – Steve George
7 Got You Where I Want You 3:38
Backing Vocals – Bill Champlin, Richard Page, Vennette Gloud*
Bass – Abraham Laboriel
Drums – Mike Baird
Flugelhorn – Jerry Hey
Guitar, Synthesizer – Jay Graydon
Piano, Electric Piano [Rhodes], Synthesizer – David Foster
Synthesizer – Steve Porcaro
Vocals [Duet] – Johnny Mathis
8 With A Touch 4:40
Backing Vocals – Bill Champlin, Richard Page, Vennette Gloud*
Bass – Mike Porcaro
Drums – Mike Baird
Electric Piano [Rhodes], Synthesizer – Steve George
Guitar – Jay Graydon
Piano – Stevie Wonder
Synthesizer – Michael Boddicker, Michael Omartian
9 What Is This 3:58
Backing Vocals – Bill Champlin, Richard Page, Vennette Gloud*
Bass – Mike Porcaro
Drums – Jeff Porcaro
Guitar – Michael Landau
Piano, Arranged By [Strings] – Michael Omartian
Synthesizer – Michael Boddicker
10 A Love So Right
Bass – Abraham Laboriel
Drums – Mike Baird
Guitar – Jay Graydon
Percussion – Victor Feldman
Piano – David Foster
Synthesizer, Arranged By [Strings] – Michael Omartian
もうこれは「買い」でしょう。
2020-05-07
RON ROBBINS ENSEMBLE / SKYWARD (1987)

このブログで以前「'Round Twilight」を紹介した時に、RON ROBBINSの奥様からメールをいただき、それ以来からの知り合いとなりました。 その後、ご夫婦で日本にいらした時に札幌にもお立ち寄りいただき、ご夫婦とお話しする機会にも巡り合うことができました。
その際、RON ROBBINS氏とお話しでき、いろいろとお話しすることができ、確か名バラード・ナンバーの"TOGETHER"で有名なイースト・ロサンゼルスが生んだ名門ラテン・ソウル・バンドTIERRAのアルバムにも参加したことがあるといった話などで盛り上がった記憶があり、とても気さくな御仁でした。また、「'Round Twilight」など彼の発表したアルバムの話になり、今回ご紹介する「SKYWARD」を知ることとなり、このアルバムをプレゼントしていただきました。
この「SKYWARD」には、
1 Not To Lose
2 Montego
3 Don'T Cheat On Us
4 Time Will Reveal
5 Writing On The Wall
6 Mr. J
7 In The End
8 Hura Dura
8曲が収められており、参加ミュージシャンは、
Bass – John Patitucci
Flugelhorn, Trumpet, Flute, Saxophone, Congas, Vocals, Producer – Ron Robbins
Guitar – Russ Freeman, Terence Elliott
Keyboards, Co-producer – Tim Heintz
Vocals – Allison Beech, Denise Vallin, Gina Harlan, Nikki Harris, Rick Riso
となっております。
ヴォーカル入りナンバーは、1曲目、3曲目、5曲目そして7曲目で、残りはインスト・ナンバーとなっており、1990年の「'Round Twilight」と同じような構成となっております。内容も「'Round Twilight」と同じく、ヴォーカル入りはメロディアスなAOR、インスト・ナンバーはメロディアスなスムース・ジャズしたものとなっております。
全曲オススメですが、ヴォーカル入りの1曲目、3曲目、5曲目、7曲目で、特に7曲目はRick RisoとNikki Harrisとのデュエット・ナンバーでRON ROBBINSの切なさを感じるサックスがいかした秀逸なAORナンバーです。1曲目はDenise Vallinという女性シンガーによるナンバーですが、これまたオススメです。
インスト・ナンバーもRON ROBBINNSのサックスやフルーゲルホルンそしてトランペットの音色がいかしたまさにスムース・ジャズしたナンバーとなっております。 Russ Freemanのギターがカッコ良い6曲目、Terence Elliottのギターの音色とTim Heintzの流麗なピアノがいかした8曲目など全曲を通して聴いても、「'Round Twilight」に引けを取らない内容となっております。
「'Round Twilight」を気に入られて方は迷わず聴いてみるべきです。
私のお店に新品未開封品を置いております。
輸入盤・新品 Brand New, Sealed、ロングボックスのシールド加工。
価格は3,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-05-06
GRAF / GRAF (1981)

紹介するアルバムは、1981年にCBS Inc.から発表されたGRAFの唯一作です。
この時代(70年代末期から80年代初頭)、CBSレコードには目が離せませんでした。この当時のメジャー・レーベルはCBSに限らず新人アーティストの発掘に力を入れていたと思います。
特にCBSは優れた新人を沢山擁しておりました。例えば、後にCD化となったTRICKSTERやカナダのSTRAIGHT LINESなどの産業ロック系のバンドなんかがそうでした。
しかしながら最もCD化して欲しいSTREEKは未だですが。、
そして、彼等のアルバムに共通するものがありました。それは、CBSのカタログ・ナンバーは当時はJCとかJZとかのイニシャルで始まっておりましたが、新人アーティストについては、そのイニシャルの前にNがついておりました。
今回紹介しますGRAFのアルバムもカタログ・ナンバーはNJC-67053と頭にNが付いています。
ということで、当時は、このカタログ・ナンバーやジャケット、プロデューサーなんかを見て、アルバムを購入しておりました。
このGRAFですが、AORっぽいサウンドももちろん持っておりますが、基本的にはプログレハードというか産業ロックに括られるバンドだと思います、当時の産業ロックの強力バンドBALANCEに通じるものがありますが、このGRAFの方がよりAORっぽいと思います。
A面1曲目の"Baby's Gone Home"はプログレ的なアプローチのナンバーですが、メロディアスで十分AORとしても通じるナンバーです。
2曲目の"Come To My Arms"はこのアルバムの中で最もお薦めのナンバーで、これぞ産業ロックといったナンバーです。キーボードとギターの音が最高で、メロディアス度も抜群です。産業ロックやAORファンには是非聴いていただきたいナンバーだと思います。
3曲目の"Haydee"はメロディアスなナンバーで、モロAORしたナンバーです。
4曲目の"Lovin' You Ain't Easy"はこのアルバムの中でも結構ハードなナンバーです。でも、アレンジがイマイチかも。
B面の1曲目"Wayward Sons"は最もプログレハードしたナンバーで、ヴォーカルも結構力強いです。ギター・ソロなどバックの演奏はご機嫌です。
2曲目の"Pork Chop"はインスト・ナンバーです。このナンバーはバックのヴァイオリンなどサウンドはKANSAS的なアメリカン・プログレハードといった趣のナンバーとなっております。この曲を聴いて思うことは、GRAFの演奏力の高さですね。かなりイイ線いってます。
3曲目の"Summer's End"は完全にプログレしたナンバーです。この辺のアプローチは欧州のプログレッシヴ・ロックといった感じです。
ラスト・ナンバーの4曲目"You"は再び産業ロックしたナンバーです。
Graf (1981) (8 tracks) 41:04
Side A 20:15
01 Baby's Gone Home 06:12
02 Come To My Arms 05:15
03 Haydee 04:03
04 Lovin' You Ain't Easy 04:45
Side B 20:49
01 Wayward Sons 04:15
02 Pork Chop 05:41
03 Summer's End 04:52
04 You 06:01
1981
Vocals : Frank Pellino, Peter Tokar
Drums : Jose Ortiz
Bass : Tim Graziano
Guitars : Frank Pellino
Keyboards : Peter Tokar
Studio: Minot Sound Studio
Producer: Steve Katz
このGRAFにしても、STREEKにしても、当時もマイナーな存在でしたので、CD化は難しいかも知れませんが、私としては、是非、リマスターされたCDで聴きたいと思っております。
2020-05-05
WHITEFACE / Change Of Face (1981)

アメリカ産のAOR・ハードポップ・バンドWHITEFACEの1981年発表の2ndアルバムChange Of Faceです。
フックのあるメロディとハーモニーが特徴的な叙情ハード・ポップ。
メンバーに、Paul Davisへの曲の提供などこのグループのサウンドの要となっているBenny Rappa、後にYngwieなどとセッションしているベーシストBarry Dunawayが在籍。
叙情性を帯びた曲が多く、中でもB面1曲目の"Keep Holdin' On"の出来は最高です。とにかくフックに満ちたメロディが素晴らしく、Benny Rappaの押さえ気味のヴォーカルとSteve Hardwickのギタープレイがたまらない曲です。なお、この曲は、Free, SharksにいたAndy Fraserが作っています。
あと、A面1曲目の"Let Me Slip Into Something"の出来も良く、Steve Hardwickのギターが良いですね。
2曲目の"Say What You Mean"もメロディアスでこの曲はどちらかというとAORっぽい曲ですね。
収録ナンバーは、
Change Of Face (1981) (10 tracks)
39:08
Side A 19:57
01 Let Me Slip Into Something 03:56
02 Say What You Mean 03:42
03 Stay Back 03:32
04 Double Or Nothing 05:01
05 Saved By The Bell 03:46
Side B 19:11
01 Keep Holdin' On 04:42
02 Be True 03:18
03 Cross Your Heart 04:12
04 Sure Bet 03:38
05 One More Time 03:21
1981
Benny Rappa : Vocals, Drums
Barry Dunaway : Bass, Vocals
Doug Bare : Vocals, Keyboards
Steve Hardwick : Guitars, Vocals
Studio: Monarch Sound, Inc.
Producer: Phil Benton & Peter Lubin
このアルバムですが、結構マイナーな存在なのでCD化は無理かなと思いますが、でも、B面1曲目の"Keep Holdin' On"は最高に素晴らしい曲なので、コンピレーション・アルバムにでも収録されないでしょうか。
2020-05-04
Frédéric Slama / The AOR Bible: 400 Essential Masterpieces (2018)

Frédéric Slama氏は、先日紹介いたしましたThe Westcoast Bible Vol.1~Vol.8以外に、The High Tech Aor Bibleと本日紹介するThe AOR Bible: 400 Essential Masterpiecesそして最近では日本人アーティストによるAORアルバムを紹介したThe Japanese AOR Bible: 200 Japanese AOR Masterpiecesを発表しております。併せて32人のアーティストの作品などを掘り下げたWestcoast Stories: 32 Artists Talk About Their Workといったものも出しております。
どのカタログ本を眺めても、Westcoast Music、AORに対する造詣の深さは素晴らしいですし、紹介しているアルバムは全て持っていらっしゃると思いますが、よくもこんなにコレクトできたものだと感服しております。
でこのThe AOR Bible: 400 Essential Masterpiecesですが、ここでいうAORは日本的なAORと違い、日本でいうところのハードポップ、産業ロック、メロディアスハードロックのことで、これらのアルバムが400枚紹介されておりなす。
紹介されているアルバムは80年代後半以降のものが多く、未CD化のものは数枚ですが、ほぼ全て私が知っており、大体のアルバムは私も所有しており、これを見ても音楽に対する嗜好性は私とそっくりで、嬉しくなります。
また、ほぼ全てのアルバムは、レア盤もありますが現在でも流通しており手に入れることが出来ます。
巻頭の1ページを開いてみると、FOREIGNER、SURVIVOR、JOURNEY、TOTO、KANSASと5つのバンドのロゴが掲載されているほか、AORのアルバムに参加しているJEFF SCOTT SORT、JEFF PARIS、DAVID FORBESの3人について書かれております。また、巻末には、The Best AOR Producersとして、Keith Olsen、Ron Nevison、Bruce Fairbairn、Beau Hill、Tommy Denander、Alessandra De Vecchio達のプロデュース作品が掲載されております。また、The Best AOR Labelsとして、Escape Music、MTM Music、Frontiers Records、Long Island Records、Now & Then、Rock Candy Recirdsも紹介されております。併せてThe AOR Girlsとして17のバンドやシンガーの写真も掲載されております。
AOR Girlsの作品は、The Westcoast Bible 3: Aor Girls Editionで250枚のアルバムが紹介されており、こちらもお勧めの1冊ですね。
とにかく、これらのカタログ本を見てると胸がワクワクしてきます。
2020-05-03
The Dukes (Bugatti & Musker) / The Dukes (Bugatti & Musker) (1982 / 2016)

クレジットを見ますと
(Produce)Arif Mardin
(Vo)Dominic Bugatti、Frank Musker
(G)Steve Lukather、David Williams、Paul Jackson Jr.、Carlos Rios
(Key)Robbie Buchanan、Richard Tee、Bob Christianson、Pete Cannarozzi
(B)Will Lee、Abraham Laboriel、(Ds)Jeff Porcaro、John Robinson
(Perc)Paulinho Da Costa、Steve Forman
(Sax)Larry Williams、Bob Mintzer、(Tp)Lew Soloff、Randy Brecker
(Back Vo)Hamish Stuart、Mark Stevens
などのミュージシャンが参加しております。
オリジナル盤の収録ナンバーは、
1. Mystery Girl
2. I'm A Survivor
3. Thank You For The Party
4. Memories
5. Excitement Of The New
6. Love Dance
7. Soul Mate
8. So Much In Love
9. Fate
10. Nite Music
の10曲ですが、本日紹介いたします2016年リ・イッシュー盤には、
11. My Simple Heart
12. Loves Fool
13. Every Woman In The World
の3曲がボーナストラックとして収録されております。
このアルバムですが、紙ジャケ仕様も含め何度か再発されておりますが、2016年の新名盤探検隊も同じ内容だと思いスルーしておりましたが、海外の友人からボーナストラックが追加されたCDがあるので、取り寄せることはできるかといった質問があり、調べてみるとこの新名盤探検隊がそのアルバムでした。しかしながら、このことが判明した時には、既に廃盤となっており、定価での購入は無理でした。
このアルバムの極めつけのナンバーは、1. Mystery Girlで全ての人が認めるところでしょう。シンセサイザーの使い方がいかしたこれぞAORといったメロディアスなナンバーです。
2. I'm A SurvivorはJeff Porcaroのドラミングがいかしたシャッフル・テイストのナンバーです。
3. Thank You For The Partyは、ダンサンブルなディスコ・ナンバーでファンキーでいかしております。
4. Memoriesは、メロディーが美しい王道のAORバラードの超オススメのナンバーです。
5. Excitement Of The New は前奏部分がカッコ良いディスコ・ナンバー、6. Love Danceはファンキーさが際立ったナンバー、、7. Soul Mateはミディアム・テンポのギターのカッティングがいかしたディスコ風のオススメのAORナンバー、8. So Much In Loveは、Sheena Eastonが「Modern Girl」でカバーしていたナンバーで、メロディアスなミディアム・スロウのバラードナンバーでこれもオススメです。
9. FateはmChaka Kahnも名盤「What'cha Gonna Do For Me」で取り上げてた一曲。
10. Nite MusicはCON FUNK SHUNっぽいファンク・ナンバーです。
11. My Simple HeartはディスコティークしたメロディアスなAORナンバー。
12. Loves Foolはリズミカルな佳曲。
13. Every Woman In The Worldは、ミディアム・スロウなメロディアスなAORナンバーで、これまたオススメの曲です。
ボーナストラック3曲を聴いたことが無いアナタ、廃盤で少しレア化しておりますが、聴いてみてはいかがでしょうか?
2020-05-02
ALI THOMSON / Songs From The Playroom (2020)

国内盤は、"Take a Little Rhythm -Exclusive Version"がボーナストラックとして追加されております。
メロディー・メーカーとして、またパフォーマーとしても全く衰えを感じさせません。
このアルバム、1曲目を聴いてすぐに好きになりました。メロディーはとても瑞々しく、ALI THOMSONのセンスが光っている一押しのナンバーです。ゆったりと流れるメロディアスな2曲目、ピアノの音色がいかしたミディアム・スロウの3曲目、ポップな5曲目、Stephen Bishop風の9曲目、メロディアスなバラードの10曲目、大ヒットしたリメイク・ナンバーの11曲目はやはりいかしてます。
全体的にミディアム、ミディアム・スロウのナンバ瑞々しいナンバーが収められたとても良くできたAORアルバムに仕上がっていると思います。
収録ナンバーは、
1 Aqua Blue
2 Black Comedy
3 Hercules
4 Song for a Broken Heart
5 Avalon Street
6 Dark Matter
7 Ride The Wave
8 Be The One
9 The Reason Why
10 Easy Love
11 Take A Little Rhythm (exclusive version)