2020-08-31
FATTBURGER / FATTBURGER.COM (2000)

これは、このアルバムのバック・インサートに記載されているフレーズです。
紹介するアルバムは、アメリカ産のスムーズ・ジャズ、フュージョン・バンドFATT BURGERが2000年に発表した10枚目となる「FATTBURGER.COM」です。
彼らは、1985年に1stアルバム「One Of A Kind」を発表し、その後コンスタントにアルバムを発表しておりましたが、2004年の13sakume [
Work To Do!」がスタジオ作として最後で、2007年に「Fattburger's Greatest Hits!」のベスト・アルバムを出した後は、アルバムが発表されておりません。彼らのオフィシャルサイトは健在ですが更新されて内容で、バンドは活動休止状態といったところでしょうか。
2000年という節目の年に発表された本作ですが、その内容はまさに冒頭に書いたフレーズそのものといった感じでしょうか。
Fattburger.com
01 You've Got Mail! 5:18
02 Joy 5:10
03 Same Ole Love (365 Days A Year) 4:49
04 Trail Of Tears 4:00
05 No Problem 5:18
06 Groove Y2K 4:53
07 Peace Of Mind 4:19
08 Fender 4:40
09 Nice Bits 4:36
Kevin Koch Drums
Mark Hunter Bass
Carl Evans Jr Keyboards
Evan Marks Guitar
Tom Aros Percussion
Hollies Gentry III Saxophone & Flute
Toni Redd Vocals
Rachel Evans Vocals
オススメはフュージョン・タッチの軽快な01、ゆったりとした感じのほんのりラテン・フレーバーの02、女性コーラスがいかしたファンキーな03、大地を感じさせるリズミックな04、ラテン・フレーバーのフュージョン・ナンバーの05、ギターのトーンがいかしたフュージョン・ナンバーの06、ピアノの戸が心地良うメロディアスなバラードの07、ヴァイブとサックスがいかした80年代フュージョン・ナンバーの08、ギターがカッコ良いファンキーな09、まさにSMOOTH GROOVESなアルバムです、
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2020-08-29
FERGIE FREDERIKSEN / HAPPINESS IS THE ROAD (2011)

FERGIE FREDERIKSENですが、TOTOだけではなく、1978年のTrillionの1st、1983年のLeRouxのSo Fired Up、2002年のMeccaのほか、結局はアルバムの発表はありませんでしたがAngelといったバンドのリード・ヴォーカリストを務めたといった輝かしい過去があります。そして、1984年のTOTOのIsolationの1枚のみの参加でしたが、"Stranger in Town"のヒットで、それまで以上に知られる存在となりました。
ソロ作に目を向けると、1981年に当時活動していた名前のDavid London名義で1stソロを、元The BabysのRicky Phillipsと1995年にFrederiksen/Phillipsを、2007年にTommy Denanderと、Frederiksen - Denander / Baptism By Fireを2011年に本作Happiness Is The Road、そして2013年にAny Given Momentを発表するも、2014年1月18日に帰らぬ人となりました。
TOTO参加の経緯は、オーディションでEric Martinと競い合い、Jeff Porcaroが強くFargie Frederiksenを押したとか。 Isolationでの"Stranger in Town"でのハイトーン・ヴォーカルを聴けば、それも納得か。
Happiness Is the Road
01. Angel (Mirror To Your Soul)
02. Elaine
03. First To Cry
04. Follow Your Heart
05. Happiness Is the Road
06. I Still Believe in Love
07. Lyin Eyes
08. Love Waits for No One
09. Writing on the Wall
10. The Future Ain't What It Used To Be
11. The One
12. The Savior
Fergie Frederiksen vocals
Dennis Ward bass guitar, guitars, keyboards, background vocals
Dirk Bruinenberg drums
Nathan Eshman guitars
Eric Ragno keyboards
アルバムはメロディアスでポップなヒットポテンシャルの高い01から始まり、Fergie Frederiksenがいた頃のTOTOを彷彿させるナンバーの02はかなりオススメ、メロディアスでポップな80年代産業ロック風の03、メロディが際立つメロディアスなバラードの04、ミディアム・テンポのメロディアスなパワーバラードの05、メロディアスなAOTナンバーの06、07、08と続き、キレがあるサウンドの09、再びメロディアスなAORナンバーの10、02のTOTOスタイルの11と12、とTOTOやウエスト・コースト・ミュージックが好きな方には堪らない内容となっております。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・中古で価格は、3,200円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-28
METALLICA / METALLICA (1991)

1999年でした。当時は、スラッシュ・メタルやデス・メタルを殆ど聴いていなかった私でしたが、PARADISE LOSTの"HOST"をきっかけに、ゴシック・メタルを聴くようになり、さらにメロデスなどにも手を染めるようになり(というか、耳を染めるといった方が良いかも)、METALLICAについては名前は知っていましたがそれまでは聴く機会がありませんでした。
ですから、このアルバムを初めて手にしたのは発表後8年が経過した1999年のことでした。
私は、NTTの光テレビを契約しておりますが、最近、このブラック・アルバムの誕生秘話みたいな番組を放映するという告知を見て、
久しぶりにこのアルバムを聴いてみたら、やはり、とってもカッコ良いアルバムだな、ということで取り上げました。
Metallica (1991) (13 tracks) 65:40
01 Enter Sandman 05:32
02 Sad But True 05:24
03 Holier Than Thou 03:47
04 The Unforgiven 06:27
05 Wherever I May Roam 06:44
06 Don't Tread On Me 04:00
07 Through The Never 04:04
08 Nothing Else Matters 06:28
09 Of Wolf And Man 04:16
10 The God That Failed 05:08
11 My Friend Of Misery 06:49
12 The Struggle Within 03:53
13 So What 03:08
James Hetfield : Guitars, Vocals
Lars Ulrich : Drums
Kirk Hammett : Lead Guitar
Jason Newsted : Bass
Studio: One On One Studios
Producer: Bob Rock & Metallica
01の"ENTER SANDMAN"の前奏のリフを聴いた時は、とても興奮しました。なんてカッコいんだ!?って感じでしたね。LARS ULRICHのドラミング、KIRK HAMMETTのギターのカッコ良さったらないですね。たまらないです。ドライヴしている時に、窓を全開にして、フル・ヴォリュームで聴くにはもってこいの曲、ってこの曲のことを言うんですよね。まさに、この1曲でいかれてしまいました。これぞHEAVY METALです。メロディも最高にご機嫌だし。
04の"THE UNFORGIVEN"は、METALLICA流のバラード・ナンバーでとてもメロディアスだし、最高にいかした曲です。
これら2曲以外の曲も骨太のサウンドに最高のリフで、もう何も言うことはないですね。
このアルバムには捨て曲なんて1曲もありません。
METALLICAがこのアルバムで大ブレークしたのは当然ですね。
だって、最高にいかしたアルバムなんですから。
2020-08-27
ROBERT HART / PURE (2020)

彼は、1989年にBernard EdwardsとEddie Martinezなどとアメリカのハードロック・バンドDISTANCEでアルバムを発表した後、「Cries and Whispers」でソロ・デビューし、1992年に「Robert Hart」を発表した後、BAD COMPANYの1995年作「Company of Strangers」と1996年作の「Stories Told and Untold」にリードヴォーカリストとして参加し、2013年には、Rage of Angelsの「Dreamworld」、2014年には、Dieselの「Into the Fire」でヴォーカルを担当し、そして2020年にこの3rdソロ・アルバム「Pure」を発表することとなります。
この3rdアルバムのプロデュースを手掛けるのは、Tommy DenanderとFMのヴォーカリストSteve Overlandです。
ということで、内容もとてもいかしたメロディアスなAORハードとなっております。
PURE
01. Making Magic
02. Little Miracle
03. Sensational
04. Go Crazy
05. This Is The Night
06. Different People
07. Double Trouble
08. Chemistry
09. Mysterious
10. Don't Make Promises
11. Scene Of The Crime
12. Colour Of Love
Robert Hart vocals
Tommy Denander guitar, keyboards
Brian Anthony bass, percussion
Michael Lange drums
Steve Overland backing vocals
曲にキレがある01、メロディアスでポップな02、ハイテックでモダンな03、ダンサンブルでポップな04、ハイテックAORしたメロディアスな05、メロディアスでかなり良く出来た06、どこかRobert Palmer風の疾走感のあるハードポップの07、ミディアム・テンポのポップナンバーの08、バックのギターがいかしたハードポップの08、メロディアスでおっぷな10、06と同じくらいく出来た11、など全体的にどこからRobert PalmerのRiptideを感じさせるファンキーな仕上がりとなっております。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で、価格は、2,400円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-26
CHINA SKY / CHINA SKY (1988)

紹介するアルバムは、アメリカ産メロディアス・ハードロック・バンドCHINA SKYが1988年に発表した1stアルバムです。
このCHINA SKYですが、2015年に実に27年ぶりとなる2ndアルバム「II」を発表して、メロディアス・ハードロックのファンを喜ばせたのもつい最近のような気がします。
CHINA SKYは元々はサザーンロック・バンドとしてスタートしましたが、この1stを聴く限り、全くそんな感じはせず、メロディアスなハードロック、ハードポップしたサウンドを聴かせてくれてます。
バンド・メンバーは、Ron Perry (lead vocals),、Richard Smith (bass guitar),、そしてBobby Ingram (lead guitar) で、Bobby Ingramは元Molly Hatchetのメンバーでした。
China Sky
01 Turn On The Night 3:23
02 The Glory 3:47
03 Some Kind Of Miracle 4:09
04 Winner Takes It All 3:49
05 All The Time 3:59
06 Only The Young 3:58
07 Reckless Days 3:53
08 Lost In Your Love 4:07
09 Dancin' On The Edge 3:53
10 The Last Romantic Warrior 6:06
Bass Guitar – Richard Smith
Electric Guitar, Acoustic Guitar, Mandolin – Bobby Ingram
Lead Vocals – Ron Perry
Synthesizer, Percussion, Producer – Bob Marlette
Synthesizer, Producer – Frank Wildhorn
Producer – Karl Richardson
80年代産業ロック風のメロディアスな01、曲にキレがあるハードポップ・ナンバーの02、09、コーラスワークがいかしたメロディアスな03、メロディアスでポップな曲の出来も良い04、メロディアスなバラードの一押しの05、ギター・プレイがいかした06、ギターのカッティングがいかしたポップな07、シンセの音が効果的なメロディアスなパワーバラードの08、ウエスト・コースト風のメロディアスなAORナンバーの10、とメロディ・マニアは納得の1枚。
どちらかというと、メロディアス・ハードロックのアルバムというよりハードポップのアルバムです。
私のお店に在庫がございます。
コレクターズCDの輸入盤・新品(シールド無し)で、価格は 2,300円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-25
WORK FORCE / WORK FORCE (1989)

彼らは、この1stアルバムを発表した後、2004年に15年ぶりとなる2ndアルバム「Wrecked Welded And Wet」を発表いたしますが、その後は沈黙しております。
2ndアルバムは所有しておりませんが、何曲かyouTubeで試聴いたしましたが、出来としては、本日紹介する1stアルバムの方が良いとおもわれます。
この1st、メロディアス・ハードロックと言いながら基本的にはハードポップしたアルバムで、80年代のこの手のサウンドがお好きな方には納得の1枚だと思います。
1989年の発表時はレコードtoCDが出され、国内盤CDも出ておりましたので、知る人ぞ知るバンドだったと思います。 ただ、今となってはオリジナルCDは激レアとなっており、入手が難しいですが、オリジナル・アルバムをコピーしたコレクターズCDが中通しておりますので、聴けるチャンスはあります。
Work Force
01. I'm a Mess
02. Hold on Tight
03. Restless
04. Memory of You
05. Rockin' to Win
06. Love the Hard Way
07. Somethin' for Nothin'
08. Give It All You Got
09. One More Tomorrow
10. Higher Standard
Ron Kimball lead vocals, bass, guitar
Rick Henry bass, guitar, vocals
Ralph F. Henry Jr. guitar, keys, bass, vocals
Scott Henry drums, percussion
Chris Holmes keys, vocals
Rich Mello guitar, vocals
メロディアスでポップな01、09、ギターがいかしたメロディアスなハードポップ・ナンバー02はオススメ、バックのキーボードがいかしたハードポップ・ナンバーの03、ドラムの音がいかした04、キーボードとギターがコラボしたメロディアスな05、プログレハード風の06、ロックンロールした07、全体的にパフォーマンスがいかした07、産業ロック風の10、とかなり良く出来たアルバムです。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品のコレクターズCD(プレス盤~シールド無し)で、価格は2,400円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-24
Michael Stosic / Michael Stosic (1982)

このアルバムですが、AOR (Frederic Slama)氏のカタログThe Westcoast Bible Vol.5に紹介されております。 おそらく、これがきっかけで、Michael Stosic氏とAOR (Frederic Slama)氏とがfacebook上でやり取りして、それを見て、日本で世界初CD化の記事をしりました。またこれを機に私もfacebookでMichael Stosic氏と友達となることができました。
またこのアルバムですが、AOR (Frederic Slama)氏のThe Westcoast Bible Vol.5の中で、"100 copies pressed - recorded in Reno, Nevada"とあり、Amazonのアルバム紹介でも「現在はゴスペル/CCMシーンで活動する米シンガー・ソングライター:マイケル・ストージックが、セキュラー時代の1982年に自主リリースしたセルフタイトルの1stアルバムが約40年の時を経てついに初リイシュー! オリジナルLPは100枚のみのプレスで一般流通はしなかったという希少性もさることながら、素晴らしいのはその内容。華麗なホーンやストリングスをフィーチャーしたサウンドやハイレベルなアレンジはとてもプライベート盤とは思えぬ内容で、エドガー・ウィンタ―&ホワイト・トラッシュ~ブラッド・スウェット&ティアーズ~レア・アースを渡り歩いたサックス奏者:ジェリー・ラクロアも参加!ライトメロウなAORから軽やかなアーバン・ブギー、甘美なバラードまで、単なるレア盤リイシューとは一線を画す稀有な楽曲クオリティを誇る名盤です」とあります。
AOR (Frederic Slama)氏のThe Westcoast Bible Vol.5では、for fans of ] Chris Christian & Kenny Logginsとあり、全体的にブルー・アイド・ソウルしたAORアルバムに仕上がっております。
Michael Stosic
01 Backstreet Dancer 3:15
02 Tell Me You Love Me 2:50
03 Light Of Love 3:30
04 Easy Come, Easy Go 4:20
05 If You Ever Change Your Mind 3:37
06 Can’t Run From Love 4:15
07 Can‘t Say No 4:40
08 Be Easy Love 4:30
09 People In Love 3:01
Producer – Jim Stipech
途中のサキソフォンが心地良いBill LaBounty風の01、ファンキーでブルー・アイド・ソウルした02、再びサキソフォンがいかしたファンキーでポップな3、Michael Stosic本人が一押しの04はストリングスがいかしたメロディアスなバラードでこれもオススメ、、ミディアム・テンポのメロディアス05もバックのギターがいかしたまさにAOR、音にキレがあるメロディアスでポップな06、80年代AORを感じさせる07、美しいストリングスが効果的なメロディアスなバラードの08、バックのキーボードの音が優しいメロウな09もまさに80年代のAORナンバー、と70年代後半から80年代前半のAORを生で体験したAORフルークには納得の1枚です。
是非、聴いてみてください。
2020-08-23
Barry Goudreau's Engine Room / Full Steam Ahead (2017)

本日はそのアルバムを紹介いたします。
「裏切られた感じになるかも」というのは、もちろんRTZやORION THE HUNTERのとのサウンドの違いであって、一つのアルバムとして聴いてみると、決してそうではありません。
サウンド・スタイルがブルース・ロックになっただけです。
Barry Goudreauのギター・ワークに円熟味が増し、ブルース・フィーリング溢れたアルバムに仕上がっております。
Full Steam Ahead
01 Need
02 Layin' It Down (In Beantown)
03 Time
04 Treat You Right
05 Dirty
06 Keep The Faith
07 Don't Stop Please
08 Why
09 Ball Keeps Rollin'
10 Reason To Rhyme
11 All Mine
Brian Maes - vocal, keyboards (Peter Wolf’s House Party Five, RTZ)
Barry Goudreau - guitar (Boston, Barry Goudreau, Orion The Hunter, RTZ, Brad Delp, Ernie And The Automatics)
Tim Archibald - bass (Peter Wolf’s House Party Five, RTZ)
Tony Depietro - Drums
Produced by Brian Maes & Barry Goudreau
ブルース色が薄い80年代メロディック・ロック調の01、Barry Goudreauのブルース・ギター・がカッコ良いオススメ、の02、ミディアム・スロウのメロディアスなブルース・フィーリング溢れたバラードの03もなかなか、これぞブルース・ロックといったスロウなブギー調の04、Barry Goudreauのギターが存在感がある05、再びスロウなブギー調の06、一転してロックンロールした07、ミディアム・スロウのメロディアスなバラードの08、メロディアスでポップな09、アコースティックギターの響きがいかした10、ブルース・フィーリングが業食された11、とブルース・ロックのアルバムとしてはかなりイケてます。
2020-08-22
ARC ANGEL / HARLEQUINS OF LIGHT (2013)

1stはどちらかというとプログレハードのアルバムでしたが、この2ndは最高に良く出来たAORハードのアルバムとなっております。
全体的に音が厚みがあり、壮大感のあるメロディアス・ハードロックした内容です。
バンドの要のJeff Cannataは、1993年に「Watching The World~日本でもZero Corporationから発表」、2005年に「A Perfect Universe」、2007年に「IMAGES OF FOREVER」と3枚のアルバムをはっぴょうしております。
これら全てのアルバムは、この日本でも熱心なメロディアス・ハードロックのファンから支持を集めております。
Harlequins Of Light
01 Harlequins Of Light 4:29
02 As Far As The Eye Can See 4:15
03 War (Battle Wounds Of Life) 4:11
04 Voice Of Illuminati 3:54
05 Through The Night 4:07
06 Amnesia 4:06
07 Fortune Teller 2 4:13
08 California Daze 3:31
09 Tonight …Forever 5:10
10 Get To You 3:32
11 Diamonds And Gold 4:45
12 Legend Of The Mary Celeste 4:57
Jeff Cannata lead and background vocals, drums, bass, keyboards, guitars
Jeff Batter acoustic piano, synths
Jay Rowe organ, synths
Scott Spray bass
David Coe acoustic guitar
Jimi Bell lead guitar
Gary Maus lead guitar
Andy Abel lead guitar
Tony Spada lead guitar
Mark Proto lead guitar
Jay Jesse Johnson lead guitar
Pete Hodson background vocals, synth
最初の1曲目からスケール感のあるメロディアスなナンバーから始まり、まさにこのアルバムの内容の良さを予感させてくれます。メロディアスでポップなとてもいかした02、ストリングスが効果的なメロディアスなパワーバラードの03、メロディアスなAORナンバーの04、旋律の美しさが光るバラードの05、途中のギターのトーンがいかしたポップな06、Jeff Cannataの抑え気味なヴォーカルがいかしたバラードの07、メロディアスなハードポップ・ナンバーの08、ピアノが効果的なバラードの09、メロディアスでポップな10、ミディアム・テンポのメロディアスでこれまたスケール感のある11、とほぼ捨て曲が無い強力な1枚となっております。
このアルバムもレア化の兆しがあります。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品(シールド無し)で、価格は2,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-21
KENNY G / DUOTONES (1986)

また、彼以外にもサキソフォン奏者は星の数ほどおりますが、Kenny Gほど繊細な音を出す人はあまりいないように思います。
Kenny Gのこの"Duotones"は、彼の4枚目のアルバムですが、Kenny Gが大ブレークするきっかけを作ったアルバムで、私としては、彼の最高傑作だと思っております。
発売当時の1986年は、Fusionシーンも下火になっていて、私自身、ヴォーカルが入っていないいわゆるFusionミュージックから遠ざかっていた頃でしたが、この"Duotones"は本当に良く聴いておりました。
最高にいかしたSmooth Jazzのアルバムだと思います。
Duotones (1986) (10 tracks) 46:49
01 Songbird 05:03
02 Midnight Motion 04:08
03 Don't Make Me Wait For Love 04:05
04 Sade 04:20
05 Champagne 04:45
06 What Does It Take (To Win Your Love) 04:07
07 Slip Of The Tongue 04:52
08 Three Of A Kind 04:46
09 Esther 05:24
10 You Make Me Believe 05:19
All Saxophones : Kenny G
Percussion : Tony Gable, Greg "Gigi" Gonaway
Drums : Kenny McDougald, Greg "Gigi" Gonaway
Bass : Randy Jackson, Joe Plass
Guitar : John Raymond, Corrado Rustici, Alan Glass
Keyboards : Walter Afanasieff, Roger Sause, Preston Glass, Kenny G
Lead Vocals : Ellis Hall on "What Does It Take(To Win Your Love)"
Lenny Williams on "Don't Make Me Wait For Love"
Claytoven Richardson on "You Make Me Believe"
Studio: Tarpan Recording Studios
Producer: Preston Glass
01の"Songbird"は、まさにKenny Gの繊細さが良く出ている曲で、Kenny Gの代表曲ですが、メロディアスなナンバーで心に染みこむぐらい最高にいかした曲です。
02の"Midnight Motion"はミディアム・テンポの曲で、ここでも繊細なKenny Gのサックスを聴けます。タイトルどおり真夜中に聴くのがもってこいというような内容の曲です。
03の"Don't Make Me Wait For Love"は、Lenny Williamsのヴォーカルが入った曲です。それもとびきりAORしたUrban Blackで、最高にいかしたラヴ・ソングです。
04の"Sade"は、たしか、あのSade(シャーディ)に捧げた曲だと記憶してます(間違っていたらごめんなさいですが)が、かなりムーディーな曲です。
05の"Champagne"もかなりメロディアスなナンバーで、これもかなりいかしてます。
06の"What Does It Take (To Win Your Love)"もヴォーカル入りのナンバーで、こちらは03と違いかなりファンキーな曲となっています。でも、メロディはとても良いですね。
07の"Slip Of The Tongue"は、このアルバムの中で最もファンキーなナンバーとなっています。Soprano Saxophoneが多いKenny Gですが、ここでは、おそらくAlto Saxophoneを吹いていると思います。また違ったKenny Gを聴くことができます。
08の"Three Of A Kind"は一転して、再びKenny Gの繊細なSaxophone(ここでもおそらくAlto Saxophone)が聴けます。この曲もメロディアスです。
09の"Esther"も1曲目の"Songbird"に負けないぐらいのメロディアスなナンバーで、Kenny Gの特徴が良く出ている曲だと思います。この曲もお薦めの1曲です。
ラスト・ナンバーの10"You Make Me Believe"もヴォーカルが入った曲ですが、この曲も極上のラヴ・ソングです。
2020-08-20
Black Bart / Bootleg Breakout (1993)

"Bootleg Breakout"(海賊盤をぶっ壊せ?)というタイトルのアルバムですが、ジャケットがモロ海賊盤みたいなチープなデザインです。(もちろんブートではありません)
サウンドは、ファンキーなハードロック(一頃流行ったFunk Metalと言えばいいのでしょうか)で、ヴォーカルも黒っぽくていかしてます。
ジャケットが2種類あり、もう1つの方は、地が青色で似たようなデザインのカラー版ですが、タイトルを考えればこの白い、まさにブート色のヴァージョンの方がカッコ良いです。
Bootleg Breakout (1993) (13 tracks) 64:54
01 You Don't Know 04:52
02 Soul's Not For Sale 04:57
03 Young Ruthless And In Love 04:55
04 The Tide 06:00
05 Home 03:04
06 The Train 05:29
07 Sometimes She Was Happy 05:23
08 Somewhere Someone 06:17
09 Living In The Shadows 03:31
10 Last Time 05:01
11 Private War 05:44
12 Headed Back 05:16
13 You Don't Know (Mega Remix) 04:25
Brian O'Neal : Vocals, Guitars, Keyboards
Sean McNabb : Bass
Steve Felix : Drums
Kurt James : Guitars
Studio: Win Some Studios etc.
Producer: Black Bart
このBlack Bartですが、BassのSean McNabbを除き、殆ど知らないメンバーです。
Sean McNabbは、House Of LordやGreat Whiteなどで結構知られたベーシストです。
でも、これは、最高にいかした1枚です。
03の"Young Ruthless And In Love"がこのアルバムの中で一番カッコいい曲で、ギターのリフ、さらにベースとドラムスのリズム・セクションが最高です。途中のファルセットのヴォーカルなんか、絶対黒人でなきゃ出せないと思う。
04の"The Tide"はジミヘンがやるような曲で、ヴォーカルもジミヘン風です。
08の"Somewhere Someone"もヘヴィーなリフが最高です。
11の"Private War"はメロディアスなバラードです。
03以外にカッコいい曲は、01の"You Don't Know"です。(13は、Reprise) 本当に、ホットでファンキーなナンバーです。
ファンキーなハードロックが好きな御仁には、是非聴いていただきたいですね。でも、中古屋さんでも殆ど見かけたことはありませんが。
あまりにもマイナーすぎて、youtubeに映像がありませんでした。
2020-08-19
MacAlpine / Eyes Of The World (1990)

TONY MACALPINEといえば、YNGWEIと並ぶネオ・クラシカル系の早弾きギタリストだけど、このアルバムでは弾きまくることもなく、グループとしてのギターに終始している。
内容は、AOR調のハード・ロックといったところ。
それも極上の。
Eyes Of The World (1990) (11 tracks) 51:26
01 The World We Live In 04:06
02 The Hard Way 04:14
03 Escape The Hell 05:00
04 Heartache Calling 05:07
05 Tear It Down 04:40
06 Take Me Back 04:47
07 Wild Ride 03:39
08 Cry A Tear 04:49
09 Wrong To Love 05:31
10 Summer's Gone 04:33
11 Urban Days 05:00
Backing Vocals – Bret Douglas, Christina Saxton, Davey Pattison, Kevin Chalfaunt, Melisa Kary
Bass, Vocals – Mike Jacques
Drums – Bill Carmassi
Guitar, Keyboards, Percussion, Programmed By [Drums, Keyboards] – Tony MacAlpine
Keyboards, Vocals – Mark Robertson
Lead Vocals – Alan Sehorn
Violin – Alan Lornie, Maria Khodorkosky, Maxine Prolman
Studio: Fantasy Studios
Producer: Steve Fontano
収められている曲も結構良く出来ており、01の"THE WORLD WE LIVE IN"はメロディがいかしたAORそのものといった曲で、このアルバムのハイライト曲となっています。
06の"TAKE ME BACK"は、おっTONY MACALPINEだと感じさせる曲で、この曲もメロディアスなバラードでなかなかの曲です。
2020-08-18
AIRKRAFT / LET'S TAKE OFF (1983)

ただ、CD化にあたっては、中身がCD-Rということとジャケット印刷が素人に毛が生えたといった程度の代物でちょっとばかりがっかりでしたが、
そんな彼らの1stアルバム「Let's Take Off」が最近になって、コレクターズCDですが、プレスされ、ジャケットの装丁も丁寧な形でリ・イッシューされました。
ご存知のとおり、AIRKRAFTは、3rd"Airkraft"や4thの"In The Red"は、ハードポップ、産業ロックのファンから強い人気のレア・アルバムですが、この1stもとても良く出来たアルバムで、決してファンを裏切ることが無いアルバムです。
Let's Take Off
01 Alien Probe
02 You're My Girl
03 Tearing Me Apart
04 You Can't Run Away From Love
05 Midnight Confessions
06 Let's Take Off
07 Thought
08 It's Not So Easy
09 How Does It Feel
10 She's Rock
Bass, Vocals – Peter Phippen
Drums – Ace Gyro, Bob Shepanik (tracks: A2, A3, B1, B4), Michael Wood (18) (tracks: B5)
Guitar, Vocals – Mitch Viegut
Keyboards – Dave Roll
Vocals, Guitar – David Saindon
Produced by AIRKRAFT & Nick Kuzulka
タイトルどおりスペーシーな感じンpハードポップ・ナンバーの01、メロディアスでポップな02、STYXのハードポップ・ナンバーの03、ピアノとギターがいかした04、シンセサイザーが効果的な05、タイトル・ナンバーの06は出だしの離陸を想像させるバックの効果音がいかしたポップなナンバー、バックのパフォーマンスがいかしたスケール感のある07、メロディアスでハイトーン・ヴォーカルがたまらない08、メロディアスでポップな09、ロックン・ロールしたカッコ良いナンバー10、と内容もいかしてます。
私のお店に在庫がございます。
コレクターズCDの輸入盤・新品(シールド無し)で、価格は、2,200円です
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-17
8084 / So Far (1999)

彼らは。1986年に「Eight - Oh - Eight - Four」、1989年に「Love & War」、1991年に「Satisfaction Guaranteed」、2006年に「The Last Great Train」と5枚のアルバムを発表しております。
私が知っているのは、1991年に「Satisfaction Guaranteed」と2006年に「The Last Great Train」の2枚だけですが、サウンド・スタイルはメロディアスなハードポップ、産業ロックしたものです。
紹介する「So Far」はNew EnglandのHirsh Gardnerがプロデュースしており、とてもいかしたハード・ポップ(産業ロック)・アルバムです。
So Far
01 Too Late For Love 3:53
02 Hideaway 3:56
03 Badman 3:30
04 Hold On 4:16
05 Surrender 5:47
06 Fire 4:16
07 Thunder In Her Heart 4:13
08 Lonely At The Top 4:23
09 She Comes To Me 3:29
10 Lover's Feel 3:35
11 Call Me 5:56
Bass, Backing Vocals – Frank Barnes (2)
Drums, Backing Vocals – Scott Belisle
Guitar, Keyboards, Backing Vocals – Andre Maquera
Lead Vocals, Keyboards – Randy Smith (9)
Producer – Hirsh Gardner
01の"TOO LATE FOR LOVE"に作者としてA.NOVAとあるのはALDO NOVAのことかな?この曲はちょっと乾いた感じのメロディアスなハード・ポップです。
04の"HOLD ON"も曲の感じとしては、01と同じような曲で、こちらもGOODです。
これらに対して05の"SURRENDER"は湿り気帯びたメロディアスな曲で日本人の琴線に触れる、そんな曲でこのアルバムの一押しです。途中のアコースティック・ギターの音色とエレクトリック・ギターのメロディアスなことといったらないですね。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・中古で程度良好、価格は3,300円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-16
CLIMB / BACK IN ACTION AGAIN (2017)

彼らの1stアルバム「TAKE A CHANCE」はメロディアスなハードポップ、産業ロックのアルバムであるということを、既にこのブログでも紹介しておりますが、この2ndもそれを踏襲するサウンドとなっとえいます。
ハードポップや産業ロックがお好きな方であれば、納得する内容です。
でも、本当にビックリです。Warren Cromartieが野球以外にこんな才能があるとは。それもドラムスを担当しているだけじゃなく、曲を作る才能まであるのですから。
Back In Action Again
01 Back In Action Again
02 Focus
03 Climb On Up
04 They Say
05 Express Way To Your Heart
06 K.D.D
07 Lonely In Each Other's Arms
08 Whatever It Is
09 Hold Back The Night
10 For the Love of Money
Pete Hewlett vocals
Bruce Nazarian guitar, keyboards
Mark Rivera saxophone
Eddie Martinez guitar
Warren Cromartie drums
Produced by Warren Cromartie & Bruce Nazarian
今回ヴォー、カルを担当するのは、The Euclid Beach BandやNovo Comboに在籍していたPete Heやwlett、キーボードにはThe AutomatixやBobby Bartのアルバムに参加したBruce Nazarianそしてセッション・ギタリストのEddie Martinezといった布陣となっております。
メロディアスで軽快な01、ハイテックAORした02、Warren Cromartieの作曲能力の素晴らしさを示すメロディアスでポップな03、ミディアム・テンポのメロディアスなAORナンバーの04、Mike Finniganの「Black & White」に収められていたナンバーのカヴァー05、ゆったりとした感じのAORナンバー06、i-TENのカヴァー07もなかなかな出来、Steve DorffとStan Meisnerのペンによる08は曲にキレがある軽快なハードポップ・ナンバー、Bernie Taupinのペンによる産業ロック風の9、Nichael Boltonのカヴァーの10も秀逸です。
1990年当時は、この手のサウンドなかなか受け入れられなかった時期でしたのでお蔵入りとなったと思いますが、とても良く出来たハードポップ、ハイテックAORのアルバムだと思います。
一聴の価値ありのアルバムです。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品でオンデマンド商品のCD-R。
価格は2,100円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-15
AOR (Frederic Slama) / L.A Darkness (2016)

本作はTommy Denanderに加えPaul Sabuがプロデュースに携わっております。また、シンガーは、Henry Small, Jeff Scott Soto, Jesse Damon, Kevin Chalfant, Mélissa Fontaine, Paul Sabu, Philip Bardowell, Rick Riso, Sarah Fontaine, Steve Overland, Tommy Funderburkといったところで、結構ハードロック系のシンガーが参加しております。といって、サウンドもハードになったかというと、いつものAOR (Frederic Slama)サウンドを楽しむことができます。
本作は、Escape MusicからのとPerris Recordsから出されたものがありますが、Perris Records盤にはボーナストラックが2曲追加されております。
本日紹介するのは、Perris Records盤です。
L.A Darkness
1 The Smartest Girl In L.A.
Lead Vocals – Jeff Scott Soto
2 The Locked Soul
Lead Vocals – Steve Overland
3 One Foot In Heaven
Lead Vocals – Kevin Chalfant
4 Blueprint For Love
Lead Vocals – Jesse Damon
5 Desire Turning Into Dust
Lead Vocals – Phillip Bardowell
6 Heart In Pawn
Lead Vocals – Steve Overland
7 Seven Storms
Backing Vocals – Alessandro Del Vecchio
Lead Vocals – Henry Small
8 Why Girls Say No
Lead Vocals – Rick Riso
9 Dangerous Fascination
Lead Vocals – Paul Sabu
10 Burning Rainbows (Instrumental)
Bonus Track
11 No Margin For Error (Unreleased Duet Version)
Lead Vocals – Mélissa Fontaine, Sarah Fontaine, Tommy Funderburk
12 The Trail To Your Heart
Lead Vocals – Tommy Funderburk
Backing Vocals – Alessandro Del Vecchio, Chasing Violets
Bass – Anna Portalupi
Drums – Pierpaolo Monti
Drums, Bass – Colin Rodgers
Electric Guitar, Electric Bass, Keyboards, Co-producer, Bass, Drums – Tommy Denander
Guitar – Bruce Gaitsch, Mario Percudani, Stefano Lionetti
Guitar, Keyboards – Frédéric Slama
Lead Vocals, Backing Vocals – Henry Small, Jeff Scott Soto, Jesse Damon, Kevin Chalfant, Mélissa Fontaine, Paul Sabu, Philip Bardowell, Rick Riso, Sarah Fontaine, Steve Overland, Tommy Funderburk
Written By, Arranged By, Producer – Frédéric Slama
Jeff Scott Sotoがヴォーカルを執る01からまさにAOR (Frederic Slama)サウンドでメロディアスでキャッチー、英国の至宝Steve Overlandがヴォーカルを執った02は80年代メロディアス・ハードロックしたキラキラ・キーボードとギターのコラボがさすが、Kevin Chalfantがヴォーカルを執ったメロディアスでゆったりとした感じの産業ロック・ナンバー、メロディアス・ハードロックしたJesse Damonのヴォーカルによる04、Phillip Bardowellのヴォーカルによるメロディアスなパワーバラード風のの05、メロディアスなAORナンバーの06、全体的にギターのトーンがいかした07、キラキラ・キーボードとギターのコラボが最高にいかしたRick Risoのヴォーカルによる08、旋律が美しいメロディアスなバラードのインスト・ナンバー10は秀逸、11、12はPerris Records盤のボーナストラックで、11はリードヴォーカルはThe Chasin Violetの2人とTommy Funderburkが担当したメロディアスでポップな仕上がり、Tommy Funderburkがヴォーカルを執った12は、メロディアスなAORナンバーです。
全体的に、これまでのAOR (Frederic Slama)のスタイルと変わらないポップでキャッチーで適度にハードなメロディックなナンバーが収められております。
2020-08-14
AOR (Frederic Slama) / L.A. Attraction (2006)

AOR名義では、2000年に「L.A. Concession」を発表して以来、10年間で15枚ものスタジオ作と4枚のベスト・アルバムを発表し、さらに、The West Coast Bibleシリーズとして13冊のカタログ本を出すなど、精力的に活動しております。
また、先日は、今まで廃盤状態で高値の華となっていた「Next Stop: L.A.」と「The Colors Of L.A.」もリ・イッシューされました。
以前にもこのブログで書きましたが、Frederic Slama氏とはfacebookで友達として登録させていただいておりますが、彼に、Frédéric Slama名義で発表した「L.A Rendez-Vous」のリ・イッシューはあるのでしょうかと質問をぶつけたら、「Secret Obsession」も含めてその計画はあるとのことでしたので、今はそれを楽しみに待っております。
AOR (Frederic Slama)が発表するアルバムは、必ずと言って良いほど、ハズレがありません。AORやウエスト・コースト、メロディアス・ハードロックなどを良く聴かれる方は私も含めて、そう思っていらっしゃる方が多いと思います。
そして、彼のアルバムは、いつも豪華なゲスト・ミュージシャンが脇を固めておりますし、ほぼTommy Denanderとの共同プロデュース作品ですので、悪いはずがありません。
本日紹介のL.A. AttractionもTommy Denanderとの共同プロデュースの下、David Williams, Michael Landau, Steve Lukather、David Diggs, Peter Friestedtなどがバックを固め、Dane Donohue, J. Lynn Johnston, Philip Bardowell, Rick Risoがヴォーカルを執っております。
紹介するヴァージョンは、クールサウンドから発表された国内盤です。
L.A. Attraction
01 Give A Little Love Lead Vocals – Rick Riso
02 Don't Ever Say Goodbye Lead Vocals – Rick Riso
03 Like An Open Book Lead Vocals – Philip Bardowell
04 The House Of Love Lead Vocals – J. Lynn Johnston
05 The Spark Of My Soul Lead Vocals – Rick Riso
06 I Won’t Give Up On You Lead Vocals – Philip Bardowell
07 One More Chance Lead Vocals – J. Lynn Johnston
08 How Could I Ever Forgive Her Lead Vocals – J. Lynn Johnston
09 Tears In The Rain Lead Vocals – Rick Riso
10 Last Chance At Love Lead Vocals – Philip Bardowell
11 L.A. Winds Lead Vocals – Philip Bardowell
12 Lost In Your Eyes
Arranged By, Producer – David Diggs (tracks: 12), Peter Friestedt (tracks: 1), Tommy Denander (tracks: 2, 3, 4, 6, 7, 8, 9, 10)
Drums – Joey Heredia
Keyboards – Marcos Udeba, Tobias Marberger
Keyboards, Bass, Programmed By, Lead Guitar, Rhythm Guitar – Tommy Denander
Keyboards, Guitar – David Diggs, Peter Friestedt
Lead Guitar – David Williams, Michael Landau, Steve Lukather
Lead Vocals, Backing Vocals – Dane Donohue, J. Lynn Johnston, Philip Bardowell, Rick Riso
Producer, Keyboards, Guitar, Arranged By, Written By, Lyrics By – Frédéric Slama
CCM-AORシンガーRick Risoが歌う01は、ゆったりとした感じのまさにAORしたナンバーで秀逸、若干ハードながらメロディアスの02、Philip Bardowellが歌う03は。このアルバム一押しのメロディアスなAORナンバー、J. Lynn Johnstonはかなり歌も上手く04の出来もかなりなもの、ミディアム・テンポのメロディアスな05、Philip Bardowellが歌う06はとても味があるナンバー、アレンジがいかしたメロディアスでポップな07、08、01同様のAORナンバーの09、雰囲気満点のメロディアスな10、キラキラ・キーボードとギターのコラボがいかしたメロディアスなバラードの11は最高、1はジャジーなアレンジがいかしたメロディアスなiインスト・ナンバー、ということでとてもいかしたAORアルバムに仕上がっております。
私のお店にMTM Musicからリリースされたスリーブケース付きの新品CD[の在庫がございます。
既に廃盤となっているため、価格は3,600円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-13
CLIMAX BLUES BAND / FLYING THE FLAG (1980)

CLIMAX BLUES BANDは1969年から現在に至るまで長く活動しているバンドで、かなりの数のアルバムを発表しております。
1980年に発表した本作と次作のLucky For Someは、AORファンからも注目を浴びたアルバムです。
特に本作に収められている1曲目のGotta Have More Loveは、Greg Guidryの1stアルバムに収められていた曲のカヴァーということと、他のナンバーもそれまでのCLIMAX BLUES BANDのサウンドと異にするほぼAORした内容だったからですが。
あと、個人的には、Nicky Hopkinsがバックでピアノを弾いているのがうれしいですね。
Flying The Flag
1 Gotta Have More Love 3:29
2 So Good After Midnight 4:09
3 Horizontalized 2:48
4 I Love You 4:02
5 Hold On To Your Heart 2:33
6 Dance The Night Away 2:49
7 Money Talkin' 3:19
8 Blackjack And Me 4:07
9 Nothing But Starlight 3:43
10 One For Me And You 3:11
Backing Vocals – Clydene Jackson (tracks: 1, 2), Julia Waters (tracks: 1, 2), Maxine Waters (tracks: 1, 2)
Bass Guitar – Derek Holt
Drums – John Cuffley
Guitar – Peter Haycock
Harmonica – Colin Cooper
Keyboards – Derek Holt
Keyboards [Additional] – Nicky Hopkins (tracks: 4, 6, 8, 9)
全体的な雰囲気はやはりAORしたサウンドで、Greg Guidryのオリジナルに負けないくらい良く出来た01、抑え気味なヴォーカルがいかしたメロディアスな02、軽快なロックンロール・ナンバーの03、メロディアスなバラードの04、メロディアスでポップな05、まさにAOR然といった感じの06、若干ハードな産業ロック風の07、Nicky Hopkinsのロックン・ロール・ピアノがいかした08、Nicky Hopkinsのピアノがいかしたミディアム・テンポのメロディアスな09、出だしのサックスがいかしたブギー調の10、とかなりいかした内容となっております。
2020-08-12
LEE RITENOUR / RIT 2 (1982)

札幌市内の中古レコード屋さんはめっぽう数が少なくなり、私が知っている3軒を回り、ようやく「RIT」と「RIT 2」の国内盤・帯付のレコードを見つけましたが、他のレコードは中古屋さんに無く、オークションで見つけることができました。
結構海外の方(特に北欧)はアナログレコードをコレクトしているようで、こういった問い合わせが結構きます。私が持っているアナログレコードで対応できれば良いのですが、対応できない場合は、こうやって中古屋さん巡りなんかをしております。
Lee Ritenourですが、歌物が入っていましたが、前々作のFeel The Nightまでは、いわゆるFUSIONサウンドした内容でしたが、前作のRITでは、Eric Taggをメイン・ヴォーカルに据え(これを機に、知られ鵜存在になりのですが)、FISIONアルバムというよりAORアルバムとなり、その続編がこの「RIT 2」です。 まあ、この頃のFUSIONアルバムには、結構ヴォーカル入りナンバーも多かったように思いますが。
RIT 2 (1982) (10 tracks) 40:04
01 Cross My Heart 03:46
02 Promises, Promises 04:06
03 Dreamwalkin' (Along With Me) 04:11
04 Keep It Alive 04:51
05 A Fantasy 03:09
06 Tied Up (In Promises) 04:55
07 Voices 04:22
08 On The Boardwalk 04:13
09 Roadrunner 03:45
10 Malibu 02:46
Lee Ritenour : Guitars, Keyboards, Synthesizer
Eric Tagg : Vocals, Keyboards, Synthesizer
Nathan East : Bass, Synthesizer
Bill Champlin : Backing Vocals
John Robinson : Drums
Michael Boddicker : Synthesizer
Paulinho da Coasta : Percussion
Tom Scott : Saxophone
Don Grusin : Synthesizer
Carlos Vega : Drums
Jeff Porcaro : Drums
Alex Acuna : Drums
Harvey Mason : Percussion
Greg Mathieson : Fender Rhodes
David Foster : Synthesizer
Abraham Laboriel : Bass
Neil Stubenhaus : Bass
Richard Page & Steve George : Backing Vocals
John Farrar : Backing Vocals
Studio: Monterey Studios
Producer: Harvey Mason & Lee Ritenour
01の"Cross My Heart"はメロディアスなAORナンバーで、Nathan EastのBassがビンビンにカッコ良い曲です、バッキング・ヴォーカルはBill Champlinが担当してます。
02の"Promises, Promises"と03の"Dreamwalkin'"は、Lee RitenourがプロデュースしたEric Taggのソロ・アルバム"DREAMWALKIN'"にも収められている曲で、どちらもAORしておりますが、"Promises, Promises"は01と似たタイプの曲で、曲調は少しばかりファンキーですがとてもメロディアスです。この曲では、Bill ChamplinのほかPagesがバッキング・ヴォーカルを務めています。03の"Dreamwalkin'"は一転して、メロディアスなバラード・ナンバーです。
04の"Keep It Alive"は、Eric Taggのヴォーカルがいかしてます。あと、Lee Ritenourのギターやキーボードもかなり良いです。
05の"A Fantasy"は、インスト。ナンバーですが、とてもメロディアスな曲でお薦めです。
07の"Voices"では、David Fosterがアレンジを担当しておりますが、この曲でのJeff Porcaroのドラミングは最高です。さらに、Pagesのバッキング・ヴォーカルもいかしてます。Lee Ritenourのギターはこのアルバムの中で一番です。
08、09、10はインスト・ナンバーですが、10の"Malibu"での、Lee Ritenourのクラシック・ギターがとても良い雰囲気を出しております。
私のお店に在庫がございます。
国内盤・新品、FUSION 1000シリーズで、価格は2,900円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-11
Horii Katsumi Project (堀井勝美プロジェクト) / Summer's (1990)

堀井勝美は、コンポーザー、アレンジャー、プロデューサーとして有名な人で、過去にNHKの番組などのテーマ音楽を数多く手がけておりますが、BGMビクターから出されたアルバムが特に支持が多いようです。楽器のプレイヤーではありませんが、最高のサウンド・クリエーターで、いわゆるフュージョン・タッチのサウンドが魅力的なところが受けているのだと思います。
また、彼のアルバムは鈴木英人のイラストによるジャケットは有名ですね。鈴木英人のイラストには季節感が良く表れており、部屋に飾ってもご機嫌なイラストばかりです。
もちろんご紹介するこのアルバムも鈴木英人のイラストによるアルバムで、タイトルもそのものズバリの"Summer's"で、このプロジェクトの6枚目のアルバムです。
Summer's (1990) (9 tracks) 45:46
01 Summer's 05:20
02 Green 04:55
03 Walking On Air 05:11
04 Just Newly Born !! 05:13
05 Wild Night (Guitar Version) 04:46
06 Lucky Rascal 05:17
07 Vanity Fair 05:02
08 Wild Night (Sax Version) 04:42
09 Alone At Last, For This Summer 05:20
石川雅春 : Drums
青木智仁 : Bass
梶原 順 : Guitars
難波 正司 : Keyboards
本田雅人 : Alto Saxophone
Tim Graham : Bass
Brandon Fields : Soprano Saxophone
Russ Freeman : Guitars
難波弘之 : Keyboards
Buzz Feiten : Guitars
八木のぶお : Jazz Harp
森山 良 : Keyboards
土岐英史 : Alto & Soprano Saxophone
Gerald Albright : Alto Saxophone
Producer: Katsumi Horii
01のタイトル・ナンバーの"Summer's"はギターをメインに添えた曲で、高中したモロ夏を感じさせる軽快なナンバーでかなりお薦めです。
02の"Green"は、サックスメインのしっとりしたナンバーです。この曲でのサックス・プレイは、Brandon Fieldsが担当してます。とてもメロディアスなナンバーです。また、この曲は、NHKの連続テレビ小説「凛々と」のテーマ曲としても使われました。
03の"Walking On Air"は、Russ Freemanのアコースティック・ギターがいかした曲で、夏向けのFusionサウンドです。メロディもいかしてます。
04の"Just Newly Born!!"でも、Brandon Fieldsのサックス・プレイをメインに置いた曲となっており、2曲目同様しっとりしたナンバーです。
05の"Wild Night (Guitar Version)"は、Guitar Versionというくらいですので、ギターが最高にご機嫌の1曲です。ギタリストは、あのBuzz Feitenです。結構堅めの音で、彼の音としてはちょっと珍しいかも。曲全体も、FusionというよりかなりRockした音となっており、私は好きです。
06の"Lucky Rascal"が、Jazz Harpをメインとした曲です。ハープ奏者は「八木のぶお」という人で、私は存じ上げませんが、かなり良い音を出しております。
07の"Vanity Fair"は、土岐英史のサックス・プレイをメインに添えた曲で、外国人プレイヤーに全く引けをとっていません。バックの石川雅春のドラムスもご機嫌です。
08の"Wild Night (Sax Version"は05のSax Versionで、サックス・プレイはGerald Albrightが担当しております。ここでもバックのギターはBuzz Feitenです。こちらの方は05と違いまさにFusionミュージックといったところでしょうか。でも、音はかなりファンキーです。このサウンドも良いですが、まあ、私としては、エレキ・ギターの音色の方が断然好きということもありますし、また、ロックしているよいうことで05に軍配を上げますが。
ラストの09の"Alone At Last, For This Summer"はバラード・ナンバーで、このアルバムの中で一番メロディアスな曲です。この曲でも、土岐英史のサックス・プレイがメインとなっておりますが、Kenny Gっぽい繊細なソプラノ・サックスの音がたまらないですね。
あと、個人的には、バックで難波弘之がキーボードをプレイしていることがうれしいことと石川雅春が全曲でドラムを叩いていますが、これがとてもカッコ良くてご機嫌ですね。
彼のアルバムはどのアルバムもほぼレア・アイテムになっているので、見つけるのが結構難しいし、値も張りますが、FUSIONファンの方には、是非、聴いていただきたいと思います。
2020-08-10
STRANGER / STRANGER (1982)

このSTRANGERですが、以前からバンド活動を行っていて、Lynxxその後Romeoというバンド名で活動しているところをTom Wermanに見いだされたようです。
1981年発表ということで、基本的にはメロディアス・ハードロックのアルバムですが、曲によっては、産業ロック的な部分もあります。
彼らは、この1stの後、1989年にNo Rulesを、1991年にNo More Dirty Dealsを1995年にAngry Dogsと計4枚のオリジナル・アルバムを発表しておりますが、私的には、この1stが最も出来が良いと思っております。
また、このアルバムを聴いてからほぼ40年近く経っておりますが、このブログを書くまで、Richard PageとTom Kellyがバックでヴォーカルを執っているのを全く気付きませんでした。
STRANGER
1 Jackie's So Bad 2:48
2 Nobody's Fool 2:59
3 Ready To Fight 2:39
4 My Kind Of Woman 3:18
5 Shake Down 3:12
6 Rock & Roll You Baby 3:20
7 Swamp Woman 2:34
8 Dirty & Mean 2:57
9 Comin' To Get You 2:44
10 Get On Up 2:15
Backing Vocals – Richard Page, Ronnie Garvin, Tom Kelly
Bass – Tom Cardenas
Drums – John Price
Guitar – Ronnie Garvin
Organ – Jai Winding
Synthesizer – Michael Boddicker (tracks: A1, A4)
Vocals – Greg Billings
Producer – Tom Werman
アルバムは一押しのメロディアスでポップなハードポップ・ナンバー01から始まり、ギターのリフがカッコ良いキレのある02、05、07、疾走感のあるハードロック・ナンバーの03、08、メロディアスでポップな産業ロックのナンバーの04、出だしのドラムスがいかしたロックンロールした06、ギター・ソロがいかした09、メロディアスでポップなハードポップ・ナンバーの10、とこのアルバムはギターのリフとギターのトーンが特徴的なサウンドのアルバムで、収録されているナンバーも3分程度とコンパクトに収められたそんな感じのアルバムです。
私のお店に在庫がございます。
Retrospect Recordsからリ・イッシューされた輸入盤・中古で、価格は3,000円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-09
CHAR / U.S.J (1981)

当時、AORファンから注目を集めたアルバムです。
とにかくバックのメンツが凄いのと、プロデューサーがSteve Lukatherということもあって。
私は、AORファンではありましたが、熱心なCharファンではありませんでしたので、その当時はパスでした。
初めて全曲を聴いたのが、1994年にCD選書として廉価盤のCDが発売された時でした。
で、ジャケットを開くと、全曲の内、1曲目と5曲目がJay Graydon、Steve Lukather、Richard Pageの3人のペンによるナンバー、6曲目がJay GraydonとRichard Pageのペンによるナンバーということで、俄然興味を持ちました。
このアルバムの企画は日本から持ち込まれたものだと思いますが、一方は日本を代表するギタリスト、もう一方はアメリカのウエスト・コーストを代表するミュージシャンたちで、U.S.Jというタイトルとすることで、このアルバムを企画した人の意気込みは感じられるます。
U.S.J
01 Gime Me Some Time
02 Street Information
03 Cry Like A Baby
04 Smokey
05 You Can't Have Me
06 Nice Charges
Bass – Neil Stubenhaus
Drums – Jeff Porcaro
Guitar – Char, Jay Graydon, Steve Lukather
Keyboards – David Foster
Percussion – Paulinho Da Costa
Producer – Char, Steve Lukather
Jay Graydon、Steve Lukather、Richard Pageのペンによる01はメロディアスでポップな産業ロックのナンバー、音にキレがあるファンキーな02、TOTO風のプログレチックなパワーバラードの03はバックのパフォーマンスも含めなかなかの出来、CHARのナンバーとして有名な04はロマンティック・ハードネスのAOR作品、再びTOTO風のポップな05、まさにDavid Fosterを感じさせるメロディアスなインスト・ナンバーのバラードはFUSIONといった仕上がりでオススメ、ということで、そこそこ良く出来たアルバムです。
2020-08-08
RAKE AND THE SURFTONES / SURFERS DRIVE WOODIES (1996)

このバンド、AORファンの方はご存知だと思いますが、Jay Graydonによる覆面変名バンド(と言いながら、ジャケット見ると、変名の下に括弧つきで実名が記載されております)のアルバム。Jay Graydonの遊び心満載で、Dick Dale、The Ventures、The Beach Boyなどの60年代サ-フ・ミュージック・サウンドに仕上がっており、思わずニヤリとしてしまいます。
参加しているミュージシャンは有名どころばかりで、Dean Parks、David Hungate、Sherwood Ball、Dann Huff、Dan Dugmore、Steve Lukather、Tom Hensley、Joseph Williams、Jason Scheffなどとなっております。
Surfers Drive Woodies
01 Gotta Woodie Today 3:34
02 Undertow 2:08
03 Run Don't Walk 3:25
04 The Lonely Wave 3:31
05 For Sandi Grill And The Sea Cups 4:28
06 My Woodie 1:52
07 Malibu Pier 3:20
08 Surfin' Drums 2:35
09 The Rake Mystery 4:11
10 Bach Goes Surfin' 3:04
11 Minute Wave 1:45
12 October In Oxnard 2:31
13 Gettin' Air 3:46
14 Blue Lights 2:59
Bonus Tracks
15 Hot Fat Boogie 2:21
16 Surfers Toe Jam 10:13
Banjo [Dueling Surf Banjos] – Mark Casstevens,
Raul Hungate
Bass [Six String] – Steve Lukather
Guitar – Bobby Cochran , Brent Rowan, Brian
Ahern, Dan Sawyer, Dan Huff, David Hungate,
Ira Ingber, Ira Newborn, Josh Leo, Kenji Sano,
Marty Walsh, Mikal Reid, Steve Buckingham,
Teddy Castellucci, Tim May
Steel Guitar – Dan Dougmore
17 Red Tide 2:57
18 Bunyon Run 2:11
Backing Vocals, Handclaps – Steve Lukather
Bass Guitar – David Hungate
Drums – John Ferraro
Guitar – Sherwood Ball
Handclaps [Lead] – Dave Richardson
Keyboards – Jim Cox
Keyboards, Accordion – Tom Hensley
Lead Guitar [Every Leap Year] – Sterling Ball
Lead Guitar, Rhythm Guitar – Dean Parks, Jay Graydon
Lead Vocals – Joseph Williams
Lead Vocals, Guitar – Craig Copeland, Jason Scheff
Tenor Saxophone – Dean Parks
Trombone – David Hungate
Producer – Jay Graydon
Written-By – David Hungate (tracks: 12), Dean Parks (tracks: 2, 14), Jay Graydon (tracks: 1, 3 to 5, 8 to 10, 13, 15, 16), Jim Cox (tracks: 6, 7, 11), John Ferraro (tracks: 15), Joseph Williams (tracks: 9), Sherwood Ball (tracks: 18), Sterling Ball (tracks: 17)
まさに60年代のサーフ・ミュージック・サウンドで、それぞれのナンバーはオリジナルなんですが、どこか聴いたことがあるようなナンバーばかりです。
ほぼインスト・ナンバーで占められてiおりますが、これはまさにThe Venturesy、The Sufferiesしたサウンドです。
ヴォーカル入りの07、12、はコーラスワークがもうThe Besch Boysです。
16は多くのミュージシャンによるジャム・セッションですが、10分を超える大曲で、これがとてもいかしてます。
なお、本日紹介したヴァージョンは、Jay GraydonのレーベルSonic Thrust Recordsから2002年にリ・イッシューされたボーナストラックを追加してリマスターされた盤です。
2020-08-07
Barry Goudreau / Barry Goudreau (1980)

中身は、まさにBostonサウンドです。(Bostonのうちの3名が一緒にプレイしているのだから当然かも)
1stアルバムと書きましたが、実は、2017年にひっそりと(というか殆ど話題にもならなかったのか)Barry Goudreau's Engine Roomというバンドとして、Full Steam Aheadというアルバムを発表しております。 バンド・メンバーはRTZやORION THE HUNTERにいたメンバーですが、RTZやORION THE HUNTERのサウンドを期待すると少しばかり裏切られた感じになるかも。ご興味のある方は聴いてみては?
Barry Goudreau (1980) (9 tracks) 32:56
01 Hard Luck 03:39
02 Nothin' to Lose 04:01
03 What's a Fella to Do 04:30
04 Mean Woman Blues 03:55
05 Leavin' Tonight 03:25
06 Dreams 03:31
07 Life Is What We Make It 03:11
08 Sailin' Away 01:48
09 Cold, Cold World 04:56
Barry Goudreau : Guitars, Bass & Vocals
Brad Delp : Lead Vocals
Sib Hashian : Drums & Percussion
Fran Cosmo : Lead Vocals
Studio: Westlake Audio
Producer: John Boylan & Barry Goudreau
Brad Delpのヴォーカルは、ホント、最高ですね。このアルバムでは、01.03,04,06,07曲でリード・ヴォーカルをとっていますが、01の"Hard Luck"、03の"What's A Fella To Do"なんかとてもいかしてます。Emotionalなヴォーカルはたまらないですね。
また、Fran Cosmoがリード・ヴォーカルをとっている02の"Nothin' To Lose"は、Fran Cosmoの作った曲ですが、これもまた素晴らしい出来です。Fran Cosmoのヴォーカル・スタイルはBrad Delpにとても似ています。ハイートーンで結構透き通った声ですが、Brad Delpには負けてますね。扇情的な部分がね。
2020-08-06
TOUCH / TOUCH (1980)

TOUCHは、Mark MangoldがAMERICAN TEARS時代のGlenn KithcartとCraig Brooksそして後にSTUN LEERでアルバムとソロ作を発表するDoug Howardの4人で結成されたバンドです。
発表が1980年ということで、当時は、BOSTON、FOREIGNER、STYX、KANSASそしてTOTOなどの産業ロックが隆盛を極めていた時期で、私のこの1stを聴いてすぐにTOUCHの虜となってしまいました。
この1stの後、1981年にTodd Rundgrenプロデュースにより2ndアルバムが録音されましたが、これが何故かお蔵入りとなってしまいました。しかしながら、この幻の2ndアルバムも1998年に、The Complete Works I & IIとして2枚組で発表されることとなります。
本日紹介するのは、1990年に初CD化されたヴァージョンで、オリジナル盤から1曲かっとされ2曲が追加されたものです。追加された2曲は2ndアルバムに収められていたナンバーです。
TOUCH
01 Don't You Know What Love Is 3:37
02 When The Spirit Moves You 3:56
03 Love, Don't Fail Me 4:25
04 Black Star 3:35
05 There's A Light 3:56
06 Take It Back 4:00
07 So High 5:22
08 Last Chance For Love 3:53
09 Yes (You Need To Rock N' Roll) 4:20
10 Listen (Can You Feel It) 4:50
11 Feels Like Love 4:10
Bass Guitar, Vocals – Doug Howard
Drums, Percussion – Glenn Kithcart
Guitar, Vocals – Craig Brooks
Keyboards, Vocals, Co-producer – Mark Mangold
Producer – Tim Friese-Greene
1981年当時、アナログ・レコードに針を落として、01の"Don't You Know What Love Is"を聴いた時は、思わず唸ってしまいました。メロディ最高のモロ産業ロックした曲で、これって大好きという感じでした。Mark Mangoldのキーボードが主体となった曲ですが、メロディアスさがたまらないですね。
02の"When The Spirit Moves You"もメロディアスな産業ロック・ナンバーで、この曲もお薦めです。なお、この1曲目と2曲目はシングル・カットされ、全米TOP 40にランク。インされました。
03の"Love, Don't Fail Me"は、一転してバラード・ナンバーです。また、これが良いんです。産業ロックのバラード・ナンバーのお手本みたいな曲で、一言、メロディアスです。
04の"Black Star"は、プログレ・ハード的な曲で、コーラスの部分は、まるでSTYXでも聴いているようです。
05の"There's A Light"は、ミディアム・テンポのナンバーですが、ハーモニーが素敵な曲となっています。
06の"Take It Back"ハードなナンバーで、最初の部分のギター・ソロが最高です。この曲もかなりメロディアスです。
07の "So High"も前奏のMark Mangoldのキーボードがプログレ的ですが、曲全体はポップでメロディアスなかなりいかした曲です。お薦めの1曲です。
08の"Last Chance For Love"もプログレ・ハード的な曲となっています。
09の"Yes (You Need To Rock 'N Roll)"は多分にSTYX的なナンバーです。この曲でのリード・ヴォーカルはDoug Howardですが、Dennis DeYoungにも若干似たところがあり、かなり歌は上手いです。曲もメロディアスで、1曲目の次にお薦めのナンバーです。
10の"Listen (Can You Feel It)"は溌剌としたロック・ナンバーで、この曲もまあまあです。
11の"Feels Like Love"もMark Mangoldのキーボード・シンセサイザーが主体となった曲で、KANSASやSTYXを連想させるプログレ・ハードとなっています。
私のお店に「Touch - The Complete Works I & II (2 CD)」の在庫がございます。
国内盤・帯付・中古で、価格は、3,200円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-05
GREGG ROLIE / SONIC RANCH (2019)

GREGG ROLIEは1947年生まれですので、今年で73歳になりますが、最新作の歌声を聴いても歌唱力に殆ど衰えは見られません。これには、驚愕です。
前出の3つのバンドでの活動で言えることは、GREGG ROLIEがバンド・サウンドのメロディアスな部分を受け持っていたということではないでしょうか。
1985年に1stソロ・アルバムを発表し、その後、Gringo – 1987、Rough Tracks – 1997、Roots – 2001、Rain Dance (Live) – 2007、Five Days EP – 2011、そして2019年にこのSonic Ranchを発表します。
特に1stアルバムは、"I Wanna Go Back!といったAORの名曲を収録するなど、どのアルバムもメロディアスなナンバーが目白押しとなっております。
SONIC RANCH
01 Give Me Tomorrow
02 Breaking My Heart
03 What About Love
04 That's The Way It Goes
05 Only You
06 They Want It All
07 Lift Me Up
08 Us
09 You
10 Look Into The Future
11 Rockit
12 If I Went Home
13 Don't Be Cruel
このアルバムには、
Adrian Areas, Akina Adderley, Alan Haynes, Alphonso Johnson, Ashtyn Talley, Daniel Sahad, Dave Amato, Einar Pedersen, Gregg Rolie, Hortencia Campbell, Kenneth Patterson, Kurt Griffey, Michael Shrieve, Neal Schon, Ollie Thompson (2), Rocket Ritchotte, Ron Wikso, Sean Rolie, Steve Lukather, Sticky Lopez, Taylor Mills, Teal Collins
といったミュージシャンが参加しております。
アルバムはミディアム・スロウのメロディアスなバラードの01から始まります。ギター・ソロはNeal Schonか?出だしのドラムス、パーカッションが印象的なSANTA風の02、ハードロックした03のギターはSteve Lukatherか・、Gregg Rolieのピアノがいかしたメロディアスな04、メロディアスなAORナンバーの05、ミディアム・テンポのメロディアスな06のバックのギターがいかした(Neal Schonか)06、プログレ風のインスト・ナンバーの08、Gregg Rolieのピアノいかしたメロディアスなバラードの09、ブギー調も11、メロディアスでポップな12、などメロディアスなナンバーが満載のアルバムとなっております。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品・デジパック仕様で、価格は2,200円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-04
BADFINGER / STRAIGHT UP (1971)

また、CD化に伴いそれぞれのアルバムにボーナストラックが結構な数が収録され、これがとてもありがたかったですね。
本日紹介いたします1971年発表の3rdアルバム「STRAIGHT UP」にも、6曲のボーナストラックが収められております。それもこのアルバムのボーナストラックは、お蔵入りしたGeoff Emerickがプロデュースしたオリジナル・ヴァージョンが5曲収められており、リリース・ヴァージョンと聴き比べができます。
私としては、リリース・ヴァージョンが聴き慣れているせいか、こちらの方が良いと思いますが。
STRAIGHT UP
01 Take It All 4:26
02 Baby Blue 3:36
03 Money 3:29
04 Flying 2:35
05 I'd Die Babe 2:33
06 Name Of The Game 5:19
07 Suitcase 2:52
08 Sweet Tuesday Morning 2:29
09 Day After Day 3:10
Guitar [Slide] – George Harrison
Piano – Leon Russell
10 Sometimes 2:51
11 Perfection 5:07
12 It's Over 3:24
Bonus Tracks
13 Money (Original Version) 4:20
14 Flying (Original Version) 2:24
15 Name Of The Game (Original Version) 4:24
16 Suitcase (Original Version) 3:16
17 Perfection (Original Version) 4:39
18 Baby Blue (US Single Mix) 3:35
Bass – Tom Evans
Drums – Mike Gibbons
Guitar – Joey Molland, Pete Ham, Tom Evans
Piano – Pete Ham
Synthesizer – Pete Ham
Vocals – Joey Molland, Mike Gibbons, Pete Ham, Tom Evans
Producer – George Harrison (tracks: A5, A6, B1, B3), Todd Rundgren
出だしのピアノが印象的なPate Hamのペンによる01はまさにBADFINGERしている01、アメリカでシングルカットされた02は、この日本ではそれほど有名なナンバーじゃないけれどこれも名曲、Tom Evansのヴォーカルがいかした03、04、Joey Mollandのヴォーカルによるポップな05、Pete Hamのヴォーカルによるメロディアスなバラード・ナンバー06は秀逸、Joey Mollandの07もいかしてるし、Joey Mollandのペンによるアコースティカルなバラードなんかを聴くとBADFINGERの違う一面を感じられますし、George HarrisonのスライドギターとLeon Russellのピアノが聴ける大ヒット・ナンバーの09はホント文句なしのナンバー、同じBADFINGERのナンバーですが、Joey Molland策の10とPete Ham作の11とは、曲調が全く違い、そこがこのバンドの魅力にも、BADFINFERのヴォーカルはほぼPete Ham、Joey Molland、Tom Evansで分け合っておりますが、BADFINGERのヴォーカリストといえば、何故かこのTom Evansと思うのは私だけでしょうか?
以上12曲がオリジナル盤に収められているナンバーですが、やはり、BADFINGERの最高傑作といえば、このSTRAIGHT UPだと思いますね。
13曲目以降はボーナストラックで、17曲目までは、Geoff Emerickがプロデュースしたオリジナル・ヴァージョンです。どのナンバーもリリース・ヴァージョンと比べると曲のテンポがスロウになっている感じで、聴き慣れているせいもあるのでしょうが、リリース・ヴァージョンの方が良く聞こえます。
16はアメリカでのシングル・ヴァージョンです。
2020-08-03
Various Artists / 歌姫 BEST女性ヴォーカリスト (2 CD) (2010)

80年代は、この日本ではいわゆるシティ・ポップ、ニュー・ミュージックが流行しており、いわゆる歌謡曲にジャンルされるアイドル歌手も含め、かなりのシンガーがアメリカでアルバムを録音をしておりました。
この歌姫シリーズは、ソニー・レコードに所属していた80年代・90年代のそんな女性シンガーにスポットを当てたアルバムで、当時良く聴いたナンバーばかりが収められております。
そんなこんなで、気が付けば、この歌姫シリーズのCDをかなりの数を集めておりました。本日は、歌姫シリーズの中で、最も選曲が良いよ思われる「歌姫 BEST女性ヴォーカリスト」を紹介いたします。
歌謡曲も収められておりますが、歌が上手い女性シンガーばかりで、「歌姫」に相応しい選曲だと思います。
【収録曲】
Disc 1
1 SWEET MEMORIES / 松田聖子
2 恋におちて / 小林明子
3 まちぶせ / 石川ひとみ
4 いい日旅立ち / 山口百恵
5 探偵物語 / 薬師丸ひろ子
6 木綿のハンカチーフ / 太田裕美
7 私はピアノ / 高田みづえ
8 どうぞこのまま / 丸山圭子
9 シルエット・ロマンス / 大橋純子
10 オリビアを聴きながら / 杏里
11 卒業写真 / ハイ・ファイ・セット
12 かもめはかもめ / 研ナオコ
13 待つわ / あみん
14 あなた / 小坂明子
15 五番街のマリーへ / ペドロ&カプリシャス
16 Mr.サマータイム / サーカス
17 飛んでイスタンブール / 庄野真代
18 聖母たちのララバイ / 岩崎宏美
19 魅せられて / ジュディ・オング
Disc 2
1 異邦人 / 久保田早紀
2 赤いスイートピー / 松田聖子
3 マイ・ピュア・レディ / 尾崎亜美
4 ただ泣きくなるたの / 中山美穂
5 誰より好きなのに / 古内東子
6 渡良瀬橋 / 森高千里
7 夢をあきらめないで / 岡村孝子
8 ZUTTO / 永井真理子
9 WOMAN / アン・ルイス
10 M / PRINCESS PRINCESS
11 会いたい / 沢田知可子
12 秋桜 / 山口百恵
13 色づく街 / 南沙織
14 迷い道 / 渡辺真知子
15 みずいろの雨 / 八神純子
16 夢で逢えたら / 吉田美奈子
17 ダンスはうまく踊れない / 石川セリ
18 なごり雪 / イルカ
19 恋人よ / 五輪真弓
SWEET MEMORIES / 松田聖子は、確かペンギンが出ていたビールの宣伝に使われていたと思いますが、曲は良いけど、聖子の英語がちょっとばかりひどいかな。
恋におちて / 小林明子はTV番組「金曜日の妻たちに」のテーマソングで、不倫を歌ったナンバーで、「土曜の夜と日曜の貴方がいつも欲しいから」といった歌詞が見事だと思います。
まちぶせ / 石川ひとみは荒井由実の作品ですが、この石川ひとみのヴァージョンが最高です、当時の女性アイドルでは、彼女が一番好きでした。
私はピアノ / 高田みづえは当時流行ったナンバーですが、こうして聴いてみると結構良いナンバーです。
どうぞこのまま / 丸山圭子は、ちょっとアンニュイな歌い方が良いかも。
シルエット・ロマンス / 大橋純子は彼女の代表曲ですが、ペイパー・ムーンに収められていた「やさしい人」が一番かな。
オリビアを聴きながら / 杏里、彼女のナンバーでは、「悲しみがとまらない」の方が。
卒業写真 / ハイ・ファイ・セットは彼女等の代表曲ですが、やはり「海を見ていた午後」がベスト・テイクですね。
あなた / 小坂明子もとても聴き慣れたナンバーで、ピアノを弾きながらの彼女のパフォーマンスを思い浮かびます。
五番街のマリーへ / ペドロ&カプリシャスの彼らの代表曲ですが、高橋真梨子の前のヴォーカリスト前野曜子時代の「別れの朝」がベスト・テイクか。
聖母たちのララバイ / 岩崎宏美、この人は本当に歌が上手い歌手です。
魅せられて / ジュディ・オングをテレビで見た時、彼女は本当に綺麗な人だと思いました。
異邦人 / 久保田早紀、このナンバーもヒットしました。
赤いスイートピー / 松田聖子、この頃の松田聖子のナンバーで、結構良いナンバーがあったりして、彼女のベスト・アルバムを2枚を買ってしまいました。
マイ・ピュア・レディ / 尾崎亜美、まさに日本版AORナンバーです。
ただ泣きくなるたの / 中山美穂、やはり「世界中の誰よりきっと」でしょう。
渡良瀬橋 / 森高千里、彼女の大ファンで、アルバムは全て持っています。 ワンレン、ボディコンが似合うスタイル抜群なところが良いです。
WOMAN / アン・ルイス、アン・ルイスは大好きなシンガーで、デビューしたての頃からのCD化されたアルバムも全て持っております。やはり「六本木心中」の頃の彼女が最高です。
迷い道 / 渡辺真知子、「カモメが飛んだ日」と合わせて、大ヒットしたナンバーです。
みずいろの雨 / 八神純子、彼女も上手いシンガーの代表的存在で、この曲も大ヒットしました。
夢で逢えたら / 吉田美奈子、これもジャパニーズAORナンバーです。
ダンスはうまく踊れない / 石川セリ、雰囲気のある女性シンガーで、このナンバーより「SEXY]の方が。
2020-08-02
JEROME MAZZA / OUTLAW SON (2018)

このJEROME MAZZAですが、2017年に元KANSASのSteve Walshのラスト・アルバムへの参加、そして2016年にはFATEのテクニカル・ギタリスト、Torben Enevoldsenと組んだPINNACLE POINTでのアルバム・リリースし、そして2018年にこのアルバムをリリースいたしました。
JEROME MAZZAは子どもの頃に、Grand FunkのMark Farnerの影響を受け、ギターとヴォーカルに目覚め、19歳の時にバンド活動を始め、1990年にあのANGELICAの傑作アルバム『Walking In Faith』を発表し、その後、セッションシンガーとして大手会社のCMソングなどで美声を披露していたそうです。
このアルバムでプレイするのはTommyDenander(g)やSyeve Overlandのほか、2017年のSteve Walshのアルバム参加メンバーで、最高に良く出来たメロディアス・ハードロックのアルバムです。
OUTLAW SON
01 Neverland
02 Immortal
03 The Dark Side
04 Streets On Fire
05 The Last Goodbye
06 Undercover Love
07 Song For The People
08 Save The Best 'Til Last
09 Crossfire
10 Calm Before The Storm
11 Outlaw Son
12 Unfinished Business
Jerome Mazza – Lead & Background vocals
Tommy Denander – Guitars / Keyboards
Steve Overland – Backing vocals
Brian Anthony – Bass
Chris Metzger – Drums / percussion
Produced by Khalil Turk & Tommy Denander
Tommy Denanderのギターがいかしたとのかくカッコ良いメロディアス・ハードロックのナンバー01、キーボードとギターがコラボした産業ロックしたナンバーの02、JEROME MAZZAのヴォーカルの上手さ光る03、06、07、キラキラ・キーボードとギターがコラボしたまさに80年代ハードロック・スタイルの04、メロディアスでポップにしあがった05、メロディアスでポップなハードポップ・ナンバーの09、再びTommy Denanderのギターがカッコ良いナンバーの11、と佳曲揃いのアルバムです。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で価格は、2,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-08-01
ARRIVAL / LIGHT FROM A DYING STAR (2020)

一つはアメリカ産のバンドでMark Freeがヴォーカルで参加したバンド、もう一つは同じくアメリカ産のバンドでインディーズ・レーベルから2013年にアルバムを発表したハードポップ系のバンド、さらにはスイス産のメロハー・バンド、そして今回紹介するUK産のハードポップ、メロハーのバンドです。
どのバンドにも共通するのが、それぞれがとてもメロディアスなサウンドを提供してくれていることです。
このUK産のARRIVALですが、ジャンル区分としては「AOR, Prog Rock」となっておりますが、プログレ色は薄く、ほぼ、メロディアスなハードポップした内容となっております。
メロディアスなロックがお好きな方には、必ずや気に入っていただけるアルバムだと思います。
ジャケットを開くと、そこには既に中年といった感じの男性3人の写真が載っており、音楽の活動歴もかなり長いと思いますが、これが彼らの1stアルバムです。
全体的に、出来はかなり良いです。
Light From A Dying Star
01. Here and Now
02. Forever
03. The Storm
04. Teach Me How to Dream
05. Don't Wait
06. Look Towards the Sky
07. Can't Let You Go
08. Satisfy My Soul
09. Light from a Dying Star
James Durand Vocals, Guitars, Bass, Keys
Lee Abraham Guitars, Keys, Bass, Backing Vocals
Kyle Fenton Drums, Keys, Backing Vocals
Guest Musician
Richard Cahill Guitar Solos
Alistair Colwell Additional Keyboards
Producer, Engineer – James Durand, Lee Abraham
出だしのギターがいかしたメロディアスなハードポップのナンバー01はかなりオススメ、ミディアム・テンポのメロディアスな産業ロック風ナンバーの02、Foreignerにも通ずるメロディアスな産業ロック・ナンバーの03、ミディアム・スロウのゆったりとした感じのメロディアスな04、TOTO風のプログレ・ハードしたメロディアスな05、キーボードとギターがコラボしたしたまさに80年代ロック・スタイルの06、メロディアスなバラード・ナンバーの07、出だしのギター・ソロがカッコ良いメロディアスでポップな08、12分を超える大曲プログレチックな09、とほぼ捨て曲が無い強力な1枚です。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・中古で、価格は、1,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。