2020-09-30
Stefanie / Stefanie (2017)

彼女は若い頃からソング・ライティングに興味を持っていたようで、2011年にナッシュビルにあるBluebird Cafeでパフォーマンスを披露し、2年後には、「Rock and Roll Hall of Fame」でのパフォーマンスとなります。
そんな彼女が、今まで書き溜めていた曲を2015年からプロデューサーにBrian J. Anthonyを迎え、2015年からレコーディングし始めたのがこのアルバムです。
収録されているナンバーの作詞は全て彼女が、作曲も2曲を除き、プロデューサーのBrian J. Anthonyとの共作となっております。
内容は、ポップ・ロックしたAORアルバムです。歌も上手く、収録されているナンバーの出来もそこそこです。
女性ヴォーカル物のAORやハードポップなお好きな方であれば、まあ聴けるアルバムだと思います。
Stefanie
01 All I Know
02 Master Of Disguise
03 Stranger
04 Everything You Need
05 Word Man
06 Hello Love
07 One Life
08 In My Shoes
09 The Second Time Around
10 The Song I Was Meant To Write
11 We Will Fight
Stefanie is:
Vocals - Stefanie Johnson
Acoustic Guitar - Paul Franceschini
Guitar/ Bass/ Drums/ Keyboard - Brian J. Anthony
Special Guests:
Guitar - Ken Dubman (Prophet)
Keyboards - Charlie Calv (Shotgun Symphony/Punky Meadows)
Backing Vocals - Hasan Smith, Tonya Price, and Shekinah Glory Kee
Producer Brian J. Anthony
ギター・オリエンティドしたメロディアス・ハードロックの01、メロディアスでポップな02、06、バックのピアノがいかしたポップな04、アコースティカルでメロディアスなバラードの05、Stefanieのヴォーカルがいかした08、ミディアム・テンポのメロディアスな11などですが、サウンドが一本調子といか、どのナンバーを聴いても何か同じような感じがするのが残念です。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で、価格は、2,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
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2020-09-29
Michalis Rakintzis / Etsi M' Aresei (1992)

このMichalis Rakintzisですが、1982年から1985年までScraptownというバンドで活動しておりましたが、1987年からソロ活動を始め、現在まで20枚以上のアルバムを発表しており、ギリシャ辺りでは有名なミュージシャンです。ただ、発表したアルバムの殆どが母国ギリシャ語で歌われているので、ローカルな活動が主のようです。
紹介するアルバム以外のものは聴いたことがありませんので、どういうジャンルの方は判りませんが、このアルバムにはIAN GILLAN (ex: DEEP PURPLE)が参加しており、収められている楽曲もAOR、ハードポップした内容でこの手のサウンドがお好きな方であれば気に入る内容です。
Michalis Rakintzis / Etsi M' Aresei
01 Τι Σου Λείπει 3:23
02 Ολόκληρο Το Φεγγάρ 5:56
03 Δαχτυλίδ 4:53
04 Δώστα 3:49
05 Όχι Ψυχούλα Μου 4:31
06 Μ.Ρακιντζής (Get Awa -Ian Gillan) 4:43
07 My Heart Remains The Same (Ian Gillan) 5:40
08 Ἐτσι Μ' Αρέσε 4:33
09 Think I Know (Ian Gillan) 4:44
10 Δεν Μπορεί 3:59
11 Παππούλης 3:38
Featuring – Ian Gillan
Music By, Arranged By – Michalis Rakintzis
メロディアスに仕上がったまさにAORした01、哀愁感たっぷりのギターをフィーチャーしたメロディアスなバラードンの02はかなりのおススメ、03もメロディアスでとても良く出来たバラード・ナンバーで途中から結構ハードに仕上がっておりこれまたおススメ、若干ファンキーでポップな04、キーボードとギターがコラボした哀愁感漂うミディアム・スロウのメロディアスな05、Ian Gillaがヴォーカルで参加したメロディアスな06、Ian Gillanがリードヴォーカルで参加した哀愁感漂うメロディアスなバラード・ナンバーの07、メロディアスでポップな08、10、再びIan Gillanがリードヴォーカルを執る09もメロディアスなパワーバラードも09、異国情緒を感じさせる11、とこれは、かなりオススメの1枚です。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品(プレスされたコレクターズCD。シールド無し)で、価格は、2,200円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-28
SACRED REIGN / LOOKING FOR LOVE (1993)

90年代前半といえば、グランジなどが猛威を振るっていた時期で、彼らのようなメロディアス・ハードロックはあまり日の目を見ることはなかったと思います、ただ、私を含め、80年代のメロディアス・ハードロックのファンは、結構この手のサウンドを探していたと思います。
ただし、私は当時このバンドを知らず、コレクターズCDでリ・イッシューされ始めて知ったわけですが。
これが、結構いかしたメロディアスなハードロックのアルバムで、オススメの1枚だと思います。
Sacred Reign – Looking For Love
01 Strength In Yourself
02 Arms Open Wide
03 Walking Alone In Moonlight
04 Looking For Love
05 In My Mind
06 Someday
07 Memory Lane
08 Friend Of Mine
09 Broken Man
10 Shadow Of The Son
Mark Hull Vocals
Tony Kaltenbach Guitar, Keyboards
Don Bay Guitar
Mike Arledge Bass Guitar
Chad Morris Drums
ミディアム・スロウのメロディアスな01、重厚な感じで音に厚みがあるメロディアス・ハードロックした02、アコースティカルなメロディアスなバラードの03、アコースティックギターから始まるアメリカン・ロックした04、メロディアスでポップなAOR風の05、ギター・オリエンティドの06、アコースティックとエレクトリックギターがコラボした07、80年代産業ロック風のメロディアスな08、再び、アコースティカルなメロディアスなバラードの09、ラストはメロディアス・ハードロックしたナンバーの10、と結構アコースティックギターがフィーチャーされ、メロディアス・ハードロックというよりハードポップのアルバムといっても良いかもしれません。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品(プレスされたコレクターズCD。シールド無し)で、価格は、2,200円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-27
MINDFEELS / XXENTY (2017)

このMINDFEELSは1994年からDejaniraというバンドでTOTOのカヴァー曲で構成したセットリストでコンサートも開催していたようですが、Raffaella Miani, という女性シンガーをフロントに据えてアルバムのレコーディングを始めましたが、これは未発表のままで、数年後に、リードヴォーカルをDavide Gilardinoに代え、元々TOTOを深く敬愛していたようで、TOTOの1999年作「Mindfields」からバンド名をMINDFEELSに変え、グローバルに活動を開始しました。
Mindfeels – XXenty
01 Don't Leave Me Behind
02 Soul Has Gone Away
03 Hidden Treasures
04 Joker
05 Skyline
06 Speed
07 These Words
08 Fear
09 It's Not LIke Dying
10 Touch The Stone
11 The Number One
Davide Gilardino lead and backing vocals
Luca Carlomagno guitars, keyboards, violin
Roberto Barazzotto bass
Italo Graziana drums
Christian Rossetti guest keyboards
1曲目から一通り聴いてみた感想は、「悪くはない」というものでした。
パフォーマンス力は高いですし、ヴォーカルも安定していますし、メロディアスではありますが、これ!という耳に残るナンバーが無いのがちょっとばかり淋しい感じが。
曲によっては、TOTO的な部分もあります。
ちょっとばかり勿体無い、そんな感じです。外部のライターを使うのも一つですが、そう少しソング・ライティングに力を入れたら、ガラッと良くなるとおもうのですが。
そんな中でも、そこそこ良く出来た01、08、TOTO辺りを連想させる03、雰囲気はTOTOの「Afica」風の05辺りは、まあまあでしょうか..
曲の出来というかメロディがもう少し良ければ、ということで、次作に期待です。
2020-09-26
WALK ON FIRE / MIND OVER MATTER (2017)

このWALK ON FIRE、1989年に1stアルバム「Blind Faith」を発表して以来ということですので、実に28年ぶりのアルバムということになります。
Escape Musicの代表者はKhalil Turk氏という方で、過去にはLong Island RecordsのA&Rマンとして活動していた方です。先日のブログにも書きましたが、子の方とはfacebookで個人的に付き合いがありますが、70年代、80年代に活躍していたバンド・アーティストに積極的に声をかけ、過去の音源のCD化や新作の録音などを積極的に働きかけております。先日紹介したSIMON SAYSやLIAR、Heartlandの発掘など、Frontier RecordsyRock Candy Recordsに比べると現在のカタログ数は少ないですが、Escape Musicはとても貴重なレーベルだと思います。これからも数多くの音源を掘り起こしていただきたいと思っております。
Walk On Fire – Mind Over Matter
01 Mind Over Matter 5:46
02 Spinning Wheel 5:25
03 Pleasure Of Pain 3:52
04 Reign Down 3:59
05 Save Your Lies (We've Had Enough) 4:03
06 Long Live Love 3:44
07 Wicked 4:23
08 Bad Attitude 4:00
09 Madhouse 4:25
10 Big Gun 3:48
11 The Price Of Love 4:27
12 Drag Me Down 4:10
13 Blood Is The Colour 3:46
Alan King all vocals
Dave Cairns keyboards, guitars
Mike Casswell guitars
Trevor Thornton drums
Phil Williams bass
Producer Dave Cairns
Executive-Producer – Khalil Turk
幻想的な前奏で始まるメロディアスな01、ギター・オリエンティドのメロディアスな02、メロディアスなパワーバラードの03、ミディアム・テンポのメロディアスで若干ダークな04、03以上に良く出来たメロディアスなパワーバラードの05、小気味良いテンポのポップな06、バックのギター・ソロがカッコ良い07、メロディアスでポップな08、09、10、キーボードとギターがコラボしたメロディの良さが光る11、ミディアム・テンポながらハードにドライヴィングした12、とAORハードのアルバムとしては、結構イケてます。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で、価格は、2,000円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-25
Day X Day / BROADCAST (1998)

このバンドを知ったのは最近で、販売用に海外から仕入れたものでした。
全く知らないバンドでしたが、ジャケットの感じとExective ProducerにBobby Barth (ex: AXE)の名前があったからですが、これがかなりかしたAORアルバムに仕上がっています。
このバンドをネットで検索しましたが、全く情報がありませんでした。
発表が1998年ということで、もう既に20年以上経過しており、このCDも廃盤となっていると思いますが、AORファンの方は,
もし中古盤でも見つけたら、是非、聴いてみるべきアルバムだと思います。
BROADCAST
01 I Know
02 Please Forgive Me
03 I want Someone
04 Wasting Time
05 Kaleidoscope
06 Priests & Politicians
07 Flesh & Bone
08 Here We Are
09 Swept Away
10 Chained To You
11 Music Box
12 Planet Earth
Produced by Richard Day & Ryan Day
Exective Produce by Bobby Barth
メロディアスでヒット・ポテンシャルが高い01、華麗なメロディのAORナンバーの02、メロディアスなバラード・ナンバーの03、メロディアスなバラード・ナンバーの04、ポップな雰囲気の05、盛り上がり感じパワーバラード風の06、アコースティカルなメロディアスなバラードの07、このアルバムの中でも出来が良いポップな08、メロディアスなAORナンバーの09、10、ハイテックAOR風の11、Duraan Duranのカヴァーの11はかなりいかしてます。
あまりにもマイナーなアルバムですので、youtubeに映像がないのが残念です。
そこそこ良く出来たAORアルバムです。
2020-09-24
HARLEQUIN / LOVE CRIMES (1980)

Harlequinにつきまして、この日本では、確か1982年の3枚目のアルバム"ONE FALSE MOVE"が初めて国内盤のアルバムとして発表されました。
そして、本日紹介する2ndアルバム"LOVE CRIMES"が1999年に日本で初CD化され、その後2011年にイギリスのリ・イッシューレーベルRock Candy Recordsからリ・イッシューされました。その間、この国内盤がレア盤で結構高値で取引されておりました。
私は、1982年の「One False Move」が「I Did It For Love」を収録しているということで、最も気に入っているアルバムですが、本日紹介する「Love Crimes」にも「Innocence」が収録されているということで、これまた気に入っているアルバムです。
HARLEQUIN / LOVE CRIMES
1 Innocence 4:21
2 Love On The Rocks 3:17
3 Thinking Of You 4:23
4 It's All Over Now 4:04
5 Heaven (Dial 999) 3:18
6 Sayin' Goodbye To The Boys 3:31
7 Wait For The Night 4:15
8 Crime Of Passion 4:32
9 Can't Hold Back 2:52
10 Midnight Magic 3:11
Backing Vocals – Karen Lawrence (tracks: A5, B3)
Bass – Ralph James
Drums, Percussion, Vocals – David Budzak
Guitar [Lead], Acoustic [& Rhythm] Guitar, Vocals – Glen Willows
Keyboards, Guitar [Slide], Marimba, Vocals – Gary Golden
Lead Vocals – George Belanger
Producer – Jack Douglas
カナダのヒット・チャートで29位を記録したヒット・ナンバーの01はとても良く出来た産業ロック・のナンバー、80年代のメロディアス・ハードロックしたキレのある02、1981年にシングルカットされカナダのチャートで44位と中ヒットした03もメロディアスなナンバー、出だしのドラムスとピアノ、ギターの掛け合いがカッコ良いオススメの04、ポップな仕上がりの05、09、疾走感漂うハードポップ・ナンバーの06、ロックンロールした07、ゆったりとした感じのアレンジが魅力的な08、メロディアスなハードポップ・ナンバーの10、とまさに80年代の産業ロックのアルバムです。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で、価格は、2,000円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-23
NEMESIS / HOT ON YOUR Tracks (1986)

このアルバム、当初はカセットテープのみのはっぴょうでしたが、2012年にRetrospect RecordsからCD-Rでリリースされました。
ジャケット・デザインはご覧とおりイマイチですが、中身はかなり良く出来たメロディアス・ハードロック、ハードポップしたものです。
この時期でこの内容でしたら、サウンド・プロダクションに力を入れ、もっと強力なプロモートがあれば、メジャー級になっていたと思いますが。それほど手応えがある内容だと思います。
Hot On Your Tracks
01 She Wants Rock
02 Catch 22
03 Nemesized
04 Hot On Your Tracks
05 Hold On
06 Satisfaction
07 Go For The Glory
08 I Don't Wanna See That Girl
09 Follow Your Dreams
Dave Neil - Lead Vocal
Dann Dieu - Lead Guitar, Bkg Vocals
Eddie Howe - Rhythm Guitar, 2nd Lead Vocal
Vance Shepherd - Keyboards, Bkg Vocals
Terry Schneider - Bass, Bkg Vocals
Todd Freund - Drums, Bkg Vocals
Producer - NEMESIS
疾走感抜群のメロディアスな01、スケール感のあるヒットポテンシャルの高い02、ポップな03、ロックン・ロール・ピアノがいかしたメロディアスでポップな04、ピアノがいかしたメロディアスなパワーバラードの05、ハード・ドライヴィングした06、スペーシーな産業ロック風の07、メロディアスでポップな08、ミディアム・テンポのメロディアスな09、とメロディアス・ハードロックのアルバムとしては、出来は悪くないと思います。
2020-09-22
LIAR / SUNSET PLAZA DRIVE (2020)

またCD化に伴いオリジナル・メンバーが集結し、41年ぶりにレコーディングしたナンバー「Woman」がボーナストラックとして追加されております。
CD化のきっかけは、Escape Musicの主宰者が1979年にUFOのライヴで前座を務めたLIARを気に入り、それ以来からのファンのようで、彼が企画したようです。
LIARは、1977年に「Straight From The Hip」を、1978年に「Set The World On Fire」を発表し、このSunset Plaza Drive」が彼らの3枚目となるようです。
Escape Musicの主宰者とはfacebookで個人的に知っておりますが、先日のSIMON SAYSやこのLIAR、古くはFranke & The KockoutsなどのCD化するなど良い仕事をしております。
Melodic Rock系のレーベルでは、Frontier Recordsが有名ですが、MTM Musicが閉鎖した今も、タイトル数は少ないですが、Escape MusicもSteve Overlandなど良質なアーティストを抱えており、今後もコンスタントに色々なメロディック・ロックのアルバムを提供していただきたいと思います。
LIAR / SUNSET PLAZA DRIVE
01 Judy Teens 5:17
02 Delaney 3:44
03 Fighting Man 4:20
04 Do You Ever 2:35
05 Brand New World 3:20
06 I've Got A Feeling 4:31
07 Too Rich 3:04
08 Tired of Waiting 2:57
09 Midnight Lady 3:14
10 Blame It On The Kids 5:03
11 Woman 3:44
Clive Brooks Drums
Dave Burton Lead Vocals, Guitars
Dave Taylor Bass, Vocals
Paul Travis Guitars, Vocals
Steve Mann Guitars, Keyboards, Vocals
Producer – John Alcock
01から10までは、まさにその時代のメロディアス・ハード、ハードポップしたもので、曲の出来に若干バラツキもありますが、当時はメイン・ストリートのサウンドだったと思いますが、何故、お蔵入りになったんでしょうか。
静から動に変調する01はメロディアスでポップに仕上がっておりますが、出来もそれほど悪くはありません。キーボードとギターがコラボしたまさにこの時代のハードポップ・ナンバーの02、ブギー調の軽快な04、ミディアム・テンポのメロディアスな05、ゆったりとした感じのAORした06、スロウなブギー調の07、メロディアスでポップな08、09、メロディがこなれたアルバムの中でも結構良く出来た10、新緑の11はなかなかの出来栄えです。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で、価格は、2,100円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-21
SONS OF HEROES / SONS OF HEROES (1983)

Guitar, Keyboards, Bass, Vocals担当のCarmelo、Luggeri, Lead Vocals, Harmonica 担当のGrange,、Terry、Guitar, Keyboards, Backing Vocals担当のGeoff Taylor の3人組のバンドです。 ほかに、Patrick Moraz, Roger Powellがキーボードで参加しております。当時国内盤レコードも発売され為したが、ハイテックAORというジャンルも無く、ニュー・ウェーヴのアルバムとして紹介されていたと思います。
シンセサイザーを駆使したハイテックAORで、メロディアスなナンバーも多く収められており、とても良く出来たアルバムだと思います。確かオフィシャルではCD化されていなかったと思います。 紹介する盤は、プレスされたコレクターズCDです。
Sons Of Heroes
01 Living Outside Your Love 3:01
02 Lost In Wonderland 4:11
03 Don't Make It So Hard 3:20
04 Love Insight 5:00
05 Hot Kiss 4:47
06 Strange Eyes 4:37
07 Dream Machines 3:37
08 Start Of The Human Race 4:49
09 Stretched 3:54
10 All Broke Up 4:21
Guest [Special Thanks To], Drums – Tony Beard
Guest [Special Thanks To], Keyboards [Additional] – Patrick Moraz, Roger Powell
Guest [Special Thanks To], Percussion – Ray Cooper
Guitar, Keyboards, Backing Vocals – Terry Taylor
Guitar, Keyboards, Bass, Backing Vocals – Carmelo Luggeri
Lead Vocals, Harmonica – Geoff Grange
Producer – Bill Wyman
メロディアスなこれぞハイテックAORといった01、まさに当時のニュー・ウェーヴといった感じの02、09、メロディアスなシンセ・ポップの03、04、05、メロディアスでポップな06、メロディアスなバラードの08、01同様メロディアスなハイテックAORの10、と全体的に当時のニュー・ウェーヴ、シンセ・ポップを感じさせてくれるアルバムです。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品のコレクターズCD(プレス盤、シールド無し)で、価格は、2,200円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-20
Sweet Comfort Band / Hearts Of Fire (1981)

The Sweet Comfort Bandは、1977年に「Sweet Comfort」を発表した後、1978年に「Breakin' The Ice」、1979年に「Hold On Tight」、1981年にこの4th、1982年に「Cutting Edge」、1984年に「Perfect Timing」、そして一度は活動を停止いたしましたが、2013年に「The Waiting Is Over」を発表しております。
私が彼らの音に最初に接したのがこの4thで、1曲目の「Isabel」を聴いたとたん、彼らの虜になってしまいました。ですので、これ以外のアルバムも結構良いものばかりですが、私にとってはこの4thが彼らのベスト作だと思っております。
サウンドは、結構エッジが聴いたAORで、そこがとても魅力的です。
Sweet Comfort Band / Hearts Of Fire
01 Isabel 4:08
02 You Can Make It 2:44
03 They Just Go On 3:34
04 The Road 3:49
05 Feel Like Singin' 3:32
06 Now Or Never 3:33
07 Can You Help Me? 3:50
08 Contender 3:10
09 Just Like Me 2:47
10 You Need A Reason 3:16
Bryan Duncan piano, Prophet 5, vocals
Randy Thomas electric & acoustic guitars, vocals
Kevin Thomson bass
Rick Thomson drums, vocals
Producer – David Diggs
もう何も言うことが無い01でガツンと一発食わせれました、とりあえず聴いてみろの1曲、TOTO風のロマンティック・ハードネスを感じさせy02、まさに80年代AORしたメロディアスな03、10、メロディアスなバラード・ナンバーの04、ファンキーでグルーヴ感のある05、再びロマンティック・ハードネスした06、08、アコースティカルなバラード・ナンバーの07、09、とAORアルバムとして、出来は素晴らしいです。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品・デジパック仕様で、価格は、3,000円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-19
213 / THREE LITTLE WORDS (2019)

Bill Meyers、Guy Thomas、Neil Stubenhaus、Carlos Rios、Vinnie Colaiuta、Mike Fisher,、Dave Boruff、Jeff Porcaroなどといったメンバーで構成されたアメリカ産のメロディアスなウエスト・コースト・ミュージックで。「213」というバンドの「Three Little Words」で、1981年に録音されながらお蔵入りとなっていたアルバムで、2019年にやっと日の目を見ることができました。
アーバン・メロウなサウンドで、この頃のAORが大好きな方には、絶対気に入っていただけるものと確信しております。
国内盤はジャケット・デザインが変更され、紙ジャケ仕様でリリースされました。
213 / THREE LITTLE WORDS
01 Three Little Words 4:06
02 Oh Me, Oh My 3:59
03 Under Her Spell 3:21
04 Woman 3:40
05 Couldn't Be Happier 3:19
06 Good Friends 3:24
07 Ohio 5:30
08 Tellin' Her Stories 4:27
09 Look Inside Yourself 4:04
Bass – Neil Stubenhaus
Drums – Jeff Porcaro (tracks: 1,2,3,4), Vinnie Colaiuta
Guitar – Carlos Rios
Percussion – Mike Fisher
Saxophone – Dave Boruff
Vocals – Bill Meyers (tracks: 6)
Keyboards – Bill Meyers
Vocals, Guitar – Guy Thomas
Producer – 213
サックスが効果的でギターのカッティングがいかしたゆったりと流れるメロディアスなAORナンバーの01、軽快なアーバン・メロウした02、曲にキレがあり若干ハードエッジしたいかした03、メロディアスなバラード・ナンバーの04、まるでPAGESのOnly A dreamerを聴いているような05、ピアノの旋律が美しいメロディアスなバラード・ナンバーの06、美しいストリングスから始まるメロディアスな07、ファンキーでアレンジが光る08、メロディアスでポップなAORナンバーの09、と何故1981年当時リリースされなかったのかなぁ。この手のサウンドだったら、まだまだ需要があったはずなんですが。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・中古で、価格は、3,300円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-18
Lauren Wood / Lauren Wood (1979)

この1stにもFeaturing Novi & Ernieとして2人が参加しております。
サウンドは、まさに70年代後半のAORです。
彼女はその後、1981年に名盤として誉れ高い「Cat Trick」を1987年に「Lauren Wood」そして2006年に「Love, Death & Customer Service」を発表いたしましたが、これ以降は作品を発表しておりませんが、2020年に「The Warner Bros. Years」として1stと2ndをコンパイルしたアルバムを出しております。
Lauren Wood
01 Please Don't Leave 3:55
02 Save The Man 5:19
03 Hollywood 4:19
04 Nothin' But A Heartache 3:47
05 Gotta Lotta 4:02
06 Where Did I Get These Tears 4:29
07 Dirty Work 3:43
08 Time Zone 5:52
09 Overload 4:43
Backing Vocals – Arno Lucas, Bill Champlin, Bobby Kimball, Bobby LaKind, Chunky, John Townsend, Ki-Ki Koury, Michael McDonald, Pat Simmons, Ricardo De Campos, Rosemary Butler
Bass – Abraham Laboriel, David Hungate, Ernie
Concertmaster [Mistress] – Marcy Dicterow
Drums – Alvin Taylor, Jeff Porcaro, Jim Keltner, Michael Baird, Rick Shlosser
Guitar – Fred Tackett, Jay Graydon, Ronnie Montrose, Steve Lukather, Sumner Mering
Keyboards – Bill Payne, Chunky, Jai Winding
Lead Vocals – Chunky
Percussion – Bobby LaKind, Michael Jackson, Paul Lani, Sinclair Rogers Lott III, Steve Forman
Producer – Michael J. Jackson, Ted Templeman (tracks: 1)
Saxophone – Andrew Love, John Klemmer
Synthesizer – Bill Payne, Duncan Mackay, Novi
Viola – Novi
この時代のまさにAOR然としたMichael McDonald,等びよるバックのヴォーカルがいかしたメロディアスな01、流れるような雰囲気が心地良い02、メロディアスでポップな仕上がりの03、05、01同様バックのコーラスがいかした04、メロディアスなバラードの06、ミディアム・テンポのメロディアスなAORナンバーの07、異国情緒を感じさせる08、ピアノの音がいかしたメロディアスなバラードの09、とAORアルバムとして一級品です。
2020-09-17
CINDY VALENTINE / ROCK & ROLL HEART ATTACK (1982)

Cindy Valentineですが、この1stアルバムの後、1987年に「Secret Rendez-Vous」というアルバムを発表しておりますが、サウンド・スタイルが変わりUrban danceなディスコ・シンセ・ポップした内容のようで、また、2008年には、デジタルダウンロードのみで「Blame Yourself」というアルバムを発表しております。
この1stは、Beau GesteのBryan HughesやRick Riceなどカナダのミュージシャンが脇を固めており、メロディアスでキャッチーなハードポップに仕上がっており、Heartなどのこの手の女性ヴォーカルによるサウンドがお好きであれば、気に入っていただけるアルバムだと思います。
CINDY VALENTINE / ROCK & ROLL HEART ATTACK
01 Victim 4:03
02 Fool In The Night 4:20
03 Big Kiss 3:45
04 Love Child 3:56
05 Power Of Love 5:08
06 Living In The Fast Lane 4:35
07 Make It Through The Night 3:35
08 Using Me 5:00
09 Lust 4:12
10 Don't Waste Your Love 4:05
Cindy Valentine Lead Vocals
Chris Wade Keyboards
Rod Mcmanus Keyboards
Davide Amadei Guitars
Aubrey Dana Guitars
Rick Rice Guitars
Bryan Hughes Guitars
Greg Steele Drums, Percussion
Asher Fisher Drums, Percussion
Lorne Ould Bass
Nick Pregino Bass
メロディアスでヒットポテンシャルの高いハードポップ・ナンバーの01、メロディアスでポップな02、ハード・ドライヴィングしたギターがカッコ良い03、ハードなアレンジがいかしたThe Supremesのカヴァー04、タイトルどおりメロディアスなパワーバラードの05、メロディアスなハードポップ・ナンバーの06、08、80年代産業ロックしたオススメの07、バックのパフォーマンスがいかした09、メロディアスでポップな10、と内容もそこそこです。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・中古で、価格は、3,000円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-16
JERRY CORBETTA / JERRY CORBETTA (1978)

プロデュースはSteve Barriが務め、参加ミュージシャンは、Jay Graydonを始め、Bill Champlin、Greg Mathieson、Michael Omartianなどウエスト・コースト系ミュージシャンが脇を固めています。
ということで、サウンドは、もちろんウエスト・コースト系のAORアルバムとなっております。
また、このアルバムには、Sugarloafが1970年に発表した U.S. Billboard Hot 100で3位を記録した「Green-Eyed Lady」をセルフ・リメイクしております。
全体的にメロディアスでポップな仕上がりとなっております。
Jerry Corbetta
01 Sensitive Soul 3:35
02 If I Never Had Your Love 3:43
03 I'm A Lover, Not A Fighter 4:45
04 Caribbean Lady 5:31
05 Free Man 3:46
06 I Wish I Was Makin' Love (To You Tonight) 3:33
07 Green-Eyed Lady 5:24
08 Celebrate Our Love 3:38
09 Between A Rock And A Hard Place 8:23
Arranged By [Strings & Horns] – Jay Graydon
Backing Vocals – Bill Champlin (tracks: 01 to 03), Carmen Twilley (tracks: 01 to 03), Cindy Bullens (tracks: 04, 05, 06, 08, 09), Jim Haas (tracks: 04, 05, 06, 08, 09), Jon Joyce (tracks: 04, 05, 06, 08, 09), Kathy McKee (tracks: 03), Larry Wilkins (tracks: 03), Marie Franklin (tracks: 03), Nancy Franklin (tracks: 03), Phyllis Murray (tracks: 01), Venette Gloud (tracks: 01 to 03)
Bass – Mike Porcaro (tracks: 02, 05), Rusty Buchanan (tracks: 01, 03, 04, 06, 07 08. 09)
Concertmaster – Sid Sharp
Drums – Mike Baird (tracks: 02, 05), Myron Pollock (tracks: 01, 03, 04, 06, 07, 08, 09)
Flute [Solo] – Ernie Watts (tracks: 09)
Guitar – Bob Webber (tracks: 01, 03, 04, 06, 07, 08, 09), Jay Graydon (tracks: 01, 02, 03, 04, 05, 06 to 08)
Guitar [Solo] – Bob Webber (tracks: 07), Jay Graydon (tracks: 06)
Horns – Chuck Findley, Dana Hughes, Dick Hyde, Ernie Watts, Fred Selden, Gary Grant
Keyboards – Jerry Corbetta (tracks: 01, 03 to 05, 06, 07, 08, 09)
Percussion – Chet McCracken (tracks: 01, 03, 06, 08), Victor Feldman (tracks: 01, 03, 04, 06, 08, 09)
Piano – Greg Mathieson (tracks: 02, 05)
Saxophone [Solo] – Jim Horn (tracks: 01)
Synthesizer [Arp] – Michael Omartian (tracks: 09)
Synthesizer [Oberheim] – Michael Omartian (tracks: 01, 02, 06, 09)
Trumpet [Solo] – Chuck Findley (tracks: 09)
0Vibraphone [Solo] – Victor Feldman (tracks: 04)
Producer – Steve Barri
さすがキーボーディストJerry CorbettaのピアノがいかしたメロディアスでポップなまさにAORした01、Tim Moore風のヴォーカル・スタイルの02では、Jay Gtaydonのギター・プレイがひかっており、これまたおススメの1曲、バックのコーラスがいかしたブルー・アイド・ソウルした03、ゆったりと流れるメロディアスなAORナンバーの04、ポップで曲にキレがある05、再びJay Fraydonのギターがいかしたメロディアスな06、Sugarloafのリメイクの07はサウンドもSugarloaf風の若干サイケ風、まさにこの時期のAOR然としたナンバーの08、この時期に流行ったディスコティークしたアレンジの09も聴き物、とまさにこの時代のAORアルバムで、Jay Graydonが良い仕事をしております。
2020-09-15
Roger Voudouris / Radio Dream (1979)

Roger Voudourisはこのアルバムを含め4枚のアルバム(78年"Roger Voudouris、79年"Radio Dream"、80年"A Guy Like Me"、そして81年"On The Heels Of Love")を発表しております。この内、1980年の3rdアルバム「A Guy Like Me」だけが未CD化となっております。
1stとこの2ndは、Michael Omartianのプロデュースの下、2ndにはJay Graydonなどの名前もあり、アルバムに収められてるナンバー"Get Used To It"は全米21位を記録するヒットとなり、本国以外、この日本でも、彼の名前が一躍有名となりました。
1stは一度CD化されましたが、今はかなりのレア・アイテムとなっており、この2ndは2016年にAOR1300シリーズとして再度CD化されましたが、今はレア化の兆しがあります。
Roger Voudouris – Radio Dream
01 Get Used To It 3:00
Lead Guitar – Roger Voudouris
Rhythm Guitar – Jay Graydon
02 Just What It Takes 3:26
Lead Guitar – Roger Voudouris
Rhythm Guitar – Jay Graydon
03 Does Our Love (Depend On The Night) 3:11
Acoustic Guitar – Jay Graydon
Backing Vocals – Marti McCall, Myrna Matthews, Stormie Omartian
Electric Guitar – Roger Voudouris
Flugelhorn – Randy Brecker
04 We Can't Stay Like This Forever 3:11
05 Radio Dream 3:37
Soprano Saxophone – Michael Brecker
06 Anything From Anyone 3:45
Acoustic Guitar – Jay Graydon
Lead Guitar – Roger Voudouris
07 We Only Dance 'Cause We Have To 4:02
Backing Vocals – Marti McCall, Myrna Matthews, Stormie Omartian
Tenor Saxophone – Michael Brecker
Trumpet – Randy Brecker
08 The Next Time Around 3:18
09 Reprise 2:25
Bass – Leland Sklar
Drums, Percussion – David Kemper
Guitar – Roger Voudouris
Keyboards, Percussion, Backing Vocals – Michael Omartian
Bass, Bass [Piccolo] – Leland Sklar
Drums, Percussion – David Kemper
Guitar, Vocals – Roger Voudouris
Producer – Michael Omartian
さすがヒットしただけあるメロディアスでポップなAORナンバーの01、ロマンティック・ハードネス風の切れがある02、Michael Omartian
のキーボードがいかしたメロディアスな03、ゆったりとした感じのメロディアスな05、再びMichael Omartianのピアノがいかしたメロディアスなバラードの06、バックのコーラスがいかした07、アコースティカルなメロディアスなバラードの08、」Michael Omartianのアレンジが素晴らしいインスト・ナンバーの09、とAORアルバムとしては平均点を軽く超えたアルバムです。
私のお店に在庫がございます。
国内盤・帯付・新品(AOR 1300シリーズ)で、価格は、2500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-14
COMPASS / OUR TIME ON EARTH (2020)

Steve Newmanが自身のバンドNEWMANから一歩踏み出したサウンド・スタイルのパフォーマンスを長い間考え、そのための楽曲も貯めていたようで、それがCOMPASSのアルバムとして形をなしました。
Escape Recordsの紹介文では、「A very eclectic mix pulling in influences from Dream Theater, Rush, Saga, through It Bites, and Pink Floyd. We hope that “Our Time On Earth” will take the listener on a musical and lyrical journey through emotions and the highs and lows of what essentially this collection of songs is about. Our lives, and the path that each individual takes and how their actions affect themselves and people around them」とあり、サウンド・スタイルはプログレ・メタルしたものですが、メロディもこなれていて、メロディアス・ハードロック・ファンの方にも普通にアピールする内容です。
COMPASS - OUR TIME ON EARTH
01. Skies OF Fire 8:44
02. Our Time On Earth Pt I 9:23
03. Caught In A Frame 5:26
04. Neon 7:19
05. The Preacher And The Pigeon Feeder 6:12
06. Another Life Suicide 5:38
07. A Warning from History 10:38
08. Our Time On Earth Pt II 4:13
Ben Green - Vocals
Steve Newman - Guitar, Keyboards
Dave Bartlett - Bass
Toni Lakush - Drums
Produced by: Steve Newman
Recorded and Mixed at Chrome Dome Studios, London, England
プログレチックですがメロディアスな01、ストリングスが効果的なスケール感のある02は9分を超える大曲ですが一気に聴けてしまいます。ギターのリフがカッコ良いヘヴィメタルしたナンバーの03、それぞれの楽器のパフォーマンスがカッコ良い04、ミディアム・テンポのバラード風の05、メロディアスなハードロックした06、RUSHタイプの10分を超える大曲はプログレしたナンバー、アコースティックギターとピアノのアンサンブルがいかしたメロディアスな08、とNEWMANとは違うサウンドですが、Steve Newmanがプログレを演ると、こんな音楽に仕上がるんですね。
2020-09-13
SIMON SAYS / SPIN THIS (1992 / 2020)


写真左側がリ・イッシュー盤、右側がオリジナル盤のジャケット・デザインですが、リ・イッシュー盤はリバーシブルになっております。
オリジナルCDは5桁を超える激レア・アイテムですが、このようにリ・イッシューされて、本当に良かったです。でも、限定1,000枚プレスということで、今後もレア化必至か。
サウンド・スタイルはいわゆるAORハードで、メロディアスでポップな作品です。
...Spin This
01. Intro
02. Love Thing
03. Let Me Know
04. When I See You Standing There
05. Why in the World
06. Love Don't Come Easy
07. The Promise
08. Simon Says 2020 Bonus Track
09. The One 2020 Bonus Track
10. Dreaming 2020 Bonus Track
11. Fallin' 2020 Bonus Track
12. Miles Away 2020 Bonus Track
13. New Year's Resolution 2020 Bonus Track
Johnny Zatylny lead vocals
Tim Higgins guitars
Wayne Higgins bass
Matthew Coull keyboards, Hammond, backing vocals
Alan Knight drums, backing vocals
Darryl Stevens lead guitar
Produced by Gary Moffet
Produced by Glen Robinson
01は02のためのイントロで、メロディアスなハードポップ・ナンバーの02、伸びのあるヴォーカルがいかした産業ロック風のメロディアスな03、出だしンpピアノが美しいメロディアスなバラードの04、音に厚みがあるポップな05、メロディアスでポップな06、アメリカン・ロックを感じさせるアコースティカルな07、08以降は今回のCD化によるボーナストラックで、バンド名をタイトルにした08はドライヴ感あふれるロックン・ロールしたナンバー、ゆったりと流れる09はモロにAORしたナンバー、厚みのあるギターがいかした10、アコースティックギターがいかしたAORしたナンバーの11、ポップに仕上がった12、ギター・オリエンティドの13、とこのバンドのヴォーカルの上手さが魅力の1枚です。
2020-09-12
KERRY CHATER / PART TIME LOVE (1977)

Steve Barriプロデュースのこのアルバムには、Jeff Porcaro、David HungateといったTOTOのメンバーやDean Parks、Leland Sklar、Michael Omartian、Victor Feldmanなどウエスト・コースト系ミュージシャンが参加しており、まさにウエスト・コースト系AORに仕上がった1枚となっております。
Kerry Chaterはこの後1978年に「Love On A Shoestring」という2ndアルバムを発表しております。
その後、ソングライターに転向し、カントリー系の楽曲を多くのアーティストに提供しております。
Part Time Love
01 Beginning Of The End 3:15
02 No Love On The Black Keys 3:08
03 Part Time Love 3:24
04 One More Time Tonight 3:27
05 Dance To The Rhythm Of Your Love 4:16
06 Here Comes The Rain 3:26
07 Even A Fool Would Let Go 3:20
08 Breaking Up (Is Gonna Break Me Down) 3:13
09 Misty Mary 3:51
10 If We Get Together Again 3:45
メロディアスでポップに仕上がった01はなかなかの佳曲、タイトル通りピアノの音色が印象的な02、03はさすがMichael And Stormie Omartianのペンによるナンバーで、軽快でメロディアスなAORに仕上がっております。メロディアスなバラードの04、Kerry ChaterとRobbie Pattonのペンによるカリプソ風のご機嫌な05、メロディアスなAORナンバーの06、Kerry ChaterとTom Snowとの共作07もストリングスとピアノがいかしたAORナンバーに仕上がっております。再びKerry ChaterとRobbie Pattonのペンによる08は溌溂とした爽やかなナンバー、アコースティカルなメロディアスなバラードの09、美しいピアノが魅力的な10、となかなか魅力的な内容で、日本では2008年と2016年に本国アメリカでは2014年にCD化されました。
私のお店に在庫がございます。
国内盤・帯付・新品・紙ジャケ仕様で、価格は、2,900円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-11
AOR (Frederic Slama) / Return To L.A. (2015)


そして、この度「L.A Rendez-Vous」が、今はレア化している「Return To L.A.」と合わせて、Perris Recordsからこの10月に目出度くリ・イッシューされる運びとなりました。
昔からAOR (Frederic Slama)のファンを自認する私にとって、とても嬉しい出来事です。
「NEXT STOP: L.A.」から彼のアルバムを集め始めましたが、この「L.A Rendez-Vous」と「Secret Obsession」は未聴のアルバムでしたので、「L.A Rendez-Vous」を聴くのを今から楽しみしております。 残るは、「Secret Obsession」だけです。
ということで、本日は、2015年に発表された「Return To L.A.」を紹介いたします。
Return To L.A.
1 Victim Of My Own Desire 4:56
Lead Vocals – Paul Sabu
2 The Trail To Your Heart 4:39
Lead Vocals – Tommy Funderburk
3 Dangerous To Know 4:46
Lead Vocals – Rick Riso
4 Angels Never Sleep 5:16
Lead Vocals – Jesse Damon
5 Burning Rainbows 6:45
Lead Vocals – Erika Norberg
6 The Sign Of Fire 4:48
Lead Vocals – Paul Sabu
7 The Breaking Point 4:48
Lead Vocals – Jesse Damon
8 99 Percent Chance Of Loving You 5:05
Lead Vocals – Bob Harris
9 Love Remains The Same 4:52
Lead Vocals – Mélissa Fontaine, Sarah Fontaine
10 The Wisdom Of Eve 5:26
Lead Vocals – Paul Sabu
Backing Vocals – Chasing Violets
Bass, Rhythm Guitar – Colin Rodgers
Drums – Pat Thern
Lead Guitar, Keyboards, Bass, Co-producer – Tommy Denander
Lead Vocals, Backing Vocals – Bob Harris, Erika Norberg, Jesse Damon, Mélissa Fontaine, Paul Sabu, Rick Riso, Sarah Fontaine, Tommy Funderburk
Rhythm Guitar, Keyboards, Producer, Music By, Lyrics By – Frédéric Slama
出だしのギターがいかしたメロディアスなハードロックのナンバーの01ですが、Paul Sabuの途中の高音の部分が?、さすがTommy Funderburkがヴォーカルを執った02はとてもメロディアスなハードポップに仕上がっております。 メロディアスなAORナンバーもRick Risoのヴォーカルがいかしてます。 80年代の産業ロック風のメロディアスな04、北欧の歌姫Erikaが聴かせるメロディアスなバラードの05、Tommy Denanderのギターがいかした07、キラキラ・キーボードとギターのコラボがいかしたメロディアスな08、Chasin Violetのヴォーカルによるミディアム・テンポのメロディアスなバラードの09、最後もメロディアスなハードポップと、AOR (Frederic Slama)のアルバムは、これも含め、いつも安心して聴いていられます。
この度のリ・イッシューも限定盤ということですが、プレス枚数はまた150枚なのかなあ。
リリース告知がでたら、早速予約しなくては。
2020-09-10
Emerald Rain / Age Of Innocence (1999)

このEMERALD RAINですが、2005年までコンスタントに計6枚のアルバム(Broken Saviours - 1997、Age Of Innocence - 1999、Live 2 K - 2000、Perplexed In The Extreme - 2001、Short Sighted - 2003、Sleepwalk -2005)を発表しておりましたが、その後アルバムは発表しておらず、解散したのでしょうか。
哀愁感漂うサウンドが魅力のバンドで欧州的湿り気を持ったメロディアス・ハードロックを演っております。
私も含め、メロディ・マニアにとっては、2005年以降、彼らのサウンドが聴けないことは、とても残念としか言いようがありません。
Age Of Innocence
01 No Saviour 3:49
02 Desperate Heart 4:26
3 Never Surrender 4:10
04 Don't Tell The Rain 4:28
05 Sleeping In The Fire 4:16
06 Endless Grey 3:39
07 Never Let You Go 4:12
08 Age Of Innocence 5:05
09 The Method 4:02
10 Come Clean 5:09
11 Your Disguise 4:08
12 Barely Holding On 4:02
13 Take A Stand 3:36
Bass Guitar, Backing Vocals – Sean Gregory
Drums, Backing Vocals – Kyle Lazenka
Lead Guitar, Backing Vocals – Mike Dmitrovic
Lead Vocals, Backing Vocals, Acoustic Guitar, Keyboards – Murray Daigle
Producer, Engineer – Mike Dmitrovic, Murray Daigle, Sean Gregory
ギター・オリエンティドのまさにメロディアス・ハードロック然とした01、メロディアスでポップな02、エッジの効いた03、厚みのあるギターがいかした04、メロディがいかした一押しの05、メロディアスでポップなこれもオススメの06、メロディアスなパワー・バラードの07、ポップな感じがいかした08、ハード・ドライヴィングした09、アコースティカルなメロディアスなバラードの10、全体的にギターのトーンがいかした11、メロディアス・ハードロックのナンバー12、国内盤のボーナストラックで曲にキレがある13、とメロディアス・ハードロックのファン納得の1枚です。
2020-09-09
PABLO CRUISE / A PLACE IN THE SUN (1977)

ということで、夏を惜しむという意味で、本日は、Pablo Cruiseの大ブレークのきっかけとなった彼らの3rdアルバムを紹介いたします。。
このアルバムからは、1曲目の"A Place In The Sun"(全米42位)、2曲目の"Whatcha Gonna Do?"(全米6位)、7曲目の"Never Had A Love"(全米87位)と3曲がシングル・カットされています。アルバム自体も200万枚を売るプラチナ・ディスクとなっております。
プロデュースは、今もウェスト・コーストを代表するエンジニア出身のプロデューサーのBill Schneeが担当しております。
A Place In The Sun
01 A Place In The Sun 04:46
02 Whatcha Gonna Do? 04:19
03 Raging Fire 04:42
04 I Just Wanna Believe 04:15
05 Tonight My Love 03:53
06 Can't You Hear The Music 04:06
07 Never Had A Love 05:09
08 Atlanta June 04:08
09 El Verano 04:40
David Jenkins : Vocals, Guitars
Cory Lerios : Keyboards
Bud Cockrell : Vocals, Bass
Stephen Price : Drums, Percussion
Studio: The Record Plant
Producer: Bill Schnee
01のタイトル・ナンバー"A Place In The Sun"は彼らの代表曲で、最高にいかした曲です。Davidのギター・ソロが特にカッコ良く、覚えやすいメロディを持ったメロディアスな産業ロックした曲です。ご機嫌なナンバーです。
02の"Whatcha Gonna Do?"は全米6位とヒットしたことが頷けるファンキーなロック・ナンバーです。メロディ良し、演奏良しです。ここでもDavidのギター・ソロがとても力強く、かなりお薦めです。
03の"Raging Fire"は、Davidのアコースティック・ギターとソウルフルなヴォーカルがいかしたナンバーです。
04の"I Just Wanna Believe"は、Coryのピアノが美しいメロディアスなナンバーで、途中のDavidのギター・ソロも最高にいかしてます。お薦めの1曲です。
05の"Tonight My Love"とは、いかにもPablo Cruiseしたナンバーで、ここでもCoryのピアノは華麗です。
06の"Can't You Hear The Music?"は、01の"A Place In The Sun"タイプの曲で、Davidのギターがカッコ良いナンバーです。
07の"Never Had A Love"は溌剌としたロック・ナンバーで、Davidのヴォーカルも相変わらずソウルフルです。
08の"Atlanta June"はシングル・カットされておりませんが、この曲もいかにもPablo Cruise然としたメロディアスなナンバーで、彼らの代表曲の一つです。
ラスト・ナンバーの09"El Verano"は、彼らお得意のインスト・ナンバーで、ここでのCoryのピアノはかなりファンキーです。Davidのギター・ソロもそれに負けないぐらいファンキーです。いや、本当に彼らのインスト・ナンバーってどうしてこんなにカッコ良いのでしょうか。Coryのピアノ、Davidのギターの絡みって最高にいかしてます。この曲もお薦めの1曲です。
私のお店に在庫がございます。
国内盤・帯付・中古で、価格は、2,800円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-08
RUSS TAFF / MEDALS (1985)

下にこのアルバムに参加ミュージシャンを列挙しましたが、このメンバーであれば、そのサウンドも判ると思います。
そうです、これはまさにウエスト・コースト・ミュージックです。それもエッジの効いた極上のサウンドです。
ロマンティック・ハードネスではありませんが、サウンドもアレンジも最高にいかした80年代のAORアルバムです。
MEDALS
01 Vision 4:09
Backing Vocals – Bill Champlin, Russ Taff, Tamara Champlin, Tommy Funderburk
Bass – Nathan East
Drums, Drum Programming [Linn Drum, Simmons] – Paul Leim
Electric Guitar – Dann Huff, Paul Jackson, Jr.
Guitar [Solo] – Dann Huff
Synthesizer – James Newton Howard, Robbie Buchanan
Synthesizer [Bass] – Robbie Buchanan
02 I'm Not Alone 4:19
Backing Vocals – Bill Champlin, Russ Taff, Tamara Champlin, Tommy Funderburk
Bass – Neil Stubenhaus
Drums – Paul Leim
Electric Guitar – Dann Huff, Michael Landau
Electric Piano [Fender Rhodes] – Robbie Buchanan
Percussion – Lenny Castro
Saxophone – Larry Williams
Synthesizer – James Newton Howard, Robbie Buchanan
03 Medals 4:43
Backing Vocals – Bill Champlin, Carmen Twitty, Harry Browning, Russ Taff, Tata Vega, Tommy Funderburk
Backing Vocals [Weird] – Lynn Nichols
Bass – Nathan East
Drums, Drum Programming [Linn Drum] – Paul Leim
Electric Guitar – Dann Huff, Michael Landau
Guitar [Solo] – Dann Huff
Percussion – Lenny Castro
Synthesizer, Synthesizer [Bass], Drum Programming [Roland] – Robbie Buchanan
04 Not Gonna Bow 3:51
Backing Vocals – Russ Taff, Tommy Funderburk
Bass – Neil Stubenhaus
Drums – Paul Leim
Electric Guitar – Dann Huff, Michael Landau
Guitar [Solo] – Michael Landau
Percussion – Lenny Castro
Saxophone – Larry Williams
Synthesizer – James Newton Howard
05 Here I Am 4:11
Backing Vocals – Bill Champlin, Tamara Champlin, Tommy Funderburk
Bass – Neil Stubenhaus
Drums, Drum Programming [Linn Drum, Simmons] – Paul Leim
Electric Guitar – Dann Huff, Michael Landau
Electric Piano [Fender Rhodes], Synthesizer – Robbie Buchanan
Percussion – Lenny Castro
06 I've Come Too Far 5:28
Backing Vocals – Carmen Twitty, Tata Vega, Tommy Funderburk
Bass – Nathan East
Drums, Drum Programming [Linn Drum, Simmons] – Paul Leim
Electric Guitar – Dann Huff, Paul Jackson, Jr.
Electric Piano [Fender Rhodes], Synthesizer – Robbie Buchanan
Guitar [Solo] – Dann Huff
Percussion – Lenny Castro
Scat – Tata Vega
07 Silent Love 4:45
Backing Vocals – Bill Champlin, Tommy Funderburk
Bass – Neil Stubenhaus
Drums – Paul Leim
Electric Guitar – Dann Huff, Michael Landau
Electric Piano [Fender Rhodes], Synthesizer – Robbie Buchanan
Percussion – Lenny Castro
08 How Much It Hurts 4:05
Backing Vocals – Bill Champlin, Tommy Funderburk
Bass – Neil Stubenhaus
Drums – Paul Leim
Electric Guitar – Dann Huff, Michael Landau
Percussion – Lenny Castro
Synthesizer, Synthesizer [Bass] – Robbie Buchanan
09 Rock Solid 4:08
Backing Vocals – Carmen Twitty, Russ Taff, Tata Vega, Tommy Funderburk
Bass – Nathan East
Drums, Drum Programming [Linn Drum] – Paul Leim
Electric Guitar – Dann Huff, Michael Landau
Guitar [Solo] – Dann Huff
Percussion – Lenny Castro
Scat – Tata Vega
Synthesizer [Fairlight] – Rhett Lawrence
Synthesizer, Synthesizer [Bass] – Robbie Buchanan
10 God Only Knows 4:34
Backing Vocals – Carmen Twitty, Tata Vega, Tommy Funderburk
Bass – Nathan East
Drums – Paul Leim
Electric Guitar – Dann Huff, Michael Landau
Electric Piano [Fender Rhodes], Synthesizer – Robbie Buchanan
Percussion – Lenny Castro
Saxophone – Larry Williams
Recorded At – Mama Jo's
Recorded At – Ocean Way Recording
Producer – Jack Joseph Puig, Russ Taff
01はChris Eatonも自身のアルバムで披露した曲ですが、このRuss TaffヴァージョンもまさにDann Huffのギターがカッコ良いエッジが効いたウエスト・コースト系AORのオススメのナンバー、ヒットポテンシャルが高いメロディアスでポップなAORナンバーの02もまたオススメ、ハイテックAOR風のポップな03、Michael Landauのギターがカッコ良い04、Robbie Buchananのフェンダーピアノがいかしたメロディアスなバラードの05、Carmen Twitty, Tata Vega, Tommy Funderburkによるバッキング・ヴォーカルがいかしたまさに80年代AORの06、ゆったりと流れるメロディアスな07、Bill Champlin, Tommy Funderburkのバッキング・ヴォーカルがいかした08、タイトルどおりソリッド感抜群のキレのある09、Robbie Buchananのピアノが美しメロディアスなバラードの10、とエッジの効いたAORが好きな方は間違いなく気に入るアルバムです。
私のお店に在庫がございます。
国内盤・帯付・中古で、価格は、3,800円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-07
707 / MEGA FORCE (1982)

1980年にCasablanca Recordsからデビューした707ですが、今ではRenaissance Recordsの専属アーティストのようで、大半のアルバムはこのレーベルから購入できます。
産業ロックが大好きだった私は、デビュー当時からこのバンドを知っていてレコードも購入しており、1stアルバムが1998年にRebaissance Recordsから2ndとの2in1という形でCD化され、とても興奮したのを思い出します。
紹介する「MEGA FORCE」ですが、このアルバムには、Kevin Chalfantがリードヴォーカルとして参加したのと、タイトル・ナンバーの「MEGA FORCE」が大ヒットしたことで知られているアルバムです。
MEGA FORCW
01 Mega Force 3:59
02 Can't Hold Back 3:53
03 Get To You 3:34
04 Out Of The Dark 3:02
05 Hell Or High Water 3:42
06 We Will Last 3:18
07 Hello Girl 3:30
08 Write Again 3:23
09 No Better Feeling 3:15
10 Heartbeat 3:08
11 Eagle One 4:28
12 Mega Stomp 3:23
13 Mega Force 2 4:22
14 Eagle One 2 5:02
15 The Float 2:23
16 Mega Force (Live) 5:07
Bass, Vocals – Phil Bryant
Drums, Percussion, Vocals – Jim McClarty
Keyboards, Guitar, Vocals – Tod Howarth
Lead Vocals – Kevin Chalfant
Producer – George Tutko, Keith Olsen
Producer, Vocals, Guitar – Kevin Russell
全体的に80年代の産業ロック、メロディアス・ロックした内容で出来もそこそこですが、さすが大ヒットした01は格別、メロディアスでポップな02、03、キラキラ・キーボードとギターのコラボがいかしたメロディアスなパワーバラードの04、ギターの音色がいかした05、キラキラ・キーボードの産業ロックナンバーの06、ミディアム・テンポの産業ロックした07、ポップな0810、、出だしのドラムスがいかしたメロディアスな09、アルバムの中でも出来が良い11、キレがある12、01とは全く違う13、11より出来が良い13、メロディアスなバラードの15、ライヴが似合う16、と納得の1枚です・
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2020-09-06
James Jolis, Kevin Simone / Jolis & Simone (1979)


今まで未CD化だった1979年のJames Jolis, Kevin Simone / Jolis & Simoneと1981年のRon Dante / Street Angelの2枚のアルバムを2020.10.23に世界初でCD化する予定です。
COOL SOUNDも最近は、リリース数や内容そしてカタログ数もめっきり減って、満足できるものでは無かったと思っているのは、私だけでは無いと思います。
ということで、この2枚の初CD化はAORファンにとっては、まさに朗報です。
私は当時この2枚はアナログ・ディスクで持っており、このブログでもRon Danteの「Street Angel」を紹介しておりますが、Jolis % Simoneのについては過去に売り飛ばし、後悔しておりました。したがって、どのような曲が入っていたかは記憶にありません。したがいまして、Jokis & SimoneのCD化は大変うれしく思っております。
今回のCD化に当たっては、中田利樹氏が直接Ron Danteと渡り付け、目出度くCD化の運びとなったようです。
Ron Danteの記事
につきましては、以前のブログを見ていただくとして、今回は、James Jolis, Kevin Simone / Jolis & Simoneの収録ナンバーと参加ミュージシャンを紹介いたします。アルバムの感想は、盤を聴いてから書きたいと思います。
Jolis & Simone
1. At The Paradise(J. Jolis - K. Simone)
2. Cafe Au Lait(J. Jolis - A. Jolis)
3. Just A Little Love(J. Jolis - K. Simone - B. Martin)
4. Midnight Lady(J. Jolis - K. Simone)
5. Rainin’(J. Jolis - K. Simone)
6. I Love Makin’ Love To You(E. Sands - B. Weisman - R. Germinaro)
7. So Shy(J. Jolis - K. Simone)
8. Roundabout Midnight(J. Jolis - K. Simone - B. Martin)
9. Night Flight(J. Jolis - K. Simone - B. Martin)
10. Cold Night In Calais(J. Jolis - K. Simone)
Backing Vocals – Al Gorgoni, James Jolis, Kevin Simone, Ron Dante
Bass – Gordon Edwards, James Jolis, Jeff Berlin, Will Lee
Drums – Alan Schwartzberg, Barry Lazarowitz, Gary Mure
Guitar – Al Gorgoni, David Spinozza, Elliott Randall, Jeff Mironov, John Tropea
Keyboards – Kevin Simone, Paul Schaffer, Richard Tee, Rob Mounsey
Percussion – Earl 'Crusher' Bennett, Jimmy Maelen
Producer – Ron Dante
これは実に快挙です。
まだまだ未CD化のAORアルバムがたくさんあります。
中田様、是非CD化をお願いいたします。
期待しております。
2020-09-05
STEVE WINWOOD / STEVE WINWOOD (1977)

Willie WeeksとAndy Newmarリズム・セクションが脇を固め、Steve Winwoodのファンキーでレイドバックしたブルー・アイド・ソウルなヴォーカルがたまらないアルバム。ほかにTrafficからJim CapaldiとReebop Kwaku Baahも参加している。
全6曲収録ということで、曲の長いナンバーが収められておりますが、曲の出来も良いせいか、冗長とした感じがなく、一気に聴けるアルバムとなっております。
STEVE WINWOOD
01 Hold On
Bass – Willie Weeks
Drums – Andy Newmark
Percussion – Brother James
Written-By – Capaldi*, Winwood*
02 Time Is Running Out
Backing Vocals – Nicole
Bass – Willie Weeks
Congas – Reebop Kwaku Baah
Drums – Andy Newmark
Percussion, Backing Vocals – Jim Capaldi
Written-By – Capaldi, Winwood
03 Midland Maniac
Written-By – Winwood
04 Vacant Chair
Bass – Alan Spenner
Drums – John Susswell*
Guitar – Julian (Junior) Marvin
Percussion – Brother James
Written-By – Capaldi, Winwood
05 Luck's In
Bass – Willie Weeks
Congas – Reebop Kwaku Baah
Drums – Andy Newmark
Written-By – Capaldi*, Winwood
06 Let Me Make Something In Your Life
Bass – Willie Weeks
Drums – Andy Newmark
Written-By – Capaldi, Winwood
Studio: Basing Street Studios
Producer: Steve Winwood & Chris Blackwell
03の"Midland Maniac"は8分強の曲ですが、Steve Winwoodのピアノがたまらないメロディアスな曲で飽きることもなくGOOD。
ほかに01の"Hold On"はとてもメロディアスで、ここでのSteveのMoog Synthesizerが最高です。
また、04の"Vacant Chair"や05の"Luck's In"も最高にいかした曲です。
最後の06Let Me Make Something In Your Life"は、Steveのピアノが魅力的なバラードでお薦めです。
このアルバム、既に40年以上経過しておりますが、全く古さを感じさせません。
3枚目のアルバム"Talking Back To The Night"が売れたSteve Winwoodですが、私のベスト・アルバムはこの1stですね。
私のお店に在庫がございます。国内盤・帯付・中古の紙ジャケ仕様で、価格は3,800円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-04
THOMAS LARSSON / FREERIDE (1996)

ギタリストのソロ・アルバムというと、ギター・インスト物が多いですが。本作には、全11曲が収められており、インスト・ナンバーは4曲で、残りはヴォーカル入りナンバーとなっております。
内、01と07でGoran Edmanがリードヴォーカルを、Erik Jalmarssonというスウェーデン人シンガーが4曲、残る1曲はThomas Larrson自身が歌っております。
そういう意味で、ギター・インスト物のアルバムにご不満をお持ちのメロディアス・ハードロック・ファンにも十分楽しんでいただけるアルバムです。
FREERIDE
01. Freeride
02. Gone With Yesterday
03. Someday
04. Aurora Borealis instrumental
05. Don't Start Messing
06. Flight of the Falcon instrumental
07. Ruff Boy
08. S-N Service instrumental
09. Back on the Ground
10. Bad Sign
11. Dalecarlain Legend instrumental
Thomas Larsson guitars, vocals
Weine Johansson bass
Eiron Johansson drums
Erik Jalmarsson vocals on tracks 2,3,5,9
Goran Edman vocals on tracks 1,7
Thomas Larsson vocals on track 10
Goran EdmanのヴォーカルとThomas Larssonのテクニカルなギターがいかした01、メロディアスでThomas Larssonの官能的がギターいかしたバラード・ナンバーの02、メロディアスでポップで伸びのあるErik Jalmarssonのヴォーカルがカッコ良い03、05、Thomas Larssonのギター・テクニックが光る04、Thomas Larssonの伸びのあるギターのトーンがいかした06、再びGoran Edmanのヴォーカルによるミディアム・テンポながらハードロックした07、ギターとバックのパフォーマンスが一体となった08、Erik Jalmarssonって結構歌が上手いですといった感じの09、Thomas Larssonもギターだけじゃなく歌も結構聴けるといったメロディアスでブルージーな10、ゆったりとした感じが心地良い11、とこのアルバムはかなりな力作です。
私のお店に在庫がございます。
国内盤・帯付・中古で、価格は、3,300円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-03
DISTANCE / UNDER THE ONE SKY (1989)

このバンドはこの1枚のみで消失しましたが、とにかくメンバーが凄いです。
Bernard Edwards, Eddie Martinez, Jeff Bova, Robert Hart, Tony Thompsonといった布陣で、いわゆるスーパー・バンドです。
サウンド・スタイルは、ファンキーな感じで、そうですね、The Power Station(Robert Palmer、Andy Taylorがいたバンド)ぽい所がある、若干ファンキーなハードポップを聴かせてくれております。
Under The One Sky
1 No Way Out 5:16
2 Leave It Up To You 4:41
3 Speech Of Angels 4:28
4 As You Turn Away 4:20
5 Give It Up 3:58
6 Under The One Sky 5:11
7 Rescue Me 4:27
8 Looking Over Your Shoulder 4:18
9 Everytime I Stand Up 4:50
10 Softly Speak 5:19
11 Stand Up 4:44
12 I Hear You 5:09
Bernard Edwards bass, backing vocals
Jeff Bova keyboards, backing vocals
Eddie Martinez guitar, backing vocals
Tony Thompson drums
Robert Hart lead vocals
Produced by Distance
01はまさにThe Power Stationのファンキーノリの良いナンバーでオススメの1曲。02もRobert Palmer風でRiptideの1曲に入っていても違和感が無いナンバー、キレのあるポップな03、バックのパフォーマンスがいかしたメロディアスなバラードの04、再びThe Power Station風のファンキーな05、Eddie Martinezのギタープレイが光る06、Eddie Martinezのギターのリフがカッコ良い07、08は、再び、Riptideの頃のRobert Palmer風のナンバーで、歌い方もRobert Palmer風です。Tony Thompsonのドラムスがいかした09、メロディアスでポップなAORした10、T.REXの「Get It On」風のギターのリフがカッコ良いポップな11、、再びファンキーな12、とThe Power StationやRiptideの頃のRobert Palmerがお好きな方におススメの1枚です。
2020-09-02
Sven Larsson / Bad Mad Man (2012)

ご存知の通り、SVEN LARSSONはSTREET TALKのギタリストですが、Charming Grace、Coastland Ride、Lionville、Room Experience、Sapphire Eyes、State Cowsなどといったメロディアス・ハードロック・バンドでもギターを弾いており、最近では、スペインのメロディアス・ハードロック・バンドXIX Yearsというバンドでも弾いており、引っ張りだこのスタジオ・ミュージシャンです。
彼のソロ・アルバムは、STREET TALKより爽快なウエストコースト・サウンドが全開で、熱心なAORファンからは高い支持を集めております。
1stに収められていた名曲「This Is Not The Right Time」みたいなナンバーは収録されておりませんが、この2ndもまさにそんな感じです。
Bad Mad Man
01 Dance The Night Away
02 Sin City
03 How Could It Come To This
04 Bad Mad Man
05 Forever You & Me
06 Missing Link
07 Green Unit (Instrumental)
08 Look The Ghost In The Eyes
09 The House Upon The Hill
10 Castle Of Mine
11 Welcome To My Island (Instrumental)
Bass – Björn Lodmark
Drums – Christian Johansson (5)
Guitar – Sven Larsson (2)
Lead Vocals – Göran Edman (tracks: 2, 8), Sven Larsson (2) (tracks: 1, 3, 5, 9)
柔らかなギターのトーンが魅力のメロディアスなAORナンバーの01はオススメ、02は打って変わって結構ハードなナンバー、再びゆったりとした感じのメロディアスな03ですが、後半部分は結構ハードの部分も、ハードポップした04、ふったびゆったりとした感じのAORナンバーの05、メロディアスなAORナンバーの06、ジャジーなギターのトーンがいかしたインスト・ナンバーの07もオススメ、ジャジーなナンバーの08、08と似たタイプの09、面白いサウンドの10、アルバム2曲目の11もいかしたインスト・ナンバー、とバラエティーに富んだアルバムです。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で、価格は、3,300円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2020-09-01
Johnny Hates Jazz / Turn Back The Clock (1988 / 2018)

発売当時、結構ヘヴィ・ローテーしていたアルバムで、最初の3曲は本当に良く聴きました。
当時の音楽的ジャンルは、New Waveといった括りだったと思います。この頃の英国産ポップは、シンセ・ポップとかニュー・ロマンチックとかのバンドが結構活躍していましたが、その大体が今じゃ「ハイテックAOR」にジャンルされていると思います。
この「Turn Back The Clock」もとても良く出来たハイテックAORのアルバムです。
Johnny Hates Jazzの魅力は何といってもClark Datchlerのヴォーカルだと思います。彼は、この1stアルバムを残し脱退することとなりますが、その後、2009年に復帰し、2013年に3rdアルバム「Magnetized」を発表し、今年2020年にはデジタルダウンロードのみですが、4thアルバムとなる「Wide Awake」を発表し、バンドは今も健在です。
この3枚組は、Disc 1が1988年のオリジナルを、Disc 2はDisc 1全曲をアコースティック・ヴァージョンで録り直したもの、Disc 3はエクステンド・ヴァージョンやシングルのB面やデモ・ヴァージョンを集めたものとなっております。
The Original Album
1-1 Shattered Dreams 3:27
1-2 Heart Of Gold 3:21
1-3 Turn Back The Clock 4:30
1-4 Don't Say It's Love 3:43
1-5 What Other Reason 3:20
1-6 I Don't Want To Be A Hero 3:38
1-7 Listen 3:45
1-8 Different Seasons 3:31
1-9 Don't Let It End This Way 3:40
1-10 Me And My Foolish Heart 3:36
The Acoustic Album
2-1 Shattered Dreams 3:28
2-2 Heart Of Gold 3:45
2-3 Turn Back The Clock 4:43
2-4 Don't Say It's Love 3:33
2-5 What Other Reason 3:12
2-6 I Don't Want To Be A Hero 3:46
2-7 Listen 3:58
2-8 Different Seasons 3:24
2-9 Don't Let It End This Way 3:42
2-10 Me And My Foolish Heart 4:07
Rarities
12" Extended Mixes
3-1 Shattered Dreams (12" Extended Mix) 5:12
3-2 I Don't Want To Be A Hero (12" Extended Mix) 6:37
3-3 Turn Back The Clock (12" Extended Mix) 7:05
3-4 Heart Of Gold (12" Extended Mix) 6:44
3-5 Don't Say It's Love (12" Extended Mix) 6:12
3-6 Me And My Foolish Heart (12" Extended Mix) 5:51
B Sides
3-7 My Secret Garden 3:22
3-8 The Cage 3:59
3-9 Cracking Up 3:44
3-10 Living In The Past 3:38
3-11 Leave It Up To Me 3:28
Demos
3-12 Shattered Dreams (Demo) 3:34
3-13 Turn Back The Clock (Demo) 4:13
3-14 Different Seasons (Demo) 3:16
3-15 I Don't Want To Be A Hero (Demo) 3:13
1-1、1-2、1-3、1-4及び1-6がシングルカットされましたが、最もヒットしたのが、1-1ですが、私は1-3が最も好きです。当時、1-1から1-3までは本当にヘヴィ・ローテーしておりました。
1-6は邦題は「「反逆のヒーロー」で日本でも長山洋子がカヴァーしていたようです。
殆どのナンバーはClark Datchlerのペンによるもので、ヴォーカル以外にも作曲の能力に素晴らしいものがあります。その能力は彼のソロ1作目の「Raindance」でも証明済みですが。
Disc 2は、アコースティックでの取り直しですが、これがまた素晴らしい出来です。とにかくClark Datchlerの歌の上手さが実感できます。
Disc 3は過去に発表されたエクステンド・ヴァージョンですが、この頃はこういったミックスが流行っておりましたが、当時は、Johnny Hates Jazzに限らず、どれもが冗長した感じで好きではありませんでした。3-7から3-11はシングルのB面のナンバーですが、どのナンバーもほぼインスト・ナンバーです。 3-12から3-15まではデモ・ヴァージョンで、やはり完成されたヴァージョンが良いのは当然か。