2021-05-23
亜蘭知子 / ゴールデン☆ベスト The Best (2011)

このアルバムは、ワーナー時代とCBSソニー時代のアルバムからセレクトされた全18曲が収録されております。
そういえば、2020年3月25日には、WARNERパイオニア在籍時の6年間にリリースしたアルバム7枚の中からセレクトした曲をリマスタリングし収録したベスト「Best of Warner Years ’81~’87」もリリースされました。
「Best of Warner Years ’81~’87」が発表される前に、タワーレコードからワーナー時代の1st「神経衰弱」、2nd「色彩感覚」、3rd「浮遊空間」、4th「More Relax」、5th「Imitation Lonely」がリ・イッシューされております。
そういう意味では、このアルバムは過去作を再び世の中に呼び起こそうとするベストアルバム的位置づけ作品だと思います。
ただ、この「Best of Warner Years ’81~’87」は、ワーナー時代のナンバーだけということと、大好きな「Drive To Love (愛の海へ)」が収録されておりませんでした。
ということで、本日紹介のベスト・アルバム「ゴールデン☆ベスト The Best」に軍配は上がるかな。
亜蘭知子は作詞家ですが、彼女のアルバムを聴くとシンガーとしても魅力的です。ジャケットに写る彼女を見ると、かなりの美人ですし、天は二物を与えたということでしょうか。
ワーナーの後、CBSソニーに移籍しアルバムを出しておりますが、私が最も好きなアルバムは、3rd「More Relax」です。特にこのアルバムに収録されている「Drive To Love (愛の海へ)」がmy favorite numberです。
亜蘭知子 / ゴールデン☆ベスト The Best
01 Everything
02 秋
03 Je t'aime 気ままに…
04 Wait Forever
05 Be My Venus(原曲:渚のオールスターズ)
06 MIND GAMES
07 バラと稲妻
08 Love Connection (したたかにWoman)
09 Taxi-Driver
10 Drive To Love (愛の海へ)
11 Slow Nights
12 裸足のサロメ
13 Body to Body
14 ひと夏のタペストリー
15 Baby Don't You Cry Anymore
16 モノクローム
17 MORE EXPRESSION
18 悲しきボードビリアン
参加ミュージシャン
織田哲郎 - ギター、キーボード
北島健二(FENCE OF DEFENSE) - ギター
増崎孝司(DIMENSION) - ギター
吉川忠英 - アコースティックギター
明石昌夫 - ベース、シンセサイザー
大堀薫 - ベース、シンセサイザー
西村麻聡(FENCE OF DEFENSE) - ベース
神保彰 - ドラム
渡嘉敷祐一 - ドラム
小野塚晃(DIMENSION) - キーボード
笹路正徳 - キーボード
向谷実 - キーボード
清水靖晃 - サックス
古川真一 - コーラス
全曲おススメですが、特に、CBSソニー時代の「Sunny Side Memories」からの01、02、同じくCBSソニー時代の「Stay In My Eyes」からの05(原曲:渚のオールスターズ)、ワーナー時代の「Imitation Lonely」からの08、後はやはりワーナー時代の「More Relax」からの10、11、ワーナー時代の「浮遊空間」からの15、ワーナー時代の「色彩感覚」からの06、ワーナー時代の「神経衰弱」からの18といったところでしょうか。
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2021-05-22
King Size / Gre@test & L@test (1999)

このKing Sizeですが、1989年にカセットテープで「It's A Dirty Job」でアルバム・デビューした後、1992年の「No Message」を。1993年に4曲入りミニ・アルバム「Timeless」を、そして本作、さらに2000年に「Around And Around」というフル・アルバムを発表しております。
このベストには、1989年から1999年までの音源が収められております。
中身はというとメロディアス・ハードで、それも欧州的な湿り気を持った音じゃなくどちらかというとアメリカン・テイストといった感じがします。
ジャケットの中を見ると、Ritchie Blackmore, Steve Lukather, Yngwie Malmsteen, Sammy Hager, Andy Timmonsなどのアーティストとメンバーが一緒に写った記念写真(?)がいっぱいあります。
King Size / Gre@test & L@test
01 Show Me The Way 03:22
02 Dreams 03:26
03 A Night Without You 05:08
04 Good Friends 04:03
05 Don't Say Goodbye 04:11
06 Catherine 02:59
07 Face To Face 04:33
08 Game Over 04:03
09 There's No More Time 05:10
10 Should I Say 04:57
11 Body & Bass 01:29
12 The Dragon And The Queen 04:46
13 Set Me Free 03:10
14 Livin' In A Box 03:32
15 Kingsizeboyz Makebignoyze 08:07
Producer: Reihard Brunner
曲の出来としては、結構バラツキもありますが、メロディアスな曲が多く、結構楽しめたりします。
02の"Dreams"や08の"Game Over"は、産業ロックといった感じの曲です。
03の"A Night Without You"は結構ハードな曲で、ブギー調のギターがカッコいいです。
04の"Good Friends"や07の"Face To Face"は、もろアメリカン・ハードロックといった感じのノリの良い曲です。
05の"Don't Say Goodbye"は、出だしのアコギがカッコいいバラードで、お薦めの曲です。
15の"Kingsizeboyz Makebignoyze"は、ライヴ・レコーディングですが、録音状態がブートに毛の生えたような音で、このアルバムの他の曲と違って、タイトルとおりノイジーなサウンドとなっております。
このKing Sizeですが、当初からのメンバーでギタリストのTom Prollがサウンドの要となっているようで、ギター・オリエンティドなアルバムの作りとなっています。
また、表ジャケットに劣らず裏ジャケットも女性のヒップが映し出されていて、結構いいかも。
2021-05-21
Great White / Psycho City +4 (Ltd. Ed. France) (1992)

GREAT WHITEは、ブルースを基調としたアメリカン・ハードロックで、とても好きなバンドの一つです。
彼らはかなりの枚数のアルバムを出しているけど、私の一押しは、このアルバムです。また、このアルバムは、フランスの再発専門のレーベルのAXE KILLERから出されたもので、1992年に出されたオリジナル・アルバムに"Somebody To Love", "Who's Driving Your Plane?", "Livin' On Rock'n Roll", "Wasted Rock Ranger"の4曲をボーナストラックとして追加され、全世界で5,000枚の限定プレスのアルバムです。
内容はと云うと、全ての曲がブルージーだけど、メロディアスで捨て曲が1曲も無いのがスゴイ。
Great White / Psycho City +4 (Ltd. Ed. France)
01 Psycho City 06:10
02 Step On You 05:51
03 Old Rose Motel 07:24
04 Maybe Someday 07:24
05 Big Goodbye 05:59
06 Doctor Me 06:15
07 I Want You 03:44
08 Never Trust A Pretty Face 05:28
09 Love Is A Lie 08:13
10 Get On Home 05:26
11 Somebody To Love 04:17
12 Who's Driving Your Plane? 04:08
13 Livin' On Rock'N Roll 02:55
14 Wasted Rock Ranger 03:05
Jack Russell : Vocals
Audie Desbrow : Drums
Michael Lardie : Guitars, Keyboards
Mark Kendall : Guitars
Tony Montana : Bass
Producer: Alan Niven & Michael Lardie
09の"Love Is A Lie"は8分強の非常にメロディアスなパワー・バラードで、私としては、GREAT WHITEの曲の中で1番好きな曲です。イントロのピアノとギターの絡みからm抑え気味に入るJack Russellのヴォーカル、曲もだんだんと盛り上がり、中間部でのピアノ・ソロ、ギター・ソロ、これはもうたまりませんわ。ハード・ロック界のバラード・ナンバーでも10指に入る名曲です。もうこの1曲が入っているだけで、アルバムとして充分、そんな感じがします。
他の曲も捨て曲が無く、出来も素晴らしけど、例えばロックンロールした01の"Psycho City", ブルース・フィーリング溢れるメロディアスな03の"Old Rose Motel"、メロディアスさでは、"Love is A Lie"に引けをとらない04の"Maybe Someday"なんかはとても良く出来てると思う。
ボーナストラックの11"Somebody To Love"は、JEFFERSON AIRPLANEの大ヒット曲のカヴァーで、オリジナルに負けないぐらいいかしたナンバーとなっています。
12の"Who's Driving Your Plane?"は、ストーンズのカヴァーです。
とにかく、"Love Is A Lie"は永遠のバラードです。
2021-05-20
Various Artists / Tribute To Boston (2002)

このアルバムは、英国レーベルEscape Musicに所属するバンド、アーティストによるBOSTONのトリビュート・アルバムで2002年に発表されたものです。
当時、このアルバムを聴く前は、Escape Music所属アーティストということで、それぞれのバンド、アーティストのオリジナル・アルバムも結構良く出来ていたということもあり、胸を膨らませておりましたが、いざ。プレーヤーから流れれてきたナンバーを聴いて、すこしばかりがっかりしたことを思い出します。
もちろん、良く出来ているナンバーもありましたが、何、このアレンジは?と思うナンバーもありました。
Various Artists / Tribute To Boston
01 More Than A Feeling (Peter Sundell, Ronnie Le Tekro) 05:34
02 It's Easy (Terry Brock) 04:31
03 Peace Of Mind (Peter Sundell, Vinnie Burns) 05:01
04 Amanda (Steve Overland, Dave Chapman) 04:17
05 Something About You (Tony O'Hora) 03:43
06 Cool The Engines (Chris Ousey, Tommy Denander) 04:23
07 Don't Look Back (Sean Harris, Peter Sundell, Tommy Denander) 06:09
08 Can'tcha Say (Timmy Lewis) 05:01
09 Hitch A Ride (Sean Harris) 04:09
10 Rock And Roll Band (Terry Brock, Vinnie Burns) 03:17
11 Smokin' (Tony O'Hora) 04:41
12 A Man I'll Never Be (Chris Ousey) 06:09
13 Long Time (Steve Overland) 06:10
Steve Morris : All Guitars
Frank Baker : Drums
Tim Hewitt : Bass
Don Airey : Keyboatds
Producer: Steve Morris
総合プロデュースは、HeartlandのギタリストSteve Morris。
原曲が素晴らしいので、どの曲もまあまあの出来となっています。2曲目の"It's Easy"、4曲目の"Amanda"。7曲目の"Don't Look Back"、8曲目の"Can'tcha Say"などで、特に"Don't Look Back"、"Can'tcha Say"あたりが結構良く出来ています。Tommy Denanderのギター・ソロがカッコ良いですね。
一番がっかりしたのが、私の大好きな"A Man I'll Never Be"ですね。この曲でこのヴォーカルはひどい。Chris Ouseyは、Hertlandでは、そこそこ歌っているのですが、Bostonのこの曲には、全く合ってません。この曲を歌いこなせるのは、やっぱりというか、当然ですが、Brad Delpをおいて、ほかにはいません。
まあ、このことは全曲についていえますが、トリビュート・アルバムですから仕方ありませんが。
BostonにおけるBrad Delpの存在は、偉大だということの証明ですね。
2021-05-19
Pablo Cruise / World's Away (1978)

Pablo Cruiseが最も乗っていた時期に発表された彼らの4th。
なお、このアルバムからベーシストがBud CockrellからBruce Dayへとメンバー・チェンジしている。プロデュースは前作に引き続き、Bill Schneeが担当しており、Pablo Cruiseとの相性もバッチリといったところです。
このアルバムからは、2曲目の"Love Will Find A Way"(全米6位)、5曲目の"Don't Want To Live Without It"(全米21位)、ラスト・ナンバーの"I Got Rio"(全米46位)と3曲のシングル・ヒットが生まれている。アルバムも全米6位と彼らの最大ヒットとなったアルバムです。
Pablo Cruise / World's Away
01 Worlds Away 03:48
02 Love Will Find A Way 04:15
03 Family Man 05:03
04 Runnin' 06:31
05 Don't Want To Live Without It 04:39
06 You're Out To Lose 03:31
07 Always Be Together 05:04
08 Sailing To Paradise 03:52
09 I Go To Rio 04:00
David Jenkins : Vocals, Guitars
Cory Lerios : Keyboards
Bruce Day : Vocals, Bass
Stephen Price : Drums, Percussion
Studio: Sunset Sound Studios
Producer: Bill Schnee
01のタイトル・ナンバー"Worlds Away"はヒットこそしなかったけど、これもまたPablo Cruiseを代表するナンバーのひとつです。 02の"Love Will Find A Way"(邦題は、「恋の水平線」)は、メロディとコーラスが魅力の最高にいかしたナンバーで、Davidのヴォーカルもとてもソウルフルです。お薦めの1曲です。 03の"Family Man"はとてもカッコ良いロック・ナンバーです。Davidのギターも幾分ハードです。 04の"Runnin'"では、Coryの相変わらずの美しいピアノとDavidの結構ハードなギターが絡む前奏と中間部のDavidのギター・ソロ及び後半のCoryのピアノ・ソロがいかしたご機嫌なナンバーです。いわゆるPablo Cruiseサウンドで、ヴォーカル入りですが、前3枚のインスト・ナンバーに通ずる曲で、これもお薦めです。 05の"Don't Want To Live Without It"(邦題は「愛の確信」)は、とてもファンキーなナンバーで、ヒットしたのも頷ける曲です。とてもご機嫌なナンバーです。 06の"You're Out To Lose"では、共作者にMichael McDonaldの名前があります。この曲もかなりファンキーなナンバーです。 07の"Always Be Together"もCoryの美しいピアノが聴けるバラード・ナンバーでとてもメロディアスな曲です。 08の"Sailing To Paradise"はカリプソ風のナンバーで、曲の感じがとてもゆったりしております。バックのギターの音がとても心地よく響きます。 ラストのの"I Go To Rio"は、Peter Allenのペンによる曲で、この曲もPablo Cruiseの代表曲の一つです。ここでは、華麗で流れるようなCoryのピアノとDavidのギター・ソロがいかしてます。
私のお店に在庫がございます。
国内盤・帯付・中古、紙ジャケ仕様で、価格は、3,200円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2021-05-18
Pablo Cruise / Pablo Cruise (1975)

PABLO CRUISEは、1970年代に活躍したアメリカのロック・グループで、サーファーから大きな支持を受けたバンドでした。
彼らのサウンドを表現すると、Funk, Soul, Jazz, Hard Rock が微妙にブレンドされたそんな感じがします。
David Jenkinsのソウルフルなヴォーカル、Cory LeriosのFusionタッチのキーボード・プレイ、全体に漲るHard Rock的サウンドで70年代で、最高に輝いていたバンドだったと思います。
この1stアルバムは、それほど話題にはなりませんでしたが、"Ocean Breeze"などを聴くと、その後のPablo Cruiseサウンドを予感させるアルバムだったと思います。
Pablo Cruise / Pablo Cruise
01 Island Woman 05:02
02 Denny 03:01
03 Sleeping Dogs 03:52
04 What Does It Take 04:51
05 Rock N' Roller 05:21
06 Not Tonight 03:01
07 In My Own Quiet Way 04:15
08 Ocean Breeze 12:24
David Jenkins : Vocals, Guitars
Cory Lerios : Keyboards
Bud Cockrell : Vocals, Bass
Stephen Price : Drums, Percussion
Studio: Sunset Sound Studios
Producer: Michael Jackson
01の"Island Woman"はシングル・カットされましたが、大ヒット至りませんでした。 しかしながら、彼らの代表曲のうちの1曲です。 ここでの、リード・ヴォーカルは、Davidですが、ブルー・アイド・ソウル的な歌唱がたまりません。かなりメロディアスでお薦めの1曲です。
02の"Denny"は、曲の始まりのCoryのピアノとそれに絡むDavidのギターがたまらないですね。この曲でもDavidのヴォーカルがいかしてます。 03の"Sleeping Dogs"は、Budのペンによる曲で、リード・ヴォーカルもBudが担当しております。かなりメロディアスなナンバーで、Davidとは、また違う味わいのある声を聴かせてくれております。 04の"What Does It Take"は、曲全体をとおして、Coryのピアノが美しい曲で、これに絡むようなDavidのギターと、これぞまさにPablo Cruiseサウンドといったナンバーです。 05の"Rock'N'Roller"は、再びBudのヴォーカルで、タイトルから連想できないスロウなナンバーですが、ロック・スピリットを感じる曲となっております。
06の"Not Tonight"もBudの伸びのあるヴォーカルが聴けるミディアム・テンポのナンバーです。 07の"In My Own Quiet Way"は、アコースティック・ギターで始まるバラード・ナンバーでとてもメロディアスです。抑え気味のDavidのヴォーカルも最高です。この曲もお薦めです。 ラスト・ナンバーの08"Ocean Breeze"も彼らを代表する1曲で、Coryのピアノ・ソロを大々的にフィーチャーしたかなり長めのフュージョン・タッチのナンバーです。しかし、Coryのピアノは本当に美しいです。前半は、Coryのピアノ・ソロからDavidのこちらも音色が魅力的なギター・ソロへ、、中盤から曲が転調して、Davidの迫力あるギター・ソロへと移り、後半からは、Davidのソウルフルなヴォーカル最高で、これぞPablo Cruiseといった曲となっています。なお、この曲でのDavidのヴォーカルは、あのCory Wells (ex Three Dog Night)を連想させる、本当にソウルフルな歌い方となっております。
私のお店に在庫がございます。
国内盤・帯付・中古、紙ジャケ仕様で、価格は、3,600円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2021-05-17
Steve Lukather / I Found The Sun Again (2021)

ご覧のとおり、お互いの連作/姉妹盤的な立ち位置となっており、アートワークはイメージを共通にし、新生TOTO牽引役を二人が強くアピールする<TOTOスピンオフ盤>的作品となっております。
さすがギタリストのアルバムということで、ハードポップ・ナンバーやブルース・フィーリング溢れたナンバーがあったりフュージョン・タッチのナンバーがあったりします。
また、渋いカヴァー曲が3曲収録されておりますし、ギター・インスト・ナンバーも1曲収録されております。
Steve Lukather / I Found The Sun Again
01 Along For The Ride 4:56
Backing Vocals [Background Vocals] – Joseph Williams
Bass – Jorgen Carlsson
Drums – Gregg Bissonette
Guitar, Lead Vocals [Lead Vocal] – Steve Lukather
Organ – David Paich
Synth [Syths], Keyboards [Keys] – Jeff Babko
Written-By – Jeff Babko, Stan Lynch, Steve Lukather
02 Serpent Soul 4:55
Backing Vocals [Background Vocals] – Joseph Williams
Bass – Jorgen Carlsson
Drums – Gregg Bissonette
Electric Piano [Wurli Rhodes] – Jeff Babko
Guitar, Lead Vocals [Lead Vocal] – Steve Lukather
Piano – David Paich
Written-By – Jeff Babko, Joseph Williams, Stan Lynch, Steve Lukather
03 The Low Spark Of High Heeled Boys 10:36
Bass – Jorgen Carlsson
Drums, Tambourine – Gregg Bissonette
Guitar, Lead Vocals – Steve Lukather
Organ – David Paich
Piano, Electric Piano [Rhodes], Effects [Efx] – Jeff Babko
Written-By – Jim Capaldi, Steve Winwood
04 Journey Through 5:55
Bass – Jorgen Carlsson
Drums – Gregg Bissonette
Electric Piano [Rhodes Piano] – Jeff Babko
Guitar – Steve Lukather
Organ – David Paich
Written-By – Jeff Babko
05 Welcome To The Club 5:57
Bass – John Pierce
Drums, Tambourine – Gregg Bissonette
Guitar [All Guitars], Lead Vocals [Lead Vocal] – Steve Lukather
Organ, Synth [Synths] – Jeff Babko
Piano – David Paich
Written-By – Joe Walsh
06 I Found The Sun Again 6:18
Backing Vocals [Background Vocals] – Joseph Williams
Bass – Jorgen Carlsson
Drums – Gregg Bissonette
Guitar [All Guitars], Lead Vocals [Lead Vocal] – Steve Lukather
Organ – David Paich
Synth [Synths], Electric Piano [Rhodes], Effects [Efx] – Jeff Babko
Written-By – Jeff Babko, Joseph Williams, Steve Lukather
07 Run To Me 3:19
Bass – John Pierce
Drums, Tambourine – Ringo Starr
Guitar [Guitars], Lead Vocals [Lead Vocal] – Steve Lukather
Keyboards [All Keys], Backing Vocals [Background Vocals], Strings [String], Arranged By [Horn Arrangements] – Joseph Williams
Written-By – David Paich, Joseph Williams, Steve Lukather
08 Bridge Of Sighs 8:24
Bass – Jorgen Carlsson
Drums – Gregg Bissonette
Guitar, Lead Vocals [Lead Vocal] – Steve Lukather
Organ – David Paich
Synth [Synths], Effects [Efx] – Jeff Babko
Written-By – Robin Trower
Producer [Produced By] – Ken Freeman Steve Lukather
冒頭にも書きましたが、さすがギタリストのアルバムらしく、ハードポップ・ナンバーやブルース・フィーリング溢れたナンバーがあったりフュージョン・タッチのナンバーなどが収められております。
ポップなロック・ナンバーの01、メロディアスなAORナンバーの02、ブルージーなTrafficのカヴァーの03は10分を超える大曲、Steve LukatherのギターとJeff Babkoのフェンダー・ピアノの音が印象的なメロディアスな04は、フュージョン・タッチのインストのバラード・ナンバーで一押し、ポップに仕上が、Joe Walshのカヴァーの05、タイトル・ナンバーの06はミディアム・スロウのメロディアスなナンバーでこれもおススメ、David Paich, Joseph Williams, Steve Lukatherの共作による07が現在のTOTOサウンドか、Robin Trowerのカヴァーの08はスペーシーな感じのアレンジがいかしたナンバーでDavid Paichのオルガンの音とAteve Lukatherのギターが最高、と出来もそこそこです。
2021-05-16
Joseph Williams / Denizen Tenant (2021)

それぞれSteve Lukatherは8年振り、Joseph Williamsは12年振りのソロ・スタジオ・オリジナル・アルバムで、お互いの連作/姉妹盤的な立ち位置となっており、アートワークはイメージを共通にし、新生TOTO牽引役を二人が強くアピールする<TOTOスピンオフ盤>的作品となっております。
こちらJoseph Williamsのアルバムには、豪華ゲスト・ミュージシャン陣(Steve Lukather(TOTO)、David Paich(TOTO)、Simon Phillips(元TOTO)、Michael Landau、Nathan East(元TOTO)、Kay Gruskaカ他)が参加し、Peter GabrielやThe Beatlesの火ヴぁ・ナンバーを収録するなどメロディアスなAORアルバムに仕上がっております。
Joseph Williams / Denizen Tenant
01 Never Saw You Coming 5:19
Guitar [Guitars] – Mike Landau*, Oscar Bugarin
Percussion – Lenny Castro
Piano, Synth [Synths], Drums, Programmed By [Bass Prog], Vocals – Joseph Williams
Written-By – Barry Bregman, Joseph Williams
02 Liberty Man 4:29
Bass – Leland Sklar
Drums – Simon Phillips
Guitar [Guitars] – Steve Lukather
Piano, Keyboards [Keys], Vocals – Joseph Williams
Written-By – David Paich, Joseph Williams
03 Denizen Tenant 3:26
Bass, Guitar [Guitars] – Steven Overton
Drum Programming [Drums Prog.], Piano, Synth [Synths], Vocals – Joseph Williams
Vocals [Additional Vocals] – Ray Williams (36), Weston Wilson
Written-By – Joseph Williams, Steven Overton
04 Wilma Fingadoux 3:43
Cello – Tina Guo
Co-producer [Co-Produced With] – Dylan Ronan
Drums, Bass, Programmed By [Synths Prog] – Dylan Ronan
Keyboards [Additional Keys], Vocals – Joseph Williams
Percussion – Barbara Gruska
Vocals [Additional Vocals] – Hannah Ruick, Ray Williams
Written-By – Joseph Williams
05 Black Dahlia 4:34
Bass – Nathan East
Drums – Barbara Gruska
Electric Organ [Hammond B3] – David Paich
Electric Piano, Synth [All Synths] – Jay Gruska
Guitar [Guitars] – Mike Landau
Vocals – Joseph Williams
Written-By – Jay Gruska, Joseph Williams
06 Don't Give Up 5:52
Drums, Programmed By [Bass Prog], Piano, Synth [Synths], Vocals [Vocal] – Joseph Williams
Featuring [Ft] – Hannah Ruick
Guitar [Guitars] – Steve Lukather
Lead Vocals – Hannah Ruick
Percussion – Lenny Castro
Vocals [Additional Vocals] – Ray Williams
Written-By – Peter Gabriel
07 The Dream 3:42
Drums – Mark T. Williams
Guitar [Guitars] – Mike Landau, Oscar Bugarin
Percussion – Lenny Castro
Piano, Synth [Synths], Vocals – Joseph Williams
Vocals [Additional Vocals] – Ray Williams, Weston Wilson
Written-By – Joseph Williams
08 Remember Her 4:44
Drums, Programmed By [Bass Prog], Piano, Synth [Synths], Vocals – Joseph Williams
Guitar [Guitars] – Mike Landau, Oscar Bugarin, Steve Lukather
Written-By – Joseph Williams, Paul Gordon
09 No Lessons 3:48
Electric Organ [Hammond B3], Electric Piano [Fender Rhodes] – Jeff Babko
Electronic Wind Instrument [EWI Muted Trumpet] – Steve Tavaglione
Lyrics By – Denise Gruska
Music By – Jay Gruska
Piano, Bass, Drum Programming [Drum Prog.], Flute, Arranged By [String Arrangement] – Jay Gruska
Vocals – Joseph Williams
10 Mistress Winter's Jump 3:32
Bass, Guitar [Guitars] – Steven Overton
Drums, Programmed By [Additional Bass Prog.], Piano, Synth [Synths], Vocals – Joseph Williams
Percussion – Lenny Castro
Written-By – Steven Overton
11 If I Fell 2:33
Guitar [Nylon Guitar], Vocals – Steve Lukather
Keyboards [Keys], Vocals – Joseph Williams
Percussion – Lenny Castro
Vocals [Last Vocal] – Judy Boots
Written-By – John Lennon • Paul McCartney
12 World Broken 4:41
Drums, Programmed By [Bass Prog.], Piano, Synth [Synths], Vocals – Joseph Williams
Guitar [Guitars] – Steve Lukather
Percussion, Vocals [Last Vocal] – Lenny Castro
Programmed By [Additional Synth Prog] – Dylan Ronan
Vocals [Additional Vocals] – Hannah Ruick, Ray Williams
Written-By – Barry Bregman, Joseph Williams
このアルバムのおススメは、ミディアム・テンポのメロディアスな02、メロディアスなバラード・ナンバーの04の曲は良いですがアレンジがもう少しストレートでも良いかな、メロディアスでポップに仕上がった07、Jay Gruskaのペンによる09は、ジャジーな感じのピアノがいかしたナンバー、一押しはThe Beatlesのカヴァー11で、オリジナルを損なうことがないアレンジが施されており、かなり良い雰囲気、とアルバムを聴いて思ったことは全体的にアレンジが少しばかり凝りすぎかなと、もう少しシンプルでも良かったかな。
2021-05-15
John O'Banion / 里見八犬伝 Satomi Hakken-Den (1983)

このアルバムですが、当時、アナログ・ディスクとCDの両方が発売されました。当時はまだCDが出だした頃で、価格も結構高かったです。このアルバムは、LPが2,800円、CDが3,500円という価格が付いていて、私は、LPを購入しましたが、今を思えば、CDにしておけばと思ったりもしております。その後、一度もCD化されておらず、今では、中古CDは軽く5桁を超える価格で流通しております。
10年近く前でしょうか、オリジナルサウンドトラックのアルバムが廉価盤でリ・イッシューされましたが、こちらも今じゃレア化しております。
紹介するこのアルバムは、サントラのコンセプト・アルバムと銘打っておりますが、サントラから2曲収録されておりますが、John O'Banionのオリジナル・アルバムといっても良いと思います。
プロデューサーは、Joey Carbone, Richie Zitoです。
John O'Banion / 里見八犬伝 Satomi Hakken-Den
A1 Hakkenshi's Theme (White Light)
A2 Body Heat
A3 Turn Out The Light
A4 We Can't Go On
A5 She's The One
B1 Satomi Hakken-Den
B2 She Dreams Of You
B3 I Need Love
B4 Techno Pheliac
B5 We Can Dream
Produced by Joey Carbone, Richie Zito
サントラ盤にも収められていたA1は、B1とのカップリングでシングル・カットされたナンバーでメロディアスなAORナンバーに仕上がっております。軽快でポップ・フィーリング溢れたA2、A4、タイトな感じでメロディアスでポップに仕上がったAORナンバーのA3、ハイテックAOR風のメロディアスなA5、B2,アルバム一押しのメロディアスなバラードナンバーのB1、メロディアスでポップに仕上がったB3、ニュー・ウェーヴ風のハイテックAORナンバーのB4、ラストのB5はミディアム・スロウのメロディアスなバラードナンバーでこれまたおススメと、1stや2ndに比べると若干落ちますが、これはこれで、結構良くできたAORアルバムです。
2021-05-14
Jon Stevens / Jon Stevens (1982)

ということで、本日も未CD化のAORアルバムを紹介いたします。
ニュージーランド出身のシンガーJon Stevensが1982年に発表した2ndアルバムです。このアルバム、ニュージーランドのオリジナル盤はジャケット写真が違いますし、当時、国内盤も出ていて、こちらも日本仕様のジャケットに差し替えられておりました。
アルバムは、LAのStudio 55で録音され、脇を固めるミュージシャンに、Drums – John Robinson、Guitar – Paul Jackson Jr.、Steve Lukather、Percussion – Paulinho Da Costa、Piano – James Newton Howardなどで、プロデューサーがTrevor Lawrenceということで、思わず期待してしまう、そんなアルバムだと思います。
メロディアスでポップに仕上がったAORアルバムです。
Jon Stevens / Jon Stevens
A1 Lover My Love 4:18
Bass – Nathan Watts
Drums – John Robinson
Guitar – Paul Jackson Jr.
Percussion – Paulinho Da Costa
Piano – Clarence McDonald
Saxophone – Trevor Lawrence
Synthesizer – Ed Walsh
A2 Stringin' A Line 4:35
Bass – Nathan Watts
Drums – John Robinson
Guitar – Paul Jackson Jr., Tim May
Percussion – Paulinho Da Costa
Piano – Clarence McDonald
Saxophone – John Helliwell
Synthesizer – Ed Walsh
A3 (The One That You Love Is) Here To Stay 3:57
Bass – Nathan Watts
Drums – John Robinson
Guitar – Paul Jackson Jr., Tim May
Percussion – Paulinho Da Costa
Piano – William Smith
Saxophone – Trevor Lawrence
Synthesizer – Ed Walsh
A4 How Much Love 3:27
Bass – Nathan Watts
Drums – John Robinson
Guitar – Paul Jackson Jr.
Percussion – Paulinho Da Costa
Piano – Clarence McDonald
Synthesizer – Ed Walsh
A5 Make You Mine, All Mine 3:50
Acoustic Bass – Nathan Watts
Drums – John Robinson
Guitar – Paul Jackson Jr., Steve Lukather
Organ – William Smith
Piano – Clarence McDonald, James Newton Howard
B1 Running Away 3:10
Bass – Nathan Watts
Drums – John Robinson
Guitar – Paul Jackson Jr., Steve Lukather, Tim May
Piano – James Newton Howard
Synthesizer – Robert Miller
B2 Don't You Give Up 3:29
Bass – Nathan Watts
Drums – John Robinson
Guitar – Paul Jackson Jr., Tim May
Percussion – Paulinho Da Costa
Piano – Clarence McDonald
Synthesizer – Ed Walsh
B3 Every Little Bit Hurts 5:14
Bass – Nathan Watts
Drums – John Robinson
Guitar – Paul Jackson Jr.
Organ – William Smith
Piano – Clarence McDonald
B4 Come Back 3:36
Bass – Nathan Watts
Drums – John Robinson
Guitar – Paul Jackson Jr., Tim May
Percussion – Paulinho Da Costa
Piano – William Smith
Synthesizer – Ed Walsh
B5 Crimes Of Passion 4:33
Bass – Nathan Watts
Drums – John Robinson
Guitar – Paul Jackson Jr.
Percussion – Paulinho Da Costa
Piano – Clarence McDonald
Saxophone – John Helliwell
Synthesizer – Ed Walsh
Producer – Trevor Lawrence
メロディアスでポップに仕上がった01、サキソフォンが心地良いメロディアスなAORナンバーのA2,極めつけはA3で、これぞAORといった感じのメロディアスなナンバー、サウンドにキレがあるメロディアスなA4もおススメ、ファンキーなタッチでポップなA5、ギターのカッティングがいかしたB1のギター・ソロはSteve Lukatherか、ノリの良いメロディアスでポップなB2もおススメ、ミディアム・スロウのゆったりと流れるメロディアスなB3、一転してアップテンポでポップなB4、メロディアスでポップに仕上がったAORナンバーのB5と、結構良くできたアルバムです。
2021-05-13
Gary Harrison / To The Night (1982)

1982年にJoe Chemay、Paul Leimプロデュースにより発表されたGry Harrisonの「To The Night」です。
田中康夫氏の「たまらなくアーベイン」(その後「僕だけの東京ドライブ」のタイトルで文庫化)で紹介されたことでも知られるアルバムです。
当時、Unicorn Recordsから発表されたアルバムですが、同レーベルから発表されたThe Joe Chemay BandやFrankie Bleuに比べ認知度は落ちますが、幾分ハードな楽曲と、SSW的メロウ・トラックが混在する1枚で、泣きのバラード"Everything That I've Got"の出来はそこそこです。
Gary Harrison / To The Night
A1 Arms Of Saturday Night
A2 To The Night
A3 Everything That I've Got
A4 Let It Rain
A5 Forever In A Dream
B1 When Does The Sun Stop Risin'
B2 Someone I Used To Love
B3 Foolin'
B4 He's A Boy
B5 You Can't Believe Everything You Feel
Produced by Joe Chemay、Paul Leim
メロディアスでポップに仕上がったAORナンバーのA1、はおススメ、タイトル・ナンバーのA2はタイトでメロディアスなAORナンバーで途中のギター・ソロがいかしており、これもおススメ、泣きのバラードのA3、ポップに仕上がったA4、再びメロディアスなバラードナンバーのA5、軽快なタッチのウエスト・コースト系AORナンバーのB1、ピアノが印象的なメロディアスなバラードナンバーのB2、軽快なタッチのポップなB3もおススメ、この時代のまさにAORしたB4もなかなかの出来、ミディアム・スロウのメロディアスなAORナンバーのB5と、結構良く出来たAORアルバムなんですが、あまりにもマイナーなせいかyoutubeに映像がありませんでした。
2021-05-12
IMPERIALS / Stand By The Power (1982)

アメリカのCCM-ヴォーカル・グループMPERIALSが1982年に発表した「Stand By The Power」です。
彼らは活動歴が長く、1964年にJake Hess & The Imperialsとしてアルバム・デビューし、現在まで50枚弱のアルバムを発表し、最近はアルバムの発表はありませんが、現在も活動しております。
特に本作は、AORファンから人気の高いアルバムで、プロデュースはBill Schneeが担当、脇を固めるミュージシャンは、Steve Lukather、Carlos Rios、Dann Huff、Jeff Porcaro、Nathan East、James Newton Howardなど豪華絢爛な陣容で、内容も硬軟ありのAORアルバムとなっております。
IMPERIALS / Stand By The Power
A1 Stand By The Power 3:33
A2 Somebody New 3:52
A3 Part Time Servant 3:44
A4 This Heart 4:26
A5 Lord Of The Harvest 4:37
B1 Under His Reign 3:26
B2 I Never Get Enough Of Your Love 4:07
B3 How Can You Live 3:46
B4 All For The Asking 3:49
B5 Because Of Who You Are 3:31
Arranged By [Horns Arranged By] – Bob Wilson (tracks: B4)
Arranged By [Strings Arranged By], Piano, Synthesizer – James Newton Howard
Bass – Nathan East, Neil Stubenhaus
Drums – Carlos Vega, Jeff Porcaro
Guitar – Carlos Rios, Dann Huff, Hadley Hockensmith, Steve Lukather
Percussion – Lenny Castro
Producer [Produced By] – Bill Schnee
このアルバムに一押しはタイトル・ナンバーのA1で、ロマンティック・ハードネスとまではいきませんが、メロディアスでタイトなAORナンバーで、ギター・ソロはSteve Lukatherか(?)、Franke & The KnockoutsのFrankePreviteが作曲に関わったA2は、メロディアスでポップに仕上がったAORナンバー、でこれまたおススメ、メロディアスなバラードナンバーのA3も佳曲、ゆったりとした感じのメロディアスなAORナンバーのA4、さすがヴォーカル・グループらしいコーラスワークがいかしたメロディアスなAORナンバーのA5、Bruce Hibbardのペンによるキーボードやシンセサイザー主体のこの時期のAORナンバーといった感じのB1,A1の次に出来が良いメロディアスなAORナンバーのB2、KANSASのKerry LivgrenのペンによるB3は、キーボードとシンセサイザーによるプログレハード風のナンバーでこれまたおススメ、この時期のまさにAORしたナンバーのB4、ビアノの音がいかしたメロディアスなバラードナンバーのB5と、かなり良く出来たAORアルバムです。
2021-05-11
Tommy Nilsson / No Way No How (1981)

このアルバムは1981年に発表されたもので、当時は国内盤がキャニオン・レコードから愛のシルエット」という邦題で出されておりました。
内容は、メロディアスなポップロックしたAORアルバムといったところでしょうか。
1982年発表の2ndアルバムTOMMY NILSSON(邦題「シーサイド・ストーリー」)に比べると若干レベルは落ちますが、軽く平均点を超える出来だと思います。
Tommy Nilssonは1978年にHorizontというバンドでデビューした後、ソロワークしながら、Easy Actionに参加し、日本でもメロハー・ファンにも知られるようになり、現在でも活動中のミュージシャンです。
Tommy Nilsson / No Way No How
A1 No Way No How
A2 Main Man
A3 Baby Your Special
A4 Why Don't We Try Once Again
B1 In The Mean Meantimes
B2 I'm A New Man
B3 How Do I Stop This Love
B4 Wake Up With Me
Arranged By – J. Bolden
Backing Vocals – The Ellington Sisters
Bass Guitar – D. Christie
Drums – C. Gedj
Guitar, Soloist – J. Souk
Keyboards – N. Kapp
Percussion – J. Maellen
Rhythm Guitar – T. Smith
Saxophone, Flute – The Funky Brothers
Saxophone, Soloist – P. Bourgoing
Synthesizer – M. Stone
Written-By – J. Robinson, J. Bolden, S. Rothmans (tracks: A3)
Producer – Paradise Music
Executive-Producer – J. Bolden
シングルカットされたタイトル・ナンバーのA1は、メロディアスなバラード・タイプのギターのカッティングとサキソフォンがいかしたジャジーなナンバーでおススメ、一転して軽快な感じのA2は、メロディアスでポップに仕上がった作品、メロディアスでポップなAORナンバーのA3もおススメ、ポップに仕上がった若干ファンキーなA4、シングルB面のB1はしっとりとした感じのAORナンバーでおススメ、メロディアスでポップに仕上がったB2、ファンキーでポップなB3、サキソフォンがいかしたメロディアスでポップに仕上がったAORナンバーのB4と、AORアルバムとしても出来はそこそこです。
他のアルバムはCD化されておりますが、何故このアルバムだけが未CD化なんでしょうね。
2021-05-10
TWENTY TWENTY / TWENTY TWENTY (1985)

アルバムの主は、アメリカのCCM-AOR、ハードポップ・バンドTWENTY TWENTYが1985年に発表した1stアルバムです。
Time Warp RecordsからコレクターズCD-Rでは出ておりましたが、2020年に、2005年に立ち上がったアメリカのリ・イッシュー専門レーベルGirder Recordsから2ndアルバム「Altered」と合わせて、オフィシャル・リリースされました。このレーベルはCCM系のアルバムが専門で、TWENTY TWENTYのほか、JAG、Whitecross、Shout、Angelica、Idle Cure、Mastedon、Liaison、Ken Tamplinなどのアルバムをリ・イッシューしております。
サウンドは、もちろん、80年代のキーボードとギターがコラボした産業ロック、ハードポップしたもので、この手のサウンドがお好きな方は必聴のアルバムです。
TWENTY TWENTY / TWENTY TWENTY
01 You Are So True
02 Security Code
03 War Games
04 His Fame
05 Second Mile
06 Love To Go
07 He's Still There
08 Danger Zone
09 You Can Know Them All
10 World Premiere
Backing Vocals – Marty McCall
Drum Programming [Linn Drum Programming] – Gary Lunn
Drums – Greg Herrington
Drums [Simmons Drums] – Dennis Holt
Guitar – Roscoe Meek
Guitar [Additional] – Greg Jennings (tracks: 5, 8, 9 )
Keyboards – Earnie Chaney
Keyboards [Additional] – Billy Smiley (tracks: 6, 8)
Programmed By [Synclavier Programming] – Richard Head
Soloist [2nd Keyboard Solo] – Mark Gersmehl (tracks: 1)
Synthesizer [Additional] – John Slick (tracks: 1, 2, 4, 6, 7), Mark Gersmehl (tracks: 8, 9)
Synthesizer [Synthesizer Bass] – Billy Smiley (tracks: 6)
Synthesizer [Synthesizer Tracs], Programmed By [Programming] – Shane Keister (tracks: 3, 5)
Vocals, Backing Vocals – Ron Collins
Vocoder – Shane Keister (tracks: 3, 2, 3 )
Producer, Backing Vocals, Mixed By – Billy Smiley
Executive-Producer – Mary Lynn Robbins
キラキラ・キーボード、シンセサイザー、ギターがコラボしたメロディアスな産業ロック・ナンバーの01、ハイテックな感じのメロディアスなハードポップ・ナンバーの02、英ニュー・ロマンティックを感じさせるハイテックAORナンバーの03、メロディアスでポップに仕上がった産業ロック・ナンバーの04、メロディアスなバラードナンバーの05、サウンドにキレがあるハードポップ・ナンバーの06、キーボードとギターがコラボした産業ロック・ナンバーの07、途中のギター・ソロがいかしたハイテック・ナンバーの08、ミディアム・テンポのメロディアスなハイテックAORナンバーの09、メロディアスでポップな10と、ハイテックAORや産業ロック・ファンにオススメのアルバムです。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で、価格は、3,000円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2021-05-09
Gregg Clemons / Gregg Clemons (1980)

アメリカ人シンガーGregg Clemonsが1980年に発表した唯一作です。
ジャケット写真のとおりAORアルバムです。
この時期、昨日のPeter McIanのようにアルバムを1枚のみ発表して消え去ったシンガーがそれこそ何人もおります。こういったAORシンガーが雨後の竹の子のようにデビューしては消え、といった時代でした。私は、AORに嵌っておりましたので、アルバム・ジャケットを見ては、次から次へとアルバムを購入しておりました。
こういった一発屋のアルバムでも中には良く出来たアルバムも結構ありました。
このGregg Clemonsのアルバムもその内の1枚です。
プロデュースはPete Solleyで、英国人のミュージシャン、プロデューサーで、Ted Nugent, Oingo Boingo, Motörhead, The Romantics, Jo Jo Zep, Peter Frampton, The Sports, Wreckless Ericなど多数のアルバムのプロデュースをしております。
Gregg Clemons / Gregg Clemons
A1 Night Birds 3:22
A2 I Feel You Near 4:00
A3 747 2:59
A4 Maybe I'm In Love 2:39
A5 Without Love 3:26
B1 Get Up 4:03
B2 Love Speaks Clearer 2:57
B3 What You Need 3:33
B4 Don't Turn Around 2:39
B5 It Happened In My Life 5:19
Alto Saxophone – Vito Wiegratz
Backing Vocals – Cherryl Fonfara, Josie Falbo, Marilyn Grimes
Bass – Jeff Masino
Drums – Greg Wilson
Guitar [Lead] – John Masino
Keyboards, Vocals – Jeff Oakley
Lead Vocals – Gregg Clemons
Percussion – Michael Lorenz
Tenor Saxophone – John Casella
Written-By – Gregg Clemons
Producer – Pete Solley
内容はというと、ポップ・ロックしたAORで、途中のサキソフォンがいかしたメロディアスでポップに仕上がったA1はオススメ。出だしのサキソフォンがいかしたA2はメロディアスなAORナンバーでこれまたおススメ、エレクトリックギターのトーンがいかした若干ハードなポップロック・ナンバーのA3、甘いメロディがいかしたメロディアスでポップに仕上がった60年代を感じさせるA4はアルバムの一押し、サウンドに厚みがA5の仕上がりもとてもポップ、サウンドにキレがあるB1もメロディアスなパワーポップ風のナンバー、ヒットポテンシャルが高いシングルカット向きのメロディアスでポップなB2、ロックンロール・7タイプのポップなB3、メロディアスでポップなB4、ラストのB5もメロディアスでポップロックしたナンバーで、エレクトリックギターも結構フィーチャーされており、私はこのアルバムを気にっております。
ソングライターとしての資質も高く、このアルバム1枚のみで消えてしまったのは、とても残念です。
まぁ、とてもマイナーなアルバムですので、CD化は無理かと思いますが。
2021-05-08
Peter McIan / Playing Near The Edge (1980)

アメリカ人シンガー、コンポーザー、プロデューサーのPeter McIanが1980年に発表した唯一作「Playing Near The Edge」です。
先ずジャケットの雰囲気がAORですよね。で、中身ももちろんAORですが、どちらかというとロマンティック・ハードネスとまではいきませんが、エレクトリックギターをフィーチャーしたAORです。と言うこともあってか、Steve Lukather,、Les DudekやEarl Slickが参加しております。
このアルバムからは、"Solitaire"ほか3曲がシングル・カットされました。
また、このPeter McIanですが、Men At Workの大ヒット・ナンバー"Down Under"を収録した1stアルバム「Business As Usual」をプロデュースし、一躍プロデューサーとして名を馳せることとなります。また、Mr. Misterの1stアルバム「I wear The Face」も彼のプロデュースです。
Peter McIan / Playing Near The Edge
A1 Playin' Near The Edge 4:41
A2 Light In Your Eyes 3:56
A3 With Every Beat Of My Heart 3:25
A4 It's Only Love 5:12
B1 Solitaire 4:23
B2 True Beliver 3:19
B3 Runnin' 3:21
B4 Listen To Your Heart 3:44
B5 Clear Sailin' 3:45
Backing Vocals – Chuck Ray (tracks: B:2), Emmitt Siniard (tracks: B:2), Erik Scott (tracks: B:2 .B: 3.B:4), Franne Golde (tracks: A:4. B:1), John Townsend (tracks: A:1.B:3.B: 4), Max Gronenthal (tracks: A:1.B:3.B: 4), Paulette Brown (tracks: A:4. B:1), Peter McIan (tracks: B:4), Steve Diamond (4) (tracks: B:2), Venetta Fields (tracks: A:4. B:1)
Bass – Erik Scott (tracks: A:1.A: 2.A:3. B:1.B:3.B:4.B:5)
Bass, Tambourine – Erik Scott (tracks: B:2)
Cello – Julianna Buffum, Linda Sanfilippo
Concertmaster, Violin – Sid Page
Drums – Craig Krampf (tracks: A:4. B:1.B:3.B:4), Rick Shlosser (tracks: A:1.A :2.A: 3)
Guitar – Billy Steele (2) (tracks: A:1.A:2.A:3.B:1.B:3.B:4), Earl Slick (tracks: A:4), Les Dudek (tracks: B:1), Steve Lukather (tracks: B:2)
Keyboards, Lead Vocals – Peter McIan
Lead Guitar, Rhythm Guitar – Billy Steele (2) (tracks: B:2)
Lyricon, Programmed By – David Luell (tracks: A:1. B:1)
Piano – James Newton Howard (tracks: A:1)
Saxophone – Phil Kenzie (tracks: A:1)
Strings, Arranged By – Roy Phillippe (tracks: B:5)
Synthesizer – Scott Wilk (tracks: A:4)
Synthesizer, Programmed By – Duane Hitchings (tracks: A:1)
Viola – Barbara Thomason
Violin – Carol Shive, Dan Neufeld, Gareth Nuttycombe, Jay Rosen, Kathy Lustgarten, Peggy Wooten, Peter Kent (2), Polly Sweeney, Reggie Hill, Shari Zippert, Thomas Buffum
Lyrics By, Music By, Producer – Peter McIan
スペーシーな感じで始まるA1はポップなAORといった感じがなかなか、シングル・カットされたA2はシンセサイザーがいかしたロマンティック・ハードネス・タイプのAORナンバー、もう1曲シングル・カットされたA3はピアノが印象的なメロディアスなAORナンバー、エレクトリックギターをふんだんにフィーチャーしたA4もなかなか、シングル・カットされたB1はキレがあるポップなナンバーでおススメ、キーボードとギターがコラボしたメロディアスなポップなAORナンバーのB2、Steve Lukatherが参加したB3もギターの音がいかしたナンバー、メロディアスでポップに仕上がったB4、ラストのB5はメロディアスなバラードナンバー、となっております。
2021-05-07
TREAT / DREAMHUNTER (1987)

このアルバム、日本で、【入手困難盤復活!! HR/HM 1000】待望の第2弾として2020年12月9日に全34タイトルの内の1枚として発表されました。同時に、1stの「Scratch And Bite」と2ndの「The Pleasure Principle」そして4thの「Organized Crime」がリ・イッシューされました。どのアルバムもレア化しておりましたので、TREATファン、メロハー・ファンにとっては喜ばしい出来事だったと思います。
で、第1弾はどうかというと、『入手困難盤復活!! HR/HM 1000キャンペーン』裏名盤65タイトルが2018年3月14日にリ・イッシューされました。ただ、65タイトルですが、殆どは中古で普通に買えるもので、食指が動いたのが、ポイント・ブランク/エアプレイやワールド・トレイド/ワールド・トレイドなど数枚でしたが。
ソニーのAOR City 1000シリーズとか今回の入手困難盤復活!! HR/HM 1000シリーズなど税込,100円という価格で、CDが購入できることって最高ですよね。
一時代を築いた産業ロックも産業ロック1000シリーズとかでないんでしょうかね。
TREAT / DREAMHUNTER
01. Sole Survivor
02. You're the One I Want
03. Take Me on Your Wings
04. Best of Me
05. Dancing on the Edge
06. Outlaw
07. World of Promises
08. One Way to Glory
09. Save Yourself
10. The Winner
Robert Ernlund vocals
Anders Wikstrom guitars, keyboards
Jamie Borger drums, percussions
Lillen Liljegren guitars
Ken Siewertson bass
透明感のメロディアス・ハードロックは、まさに北欧メタルで、メロディアスでキャッチーなアルバム。
中でも01はそんな感じのナンバー、メロディアスでポップに仕上がった03、メロディアスなバラードナンバーの04、キレのある05、音に厚みのある07、ドライヴ感のある10などがおススメです。
2021-05-06
JIM PETERIK AND WORLD STAGE / WINDS OF CHANGE (2019)

JIM PETERIK AND WORLD STAGEは、2000年に「Jim Peterik And World Stage」、2002年に「Rock America」そして本作と3枚のアルバムを発表しております。
前2作では、結構有名なヴォーカリストやプレイヤーが参加していたWorld Stageですが、本作でバックを務める面々はPride Of Lionsのメンバーですが、メイン・ヴォーカルは有名どころのシンガーが務めております。
Mike Reno、Dennis DeYoung、Kevin Chalfant、Kevin Cronin、Danny Vaughn、Kelly Keagy、Jason Scheff、Gunnar Nelson、Jimi Jamison、Jim Peterikと豪華絢爛ですし、Robert Sällがギターで参加しております。
JIM PETERIK AND WORLD STAGE / WINDS OF CHANGE
01 Winds Of Change
Bass – Klem Hayes
Drums – Ed Breckenfeld
Songwriter, Keyboards, Guitar, Lead Vocals – Jim Peterik
Songwriter, Lead Guitar, 12-String Acoustic Guitar – Danny Chauncey
Songwriter, Lead Vocals, Guitar – Don Barnes
02 Without A Bullet Being Fired
Bass – Bill Syniar
Drums – Dave Kelly
Guitar – Mike Aquino
Songwriter, Lead Vocals – Mike Reno
Songwriter, Lead Vocals, Piano, Synth – Jim Peterik
03 Proof Of Heaven
Backing Vocals – Kevin Chalfant
Bass – Klem Hayes
Drums – Ed Breckenfeld
Songwriter, Backing Vocals, Guitar – Jim Peterik
Songwriter, Keyboards, Lead Vocals, Backing Vocals – Dennis DeYoung
04 Sometimes You Just Want More
Bass – Bill Syniar
Drums – Dave Kelly
Songwriter, Lead Vocals, Backing Vocals – Kevin Chalfant
Songwriter, Lead Vocals, Keyboards – Jim Peterik
05 Home Fires
Bass – Bill Syniar
Drums – Colin Peterik
Guitar – Mike Aquino
Lead Vocals – Toby Hitchcock
Songwriter, Lead Vocals, Keyboards – Jim Peterik
06 Just For You
Drums – Ed Breckenfeld
Keyboards – Ed Tossing
Songwriter, Backing Vocals, Guitar, Keyboards – Jim Peterik
Songwriter, Lead Vocals – Kevin Cronin
07 The Hand I Was Dealt
Bass – Bob Lizik
Drums – Dave Kelly
Guitar – Mike Aquino
Songwriter, Lead Vocals – Danny Vaughn
Songwriter, Lead Vocals, Guitar, Keyboards – Jim Peterik
08 Where Eagles Dare
Drum Programming – Larry Millas
Drums – Colin Peterik
Lead Guitar – Robert Säll
Lead Vocals – Lars Säfsund
Songwriter, Lead Vocals, Acoustic Guitar, Keyboards – Jim Peterik
09 I Will What I Want
Lead Guitar – Keri Kelli
Organ – Eric Levy
Songwriter, Lead Vocals, Bass, Guitar, Backing Vocals – Jim Peterik
Songwriter, Lead Vocals, Drums, Backing Vocals – Kelly Keagy
10 You're Always There
Bass – Bob Lizik
Drums – Dave Kelly
Guitar – Mike Aquino
Songwriter, Lead Vocals – Jason Scheff
Songwriter, Piano – Jim Peterik
11 Avalanche
Drums – Ed Breckenfeld
Songwriter, Vocals – Jim Peterik
Songwriter, Vocals, Bass – Matthew Nelson
Songwriter, Vocals, Lead Guitar, Rhythm Guitar – Gunnar Nelson
12 Love You All Over The World
Bass – Bill Syniar
Drums – Colin Peterik
Guitar – Mike Aquino
Lead Vocals – Jimi Jamison
Organ – Jeff Lantz
Songwriter – Lisa Carver
Songwriter, Guitar, Keyboards, Strings – Jim Peterik
13 You're Always There (Acoustic Version)
Producer, Mixed By – Jim Peterik
メロディアスでポップな産業ロック・ナンバーの01、ヒットポテンシャルが高いメロディアスでポップな02はおススメ、さすがDennis DeYoungのペンによる03はメロディアスなAORナンバーでこれもおススメ、ゆったりと流れるメロディアスな04もご機嫌なナンバー、ピアノが印象的なドラマティックでメロディアスなナンバーの05、メロディアスなバラードナンバーの06、これまたドラマティックでメロディアスな07、メロディアスでポップに仕上がった08、サウンドにキレがある09、 Jason Scheffのヴォーカルがしっくりくるメロディアスなパワー・バラードの10もおススメ、Nelson兄弟によるパワーポップした11、哀愁のハードポップといった感じの12、と捨て曲が無い強力な1枚です。
私のお店に在庫がございます。
国内盤・帯付・中古で、価格は、2,000円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2021-05-05
SNEAKER / SNEAKER (1981)

このSNEAKER当時のAOR全盛期に発表されたアルバムで、日本でも人気の高いバンドでした。
1982年に2ndアルバム「Loose In The World」を発表した後解散となったようですが、全盛期に来日した時の音源が2003年に「Live - Footprints In Japan」として、また、初期音源を集めたアルバムとして、2001年に「Early On」として日本のみで発表されました。
その後、2011年にデジタルダウンロードのみで「The Unreleased Demos」が発表されているようです。
この1stは、Steely Danに影響されつつウエスト・コースト系AORで,Jeff Bazterのプロデュースを担当しております。
SNEAKER / SNEAKER
1 Don't Let Me In 3:45
2 More Than Just The Two Of Us 4:20
3 One By One 2:45
4 Jaymes 3:42
5 In Time 4:40
6 Get Up, Get Out 3:33
7 Looking For Someone Like You 4:08
8 Millionaire 4:20
9 No More Lonely Days 5:05
Bass, Backing Vocals – Michael Cottage
Drums, Backing Vocals – Mike Hughes
Guitar – Tim Torrance
Guitar, Vocals – Mitch Crane
Keyboards, Synthesizer, Vibraphone – Jim King
Vocals, Keyboards – Michael Carey Schneider
Producer – Jeffrey Baxter
まさにSteely Danした01、美しいピアノが印象的なメロディアスなバラード・ナンバーの02はかなりのおススメ、曲にメリハリがあろポップな03、ディスコ・タッチのAORナンバーの04、再びSteely Dan風のウエスト・コースト系AORナンバーの05、メロディアスでポップに仕上がった06、再びピアノが印象的なメロディアスなバラード・ナンバーの07、ウエスト・コースト系AORナンバーの08、ゆったりと流れるミディアム・スロウのAORナンバーの09と、とても良く出来たAORアルバムです。
私のお店に在庫がございます。
国内盤・帯付・中古(ポリドールレコード国内盤1stプレス)で、価格は、2,800円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2021-05-04
FLYER / Send A Little Love (1979)

このバンド、アメリカのバンドで、出身はニューヨーク州のバッファローということで、ソングライターのBill TorricoとLou Reraの2人が中心となって結成されました。
サウンドはというと、ウエスト・コースト系AORのアルバムで、ジャケット・デザインもセンスが良いですよね。
そしてこのアルバムには、JEFFREY PORCARO - DRUMS & PERCUSSION、DAVID PAICH - ACOUSTIC PIANOのTOTO一派とBURTON CUMMINGS - CLAVINETTE & TACK PIANOやMIKE BAIRD - DRUMS & PERCUSSION、LOUIE SHELTON - ACOUSTIC & ELECTRIC GUITARSなどといった当時のAORアルバムに欠かせないミュージシャンが参加しております。
FLYER / Send A Little Love
A1 Send A Little Love My Way 2:51
A2 Natalie 2:54
A3 Turn Out The Lights 3:13
A4 Just Can't Take It 3:07
A5 Just One More Time 3:38
B1 The Only Game In Town 3:17
B2 Say Your Love Me 3:05
B3 Good Love 3:50
B4 Lettin' You Go 2:50
B5 Let It Happen To You 3:46
Acoustic Guitar, Electric Guitar – Louis Shelton, Thom Dussault
Arranged By, Conductor, Acoustic Guitar, Electric Guitar – Ira Newborn
Bass – Andy Muson, Ian Gardiner
Cello – Frederick Seykora
Clarinet, Alto Saxophone, Trumpet – Jay Migliori
Clavinet, Piano [Tack] – Burton Cummings
Drums, Percussion – Bob Weisner, Jeff Porcaro, Mike Baird, Ron Kramer
Electric Piano, Synthesizer, Harmonium – Bob Esty
Piano [Acoustic] – David Paich, Tom Hensley
Producer, Engineer, Melodeon – Larry Emerine
Programmed By [Synthesizer] – Dan Wyman
Viola – Alexander Neiman
Violin [2nd] – Assa Drori
Words By, Music By, Vocals, Backing Vocals – Bill Torrico (tracks: A1 to B5), Lou Rera (tracks: A1 to B5)
シングル・カットされたタイトル・ナンバーのA1は。爽快感たっぷりのウエスト・コースト系AORナンバー、メロディアスでポップに仕上がったA2もおススメ、コーラスワークが素敵なポップなA3、再びウエスト・コースト感満載のAORナンバーのA4、出だしのピアノが美しいメロディアスなバラードナンバーのA5、ミディアム・テンポのメロディアスなAORナンバーのB1、一転して早いテンポのポップ・ナンバーのB2、ゆったりと流れるメロディアスなB3、もう1曲シングル・カットされたB4は60年代風のポップ・ソングで結構いかしたナンバー、B5は10ccにも通じるポップ・センス溢れたナンバーです。
コーラスワークが素敵なウエスト・コースト系AORアルバムです。
とにかく早くCDで聴きたいものです。
2021-05-03
MAX BACON / THE HIGHER YOU CLIMB (1995)

Max Baconですが、1987年のMike Oldfieldの11作「Islands」で"Magic Touch"というナンバーでヴォーカルを担当し、このアルバムのプロデューサーだったGeoff Downesを知り合い、後にGTR結成のきっかけとなったとか。
GTRはいわゆるプログレッシブ・ロックにジャンルされますが、サウンドはASIAに似たプログレハードしたハードポップ、産業ロックしたものでした。
この1stソロでも、バックを務めるのはGTRの面々で、内容は、ハードポップ、AORしたものとなっております。
MAX BACON / THE HIGHER YOU CLIMB
01. The Higher You Climb 3:32
02. Boys From Diamond City 5:34
03. Walk Away 4:04
04. All Grown Up 4:56
05. When I Was Young 3:53
06. Hold Him Closer 4:20
07. Desperate Times 4:06
08. Love Comes Down 4:05
09. Hungry Warrior 4:04
10. No One Else to Blame 4:43
11. I Know What I Like 4:14
12. Roundabout 8:41
Max Bacon lead vocals
Matt Clifford keyboards
Geoff Downes keyboards
Nigel Glockner drums
Scott Gorham guitar
Steve Hackett guitar
Steve Howe guitar
Jonathan Mover drums
Phil Spalding bass
Mike Sturgis drums
John Young keyboards
サウンドはというと、ハードポップ、AORしたものです。
01はもうまさにAORしたメロディアスなナンバー、メロディアスでポップに仕上がったギター・ソロがいかしたハードポップ・ナンバーの02,ゆったりと流れるメロディアスなバラード・ナンバーの03、キーボードがいかしたプログレ風味のメロディアスでおススメの04、メロディアスでポップな05、バックのパフォーマンスがいかしたメロディアスなバラードナンバーの06、再びミディアム・スロウのメロディアスな07、ミディアム・スロウのメロディアスなAORナンバーの08、このアルバムの中でも結構ハードな感じのメロディアスな09、キーボードとギターがコラボした産業ロック風の10、11、12はライヴ音源で、YESのカヴァー12は秀逸です。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・中古で、価格は、5,000円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2021-05-02
Peter McCann / One To One (1979)

本作は、田中康夫著:『なんとなく、クリスタル』に登場するソフト&メロウなバラードが魅力のシンガー・ソング・ライター、Peter McCannのAOR名盤中の名盤で、Leah Kunkelも取り上げた「STEP RIGHT UP」、ストリングスが効果的に心に響く、切ないラヴ・ソング「ROAD TO LOVE」、そして、本アルバムのハイライトともいえる、イントロのサックスがメロウなミディアム・テンポのAOR王道マナー「ALL YOU GOT TO DO」などを収録しております。
Peter McCann / One To One
01. Just One Woman
02. Love This Time
03. What's He Got
04. Damned If I Love You
05. Don't Take It Out On Me
06. Step Right Up
07. Road To Love
08. Come By Here
09. All You Got To Do
10. That's Just The Way That I Feel
Producer – Hal Yoergler
全体的にハートウォーミングなアルバムですが、おススメは何といっても09で、雰囲気抜群、メロディ抜群のこれぞAORといったナンバーです。
そのほか、メロディアスなAORナンバーの01、ピアノが印象的なバラード・ナンバーの02、ポップに仕上がった06、切ないラヴ・ソングの07なんかがおススメです。
私のお店に在庫がございます。
国内盤・帯付・中古で、価格は、2,800円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2021-05-01
Badfinger / No Matter What - Revisiting The Hits (2021)

Todd Rundgrenをフィーチャーした"Without You"、Rick Wakemanをフィーチャーした"Come and Get It"、その他にもIan Anderson(元Jethro Tull)、Rick Springfield、Matthew Sweet、Sonny Landrethなどなど。
もちろん全曲知ったナンバーばかりですが、やはりオリジナルに優るものはありません。
今でも時々オリジナル・アルバムを聴いておりますが、Pete Hamという人は、凄いソングライターだったと思いますね。同時期に活動していたThe RaspberriesのEric Carmenとこの2人は素晴らしいです。John Lennon、Paul McCartneyの遺伝子を確実に引き継いだソングライターです。
Badfinger / No Matter What - REVISITING THE HITS
01. No Matter What Feat. Mark Stein (Vanilla Fudge)
02. Come and Get It Feat. Rick Wakeman
03. I Don't Mind Feat. Carl Giammarese (The Buckinghams)
04. Day After Day Feat. Ian Anderson (Jethro Tull), Terry Reid & Manchester String Quartet
05. Love Is Gonna Come at Last Feat. Rick Springfield
06. Baby Blue Feat. Matthew Sweet
07. Midnight Caller Feat. the Legendary Pink Dots
08. Suitcase Feat. Sonny Landreth
09. Sweet Tuesday Morning Feat. Albert Lee
10. Without You Feat. Todd Rundgren
Drums – Adam Hamilton
Guitar – Jürgen Engler
Vocals, Bass – Joey Molland
誰が歌っても良い曲は良い曲です。
「嵐の恋」という邦題がついた01、Paul McCartney作曲の02では、Rick Wakemasnがピアノを、2ndアルバム「No Dice」に収められていたポップな03、「嵐の恋」どうよう世界的にヒットした04、Tom EvansとJoey Nollandm2人のBadfingerが1979作のからの05、アメリカでシングル・カットされた「嵐の恋」「Day After Day」に負けない位良く出来た06、再び「No Dice」からのバラードナンバー07、Joey MollandのペンによるStraight Upからのナンバー08、同じくStraight Upからのアコースティック・バラードの09、Nilssonのカヴァーが大ヒットして、後にMariah CarryもカヴァーしたBadfingerの超有名なバラード・ナンバーの10と、選曲もまぁまぁといったところで、結構楽しめるアルバムです。