2022-04-30
CHRIS FARREN / IN SO MANY WORDS (2021)

Chris Farrenは、1984年にAmy Holland & Chris Farrenとして「Learn To Love Again」というシングル屋1985年には、The Kazu Matsui Project Featuring Chris Farrenとして「Desire」というシングル、自身でも1987年に「Special Woman」、日本オンリーで「Hold On To Life」といったシングルを発表しております。
ということもあり、紹介する「In So Many Words」はまさに80年代のAORスタイルで、デモ音源と言いながら、曲の完成度も高く、リマスターもされ録音状態も良く。クオリティはかなり高いです。
このアルバムには、Chris Farrenが書いたナンバーのほか、カナダ人シンガー、ソングライターのJoel Feeneyとの共作が数多く収められておりますが、Bruce Gaitsch、Joseph Williams、Randy Goodrumとの共作ナンバーなんかもも収められております。
CHRIS FARREN / IN SO MANY WORDS
Disc 01
01. In So Many Words 4:10
02. Anything For Money 4:11
03. I Remember Her Eyes 3:56
04. If Trees Could Scream 5:21
05. Lightning Strikes 4:48
06. I'll Be Waitin' 5:29
07. When We Get It Right 3:27
08. No Sign Of Life 5:41
09. All Love Is 4:19
10. Evidence Of Love 4:53
11. When I Close My Eyes 4:31
12. We Stand Alone 3:43
13. Dirty Money 4:42
14. Somewhere 5:52
Disc 02
01. What Kind Of Man 4:56
02. Someone, Somebody, Somewhere 4:34
03. Nothing We Can Do 4:28
04. Save Me 4:21
05. Everything To Me 4:37
06. All Or Nothing At All 4:40
07. Same Train 4:44
08. Off The Track 4:00
09. Learn To Love Again 3:22
10. Right Where My Heart Belongs 3:56
11. Tossing Our Hearts Into The Wind 7:10
冒頭にも書きましたが、80年代のAORスタイルでクオリティが高いと冒頭にも書きましたが、その中でも、DISC1のギターのトーンがいかした02、メロディアスでポップに仕上がった07、メロディアスなバラードの08、バックのパフォーマンスがいかした一押しの09、DISC2では、Amy HollandとのデュエットによるメロディアスなAORナンバーの03、再びギターのトーンがいかした04、軽快なタッチのAORナンバーの06、80年代AORした09、同じくキーボードプレイがいかした80年代AORした10などがおススメです。AORファンも納得のアルバムだと思います。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で、価格は、2,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
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2022-04-29
Egil Eldøen / The Best Of Me (2010)

私は、このアルバムは2010年に発表されてすぐに手に入れましたが、その時は、Egil EldøenがLAVAのヴォーカリストとは知らず、ジャケットに写るEgil EldøenがBOSTONのBrad Delpに似ているということで手に入れました。この写真を見て、皆さんもそう思われる方が多くいると思います。
でも、ホント、そっくりです。
Egil Eldøen / The Best Of Me
01 The Best Of Me 3:46
02 Peter Pan 3:06
03 Welcome Into My Heart 4:18
04 Loutro Bay 4:11
05 We'll Make It 3:10
06 Here We Go Again 5:29
07 It's Allright 3:27
08 Stay By Me 3:28
09 The Cinnamon Peeler 2:59
10 All Of Her Life 4:02
11 The Light 5:13
12 Memories 3:51
13 Carry Me Back 3:32
14 Watching Eyes 2:39
15 I'll Make It Up To You 4:07
何と言っても、このアルバムの魅力は、彼の1stから3rdまでのアルバムからセレクトされたベスト・アルバムだということでしょうか?
それこそ、最近1st、2ndはCD化されましたが、3rdアルバムに収められていたRandy Crawfordとのデュエット・ナンバー「The Best Of Me」を聴くとことが出来るというのが最大の「売り」だと思います。もちろんこのナンバーはDavid Fosterのペンによるナンバーで、Olivia Newton-Johnとのデュエットが最高にいかしたAORナンバーでしたが、このオリジナルにも負けないくらい良く出来ていてシングルカットもされました。
他のナンバーもまさにウエスト・コーストしたAORナンバーばかりです。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・中古で価格は、4,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2022-04-10
KISS THE GUN / NIGHTMARES (2017)

これがなかなかの出来で、若干ハスキーな女性の声も魅力的で、湿り気を帯びたメロディアス・ハードロックということで、メロハー・ファンにとっては納得の1枚です。
ブックレットの中を見ますと、男性4人、女性1人の構成ですが、男性陣は全て中年といった感じで、これが1stということですから、音楽活動にもかなり年季が入っていると言うことが伺えますので演奏力も高いですしm特にギタープレイは光っております。
このバンド2020年に2ndアルバムを発表しておりますが、女性ヴォーカリストに変更があったようです。
KISS THE GUN / NIGHTMARES
01 Into The Fire
02 This Is The Time
03 Nightmares
04 Writing On The Wall
05 Stand Up
06 Run Run Run
07 Tainted Heart
08 Drowning
09 Higher & Higher
10 From The Night
Nadin Zakharian vocals
Gerry Hearn Guitars
Graham Exton Guitars
Dave South Bass
Rob Taylor Drums
ミディアム・テンポのメロディアスなナンバーが多く収められておりますが、どれもが英国らしい湿り気たっぷりのメロディが印象的なものです。
01まさに損亜感じのおススメのナンバー、キーボードが印象的な02、出だしのピアノがいかしたメロディアスなバラードの03、メロディアスでポップに仕上がった04、06、Nadin Zakharianのヴォーカルがいかした05、バックのパフォーマンスがカッコ良い07、アコースティカルなバラードの08、80年代メロディック・ロックした09もおススメ、盛り上がり感じの10と、80年代メロディック・ロックのファンや女性ヴォーカリストもののメロハー・ファンでしたら、「買い」のアルバムです。
2022-04-06
Arch Enemy / Burning Bridges (1999)

で、最近その中から適当に選んだ1枚を車にセットして聴き始めたら、1曲目がBOSTONのA Man I'll Never Beでした。ブログでも何度も紹介しておりますが、このナンバーは、今までに数多くの曲を聴いておりますが、私の中では最も大好きなナンバーでこれを超える曲は聴いたことがありません。
で、車で流していると本日紹介するアルバムに収められているSilverwingが流れ始めました。このナンバーを久しぶりに聴いてとてもテンションがあがりました。
そういえば、先日、 ゴシック・メタルのDECORYAHを紹介しただけで、メロディック・デス・メタルは殆ど聴いておりませんでしたので、新鮮さ感じてしまい何度の聴き返してしまいました。
ということで、本日はArch Enemyが1999年に発表した3rdアルバムBurning Bridgesを紹介いたします。
Arch EnemyもAngela Gossowのヴォーカルが替わってからあまり聴かなくなりましたが、私としては、この3rdアルバムが彼らの最高傑作だと思っております。
MICHAEL AMOTTとCHRISTOPHER AMOTT兄弟コンビが繰り広げる憂いを帯びたメロディアスなギター・ソロの数々。
前2作と比較すると、さらにメロディにも磨きがかかり、曲の作りも著しく向上したように見受けられまする。
Arch Enemy / Burning Bridges
01 The Immortal 03:42
02 Dead Inside 04:10
03 Pilgrim 04:30
04 Silverwing 04:06
05 Demonic Science 05:21
06 Seed of Hate 04:07
07 Angelclaw 04:03
08 Burning Bridges '99 05:09
09 Scream of Anger 03:45
10 Fields of Desolation 06:01
Bass – Sharlee D'Angelo
Drums, Arranged By – Daniel Erlandsson
Lead Guitar, Arranged By – Christopher Amott
Lead Guitar, Producer, Music By, Lyrics By, Arranged By – Michael Amott
Vocals – Johan Liiva
Producer, Engineer, Keyboards – Fredrik Nordström
このアルバムは、4曲目の"SILVERWING" に凝縮されていると言っても過言ではありません。この曲のラスト1分30秒は、全てのHEAVY METALの曲を凌駕していると思います。曲が始まって2分30秒ぐらいから曲が変調してAMOTT兄弟のギター・ソロが始まりますが、その美しさはかつて聴いたことが無いほどです。まさに絶品です。
1曲目"THE IMMORTAL"から最後の曲"FIELDS OF DESOLATION '99"まで、怒濤のギターサウンドの連続で、CHRISTOPHER & MICHAEL AMOTT兄弟の流麗なギター・ソロに涙すること請け合いです。
このアルバムは、MELODIC DEATH METALですが、完全なデス・ヴォイスではなくスクリームしたもので、普通のHR/HMを聴ける方でも充分楽しめると思います。どれだけ素晴らしいアルバムか、きっとわかっていただけると思います。その辺の、メロディアス・ハード・ロックよりもずっとカッコいいです。
このアルバムは全曲捨て曲無しの最高にいかしたアルバムです。
2022-04-03
BARNABAS SKY / INSPIRATIONS (2021)

とにかく、ゲスト・ヴォーカル陣が凄い。
Jesse Damon(SILENT RAGE)、Steve Grimmett(GRIM REAPER/LIONSHEART)、Danny Martinez Jr.(GUILD OF AGES)、Rob Rock(IMPELLITTERI/AXEL RUDI PELL)、Zak Stevens(SAVATAGE)、Danny Vaughn(TYKETTO)、といったところで、これらのシンガーみたら、メロディアス・ハードロックのファンであれば俄然興味を覚えることと思います。
収められているナンバーもバラエティー豊かです。
BARNABAS SKY / INSPIRATIONS
01 Legends Rise
02 What Lies Beneath
03 In My Mind
04 Yesterday's Gone
05 Till The End Of Time
06 Say Farewell To Darker Days
07 Breathe Again
08 The Alkonost
09 Timm's Theme
10 Youngblood
11 Never Enough
12 Till The End Of Time (piano Version)
Markus Pfeffer (g, b, k, bv)
+
Thomas Rieder (d, p)
Jesse Damon (v on tr. 5, 10)
Paul Sabu (v on tr. 5, 10)
Steve Grimmett (v on tr. 11)
Danny Martinez Jr. (v on tr. 3, 7)
Rob Rock (v on tr. 4)
Zak Stevens (v on tr. 2, 8)
Danny Vaughn (v on tr. 1, 6)
伸びのあるDanny Vaughnのヴォーカルがいかしたメロディアスなハードポップ・ナンバーの01はおススメ、Markus Pfefferのマルチ・プレイが光る02、Danny Martinez Jrのヴォーカルの上手さが判る03、Jesse Damonによるメロディアスなバラードナンバーの05、Danny Vaughnのヴォーカルがいかしたパワー・バラードの06では、Markus Pfefferのギタープレイも最高、ポップに仕上がった07、さすがのマルチプレイヤーと思わせるインストナンバーの09、12は05のピアノ・ヴァージョンで、Jesse Damonがしっとりと歌い上げてメロディアスなバラードナンバーに仕上がっております。
アルバム通して多くの聴きどころをもつ力作で、メロハー・ファン必聴の1枚です。
2022-04-02
MARK BAKER / THE FUTURE STILL AIN'T WHAT IT USED TO BE (2021)

MelodicRock Recordsから派生したMelodicRock Classicsです。このレーベルは80年代の音源などをリ・イッシューしているレーベルで、以前このブログでも紹介したTIMや最近は本日紹介するMARK BAKER、Chris Farren、Mark Edwards、Andy Qunta、Steve McClintockなどの過去音源を2枚組のアルバムとして発表しております。どれもが80年代のAORやハードポップのアルバムばかりです。
紹介するMARK BAKERは80年代から90年代にかけてSIGNALや38 SPECIAL、PARIS BLACK、TRIUMPH、BOULEVARD等の楽曲制作に共同で携わった知る人ぞ知る名ソングライターとのこと。
以前MelodicRock Recordsよりいくつかのデモなどの音源がCD化されていたが、本作は彼の作ったメロディック・ロックのデモ音源の中から、前作に収まりきらなかった楽曲をメインに構成されており、収録されているものはメンバーもタイプも様々で、Marcie Free, Lee Aaron, Gary O, Aina, David Robertsなどが参加しております。曲によってはデモ音源ということもあり、出来がイマイチといったナンバーもありますが、楽曲としては秀逸なものであり、メロディアス・ロック・ファンにはぜひとも耳にしていただきたい貴重なものといえます。限定500枚のリリース。
MARK BAKER / THE FUTURE STILL AIN'T WHAT IT USED TO BE
Disc 1
01. Talk Too Much (Marcie Free)
02. Wake Up You Little Fool (Original Demo)(Signal)
03. Feels Like Love (Vocalist Unknown / James Christian Backing Vocals)
04. Too Bad 4 My Own Good (Caryl Mack Parker)
05. The Future Ain't What It Used To Be (Caryl Mack Parker)
06. No Pleasure Without Pain (Aina)
07. What Are We Fighting For (David Roberts)
08. When You Hear My Car (David Roberts)
09. In The Twilight (David Roberts)
10. How Are We To Know (David Roberts)
11. Parallel Lines (Peter McIan)
12. Livin' Without My Love (Billy Trudel)
13. As Long As I Know (Vocalist Unknown)
14. Walkin’ Talkin’ (James Christian)
15. Saved By Rock (Marcie Free)
16. The Long Goodbye (Marcie Free)
Disc 2
01. Show Me (Marcie Free)
02. Fascination (Marcie Free)
03. Gonna Make A Believer (Marcie Free)
04. Innocent (Marcie Free)
05. Don't Talk About My Love (Gary O)
06. For True Love (Vocalist Unknown)
07. Some Hearts (Cal Curtis)
08. Can You See Me Now (Aina)
09. Say You'll Stay (Vocalist Unknown)
10. State Of My Heart (Lee Aaron)
11. Saigon (David Roberts)
12. Too Bad For My Own Good (Gary O)
13. Could It Be (Chako)
それぞれのナンバーのシンガーを見ると、ハードポップファンやAORファンは是非聴いてみたいと思うアルバムですね。
どのナンバーもメロディアスな作品ですが、Disc 1では、メロディアスでポップに仕上がった01、04、メロディアスなAORナンバーの05、Ainaのヴォーカルがいかしたメロディアスなバラードナンバーの06、David Robertsの10、まさに80年代AORナンバーといった感じの11、12、そしてDisc 1の一押しの女性シンガーによるDavid Foster風のピアノがいかした80年代AORしたメロディアスなバラードナンバーの13、Marcie Freeの16、Disc 2では、Marcie Freeによるポップな04、80年代AORした05、ハイテックAORナンバーの07、Ainaが歌うメロディアスなパワー・バラードの08、メタル・クイーンLee Aaronによるメロディアスなハードロック・ナンバーの10、Gary Oのメロディアスなハードポップ・ナンバーの12などがおススメです。