2022-08-28
Sayit / LOUDER (2003)

このSayit、1999年に1stアルバム「Sayit」を、2001年に「Again」を、2003年にこの3rdアルバム「Louder」の3枚のアルバムを発表しております。何れのアルバムでもTommy Denanderがプロデュースしております。
この3rdはタイトルどおり3枚の中では最も音がラウドしております。
出来としては、「Again」が一番、{Sayit「が二番、そしてこの「Louder」が三番目となりますが、「Again」は出来が別格でした。1st、2ndでは、曲によってはヴォーカリストを替えたり、有名どころのミュージシャンをゲストに迎えたりしておりましたが、この3rdでは、ノルウェー人シンガーGeir Rønning(過去2作にも参加)のみをヴォーカリストとして迎えております。
Tommy Denander作品ということで、出来は悪くありません。過去2作に比べると、音がラウド&ハードになっただけで、全2作と若干印象が違うかな、といったところでしょうか。
Sayit / LOUDER
01 Stand Up
02 The Queen
03 That Ain't Me
04 A Love I Can't Handle
05 Come Please Me, Completely
06 I Am King
07 Longing For Someone To Hold
08 John Doe
09 Love Without Reason
10 My Lonely Heart
11 I May Be Hurt, But I'm Free
12 Waiting For My Love
Bass – Tony Franklin, Ulf Sandin
Drums – Erik Somphan
Lead Guitar, Rhythm Guitar – Sayit
Lead Vocals, Backing Vocals – Geir Rønning
Producer, Keyboards, Loops, Rhythm Guitar – Tommy Denander
然作にはなかったような結構ハードなナンバーの01、メロディアスなハードポップ・ナンバーの02はおススメ、03、05は全2作のアルバムにに入っていそうなメロディアスなハードポップ・ナンバー、ギター・オリエンティドのメロディアスな04、ゆったりとした感じのメロディアスな07もおススメ、メロディアスに仕上がった10など曲の出来、不出来があり、前2作に比べアルバムの出来はイマイチですが、平均点は超えていると思います。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で、価格は、2,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
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2022-08-13
PAGE 99 / PAGE 99 (2021)

アルバムの主は、PAGE 99というプロジェクトで、中心人物はアメリカ人マルチプレイヤーのJohn H. Nixonなる人物で、プロジェクト名は、、PAGESとTOTOにちなんだとのこと。
アルバムの主は、ジャケットににはトリビュートミュージシャンとして、Jeff Porcaro、Steve Lukather、Jay Graydon、Richard Page、David Foster、Abe Laboriel、David Hungate、Leland Sklar、Boz Scaggs、Michael McDonald、Marc Jordan、Kenny Loggins、Steve Gadd、Jerry Hey、Greg Phillimganes、Michhael Omartian、Louis Johnsonといった錚々たるミュージシャンが名を連ねております。
もうこれで、AORファンであれば、このアルバムの内容を期待してしまうというものです。
まさにそのとおりで、最近聴いたAORアルバムの中ではピカイチです。
PAGE 99 / PAGE 99
01 Fantasy World
02 Harmony
03 Sunrise On The Water
04 Nothing You Can Do About It
Composed By – David Foster, Jay Graydon, Steve Kipner
05 Finally Been Forgettin’
06 Show Me
07 September
08 Who’s Right, Who’s Wrong
Composed By – Kenny Loggins, Richard Page
09 Must Be The Weather
10 While The Music’s On
11 Lea
Composed By – Steve Porcaro
12 Show Me (Acoustic Mix)
Bass – Bill Salisbury
Guitar – Andrea DiPuccio
Lead Vocals, Backing Band, Guitar – Duane Allen Harlick
Lead Vocals, Backing Vocals – Russ Fitzpatrick
Lead Vocals, Backing Vocals, Guitar, Bass, Keyboards, Percussion – John H. Nixon
Producer, Arranged By, Mixed By, Mastered By – John H. Nixon
01からまさに80年代AORスタイルのナンバーで、バックのギター・ソロはJay Graydonを彷彿するプレイ、軽やかでメロディアスな02も最高にいかしてます。Steely Dan風のメロディアスなAORナンバーの03、04はもちろんAirplayのカバーで、ほぼオリジナルに中期綱アレンジで、出来もさすが、01同様80年代AORスタイルの05もおススメ、ゆったりと流れる06はメロディアスなバラードナンバー、07は、03以上にSteely Danしたナンバー、Pagesのカバーの08は、オリジナルには及ばないものの結構良く出来たナンバー、軽快なタッチのメロディアスな09,Dane Donohue風の10もおススメ、TOTOのカバーの11もオリジナルには敵わないですが、かなり良く出来てます。アコースティカルな12も味わいがあります。
80年代AORスタイルのど真ん中のこのアルバム、AORファンであれば、「買い」でしょう。