金澤寿和・福田直木 / AOR Light Mellow Premium 02 Golden Era 1976-1983 (2022)

金澤寿和氏のAORアルバム紹介本の最新版が刊行されました。
今回は、AOR黄金期（1976～83年）の800枚を紹介したエディション02で、前回にプレミアム01で紹介されたレジェンド30人のアルバムは紹介されておりません。
今までもこのシリーズが出ておりましたが、福田直木氏との共著のせいでしょうか、今回のが最も充実した内容になっております。
今までのAOR本に掲載されていなかったマイナーなアルバムやいわゆる産業ロック系のアルバムが結構紹介されております。
例えば、Richard Tate / Richard Tate、TUFANO & GIAMMARESE / THE OTHER SIDE、GREGG SUTTON / SOFT AS A SIDEWALK、Ish / Ish、Johnny Rivers / Outside Help、Andy Gibb / Shadow Dancing、Shaun Cassidy / Under Wraps、George Harrison /
George Harrison、GREGG ARRELL / GREGG ARRELL、Trickster / Back To Zero、Dakota / Dakota、Franke & The Knockouts / Franke & The Knockouts、Steve Winwood / Arc Of Diver、Boston / Boston、Fotomaker / Transfer Station、ALLIANCE / ALLIANCE、Atlanta Rhythm Section / Quinellaなど私が好きなバンド・アーティストが掲載されております。
また、産業ロックとAORというタイトルで2パージ割いて、何枚かアルバムを紹介しておりますが、内容については？という感じもしますし、KISSやWHITESNAKE、RAINBOWはいくらポップな内容でも産業ロックではないでしょう。ただしAdult Oriented Rockですが。
それでも約800枚のアルバムが紹介されており、結構内容も充実してますので、AORフリークの方は「買い」ですね。