2023-06-20
AINA / TARGET PRACTICE (1985)

これも元はと言えばデンマーク在住の写真家の方とCDの売買をきっかけにデンマークのAOR情報サイトBLUE DESERTにお店のリンクを貼っていただいたことによるもので、彼らは友人同士のようです。
こういったことが、お店をやっていて、とても励みになります。
このレーベルからは、今後もこのAINAの1984年雄1stアルバムなどリリースが目白押しとなっておりますので、とても楽しみです。また、現在、LAVAのボックスセットも再注文しております。
本日紹介するアルバムは、ノルウェー人女性シンガーのAINAが1985年に発表した2ndアルバム「TARGET PRACTICE」です。
AINA / TARGET PRACTICE
01 Target Practice
02 Heart First
03 Love Never Come Easy
04 (Don't Try And) Stop Me Now I've Started
05 I Need You
06 Teach Me Tiger
07 Room Service
08 Any Kind Of Love
09 Dangerous
10 Can't Wait Another Minute
11 Now That It's All Over
内容はとても良く出来たAORアルバムで、全体的にメロディアスでポップに仕上がったものとなっております。
カヴァー曲も結構収められておりますが、オリジナルにも負けておりません。
01からメロディアスでポップな仕上がりで、アルバムの内容を期待させてくれます。
ポップな02,アメリカ人ソウルシンガーGeorge Chandlerとのデュエットによるメロディアスなバラードの03、Nick Lowe, Paul CarrackのペンによるPaul Carrackのカヴァーの05の出来もかなり良い、セクシーに歌い上げたApril Stevensのヒットソングのカヴァーの06、プロデューサーMike Vernonの1971年作のカヴァーの07、George TerryのバンドLIFEのカヴァーの08、Natalie Coleのカヴァーの09イギリスのポップ:バンドFive Starのカヴァーの10などとても聴きやすいアルバムに仕上がっております。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で価格は、2,600円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
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2023-06-19
TOM DE LUCA / STREET ROCK (2022)

主に80年代。90年代のAOR,ハードポップのアルバムをリ・イッシューしており、それも結構マイナーなミュージシャン、バンドに焦点を当てております。
最近も、TERRY CAROLAN / INBALANCE、GEORGE HILLS / DANCING WITH A STRANGER、THE TOMS / YAWNING FOR PLEASURE、LEVEL / LEVEL、THE KOO / THE KOOといったアルバムをリリースしております。少し前は、YA YA / II,、VAN STEPHENSON / CHINA GIRLなんかもリリースされました。
そんなことを考えますと、私がリ・イッシューを望んでいるSTREEK / STREEK、FAITH BAND / FACE TO FACE、WHITEDACE / CHANGE OF FACE、GRAF / GRAF、GREGG SUTTON / SOFT AS A SIDE Walkなどといったアルバムなんかもリリースされないかなぁといった淡い期待も持ってしまいます。
ということで。本日紹介するアルバムは、同レーベルからリリースされたTOM DE LUCA / STREET ROCKです。
TOM DE LUCAは、JOE PERRY/ALDO NOVA/MOLLY HATCHETなどにも楽曲提供をし、86年にはEpic Recordsよりアルバム『Down To The Wire』をリリースしているアメリカ人シンガー/ソングラターで、本作は、1stアルバム・リリース後の88年に制作されるも日の目を見ることなく埋もれていた、いわゆるお蔵入りしていたアルバムです。
1st同様、比較的ハードな要素を持ちつつポップ・センスに秀でたメロディを聴かせる秀逸な内容でSTAN BUSHなどがお好きな方にオススメの1枚です。
TOM DE LUCA / STREET ROCK
01 Can't Get Enough Of You 3:39
02 Even The Strongest Heart 4:09
03 Still I Wanna Fall 4:23
04 You're My Religion 4:05
05 Remnants Of Yesterday (Instrumental) 1:01
06 Shotgun Wedding 4:04
07 Only The Young 4:30
08 Never Let Me Know 4:55
09 Think It Over 2:48
10 Don't Talk About Love 5:30
Bonus Tracks
11 Take It Like A Man 3:49
12 Satisfied Man 4:23
ポップに仕上がった01、07,80年代メロディック・ロック・スタイルのメロディアスな02、メロディアスなバラード・ナンバーの03、出だしのサキソフォンがいかした04、アコースティカルなバラード・ナンバーの08、ハイテックAORナンバーの10などがおススメ、でしょうか。。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で価格は、2,800円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2023-06-07
George Harrison / All Things Must Pass (50th Anniversary) (1970 / 2021)

当時は高校生でちょうど修学旅行時にヤマハで輸入盤のバーゲンセールがあり、私が行けなかったので妹に頼んで買ってもらいました。確か価格は3,900円だったと思います。
ボックス仕様の3枚組レコードで、中には折り畳められたポスターが入っておりました。
当時はもちろん、それこそ針が擦り切れるほどヘヴィローテーしたアルバムです。
The Beatlesの中で、George Harrisonが一番好きでした。
The Beatlesのアルバムでは彼のナンバーは2曲までといった不文律があり、それまで書き溜めていたナンバーをこのAll Things Must Passで一気に吐き出したといった感じで、3枚組のアルバムとしては異常にヒットしたアルバムです。
今回紹介するのは、発表から50年経過したとしてリ・イッシューされた発表50周年記念作品で、3枚組のSHM-CD仕様のアルバムです。もちろnスーパー・デラックス・エディション(完全生産限定盤)(5SHM-CD+BLU-RAY Audio)も持っております。
50年前に聴いた感覚と今の感覚は当然違いますが、やはり良いアルバムですね。
George Harrison / All Things Must Pass (50th Anniversary)
1-1 I'd Have You Anytime
Written By – Bob Dylan
1-2 My Sweet Lord
1-3 Wah-Wah
1-4 Isn't It A Pity (Version One)
1-5 What Is Life
1-6 If Not For You
Written By – Bob Dylan
1-7 Behind That Locked Door
1-8 Let It Down
1-9 Run Of The Mill
2-1 Beware Of Darkness
2-2 Apple Scruffs
2-3 Ballad Of Sir Frankie Crisp (Let It Roll)
2-4 Awaiting On You All
2-5 All Things Must Pass
2-6 I Dig Love
2-7 Art Of Dying
2-8 Isn't It A Pity (Version Two)
2-9 Hear Me Lord
2-10 Out Of The Blue
2-11 It's Johnny's Birthday
2-12 Plug Me In
2-13 I Remember Jeep
2-14 Thanks For The Pepperoni
3-1 Isn't It A Pity (Take 14 - 2 June)
3-2 Wah-Wah (Take 1 - 28 May)
3-3 I'd Have You Anytime (Take 5 - 28 May)
3-4 Art Of Dying (Take 1 - 29 May)
3-5 Isn't It A Pity (Take 27 - 3 June)
3-6 If Not For You (Take 2 - 4 June)
3-7 Wedding Bell Blues (Are Breaking Up That Old Gang Of Mine) (Take 1 - 9 June)
3-8 What Is Life (Take 1 - 22 June)
3-9 Beware Of Darkness (Take 8 - 23 June)
3-10 Hear Me Lord (Take 5 - 24 June)
3-11 Let It Down (Take 1 - 24 June)
3-12 Run Of The Mill (Take 36 - 30 June)
3-13 Down To The River (Rocking Chair Jam) (Take 1 - 30 June)
3-14 Get Back (Take 1 - 1 July)
3-15 Almost 12 Bar Honky Tonk (Take 1 - 3 July)
3-16 It's Johnny's Birthday (Take 1 - 7 October)
3-17 Woman Don't You Cry For Me (Take 5 - 7 October)
Backing Vocals – George O'Hara-Smith Singers
Bass – Carl Radle, Klaus Voormann
Drums, Percussion – Alan White, Jim Gordon, Ringo Starr
Featuring – Badfinger
Guitar – Dave Mason, Eric Clapton, George Harrison
Keyboards – Billy Preston, Bobby Whitlock, Gary Brooker, Gary Wright
Rhythm Guitar, Percussion – Badfinger
Steel Guitar [Pedal] – Pete Drake
Tambourine – Mal Evans
Tenor Saxophone – Bobby Keys
Trumpet – Jim Price
Producer – George Harrison, Phil Spector
私はヒットした、My Sweet Lord、What Is LifeよりもBeware Of Darkness、All Things Must Pass、Hear Me Lordなどが好きでした。
また、このAll Things Must Passも良く出来たアルバムですが、私の中では、1979年のGeorge Harrisonが彼の最高傑作だと思っております。
2023-06-04
The Producers / Run for Your Life (1985

彼らは1981年にアルバム・デビューし、当時はニュー・ウェーヴ・スタイルのサウンドでMTVによって"What's He Got?," "Certain Kinda Girl," and "She Sheila,"などといったナンバーをヒットさせました。
この3rdアルバムはサウンド・スタイルも変わり、メロディアスなハードポップのアルバムで、2013年にYesterrockからリ・イッシューされました。
このアルバムの後、1988/89にレコーディングされた4thアルバム「Coelacanth」は一度はお蔵入りとなりましたが、2001年にOne Way Recordsから発表されておりますが、5thアルバムとして予定した「In the Blues」は再びお蔵入りとなったようです。
そういう意味では不運なバンドですが、本日紹介する3rdアルバムはメロディアスなハードポップ・アルバムで、80年代メロディック・ロック・スタイルのサウンドがお好きな方には納得できる1枚だと思います。
The Producers / Run for Your Life
01. Run for Your Life 4:22
02. Slow Dancing 3:46
03. Depending On You 3:38
04. Tightrope 4:16
05. Can't Cry Anymore 5:28
06. Boat Song 3:29
07. Table for One 3:24
08. Friendly Fire 5:05
09. Big Mistake 3:53
10. Waiting On a Train 4:21
Bryan Holmes drums, vocals
Tim Smith bass, vocals
Van Temple vocals, guitars
Wayne Famous keyboards
Producer – Joe Blaney, The Producers
軽快なタッチのハードポップ・ナンバーの01、80年代メロディック・ロック・スタイルの03、バラード・ナンバーの05、ポップに仕上がった07、メロディアスなAORナンバーの08、メロディアスでポップに仕上がった09、ゆったりとした10などがオススメでしょうか。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で価格は、3,000円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2023-06-03
TONY SCIUTO / BE MY RADIO (1999)

80年代初頭はまだまだAOR全盛期でしたのに何故お蔵入りとなったのかなあ。1stアルバムは、本国ではあまり売れずこの日本だけで売れたみたいですから。
でもこの2ndアルバム、内容的にも1stアルバムを踏襲したとても良く出来たAORアルバムで、NIGEL OLSSONに提供した"SHOWDOWN"なんかも収められておりますし。
まあ世に出なかったのでジャケット・デザインがこのままかどうかわかりませんが、またCOOL SOUNDからリリースする時に決まったかどうかも分かりませんが、このデザインはちょっと?という感じです。
TONY SCIUTO / BE MY RADIO
01 Secrets In The Night
02 Feel My Love
03 Be My Radio
04 Gimme A Sign
05 Showdown
06 Let's Start All Over Again
07 M'Lisa
08 Take A Chance
09 Next To Love
10 Island Night
11 Trapeze
12 Angel
Backing Vocals – Aleta Greene (曲: 2), Ann Beccio (曲: 7), Ginger Blake (曲: 5, 10), Jeff Pescetto (曲: 7), Joanne Dodds-Mueller* (曲: 2), Sherlie Mathews (曲: 5, 10), Venetta Fields (曲: 5, 10)
Bass – Michael Porcaro (曲: 5)
Bass, Backing Vocals – Michael Sciuto (曲: 1 to 4, 6 to 8, 10 to 12)
Drums – Ed Greene (2) (曲: 10), Larry Kegley (曲: 1 to 3, 8), Ron Tutt (曲: 5, 6)
Drums, Percussion – Steve Warehime (曲: 4, 6, 7, 10 to 12)
Engineer – Bill Mueller (曲: 1 to 4, 8, 9, 11, 12), John Ariosa (曲: 7), Lenny Roberts (曲: 5, 6, 10)
Flute – Jim Horn (曲: 6)
Grand Piano – Bill Cuomo (曲: 6, 10)
Guitar – Ben Benay (曲: 10), Steve Lukather (曲: 5), Tommy Rotella (曲: 10)
Lead Guitar, Guitar – Mike Taylor (曲: 2, 3, 8)
Percussion – John Raines (曲: 5, 10)
Piano, Grand Piano, Synthesizer, Backing Vocals – Gary Griffin (曲: 2, 3, 6, 8)
Producer – Steve Dorff (曲: 5, 6, 9)
Saxophone – Dave Fairall (曲: 2, 8), Tom Scott (曲: 5, 6)
Songwriter – Sammy Egorin
Songwriter, Lead Vocals, Lead Guitar, Piano, Synthesizer, Acoustic Guitar, Grand Piano, Organ [B3] – Tony Sciuto
Soprano Saxophone – Paul Soroka (曲: 4, 11)
Strings – Baltimore Symphony Orchestra Quartet* (曲: 9)
メロディアスでポップに仕上がったAORアルバムで、中でも01、バラード・ナンバーのタイトル曲の03、煌びやか感じのAORナンバーの04,そしてNIGEL OLSSONに提供した05、10以降はボーナストラックで10はIsland Night
私のお店に在庫がございます。
国内盤・帯付・中古で、価格は、4,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2023-06-02
Gerard Joling / Love Is In Your Eyes

「LOVE IS IN YOUR EYES 邦題を「愛は瞳の中で」といい、ご存知のAORファンの方は数多くいらっしゃると思います。
日本では、この曲と同じく1stに収録されている「Ticket To The Tropics」がシングルカットされましたが、どうもこの1stのみの一発屋みたいな感じの存在のようですが、2016年くらいまではコンスタントにアルバムを発表し、それもかなりの数に上っています。
本日紹介するコンピレーションアルバムは、1stアルバムと同じジャケット・デザインを使用しており、全14曲が収録されております。
全曲メロディアスなAORナンバーばかりで、AORファン必聴のアルバムだと思いますが、既に廃盤のようです。
Gerard Joling / Love Is In Your Eyes
01 Love Is In Your Eyes 2:57
02 Everybody Needs A Little Rain 3:50
03 What Can I Do 3:22
04 Ticket To The Tropics 5:45
05 No Strings Attached 3:24
06 One Of The Lonely Ones 3:08
07 Blue 3:06
08 Spanish Heart 6:41
09 We Don't Have To Say The Words 3:32
10 Jamaica Farewell 2:45
11 Crying 3:15
12 Reach 3:24
13 Heartbeat 3:01
14 Don't Let The Music Die 2:37
01は歌も上手いですし、曲も良いので大ヒットしたのでしょうね、Randy Crowfordとのデュエットナンバー02もとても良く出来たAORナンバー、軽快なタッチのメロディアスなAORナンバーの03、出だしのサックスが最高のバラード・ナンバーの04、メロディアスなAORナンバーの06、他のナンバーも結構良い出来ですし、AORファンには是非聴いていただきたいアルバムですね。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・中古で、価格は、2,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
2023-06-01
THE KOO / THE KOO (1985)

発表が1985年ということもあるのか、サウンドはイギリスのニュー・ロマンティックのDURAN DURANやSPANDAU BALLETにも通じるものとなっております。
シンセサイザー主体のサウンドにエレクトリックギターが絡まるまさにニュー・ロマンティック・サウンドです。まぁハードポップといった部分も多分にありますが。
私も今回のリ・イッシューで初めて知ったバンドでしたが、イギリスのバンドだったら、ニュー・ロマンティック・サウンドとして、当時注目を集めたバンドだったかも知れませんね。
ということで。私が大好きなサウンドです。
先日紹介したA is A.もこのレーベルからですが、最近はリリースするアルバムも増えてきており、ノルウェーのNorske Albumklassikereと共に注目のレーベルです。
THE KOO / THE KOO
01 Strike 4:41
02 The Edge 4:01
03 Diamond In the Rough 5:21
04 1,000 Radios 4:09
05 Maybe Right 3:49
06 Standin´ In The Rain 5:47
07 On My Way 4:31
08 Shame Shame 4:07
09 Work It Out 3:33
10 Killin’ Time 3:47
Bonus Tracks
11 Got To Get Together 3:43
12 Runaway 3:48
Executive-Producer – Michael McClain
Keyboards, Vocals – Tom Mgrdichian
Lead Guitar, Vocals – Bob Hayman
Lead Vocals, Drums – John Powell
Producer – The Koo
まさにニュー・ロマンティック・サウンドしたメロディアスでポップに仕上がった01、シンセポップの02、YMOにも通じるハイテック・サウンドの03、若干ハード目のギターをフィーチャーしたハードポップ・ナンバーの04、ハイテックAORナンバーの05、メロディアスでポップに仕上がったハイテックAORナンバーのおススメの06、ミディアム・スロウのバラード・ナンバーの07、メロディアスなハイテックAORナンバーの09もおススメ、11のボーナストラックはハイテックなサウンドではなく、これがかなりいかしたAORナンバーに「仕上がっていておススメ、です、12も良く出来あハードポップ・ナンバーです。
このアルバムですが、ハイテックAORサウンドが好きな方やニュー・ロマンティック・サウンドがお好きな方にオススメのです。