2010-02-24
The Bryan Hughes Group / Break The Rules (1990)

カナダ産ということで湿り気のある透明な感じの哀愁のハードポップした仕上がりが最高のアルバムで、その手(私も含め)ファンにとっては堪らない内容となっております。
それにしても、何故カナダ産のハードポップのバンドって、こんなに良いバンドが沢山あるのでしょうか?
もう1曲目の"She's The Type"から泣きのギターをふんだんにフィーチャーしたメロディアスなハードポップです。
ヴォーカルのBryan Hughesの声質も適度に湿り気を帯びたハイトーンでこのサウンドにこのヴォーカルあり、のとてもいかしたものとなっております。
ギターもBryan Hughesが担当しておりますので、自分の名前をバンドの冠に被せたのも納得です。
2曲目の"Who's Gonna Love You"はミディアム・スロウのメロディアスなパワー・バラードのナンバーで、これまたとても生かしてます。
このナンバーは、かなりお勧めです。
3曲目の"It's Too Late"はバックのキラキラ・キーボードがいかしたミディアム・テンポのメロディアスな、ほぼ産業ロックしたナンバーで、言うことありません。
4曲目の"Don't Go"はBryan Hughesのギターがいかしたキャッチーかつメロディアスなハードポップ・ナンバーです。
全曲Bryan Hughesの単独あるいは共作のナンバーですが、ソング・ライターとしても一流だと思いますね。
5曲目の"Yesterday Was Yesterday"はBryan Hughesのヴォーカルが光るメロディアスなナンバーです。
とても聴き易い声で、こういったサウンドにピッタリの声です。
6曲目の"Heartache"は、それこそ70年代後半、80年代後半の産業ロックしたナンバーで、TOTOやTrillion、同じくカナダのPrism辺りを連想させてくれます。
とてもいかしたナンバーです。
7曲目の"Rumours"はギター・オリエンティドのサウンドに締りがあるメロディアスなハードポップのナンバーです。
これまたお勧めですね。
8曲目の"Give Me A Reason"もキラキラ・キーボードをフィーチャーしたメロディアスなパワー・バラードの盛り上がりがある曲となっております。
聴き応えのあるナンバーです。
9曲目の"Swept Away"もとても良く出来た産業ロックのナンバーです。
ラストの10曲目"Two Way Street"も出だしのキーボードとギターの音がとてもそそるメロディアスな産業ロックしたナンバーです。
ポップでキャッチーでフックもあり、申し分ないですね。
ほぼ全曲捨て曲が無い強力な1枚で、ハードポップや産業ロックのファンは必聴のアルバムです。
今ですと、Amazonのマーケット・プレイスで1228円で売っておりますが、この値段だったら買いでしょう!
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