2010-03-01
David Soul / Playing To An Audience Of One (1977)

また、シングルも5枚ほど出しており、特に1976年に発表した"Don't Give Up On Us"は全米、全英で1位を記録する大ヒットとなり、一躍シンガーとしてのDavid Soulを知らしめたナンバーです。
この日本でもTVドラマ「刑事スタスキー&ハッチ」でもエンド・テーマとして使われ、そこそこヒットしたナンバーで、彼の代表作となっております。
今までコンピレーション物のCDには結構な頻度で収録されておりましたので、聴いたことがある方が多くおられると思います。
本日紹介する"Playing To An Audience Of One"は1977年に発表された彼の2ndアルバムで、大ヒットナンバーの"Don't Give Up On Us"が収録されているアルバムです。
昨年イギリスのCherry Red Records傘下の7T's Recordsから1stアルバムの"David Soul"と一緒にリ・イッシューされました。
また、今回のCD化に当たってはそれぞれのアルバムにボーナス・トラックが収められておりますが、特にこの"Playing To An Audience Of One"にはアルバム未収録のシングル・ナンバーが全て収められているのが魅力です。
ちなみにシングルとして発表されたナンバーは、
"Don't Give Up On Us" (1976) UK #1, US #1
"Going In With My Eyes Open" (1977) UK #2, US #54
"Silver Lady" (1977) UK #1, US #52
"Let's Have A Quiet Night In" (1977) UK #8
"It Sure Brings Out The Love In Your Eyes" (1978) UK #12
となっております。
また、この"Playing To An Audience Of One"の収録ナンバーは、
01 Silver Lady
02 Can't We Just Sit Down And Talk It Over
03 Tattler
04 I Wish I Was
05 Rider
06 Going In With My Eyes Open
07 Playing To An Audience Of One
08 Tomorrow Child
09 By The Devil (I Was Tempted)
10 Nobody But A Fool Or A Preacher
11 Mary's Fancy
12 Don't Give Up On Us
13 Let's Have A Quiet Night In (Bonus)
14 It Sure Brings Out The Love In Your Eyes (Bonus)
15 Friend Of Mine (Bonus)
となっております。
01はEaglesが演りそうなウエスト・コースト風のAORナンバーです。
バックのストリングスがややディスコティークな感じがしますが、ギターのトーンと女性のバック・コーラスがいかしたナンバーで、大ヒットしたのも頷けるナンバーです。
02はソフト・タッチのDavid Soulのヴォーカルがいかしたメロディアスなバラード・ナンバーで、"Don't Give Up On Us"に負けないくらい良く出来たナンバーです。
03はポップなナンバーです。
04はアコースティック・ギターの音がとてもいかしたメロディアスなナンバーです。
05はスティール・ギターが入ったカントリー・タッチのナンバーです。
06もピアノやストリングスの音が美しいメロディアスなバラード・ナンバーで、これもシングル・ヒットしたのも当たり前といったナンバーで、サビに部分がとても良いですね。
07はアコースティカルなポップ・ソングです。
08も出だしの流れるようなピアノの音がとても良いメロディアスなバラード・ナンバーです。
09はカントリー・タッチのポップなナンバーです。
10は出だしのアコースティック・ギターのプレイがとてもいかしたロックを感じさせるナンバーです。
11はポップロックしたナンバーで、バックのストリングスもDavid Soulのヴォーカルもいかしております。
12は大ヒットナンバーでDavid Soulの代表曲です。メロディアスなナンバーで、完全にAORしております。
13はアコースティカルなメロディアスなバラード・ナンバーです。こういったナンバーでのDavid Soulのソフト・タッチのヴォーカルって良く似合います。
14はポップでヒットポテンシャルの高いナンバーです。さすがシングル・ヒットしただけありますね。
15はバックのピアノが美しいメロディアスなバラード・ナンバーです。
この"Playing To An Audience Of One"ですが、AORアルバムとしても良く出来ていると思います。
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