2010-03-03
Bobby Caldwell / Cat In The Hat (1980)

Bobby Caldwellのベスト・アルバムと言えば、もちろん1978年の"Bobby Caldwell - What You Won't Do for Love"であるということは、おそらく衆目の一致するところであろうと思います。
1stアルバムについては、アルバムが大ブレイクする前に、いつも行っていた喫茶店で流れていた(ここの喫茶店はレコード会社のプロモーター達の集まる喫茶店で、BGMはレコードを廻しておりました)のを聴いて、直ぐに気に入って輸入レコード・ショップに行き、速攻で購入しました。
"Special To Me"や"Come To Me"などを聴いた時は、鳥肌ものでした。
日本では1979年に大ブレイクし、確か翌年に来日しており、当時は、ここ札幌にも来ております。
この2nd"Cat In The Hat"を発表する直前の来日で、私もコンサートに足を運び、この2ndに収められているナンバー数曲を聴いた記憶があります。
コンサートでは、Bobby Caldwellって、本当に歌が上手い人だなあということが印象に残っております。
1stアルバムがあまりにも印象が深く、また、衝撃的だったということで、この1stを超えるアルバムが無いのが残念ですが、まあ、1stが出来過ぎということもあるのでしょう。
それでも、この2ndアルバムも本当に良く出来たAORアルバムで、出来としては1stの次くらいだと思います。
1曲目の"Coming Down From Love"を最初に聴いたのは、来日コンサートだったと思います。
張りのあるBobby Caldwellのヴォーカルが最高にいかしたナンバーで、今となっては、彼の代表作にもなっているメロディアスなAORナンバーです。
Bobbyのヴォーカルだけではなく、バックのプレイ(マルチ・アーティストとしてのBobbyのパフォーマンスが光っている)も最高です。
2曲目の"Wrong Or Right"もメロディアスでとてもいかしたナンバーですよね。
3曲目の"To Know What You've Got"は、この2ndの中で最も好きなナンバーです。
ミディアム・テンポのメロディアスなこれぞAORといったナンバーで、特にギターを始め、バックのプレイがとてもいかしてます。
4曲目の"You Promised Me"でのBobbyのファルセットは最高です。
5曲目の"It's Over"はタイトな音がとてもカッコ良い若干ファンキーなナンバーで、これまたBobbyのヴォーカルがとてもいかしております。
6曲目の"Open Your Eyes"はメロディアスなバラード・ナンバーで、ソング・ライターBobby Caldwellとしての存在感を十分感じさせるナンバーとなっております。
7曲目の"Mother Of Creation"は、TOTO辺りを連想させてくれるバックのプレイが若干ハードなAORナンバーです。
ピアノとベースの音は最高です。
ラストの8曲目"I Don't Want To Lose Your Love"もメロディアスなバラード・ナンバーで、とてもいかしております。
Bobbyのヴォーカルも最高です。
Bobby Caldwellのアルバムは、全て所有しておりますが、今まで私のHPで紹介していたのは1stだけでしたが、この2ndもなかなか良く出来たアルバムで、アルバムの良さを再認識しました。
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