2010-03-18
Giant / Promise Land (2010)

でも、何曲かで華麗なソロ・ギターを聴かせてくれております。
ということで、David Huff率いるGIANTの4枚目のアルバム(途中、この日本ではライヴ・アルバムも発表されておりますが)。
メンバーも一新し、David Huff (drums, backing vocals)のほかは、Terry Brock (lead vocals)、John Roth (guitars, backing vocals)、Mike Brignardello (bass, backing vocals)の4名となっております。
Terry Brockは、Strangeways、Shooting Star、The Signなどのメロハー系のバンドを渡り歩いてきたヴォーカリストです。
そういうこともあってか、9年振りに発表されたこの"Promise Land"は、サウンドもハードポップからメロディアス・ハードロックにシフトした感じがあります。
Dann Huffも抜け、サウンドもハードになったということで、昔からのファンからは、"?"と言われそうですが、私はあまり気になりません。
1曲目の"Believer (Redux)"は、感じはやはりメロハーですが、この曲ではDann Huffがとてもカッコ良いギター・ソロを披露しております。
曲もメロディアスですし、出来はそこそこだと思いますね。
2曲目の"Promise Land"は、さすがアルバムのタイトルに持ってきただけあるナンバーです。
このナンバーはDann HuffとMark Spiroのペンによるナンバーで、産業ロック・バンドGiantを感じさせるミディアム・テンポのメロディアスなハードポップ・ナンバーとなっていて、かなりお勧めです。
3曲目の"Never Surrender"は溌溂としたタイトでポップなメロハーです。
ヒットポテンシャルの高いナンバーだと思います。
4曲目の"Our Love"はDann HuffとTerry Brockのペンによるメロディアスなバラード・ナンバーです。
盛り上がりもありますし、ここでのJohn Rothのギター・ソロはDann Huffにも負けておりません。
5曲目の"Prisoner Of Love"は、ギター・オリエンティドのカッコ良いという言葉がピッタリのロック・ナンバーです。
6曲目の"Two Worlds Collide"もタイトな感じのメロハーです。
さすが、Terry Brockは歌が上手いです。
7曲目の"Plenty Of Love"はDann Huff、David HuffそしてTerry Brockのペンによるメロディック・ロックのナンバーです。
ポップでカッコ良い曲です。
8曲目の"Through My Eyes"は再びDann HuffとMark Spiroのペンによるミディアム・スロウのメロディアスなパワー・バラードのナンバーです。
さすが二人により書かれたナンバーだと思いますね。
9曲目の"I'll Wait For You"はバンド・メンバーのJohn Rothのペンによるナンバーです。
ポップなナンバーで、なかなかのものです。
10曲目の"Dying To See You"は新生Giantの二人のメンバーJohn RothとTerry Brockのペンによるナンバーですが、これがメロディアスなバラード風のナンバーで結構いかしてます。
お勧めです。
11曲目の"Double Trouble"は、ブルース・ナンバーに同じタイトルの曲がありますが、このGiantの"Double Trouble"もとてもブルージーでファンキーに仕上がっております。
12曲目の"Complicated Man"もJohn RothとTerry Brockのペンによるナンバーで、とてもカッコ良いドライヴィングしたロックン・ロール・ナンバーです。
13曲目の"Save Me"では、再び最高にいかしたDann Huffのギター・ソロを聴くことが出来ます。
曲はとてもファンキーな感じのメロハーといったところでしょうか。
以前のGiantに比べ、若干ハードとなりましたが、私は好きです。
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