2010-03-11
Oz Knozz / 10,000 Days & Nights (2008)

これが実に良く出来た産業ロック・ハードポップのアルバムなんです。
ネットショップのCD Babyでのバンド紹介では、Supertramp, Kansas, Peter Frampton, Point BlankそしてJudas Priestといったバンドの名前を挙げてこのOz Knozzを紹介しております。
また、私が購入したネットショップRock Avenueでは、SURVIVOR、JOURNEY、KANSASといったバンド名を挙げて、このアルバムを紹介しております。
Judas Priestはちょっと違いますが、他のバンド名を見て、彼らのサウンドも想像出来ると思います。
まさに、キーボード、ギターを主体とした極上の産業ロック、ハードポップした内容となっております。
1曲目の"Telephone"は、出だしのキーボードがEuropeの"Final Countdown"風のメロディアスなナンバーです。
途中のギター・ソロもカッコ良く、さすがポッと出の新人ではないですね。
2曲目の"Hear What I'm Saying"はキラキラ・キーボードから入るメロディアスなナンバーですが、ギターのリフはハードエッジな感じで、カッコ良いという言葉がピッタリのメロディック・ロックしたナンバーです。
ムーグ・シンセサイザーによるソロ・プレイは圧巻です。
3曲目の"You Can't Win"はメロディアスでポップな産業ロック・ナンバーです。
まさに70年代後半から80年代前半のあの産業ロックした音で、もう言うことないですね。
4曲目の"Graven Image"も出だしのキーボードの音はあの頃の産業ロックした音ですし、とにかくメロディが素晴らしいですし、ギター・プレイもいかしてます。
これぞ産業ロックの見本!みたいなナンバーです。
5曲目の"Hi Fi"は出だしのドラムスとベース、それに被さるギターがカッコ良い結構ハードでへヴィなナンバーですが、曲がポップでメロディアスですので、とても聴きやすいです。
このナンバーは、バックのプレイが最高です。
6曲目の"Midnight Mambo"はプログレ・ハードした作りのナンバーで、例えば、TrillionやTOTO、Kansasなどのアメリカン・プログレ・ハードのバンドにかなり近い音で、こういったナンバーが大好きな私にとっては、堪らないです。
7曲目の"Who's The Hero"もプログレ・ハードしたナンバーです。
こういったナンバーには、テクニックの善し悪しによって左右されますが、このOZ KNOZZはそのテクニックを十分身につけており、演奏のレベルもかなり高いです。
ラストの8曲目"S/M Woman"もバックのプレイが素晴らしいプログレ・ハードしたナンバーです。
途中のコーラスは、殆どQueenしてます。
それにしても、このOZ KNOZZの35年振りのアルバム、最高にカッコ良いです。
産業ロック・ファンは必聴でしょう。
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