2010-03-12
Mysterell / Sensatinal (2004)

バンドと書きましたが、実際は、Mister Ellなる人物のワンマン・バンドで、ジャケットに写るElle氏はスキンヘッドのいかつい顔をした30代くらいの人物で、おそらく音楽活動にも年季が入っているのでしょう。
並みの新人が出したアルバムということは全く感じられず、いわゆるハードポップのアルバムとしての出来は確かなものがあります。
とにかく、メロディは良い。
それとキャッチー。
さらに、顔に似合わない声質。
どれをとってもハードポップ・ファンは間違いなく気に入る内容だと思いますね。
Frontiers Recordsから出ているアルバムで、以前から気にはなっていたアルバムで、その内購入しようと思っておりましたが、先日、ドイツのネット・ショップSchmankerl Recordsでまとめ買いをした時の1枚です。
1曲目の"Don't Ever Stop"は出だしのメロディアスなギター・ソロがいかしたハードポップのナンバーで、この1曲目を聴いただけで、アルバムの中身が期待できる、そんなナンバーです。
2曲目の"I Belong With You"はギターとキーボードがいかしたメロディアスな産業ロック・ハードポップのナンバーで、この手の曲が大好きな私にとっては堪らないナンバーです。
3曲目の"Why"も出だしのプレイで一発でイカれるナンバーです。
これもキーボードがとても良い産業ロックのナンバーに仕上がっております。
4曲目の"When You Love"はメロディアスで盛り上がりのあるバラード・ナンバーですが、このMister Elle氏、ソングライターとしても素晴らしいですね。
5曲目の"Bring The House Down"はギターのリフがカッコ良いタイトな感じのナンバーです。
6曲目の"There Was You"はメロディアスでアコースティカルな柔らかい感じのナンバーで、出来も素晴らしいです。
かなりお勧めのナンバーですね。
7曲目の"Remember Me"はキーボードとギターの音色がとてもいかしたメロディアスなバラード・ナンバーです。
雰囲気バッチリです。
8曲目の"Help Me Find A Way"はバックのストリングスとピアノの音が美しい、これまたメロディアスなバラード・ナンバーで、抑え気味に歌う部分と盛り上がって歌うMister Elle氏のヴォーカルもとても素敵です。
言うことの無いナンバーです。
9曲目の"Sling Shot"はギター・オリエンティドのハードポップ・ナンバーです。
ギターの音、良いですね。
10曲目の"Take Me To The River"はポップなメロハーしたナンバーです。
ラストの11曲目"The Challenge"はギター・ソロをふんだんにフィーチャーしたメロディアスなインスト・ナンバーで、ギター・インスト物が大好きな私はとても気に入りました。
Amazonを覗くと新品が700円台で売っておりますが、産業ロックやハードポップのファンであれば、この値段だったら「買い」でしょう。
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