2010-03-17
Ceremony / Hang Out Your Poetry (1993)

60年代ロック、それもThe Beatlesの影響をモロに受けたようなサウンドがカッコ良い、ちょっぴりサイケなパワーポップ・アルバムです。
先日北大近くの中古ショップで390円で仕入れたCDで、店主からThe Beatlesっぽいよ、と勧められた1枚です。
で、家に帰り、早速CDをプレイヤーに入れ、流れてきたサウンドはまさに店主の言うとおりThe Beatles、それもJohn Lennonの遺伝子を引き継いでちょっぴりサイケ調ですが、甘いメロディ満載の良く出来たアルバムでした。
このCeremonyは米国産のバンドで、Chastity BonoのほかにChanceという女性二人をフロントに添えた6人組みのバンドで、バック・ミュージシャンには、Jim Keltner、Dennis Bellfield、Jerry Garcia、Jim Hornなどの名前を見ることができます。
1曲目の"Goodbye Sunshine"は"Magical Mystery Tour"や"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club"時代のThe Beatlesに通ずるサウンドで、ポップかつサイケでメロディアスなナンバーで、Enuff Z'Nuff辺りを彷彿するパワーポップのナンバーとなっております。
もう、この1曲を聴いただけで、このアルバムを気に入ってしまいました。
2曲目の"Steal Your Heart"は"Rubber Soul"や"Recolver"時代のThe Beatlesに通じるナンバーで、これまたいかしてます。
3曲目の"Day By Day"も1曲目同様に後期The Beatles風のナンバーで、これまたEnuff Z'NuffやOasisなんかのパワーポップ風のメロディアスなナンバーに仕上がっております。
4曲目の"Ready For Love"はメロディアスなバラード・ナンバーで、二人のヴォーカルが魅力的です。
お勧めですね。
5曲目の"Ready For Love Refain"はストリングスによる4曲目のリフレインです。
6曲目の"Hang Out Your Poetry"はバックのハーモニカがアクセントとなったメロディアスなナンバーです。
これまたお勧めのナンバーですね。
7曲目の"Could've Been Love"は、出だしのギターのカッティングがカッコ良いメロディアスなパワーポップしたナンバーです。
8曲目の"Turn It Over"はシタールやタブラをフィーチャーしたサイケな短いナンバーです。
9曲目の"Trust"はメロディアスなミディアム・スロウのナンバーですが、これまた後期The Beatlesに通ずるナンバーに仕上がっております。
こういった感じの曲に、私は弱いです。
10曲目の"2 Of 1"もポップでメロディアスなナンバーです。
11曲目の"First Day Of My Life"は"White Album"に収録されている"Don't Pass Me By"のメロディに似たナンバーですが、あれほどカントリー風ではありません。
12曲目の"Breathless"は出だしのギターのトーンがいかしたメロディアスなナンバーです。
13曲目の"Living In A Paradise"もポップに仕上がっております。
ラストの14曲目"Livin' It Up"もメロディアスなポップロックしたナンバーです。
この"Hang Out Your Poetry"ですが、The Beatlesのファンにはもちろんですが、Enuff Z'Nuff辺りのパワーポップのファンにもお勧めの1枚です。
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