2010-03-19
Saxon / Innocence Is No Excuse (1985)

SAXONはN.W.O.B.H.M (New Wave Of British Heavey Metal)の代表格のバンドで、1979年のデビュー以来、その立場を不動のものとし、現在も活動している息の長いバンドです。
最近では、2009年に"Into the Labyrinth"という18枚目のオリジナル・アルバムを発表しております。
オリジナル・メンバーは、Biff Byford - vocals、Graham Oliver - guitar、Paul Quinn - guitar、Steve Dawson - bass、Pete Gill - drumsの5人でしたが、現在では、Biff Byford - vocalsとPaul Quinn - guitarの二人だけしか残っておりません。
このSAXONですが、デビューして一貫として変わらないのは、バンド名のロゴと彼らのサウンドでしょうか。
そんな中で、本日紹介する"Innocence Is No Excuse"は異色のアルバムと言って良いかも知れません。
その理由は、ジャケットに唯一女性を使ったデザインで、それもとびきりセンスが良いというか、思わず買ってしまいたい衝動に駆られるデザインだからです。
とにかく、写真に写る女の子の可愛さったら、ないですよね。
一連のSAXONのCDが今年になってリ・イッシューされ、このアルバムも一時期は高値の花だったようですが、こうやって手に入れることが出来、とても良かったです。
ジャケット・デザインはもちろん当時も話題にはなりましたが、あまり売り上げには結びつかなかったようです。
今回のリ・イッシューにより、ボーナス・トラックが7曲が追加されております。
1曲目の"Rockin' Again"はとても盛り上がりのあるメロディアスなパワー・バラード風のナンバーで、このアルバムの一押しです。
2曲目の"Call Of The Wild"はハード・ブギのナンバーですが、ギター・プレイがとてもいかしております。
3曲目の"Back On The Street"も重厚感のあるヘヴィ・メタルしたナンバーです。
4曲目の"Devil Rides Out"はドラムスとギターが最高のナンバーです。
5曲目の"Rock'n'Roll Gypsy"はタイトルほどロックン・ロールの感じはしないメロハーです。
6曲目の"Broken Heroes"はミディアム・テンポのメロディアスなバラードで、かなり良く出来ております。
7曲目の"Gonna Shout"はギターのリフがカッコ良いハードロック・ナンバーです。
8曲目の"Everybody Up"はヘヴィ・メタル・バンドSAXONを良く表したナンバーで、ギターのリフがとてもカッコ良く、最高のナンバーに仕上がっております。なお、このナンバーは、ホラー映画「Demoni」に使われました。
9曲目の"Raise Some Hell"はロックンロールしたカッコ良いナンバーです。
10曲目の"Give It Everything You've Got"もロックンロールしたナンバーでいかしてます。
11曲目以降17曲目までが、ボーナス・トラックとして収められております。
このSAXONですが、ヘヴィ・メタルといっても曲は結構ポップでメロディアスですので、とても聴き易いと思います。
今日は、このアルバム自体よりもジャケットを紹介したくてアップしました。
このジャケット、本当に良いですよね。
この女性、まさに好みです。
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