2010-04-07
Lisa Dominique / Gypsy Rider (1991)

以前からe-Bayのオークション・サイトで気になっていたアルバムで、何度か入札しましたが落とせなかった1枚。
ただ、このCD、イタリアのコレクターズCDの専門レーベルTime Warp Recordsからのプレスでしたので、25USドル以上だったら落札するつもりはありませんでしたが。
Time Warp RecordsからのコレクターズCDは、盤はCD-R(まあ、コレクターズCDですからこの辺は仕方がないのですが)で、ジャケットの作りがちょっとばかりヒドイので、本当に聴きたい音源以外はあまり手を出す気にはなれないですが。
で、国内のHR/HM専門のネットショップ「DISK HEAVEN」で同じものが1,950円で売っているの見つけて購入いたしました。
聴いてみると、これが最高にいかしたメロディアスなハードロック(といってもハードポップに近い)で、かなり気に入りました。
Lisa Dominiqueをネットで検索すると、彼女はこのアルバム以外に、1989年に1stアルバム"Rock'N'Roll Lady"と2003年に3rdアルバム"Sensation"を発表しているようですが、既に全てのアルバムが廃盤となっているようです。
本日紹介するジャケットをご覧になるとセクシーさも売り物にしているよう(他のアルバムもセクシーさを感じさせるものとなっております)ですが、ジャケットもさることながら中身の音もかなり良く出来てます(この2ndを聴いただけですが)。
このアルバムは、Lisa Dominiqueのほか、Marino : Guitar、Glen Burtnick : Guitar、Buddy Allen : Bass、David Prater : Drumsというメンバーで録音されております。
Glen BurtnickとかDavid Praterといった名前を見ると、結構そそるものがありますよね。
お勧めはタイトル・ナンバーの1曲目"Gypsy Rider"で、メロディアスでポップなヒット性抜群のナンバーです。
Lisa Dominiqueのヴォーカルもとてもいかしていて、歌はかなり上手いです。
また、バックのプレイは最高で、ギター・ソロはもう言うことありません。
2曲目の"You Can't Replace My Face"は、タイトルが先ず洒落てますよね。
「あなたは私の顔を置き換えることなんか出来ないのよ」って、ご機嫌なロックンロールに乗って歌うLisa Dominiqueは最高です。
このナンバーでも、ギター・ソロはとてもいかしてます。
3曲目の"Edge Of Love"は出だしのギター・プレイがいかしたメロディアスなハードポップ・ナンバーです。
4曲目の"Back To Back"はバックの音が小気味よいロックンロール・タイプのナンバーで、これまたお勧めのナンバーです。
5曲目の"Child In Your Eyes"はバックのギターの音色がいかしたメロディアスなパワー・バラード風のナンバーです。
なかなか魅力的なナンバーです。
6曲目の"TKO"は再びご機嫌なロックンロール・ナンバーです。
とてもカッコ良く仕上がっております。
7曲目の"To Be A Woman"はPhil Spector風のウォール・オブ・サウンドしたメロディアスなナンバーで、これまた最高の仕上がりです。
お勧めの1曲です。
8曲目の"It Ain't Emotional"はバックのドラムスとギターがとてもカッコ良いノリの良いポップロックのナンバーです。
9曲目の"Flames In My Heart"は哀愁感タップリのメロディアスなナンバーです。
メロディ・マニアも納得の1曲で、超お勧めのナンバーです。
ラストの10曲目"Angels Don't Fall"もメロディアスなパワー・バラードのナンバーでスケール感があります。
これまた、お勧めのナンバーです。
この2ndしか聴いておりませんが、是非、他のアルバムも聴いてみたいです。
Wounded Bird Records辺りからリ・イッシューされないでしょうか?
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