2010-04-15
Lime / Caroline (1991)

バンドといっても、Denis and Denyse LePageのご夫婦がヴォーカルを執るユニットで、"Your Love"、"You're My Magician"の2曲がが1981年にUS Dance Chartで1位を記録しました。
彼らは、"Your Love" (1981)、"Lime II" (1982)、"Lime III" (1983)、"Sensual Sensation" (1984)、"Lime ? The Greatest Hits" (1985)、"Unexpected Lovers" (1985)、"Take The Love" (1986)、"A Brand New Day" (1989)、"Caroline" (1991)、"Stillness Of The Night" (1998)、"Love Fury" (2002)といったアルバムを発表しており、シングルについては、12インチも含めかなりの枚数を発表しております。
本日紹介する"Caroline"は1991年の作品です。
私が彼らに興味を持ったのは、彼らのサウンドではなく、アルバム・ジャケットでした。
ご覧のとおりシュールな感じのデザインで、ほかのアルバムでも何枚か同じアーティスト(誰だか判りませんが)により描かれております。
オシャレとはちょっと違いますが、何かとても雰囲気があるんです。
CD(レコード)のジャケットって、そのアルバムのとても重要な要素の一つだと思っております。
良く「ジャケ買い」という言葉が使われますが、これって、結構当たっていて、ほぼ内容と合致するものが多いと私は思います。
特に、知らないアーティストのアルバムを購入する時は、AORはAORの雰囲気がありますし、HR/HM系のアルバムを買う時もそうですし、特にゴシック系のアルバムを買うときは、もう殆どがジャケ買いです(もちろん、たまに失敗もしますが)。
あとは、芸術性とか単にデザインが好きだとかの理由でアルバムを買うことも多いですね。
このLimeは殆どがそんなことが理由かも知れません。
名盤かと言うと、決してそうではありません。
ノリの良いシンセサイザーをメインとしたディスコ・ミュージックですので、ほぼドライブのお供ですが。
収録ナンバーは、
01 Caroline
02 Take My Heart Away
03 True (Surrendered Love)
04 Hot Dancer
05 Together Love
06 Precious Love
07 Web Of Desire
08 Never Say Never
09 Caroline (Club Mix)
10 Caroline (Radio Edit)
11 Caroline (Jack Mix)
となっております。
01はシングル・カットされたナンバーで、ノリの良いファンクしたナンバーです。09,10,11はそれのミックス違いです。
02はバックのシンセが結構メロディアスでポップに仕上がったディスコ・ナンバーです。
03はミディアムテンポのメロディアスなナンバーで、これは結構良い曲に仕上がっております。
04はタイトルよろしくホッとなディスコ・ナンバーです。
05はとてもメロディアスなナンバーで、このまんまでも十分魅力的なナンバーですが、バックの音を生の音に替えれば、AORになってしまうのでは?
06はライト・ファンクしたメロディアスでポップなナンバーで、この曲の出来もかなり良いと思います。
07はこのアルバムの中でもかなり良く出来たライト・ファンクしたナンバーで、シングル・カットすのであれば、01でなくこの07だと思います。
08はバックのシンセの音がとてもカッコ良いダンス・チューンで、これなんかも01より良く出来たナンバーだと思いますね。
このLimeの各アルバムですが、最近(ここ数年)リ・イッシューされたようで、本日紹介の"Caroline"にはボーナス・トラックが1曲追加されているようです。
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