2010-04-19
Tamara Champlin / You Won't Get To Heaven Alive (1991)

この"You Won't Get To Heaven Alive"は1991年にTurnip The Music Groupから発表された彼女の唯一のアルバム(おそらく)で、私が所有しているのは1995年にLong Island Recordsからリ・イッシューされたもので、ジャケット・デザインが変更されております。
Tamara ChamplinはBill Champlinと一緒に数多くのミュージシャンのレコーディングにバッキング・ヴォーカルとして参加しておりますし、彼女自身が日本映画のサントラに参加したり、ライヴ・ステージでBill ChamplinやJay Graydon Bandのメンバーとして日本にも来ております。
参加ミュージシャンは、
Guitars: Kevin Dukes, Paul Warren, Cal Curtis, Ryan Roxie, Bruce Gaitsch, Randy Cobb, Jimmy Haan, Rick Sailon, Thom Gimbel
Drums: Pat Mastellato, Joey Cortez, Ron Wikso, Tris Imboden, Andy Kravitz, Steve Klong
Bass: Terry Wilson, Randy Cantor, Jonathan Clarke
Keyboard: Danny Timms, Randy Cantor, Scott Plunkett, Nicky Hopkins,Bill Champlin, John Thomas, Dennis Matkoskey
Background Vocals: Carmen Twillie, Teresa James, Michael Caruso,
Strings: Greg Mathieson
で、プロデュースは、Michael Hutchinsonと彼女自身が担当しております。
これらのミュージシャン達の顔ぶれを見るとAORな内容を想像されると思いますが、Adlut Oriented Rockには違いありませんが、結構ロックしておりますし、彼女のヴォーカルもかなり力強いものとなっております。
収録ナンバーは、
01 Backstreets Of Paradise
02 You Won't Get To Heaven Alive
03 Chasin' The Moon
04 Rock And Roll Tragedy
05 Purple Black And Blond
06 Stone Cold
07 Only Love
07 Crawl
09 Meet My Maker
10 Tragic Black
11 St. Anne's Wheel
12 Roll The Bones
となっております。
01はとてもファンキーなナンバーで、バックのホーンがカッコ良いですし、Kevin Dukesのギター・ソロもかなり良いです。
02はミディアム・テンポながら多分にロックしたナンバーで、バックのドラムスがとても良いです。
03はTamaraとKevin Dukesのペンによるメロディアスなバラード・ナンバーで、アルバムの一押しですね。これは完全にAORしております。
04はNicky Hopkinsのロックンロール・ピアノとKevin Dukesのスライド・ギターがカッコ良いノリの良いナンバーです。Nicky Hopkinsのロックンロール・ピアノって、ホント、最高ですよね。
05はメロディアスなバラード・ナンバーで、これもAORしております。
06はBruce Gaitschの伸びのあるギターのトーンがいかしたメロディアスなナンバーです。
07はアコースティカルでメロディアスなバラード・ナンバーです。
08はJeff ParisとTamaraの共作のナンバーで、バックの音作りもかなりハードです。Female Rock好きには堪らないナンバーかも。
09はメロディアスなハードポップした、結構いかしたナンバーです。
10はNicky HopkinsのピアノとGreg MathiesonのストリングスがいかしたメロディアスなAORナンバーです。
11,12もバックの音は結構ハードロックした感じで、Tamaraのヴォーカルもパワフルです。
もちろんAORナンバーも収録されておりますが、結構パワフルなアルバムですので、女性ロッカーが好きな方にもお勧めです。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://aorparadise.blog66.fc2.com/tb.php/1081-8784a54d