2010-04-20
LaFee / Shut Up (2009)

主人公のLaFeeは15歳の2006年に"Scabies"というナンバーで本国ドイツでデビューし、1stアルバム"LaFee"はドイツのチャートの1位を記録したとか。
2007年には、2ndアルバム"Jetzt Erst Recht"を発表し、本日紹介の"Shut Up"は1st、2ndに収めれていたナンバーをピックアップし歌詞を英語に替えて発表された日本国内編集盤で日本デビュー・アルバムです。
タイプ的には、EvanescenceやFireflightなどのゴス・ロックで、曲によっては扇情的ですし、メロディアスなナンバーも数多く収められております。
特筆すべきは彼女のヴォーカルですね。
ハイティーンながら、かなり歌は上手いです。
1曲目の"Midnight Strikes"は出だしのギターのリフが結構ハードでカッコ良く、本編に入るとこれがとてもメロディアスなナンバーで、ゴシックを感じさせてくれています。
このナンバーはかなり良い仕上がりを見せております。
2曲目の"Shut Up"はシングル・カットされたナンバーで、バックの音は結構ハードですが、メロディアスなポップなナンバーです。
シングル・カットされたのも頷けますが、出来としては1曲目の方が良いと私は思います。
3曲目の"Now's The Time"も出だしのギターのリフがカッコ良いゴシック・ナンバーです。
バックのピアノの音がとても効果的で、これぞゴシックといった感じのメロディアスなナンバーです。
4曲目の"On The First Night"はバックのピアノが美しいメロディアスなバラード・ナンバーです。
メランコリックでダークなナンバーで、このナンバーもゴシックを感じさせてくれています。
お勧めです。
5曲目の"Come On"もギターのリフがカッコ良いナンバーですが、サビの部分は良いのですが、全体的にはメロディアス度はイマイチといった感じか。
6曲目の"Set Me Free"は、再びバックのピアノが美しいパワー・バラードしたメロディアスなゴシックです。
バックにスクリームしたラップを入れるところなんかは、Evanescenceをかなり意識しているのでは?
このナンバーの出来もかなり良いです。
7曲目の"Tell Me Why"もピアノの音が美しいメロディアスなゴシックのバラード・ナンバーです。
Lafeeのヴォーカルもとてもいかしてます。
8曲目の"Little Princess"はヘヴィなギターのリフから始まるナンバーですが、これも1曲目同様、本編に入ると結構メロディアスなゴシックしたナンバーで、かなりお勧めです。
9曲目の"Scabies"は彼女の1stシングルのナンバーで、メランコリックでダークなゴシックですが、仕上がりはとてもポップな感じです。
10曲目の"What's Wrong With Me"もゴシックを感じさせますが、仕上がりはポップです。
11曲目の"Lonely Tears"もメランコリックでダークなゴシック・ナンバーで、このナンバーもEvanescenceを感じさせてくれています。
かなりいかしてます。
ラストの12曲目"Hot"もメランコリックでダークなゴシック・ナンバーです。
このLaFee、かなり良いです。
私は大好きです。
ゴシック・ファンは聴いてみるべきでしょうね。
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