2010-04-21
Various Artists / Kadomatsu T's Songs From L.A. - The Ballad Covers Collection (2004)

この他に同じくポップ・ナンバーを集めたカヴァー集も出されております。
これらのCDが出されるというアナウンスを見て、アルバムが発表された2004年に直ぐに購入しました。
当時、アルバムの1曲目に、角松のナンバーで最も好きな"Still I'm In Love With You"をGino Vannelliがカヴァーしているのを裏ジャケット見つけ、めちゃくちゃ期待しましたが、これがまるっきりの期待外れで、この1曲でアルバムを聴くのを止めたことを覚えております。
ですから、このアルバムを聴くのは今回が2回目となります。
でも2曲目以降は、今回が初めてということですが。
このアルバムには、
01 Still I'm In Love With You (Gino Vannelli)
02 Midnight Girl (Michael North)
03 You're My Only Shinin' Star (Jessica Sheely)
04 Desire (Richard Page)
05 August Rain ? It's Our Pure Hearts (Lee Herman)
06 Distance (Jason Scheff)
07 It's Hard To Say Good-Bye (Henry Kapono & Elizabeth Worfgramm Atuaia)
08 Mermaid Princess (Presley Tucker)
09 Let Me Say... (Brett Raymond)
10 Remp In (Tommy Funderburg)
が収録されております。
01を聴いた時に思ったことは、はっきり言ってアレンジがひどいですね。
Gino Vannelliらしくないですね。
アコースティカルでスロウにすれば良いというものでは無いと思いますね。
Gino Vannelliのヴォーカルの上手いのは判りますが、オリジナルの良さが全く伝わってきません。
でも、こう思うのは、あまりにもオリジナルに入れ込んでいるせいかなぁ?
02なんか聴くと別に悪くはないですし、結構良く出来たAORナンバーに仕上がっているし。
そういえば、角松も80年代ぐらいでしょうか、かなり聴き込んだのは。
でも、その後もアルバムは買い続けていますが、殆ど聴いていないかも。
03なんかもオリジナルがあまり記憶に無いせいか、殆ど違和感がないですね。
Jay Graydonのギター・ソロがとてもカッコ良いですね、これは。
04はRichard Pageのヴォーカルが最高のメロディアスなバラード・ナンバーで、これは言うこと無しですね。
05も01ほどではありませんが、アレンジがイマイチという感じを受けます。
オリジナルを聴いていなければ、まあ、こんなものかな?とも思いますが。
06はJason Scheffがヴォーカルを執っているナンバーですが、David Fosterがやりそうなアレンジで、まさにAORしております。
これは、かなりいけてます。
07も角松敏生と国分友里恵のデュエットによるオリジナルは大好きなナンバーです。
Elizabeth Worfgramm Atuaiaのヴォーカルはとても良いのですが、Henry Kaponoのヴォーカルはどうもこの曲に合っていないような感じも。
08もアレンジがちょっといただけない感じがします。
この曲も、オリジナルの良さがあまり伝わってきませんね。
09のヴォーカルはBrett Raymondで、アレンジも担当しておりますが、これもイマイチという感じでしょうか。
10もTommy Funderburkのヴォーカルは良いんですが、Brett Raymondのアレンジがつまらないですね。
Brett Raymondは3曲ほどアレンジを担当しておりますが、オリジナル・ナンバーを理解しているのかなぁ。
山下達郎のこういった海外アーティストによるカヴァー・アルバムも何枚か出ておりますが、はっきり言って山下達郎物の方が良いですね。
この角松盤は、良いアレンジのナンバーもありますが、どちらかというと期待外れだったようです。
私は出て直ぐに新品を買いましたが、Amazonマーケットプレイスでは新品が776円で売ってます。
失敗したなぁ。今買えば良かった。
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