2010-04-23
大沢誉志幸 / Frenzy (1984)

日本人アーティストのCDはあまり持っていませんが(それでも500枚ぐらいでしょうか)、大沢誉志幸は好きなシンガーの一人で、アルバムも大体揃っています。
大沢誉志幸の魅力は彼が作る曲はもちろんですが、彼の声を結構気に入っています。
ハスキーで、なんかとても魅力的な声をしていると思いませんか?
彼は、1983年に「大沢誉志幸」名義でシングル「彼女には判らない」、アルバム『まずいリズムでベルがなる』でソロデビューし、作詞家の銀色夏生とタッグを組み、「そして僕は途方に暮れる」「恋にjust can't wait」「ゴーゴーヘブン」などをヒットさせております。
また、大沢誉志幸は他のアーティストへの楽曲の提供でも有名で、
おまえにチェックイン(沢田研二)
晴れのちBLUE BOY(沢田研二)
1/2の神話(中森明菜)
ラ・ヴィアンローズ(吉川晃司
ガラス越しに消えた夏(鈴木雅之)
こっちをお向きよソフィア(山下久美子)
などのヒット・ナンバーを生んでおります。
彼の初期3作品、「まずいリズムでベルが鳴る(1983年)」、「SCOOP(1984年)」、「CONFUSION(1984年)」は、今じゃ既に廃盤となっていて、それぞれが中古でもかなりの価格が付いております。
本日紹介する「Frenzy」はこの3作品からピックアップされたベスト・アルバムで、この当時のアルバムとしては、今でも唯一流通しているCDです。
収録ナンバーは、
01 彼女には判らない(Why Don't You Know) ?「まずいリズムでベルが鳴る(1983年)」
02 Jokeでシェイク ?「まずいリズムでベルが鳴る(1983年)」
03 スロウダンス ?「SCOOP(1984年)」
04 宵闇にまかせて(Kiss & Kiss) ?「まずいリズムでベルが鳴る(1983年)」
05 Scoop ?「SCOOP(1984年)」
06 CONFUSION ?「CONFUSION(1984年)」
07 その気××× ?「CONFUSION(1984年)」
08 CAB DRIVER ?「SCOOP(1984年)」
09 まずいリズムでベルが鳴る ?「まずいリズムでベルが鳴る(1983年)」
10 そして僕は途方に暮れる ?「CONFUSION(1984年)」
の10曲となっております。
大沢誉志幸については、初期3作の出来が素晴らしいと私は思っております(それ以降の作品は悪くは有りませんが、旬といえば、やはりこの時期でしょう。
01から10まで彼の代表曲が収録されておりますが、この10曲じゃ足りないでしょう。
「まずいリズムでベルが鳴る(1983年)」から「e-Escape」、「サディスティック・カフェ」、「ベッドからラヴ・コール」を、「SCOOP(1984年)」から「午前2時を過ぎたら」、「ハートブレイク・ノイローゼ」を、「CONFUSION(1984年)」からは「雨のタップダンス」、「ブロークン・ハート」といったナンバーを収録しても良かったのでは、と思っております。
特に、「ベッドからラヴ・コール」、「午前2時を過ぎたら」、「ハートブレイク・ノイローゼ」、「雨のタップダンス」は是非とも。
本作に収められている10曲のナンバーはどれも好きですが、中でもファンキーな01、ポップな02、メロディアスなバラードの03、04、08資生堂のサマーキャンペーンのテーマソングの07、そして大沢誉志幸の最大ヒット曲の10はかなり気に入っています。
やっぱり彼の初期3作は素晴らしいですね。
再CD化があっても良いと思いますが。
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