2010-04-24
All Sports Band / All Sports Band (1981)

最近、国内のメロハー専門のネットショップ「Rock Avenue」から仕入れました。
バンド・メンバーは知らない名前ばかりですが、サポート・メンバーに、Carlos Vega (Ds,Perc)、Bobby Kimball、Jon Joyce、Jimmy Hass、Joe Esposito (B-Vo)の名前があります。
プロデューサーとバック・ミュージシャンの顔ぶれを見れば、サウンドも想像が出来るというものです。
そうです、メロディアスなハードポップ、産業ロックしたサウンドで、全くもって私の好みです。
「Rock Avenue」でのアルバム紹介文には、「アメリカ出身のKey.入り5人組産業ロック・バンドが'81年にリリースした唯一のアルバムのコレクターズ初CD化盤。ジャケ、バンド名ともにふざけていますが中身はかなりマジメで、JOURNEY、TOTO、SURVIVOR等からの影響がもろに分かるGreat産業メロディアスHRサウンドを聴かせてくれます。あのWRABITにも近いその音はほんとビックリするくらいクオリティが高いので、メロディック・ロック・マニア必聴の隠れた名作と言えるでしょう。日本人同様仕事が丁寧なドイツ人の手による一連のハイ・クオリティ・コレクターズCDシリーズからのリリースです。」とあり、オフィシャルでのCD化ではありません。
まさに隠れた名作と呼べるものだと思います。
1曲目の"Can't Give Up The Feeling"はキーボードとギターの音は、モロに80年代初頭の産業ロックしたもので、この時代の音が大好きな私には堪らないものです。
各プレイヤーのレベルも高く、サウンドは素晴らしいです。
2曲目の"Turn This Game Around"はポップさも加わり、ヒットポテンシャルの高いナンバーに仕上がっております。
3曲目の"Jet Set"はギターの音も若干ハードなタイトなナンバーとなっております。
4曲目の"Opposites Do Attract"はメロディアスでポップな産業ロック・ナンバーで、出来もかなり良くシングル向きのナンバーだと言えます。
5曲目の"I'm Your Superman"はタイトルに似合わないメロディアスなバラード・ナンバーです。
バックのピアノの音はかなりいけます。
6曲目の"Run Away"もあの当時の産業ロックした、とてもカッコ良いナンバーで、私はホントこんなナンバーに弱いんです。
7曲目の"Can't Change Destiny"はTOTO風のプログレハードしたナンバーで、こんなナンバーを聴くと、このAll Sports Bandの演奏力のレベルの高さが判ります。
キーボードも素晴らしいですし、ギター・ソロも最高です。
このナンバーは圧巻です。
8曲目の"Hit-N-Run"はカッコ良いギターのリフから始まるブギ調のご機嫌なナンバーです。
とてもポップに仕上がっております。
9曲目の"I'm Hurt"は、10ccにも通ずるヒネたポップ・ナンバーです。
とにかくバックのプレイはカッコ良いです。
ラストの10曲目"Lovestruck"もプログレハードしたバックのプレイがいかしたナンバーです。
ギター・ソロは圧巻です。
80年代の産業ロックやハードポップのファンは必聴の1枚でしょう!!
お勧めです。
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