2010-04-26
Roger Smith / Both Sides (1998)

アーティストとタイトルは、Roger Smithの"Both Sides"です。
先日、久しぶりにブック・オフを覗いてきました。
ブック・オフは、最近は殆ど行っておりませんでした。
理由は、もちろんCDの値段が高いからです。
中古で、1,500円を超える値段が普通に付けられており、えっ!?、このCDがこんなにするの?、みたいな感じで、自然に足が向かわなくなりました。
で、時間があったので、ちょっと覗いたのですが、以前に比べると、500円コーナーがあったり、250円コーナーも在庫数が増えていたり、以前とはちょっと違った感じもありましたが、一般のコーナーは、以前と同じく価格は高いままでした。
と言いながら、250円、500円コーナーをじっくり見ましたが、在庫数が増えたと言っても、まあ、どうでも良いようなCDが殆どでしたが。
初見のCDは例によって、ジャケットやプロデューサー、レーベルを見ての購入となりましたが、本日紹介するRoger Smithはジャケットの雰囲気とレーベルが購入の決め手となりました。
ジャケットの感じはアーバンなブラコンという雰囲気ですが、レーベルがMIRAMAR Recordingsで、このレーベルは確かスムース・ジャズやニュー・エイジ系だったと思いましたし、さらにプロデュースがRonnie Fosterということで、スムース・ジャズのアルバムだろうと判断したわけです。
これが、ビンゴでした。
Roger Smithはピアニスト、キーボーディストで、中ジャケットを見ると、Paul Jackson,Jr. (G)、Luis Conte (Perc)、Gerald Albright (Alto Sax)、Phil Perry (Vo)などが参加した極上のピアノ、キーボードによるFusion Musiアルバムだった訳です。
で、このRoger Smithですが、どうもTower Of Powerのキーボーディストのようですが、本日紹介する"Both Sides"は、Tower Of Powerサウンドとは全く違った、どちらかというとJoe Sampleのアルバムに近いものがあります(同名異人かなぁ?)。
流れるようなピアノ・ソロがふんだんにフィーチャーされたスムース・ジャズで、とても素敵なアルバムに仕上がっております。
収録ナンバーは、
01 Off The Hook
02 Comes With The Deal
03 Both Sides
04 Change The World
05 Mix It With Love
06 Flevoland
07 Only Wanna Be With You
08 Bring It On
09 Overjoyed
10 In Your Arms
11 Hopscotch
の11曲が収録されております。
01は軽い感じの若干ファンキーなスムース・ジャズです。
02はPaul Jackson,Jr.のギターのカッティングがとてもカッコ良いノリの良いライト・ファンクしたナンバーで、とてもお勧めの1曲です。
03はどことなく80年代のNiel Larsen風のフュージョン・インストといった感じのナンバーです。
04はご存知Eric Claptonのヴァージョンが大ヒットしたあのナンバーです。かなり良いです。
05はアーバンな感じのスムース・ジャズ・ナンバーです。バックのコーラスがとてもいかしてます。
06は再びノリの良いフュージョン・ナンバーです。
07はPhil Perryがリード・ヴォーカルを執ったメロディアスなバラード・ナンバーです。Phil Perryのファルセットが素晴らしいです。
08は生のピアノにバックの打ち込みと、ちょっとばかりタイトな感じのナンバーです。
09はStevie Wonderのペンによるナンバーですが、このRogerのヴァージョンはとてもメロディアスに仕上がっており、Rogerの流れるようなピアノはとても素晴らしいです。
10はSusaye Green Cotonという女性ヴォーカルをフィーチャーしたジャズ・ヴォーカルのナンバーで、しっとりと仕上がっております。このナンバーもお勧めですね。
11はRogerのピアノだけによるBe-Bopしたナンバーです。
これが250円だったら安い!!
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