2010-05-05
The Guess Who / The Best Of The Guess Who - Running Back Thru Canada Live (2004)

メンバーは、Randy Bachman (G)、Burton Cummings (Vo, Keys, G)、Garry Denis Peterson (Ds)、Donnie McDougall (G)、Bill Wallance (B)といったラインナップとなっております。
このメンバーはThe Guess Whoが黄金時代の最強のメンバーとなっております。
The Guess Whoと言えば、"American Woman"、"No Time"、"No Sugar Tonight / New Mother Nature"といったナンバーが有名ですが、これら3曲は全て1970年の大ヒット・アルバム"American Woman"に収められており、その他、"These Eyes"、"Share The Land"などのヒット・ナンバーがあります。
また、初期The Guess Whoの最大のヒット・ナンバーは、"Shakin' All Over"で、この曲はとてもご機嫌なロックンロール・ナンバーでした。
このアルバムには、
01 Runnin' Back To Saskatoon
02 Rain Dance
03 These Eyes
04 No Sugar Tonight / New Mother Nature
05 Let It Ride
06 Undun
07 Follow Your Daughter Home
08 American Woman
09 Hand Me Down World
10 Takin' Care Of Business
11 Laughing
12 Share The Land
の全12曲が収録されております。
01は1972年のライヴ・アルバム"Live At The Paramount"に収録されていたナンバーで、ミドル・テンポながらとてもブギーなご機嫌なナンバーで、ライヴ向きと言えると思いますね。
02は1971年の"So Long, Bannatyne"に収められていたナンバーで、この曲もご機嫌なロックロール・ナンバーに仕上がっております。
なお、このナンバーは1971年にカナダのチャートで3位とヒットしたナンバーです。
03は1969年の"Canned Wheat"からのナンバーです。
The Guess Whoとして初めて全米トップ10に入ったナンバーです。
Burton Cummingsのピアノとヴォーカルがいかしたメロディアスなバラード・ナンバーで、曲の出来は本当に素晴らしいです。
04は08と並ぶThe Guess Whoの大ヒット・ナンバーで、両曲ともカナダでも全米でも1位を記録しております。
アコースティカルでメロディアスで、そしてポップなナンバーです。
Randy Bachmanのアコースティック・ギターはとてもカッコ良いですし、Burton Cummingsも年を感じさせない力強いヴォーカルを聴かせてくれております。
05はアコースティック・ギターのカッティングが小気味良いメロディアスなナンバーで、これまたお勧めのナンバーです。
06は1969年に"Canned Wheat"からのナンバーで、アコースティカルで軽い感じのポップなナンバーに仕上がっております。
07は1973年の"Artificial Paradise"からのナンバートロピカルな雰囲気のナンバーで、バックのパーカッションがとてもカッコ良いです。
08は,The Guess Whoといえば"American Woman"というぐらい彼らのの大ヒット・ナンバーです。
このライヴ・ヴァージョンは14分にも及ぶ大曲となっていて、ハードロック調のとにかくカッコ良いの一言です。
圧巻です。
09は1970年の"Share The Land"からのナンバーで、とてもポップに仕上がったロック・ナンバーです。
10はとてもご機嫌なロックンロール・ナンバーです。
Burton Cummingsのロックンロール・ピアノがとてもいかしてます。
11は1969年の"Canned Wheat"からでカナダ・チャートで1位、全米10位とヒットしたナンバーです。
これもメロディアスなバラード風ナンバーで、殆どAORしております。
その後の、Burton Cummingsのソロ・アルバムに入っていても違和感がないメロディアスなナンバーです。
12は1970年の"Share The Land"から。
出だしのRandy Bachmanのギターソロが最高のメロディアスな1曲です。
2000年の録音ですから、メンバー全員50代後半ということですが、Burton Cummingsも声が出ておりますし、Randy Bachmanのギターも冴えておりますし、他のメンバーもプレイもとてもカッコ良いですし、言うことが無いライヴ・アルバムだと思いますね。
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