2010-06-02
Cliff Dawson / Cliff Dawson (1982)

5月の下旬にストーブを焚くほどの寒さは、最近ではあまり記憶が無いですね。
札幌の6月は一年で最も気候が良い時期です。
今週の天気を見てもずっと晴れで気温も20度程度ととても過し易そうです。
先日のブログでファンク・ディスコのアルバムを聴くのがマイ・ブームと書きましたが、本日紹介いたしますCliff Dawsonのセルフ・タイトルのアルバムも最近手に入れたアルバムです。
レーベルはFTG (Funky Town Grooves) Recordsで、70年代、80年代のファンク・ディスコ・ソウル・ミュージックのリ・イッシュー専門のレーベルで、過去にWindjammerなどのアルバムをリ・イッシューしております。
同じように最近はカナダのレーベルでUnidisk Recordsというレーベルもありますが、こちらも70年代・80年代の良質なバンド・アーティストのアルバムをリ・イッシューしており、このブログで紹介したMetropolisとかLemon、Limeなどがこのレーベルのものです。
このCliff Dawsonはファンク・ディスコのアルバム(もちろんファンキーなナンバーも入っておりますが)でなく、いわゆるソウル・ブラコンのアルバムです。
それも極上の。
ライト&メロウのナンバーばかりが収録されており、Cliff Dawsonのヴォーカルも素晴らしく、ブラコン・ファンだけでなく、AORファンにも受ける内容となっております。
1曲目の"It's Not Me You Love"はメロディアスでメロウなバラード・ナンバーです。
のっけからこんなナンバーを聴かせる"Cliff Dawson"、期待が膨らむというものです。
もう雰囲気最高の1曲です。
2曲目の"Waiting For Your Love"は、出だしのピアノの音がとてもそそる、これまたメロディアスでアーバンな感じのバラード・ナンバーです。
情感豊かに歌うCliff Dawsonのヴォーカルがとても光っておりますし、途中のサックス・ソロはもう最高です。
このナンバーもお勧めですね。
3曲目の"Betcha Didn't Know"はライト&メロウのファンク・ナンバーです。
曲の仕上がりもとてもポップです。
4曲目の"I Can Love You Better"も軽めなファンク・ナンバーです。
5曲目の"Don't Hide Away From Love"は再びメロディアスなバラード・ナンバーで、出だしのフェンダーローズの音とバックの女性コーラスがとても良いです。
6曲目の"Never Say I Do (If You Don't Mean It)"もメロディアスなバラード・ナンバーです。
このナンバーはRenee Diggsという女性とのデュエト・ナンバーですが、もう雰囲気バッチリです。
7曲目の"Love Is Just A Dream"はバックのピアノがいかしたメロディアスなナンバーで、殆どAORしております。
これまたお勧めのナンバーです。
8曲目の"Ocean Green Eyes"は、これまたメロディアスなAOR風のナンバーです。
バックの女性コーラスがアクセントとなっております。
ラストの9曲目は4曲目のリミックス・ヴァージョンで、ボーナス・トラックです。
この"Cliff Dawson"ですが、バラード・ナンバーも多く収められておりますし、曲の出来もかなり良いです。
ブラコン・ファンだけじゃなくAORファンも納得の1枚だと思います。
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コメント
わ~極上!これは即買わねば!
マイ・ブーム
ブログにも書きましたが、最近、ファンク・ディスコ・ソウルのアルバムを買って聴くのがマイ・ブームなんです。
本日(6/3)紹介した、Strokeも最高にいかしたアルバムです。
映像を探したのですが、見つかりませんでした。
本日(6/3)紹介した、Strokeも最高にいかしたアルバムです。
映像を探したのですが、見つかりませんでした。
今日とどきました、あっというまに9曲聴き終わりました。極上です!
Cliff Dawson
Cliff Dawson,かなりいけるでしょう?
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