2010-05-14
Metropolis / The Greatest Show On Earth (1978)

と言っても、私もこのアルバムの存在を知ったのはつい最近のことですが。
アルバムのタイトルとアーティストは、"The Greatest Show On Earth"でMetripolis feat.The Sweethearts"というバンドで、1978年にディスコ・ファンクのレーベルSalsoul Recordsから発表されたものです。
ヴォーカルとホーン以外はドイツで録音されたアルバムで、その音は、当時(70年代後半から80年代前半)のディスコティークしたAORそのまんまのライト&メロウなものです。
ヴォーカルのクレジットは有りません( The Sweethearts ?)が、歌っているのは女性です。
また、キーボードを担当しているThor Baldurssonが大半の曲を書いており、プロデュースも担当しておりますので、彼がメインのプロジェクトだと思います。
収録ナンバーは、
01 The Greatest Show On Earth
02 Was That All
03 Go Get It
04 I Love NY
05 New York Is My Kind Of Town
06 Here's To You
07 Every Time I See Him
08 Thunder Are Lightning
09 I Love NY (Long Version)
10 I Love NY (Short Version)
の10曲です。
タイトル・ナンバーの01はRAH Band風のシンセサイザーとストリングスが融合したメロディアスなディスコAORのナンバーです。
ヴォーカルの女性の声もとても良いですし、RAH Bandに通ずるとても良くできたナンバーです。
02はこのアルバムの中で私が最も好きなナンバーですが、例えばDelegation辺りのとてもオシャレでメロウなAORナンバーに仕上がっております。
女性ヴォーカルもバックのプレイも最高です。
03は軽快でグルーヴィーなライト・ファンクしたナンバーです。
女性ヴォーカルはコーラスだけのほぼインスト・ナンバーです。
04はこのアルバムのメインのナンバーなんでしょうね。
ジャケット写真にも"I Love NY"のピンバッジが載っておりますし。
軽快なディスコ・タッチのポップなナンバーです。
ここでも、女性ヴォーカルはコーラスのみで、バックのパフォーマンスを聴かせるナンバーとなっております。
05は、ギターのカッティングやキーボードなどバックのプレイがとてもいかしたナンバーです。
ディスコティックなフュージョン・ナンバーとでも言えば良いのでしょうか。
カッコ良いナンバーです。
06は女性ヴォーカルがとても心地よいメロディアスなバラード・ナンバーです。
雰囲気最高です。
07はミディアム・テンポのフュージョン・インストのナンバーです。
とにかく、彼らのパフォーマンスが心地良い、そんな感じのナンバーです。
08も女性ヴォーカルが心地よいライト&メロウのディスコAORナンバーです。
09、10は04のそれぞれロング・ヴァージョン、ショート・ヴァージョンです。
このMetropolisの"The Greatest Show On Earth"ですが、ディスコAORが好きな方には、間違いなく気に入るアルバムだと思います。
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