2010-05-31
Shining Line / Shining Line (2010)

バンド(プロジェクト)名はShining Lineで、イタリア人のPierpaolo Monti (Ds, Perc)とAmos Monti (B)の2人(名前が同じなので兄弟か?)です。
ドラムスとベースのリズム・コンビにイタリア人などのスタジオ・ミュージシャンを起用しているようです。
でも、ヴォーカルは結構名の知れたヴォーカリスト達が担当しております。
プロデュースはAlessandro Del Vecchioという人物ですが、Michael Voss (ex: Mad Max, Casanova, Demon Drive etc.)がミックスとマスターを担当しており、自身も何曲かリード・ヴォーカルとリード・ギターで参加しております。
ヴォーカル陣は、Erik Marlensson、Harry Hess、Robbie LaBlanc、Robin Beck、Mikael Erlandsson、Michael Shotton、Michael Voss、Sue Willeis & Bob Harris、Ulrich Carlsson & Carsten Schulz、Phil Vincent、Brunorock,Jack meille,Graziano De Murtas & Alessandro Del Vecchio、Michael Bormannという陣容となっております。
もうこれだけのヴォーカリスト達を見ただけで、メロディック・ロック・ファンは色めき立つというものです。
収録されているナンバーもメロディアスなナンバーばかりです。
01 Highway Of Love
02 Amy
03 Strong Enough
04 Heaven's Paths
05 Heat Of The Light
06 Can't Stop The Rock
07 The Meaning Of My Lonely Words
08 The Infinity In Us
09 Still In Your Heart
10 Homeless' Lullaby
11 Follow The Stars
12 Unbreakable Wire
13 Under Silent Walls Part 1
14 Under Silent Walls Part 2
15 Under Silent Walls Part 3
の15曲が収められております。
01はキラキラ・キーボードから入る哀愁度も高いメロディアスなメロディックロックのナンバーです。
ヴォーカルはECLIPSEのErik Marlenssonです。
Erik Marlenssonのヴォーカルは最高ですし、曲の出来が素晴らしいですね。
02はHarlem ScaremのHarry Hessがヴォーカルを執ったナンバーで、しっとりとした感じで歌っているバラード風のメロディアスなナンバーです。
03はBlanc FacesのRobbie LaBlancがリードをBrian LaBlancがバッキング・ヴォーカルを担当したナンバーです。
このナンバーももちろんメロディアスなナンバーに仕上がっております。
そう言えば、このBlanc Facesも兄弟いよるユニットでした。
04はピアノとストリングスが美しい1分半程の短いインスト・ナンバーです。
05はRobin Beckがヴォーカルを担当したメロディアスなパワー・バラードのナンバーです。
さすがRobin Beckです。
情感豊かに歌い上げております。
06はLAST AUTMN'S DREAMのMikael Erlandssonがヴォーカルを執ったメロディック・ロックのナンバーです。
出来もLAST AUTMN'S DREAM風になるのは仕方がないですね。
07はVon GrooveのMichael Shottonがヴォーカルを担当しております。
このナンバーもメロディアスなバラード・ナンバーで、とてもいかしてます。
08はMichael Vossのヴォーカルによるナンバーです。
これまたキラキラ・キーボードのメロディアスなハードポップ・産業ロックしたナンバーですが、ホント。私って、このようなタイプのナンバーに弱いんです。
最高にいかしてます。
09はSue Willeis & Bob Harrisによるデュエット・ナンバーです。
Bob HarrisoはUFOに参加したヴォーカリストですが、Sue Willeisという女性ヴォーカリストは初耳ですね。
でも、このナンバー、タイトルから連想されるとおりのメロディアスなバラード・ナンバーで、本当に良く出来てます。
Sue Willeisのヴォーカルもかなりいかしてます。
10はUlrich Carlsson & Carsten Schulzといったヴォーカリスト(この人たちも初耳)によるナンバーで、ギター・オリエンティドの若干ハード(でも、とてもメロディアス)に仕上がっております。
11はPhil Vincentのヴォーカルによるナンバーで、ギターのトーンが最高にいかしたミディアム・テンポのメロディアスなバラード風のナンバーに仕上がっております。
曲の出来もかなり良いです。
12はBrunorock,Jack meille,Graziano De Murtas & Alessandro Del Vecchioといったイタリア人ヴォーカリスト達がヴォーカルを執ったナンバーです。
Brunorockは自身でもソロ・アルバムを発表しておりますが、このアルバムもとても良く出来たメロディック・ロックのアルバムです。
ギターのリフがカッコ良い軽快なハードポップのナンバーです。
13はギター・オリエンティドのメロディアスなバラードのインストです。
14はJADED HEARTのMichael Bormannのヴォーカルによるメロディアスなパワー・バラードのナンバーです。
曲の出来が良いです。
15もギターがいかしたメロディアスなインスト・ナンバーです。
とにかく、このアルバム、収められている楽曲が素晴らしいですし、その曲を歌っているヴォーカリストのパフォーマンスも素晴らしいということで、最近のメロディック・ロックのアルバムの中でもピカイチだと思います。
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コメント
Shining Line
某B!誌には、今月の紹介だったのですか?
もう1年ほど前のアルバムでしたが。
昨年の3月で某B!誌の購読は止めておりますが、このアルバムだったら、F氏が紹介記事を書いているのでしょうか?
結構高得点のアルバムだと思いますが。
このShining Lineだけじゃなく、最近のメロハー系の新譜には結構良いアルバムが出ております。
Houstonとかはかなり良かったと思います。
もう1年ほど前のアルバムでしたが。
昨年の3月で某B!誌の購読は止めておりますが、このアルバムだったら、F氏が紹介記事を書いているのでしょうか?
結構高得点のアルバムだと思いますが。
このShining Lineだけじゃなく、最近のメロハー系の新譜には結構良いアルバムが出ております。
Houstonとかはかなり良かったと思います。
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かなりの出来でびっくりしています。
最近買った中で一番なんじゃないかと思います。
なぜ日本未発売なのでしょう。悲しいですね('A`)