2010-06-06
The Cool Nites / Have A Good Forever... (1985)

UK産のバンドでThe Cool Nitesの1985年の作品"Have A Good Forever..."です。
これがニューヨーク・ファンクにも優るとも劣らないサウンドで、センスの良いソフィスティケイトされたアーバン・サウンドとなっており、とても完成度の高いアルバムに仕上がっております。
男女混合の7名からなるバンドで、メイン・ヴォーカルは女性2人が担当しており、男性陣はバックのプレイに回っておりますが、ヴォーカルもプレイも最高ですし、収められているナンバーもライト&メロウのファンク・ナンバー、メロディアスなバラード・ナンバーと、ファンク・バンドとしてもとても素晴らしいです。
1曲目の"Look What You've Done To Me"はバックのシンセやベースが最高のメロディアスなライト&メロウしたファンク・ナンバーで、仕上がりもポップですし、かなり気に入っています。
2曲目の"My Love Is Hot"も出だしのシンセの音だけで気に入ってしまう、そんなナンバーです。
このナンバーもメロウなファンク・ナンバーで言うことありません。
3曲目の"Why Not"は出だしのドラミングとこれに絡むキーボード、さらにギターのカッティングがとてもいかしたメロウなナンバーです。
ギターのカッティング・プレイはどこかGeorge Benson風です。
4曲目の"Come On Back To Me"でも、出だしのギターのカッティングはいかしてます。
これまたいかしたファンク・ナンバーです。
5曲目の"Have A Good Forever"はメロディアスなバラード・ナンバーです。
例によってファンク・バンドのあの蕩けるようなバラードです。
6曲目の"Spend The Night"はThe Cool Nitesに代表的なナンバーで、ヴォーカルもインストもいかしたファンク・ナンバーです。
特にギターのカッティングがいかしてます。
12曲目は12インチ・ヴァージョンとなっております。
7曲目の"You're Never Too Young"も彼らの代表的なナンバーです。
このナンバーでもギターのカッティング・プレイはGeorge Benson風です。
こちらは6曲目よりメロウ度が増すファンク・ナンバーとなっております。
14曲目は12インチ・ヴァージョンとなっております。
8曲目の"I Don't Wanna Stop"もバックのインストがいかしたライト&メロウしたファンク・ナンバーです。
9曲目の"All I Wanna Do"はバックのシンセ・キーボードがいかしたミディアム・スロウなメロウなナンバーで、AORファンも納得の1曲です。
曲の出来もかなり良いです。
10曲目の"I Love You"はタイトルから連想されるとおりの蕩けそうなバラード・ナンバーです。
女性ヴォーカルがとても魅力的です。
5曲目より出来が良いかも。
11曲目の"In Your Car"は当時のファンク・ナンバーそのまんまのちょっとばかりエレクトリック風です。
12曲目以降は今回のリ・イッシューに伴うボーナストラックです。
13曲目の"Natural Energy"はエレクトリック・ファンクしたインスト・ナンバーです。
さすがファンク・バンド、インストも最高です。
ラストの15曲目"I Forgot"は1stアルバム"DOWN TO EARTH"に収録された唯一のファンク・ナンバー"I Forgot How To Love You"を、後にシングル・オンリーとして"I Forgot"(12" Extended)として発表されたナンバーです。
これまたベースがビンビンのカッコ良いファンク・ナンバーに仕上がっております。
この"Have A Good Forever..."は本当にいかしたファンク・アルバムに仕上がっており、収録ナンバーも最高です。
ファンク・ミュージックのファンだけでなくソウル・ファン、AORファンにもお勧めのアルバムです。
今回この2ndのほか1stの"Down To Earth"も一緒に手に入れましたが、この1stはほぼ全編レゲエ・サウンドで構成されており、私にとっては(?)のアルバムでしたが、"Have A Good Forever..."はホント素晴らしいアルバムに仕上がっております。
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コメント
リードとコーラスの掛け合いがいいきぶんにさせてくれます。とりあえずアマゾンサイトでチェック入れておきます。なんだか幸せなんだか怖いんだか、この夏のもの入り。
The Cool Nites
The Cool Nitesのこの"Have A Good Forever..."はホントとても良く出来たアルバムですが、ブログにも書きましたが1stは全編レゲエした内容で私には全く詰らないものでした。
最近は、かなりの頻度でファンクのアルバムを聴いておりますが、やはり70年代、80年代のファンク・ミュージックで凄いですね。
最近は、かなりの頻度でファンクのアルバムを聴いておりますが、やはり70年代、80年代のファンク・ミュージックで凄いですね。
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