2010-06-11
Wreckin' Crew / Pixie Dust (1984)

私のホームページやこのブログでも何度も書いていたCory Wellsの1stアルバム"Touch Me"がいよいよ9月22日にSMH-CDの紙ジャケ使用でボーナス・トラックを3曲追加してCD化されるアナンスがありました。
レーベルがウニヴァーサル・ミュージックということで、ちょっとばかり心配な部分もありますが、今回は、Cory Wellsの1stのほかに、あのMichael OmartianやJay GraydonがいたバンドRhythm Heritageの"Sky's The Limit"、"Disco Derby"の2枚(これらもそれぞれボーナス・トラックを収録)、さらに昨年でしたっけ、一度再CD化のアナウンスがあって結局発売されなかったLisa Dal Belloの"Lisa Dal Bello"の計4枚が発売される予定(予定というのがホント心配です)となっております。
あと、今、最もCD化して欲しいアルバムJess Rodenの"Stonechaser"を待つばかりとなりました。
本日は、FTG Recordsからリ・イッシューされたファンク・アルバムWreckin' Crewの"Pixie Dust"を紹介いたします。
このアルバムは、1984年の彼らのワン&オンリー(おそらく)のメロウ・グルーヴなアルバムで、とにかくメロディアスなナンバーが多く収められたアルバムです。
もう1曲目の"Seasons"からノックアウトさせられること請け合いです。
ミディアム・スロウのメロウなナンバーで言うことありません。
彼らは7人によるヴォーカル&インスト・のファンク・バンドですが、2曲目の"Pixie Dust"は、さすがバックのインストも最高にいかしたライト&メロウのとてもカッコ良いファンク・ナンバーです。
メジャー・バンドにも全く負けておりません。
3曲目の"Walkin' The Line"もバックのホーン・セクションがアクセントとなったミディアム・スロウのバラード。ナンバーです。
4曲目の"Set It On Out"は出しのドラムス、ベースがとてもいかしたファンク・ナンバーです。
Wreckin' Crewは良くEarth,Wind & Fireを引き合いに出されますが、バックにホーン・セクションが入っているのがその理由だと思います。
このナンバーでもホーン・セクションが効果的に使われております。
5曲目の"Wide (Open Up Your Love)"はバックのキーボードとギターのカッティングがカッコ良いミディアム・テンポながらもとてもファンクしたナンバーです。
6曲目の"Miracle"はとてもメロディアスなバラード・ナンバーで、聴きものです。
7曲目の"All Your Love"は、これまたライト&メロウのメロディアスなファンク・ナンバーで、もう言うことありません。
好きです、このナンバー。
8曲目の"On Your Mark"は、このWreckin' Crewがインスト・バンドだということを証明しているとてもカッコ良いインストのファンク・ナンバーです。
9曲目の"Cruisin' With The Crew"と10曲目の"Chance To Dance"はボーナス・トラックで、"Cruisin' With The Crew"はとてもカッコ良いダンサンブルなナンバーですし、"Chance To Dance"は最高にいかしたファンク・ナンバーとなっております。
このWreckin' Crew、かなりいかしてます。
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