2010-06-19
David Castle / Castle In The Sky (1977)

アーティスト及びタイトルは、David Castleの"Castle In The Sky"です。
このアルバムは1977年にParachute Recordsからリリースされたアルバムです。
プロデュースはJoe Porterで、バック・ミュージシャンとして、Chuck Rainey (B)、Abraham Laboriel (B)、Lee Ritenour (G)、Jay Graydon (G)、Jim Horn (Sax)、Tom Scott (Sax)、James Gadson (Ds)などが参加しております。
先ず、このメンツを見たら、AORファンとしては、聴かずにおれないアルバムですよね。
その後、1979年に"Love You Forever"、1994年に"Voice In The Wind"、2005年にmp3ダウンロードのみで"Music For Your Soul"、最近では"Music For Your Soul"を発表し、現在も活動中のシンガーです。
このアルバムには、
01 The Lonliest Man Of The Moon
02 You're Too Far Away
03 Make Believe You're Near Me
04 Lady On The Other Side Of Town
05 Ten To Eight
06 With Love & With Care
07 All I Ever Wanna Be Is Yours
08 Pretending
09 Finally
の9曲が収められております。
David Castleはメロディアスなバラード・ナンバーを得意とするソング・ライターで、このアルバムでもメロディアスなバラード・ナンバーが多く収められております。
01から彼らの本領発揮といったナンバーで、言うことありません。
"Baby, Baby,...."とリフレインする部分が堪りません。
とても良く出来たAORナンバーです。
なお、このナンバーはシングル・カットされ、Billboard's Hot 100 で89位にランク・インされております。
02はRandy Vanwarmer辺りを連想させるメロディアスなバラード・ナンバーです。
バックのギターは、Jay Graydonっぽいですね。
このナンバーは、AORファンだったら必ずや気に入るナンバーだと思いますね。
03は出だしの流れるようなピアノがいかした軽快な感じのAORナンバーです。
04は7分にも及ぶドラマティックなナンバーです。
バックのピアノはDavid Castle自身が演奏しておりますが、ヴォーカル以上にピアノの腕前が良いみたいですね。
歌えるピアニストと言えばElton Johnをすぐに思い浮かべることができますが、このナンバーもどこかElton John風です。
05も美しいピアノの旋律から入るメロディアスなバラード・ナンバーです。
バックのストリングスもいかしてます。
このナンバーもシングル・カットされ、UKチャートではトップ20に、Billboard's Hot 100 では7週間ランク・インされピークは68位とヒットしたナンバーです。
06はアカペラから始まるメロディアスながらファンキーさを感じます。
どこかドゥーワップ風のナンバーです。
07はアコースティカルでメロディアスなナンバーです。
このナンバーもシングル・カットされ、1978年にBillboard's Easy Listening charts にランクインしております。
08もバックのピアノがとても美しいメロディアスなナンバーです。
このナンバーは、どこかPeter Allen風です。
09は軽快なロックンロールしたナンバーです。
あくまでもソフトな感じですが。
この"Castle In The Sky"ですが、間違いなくAORファンは気に入るアルバムだと思います。
是非CD化して欲しいですね。
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