2010-06-21
Kevin Moore / Rainmaker (1980)

ブラコンAORな1枚、Kevin Mooreの1980年の作品"Rainmaker"です。
先ず、このアルバムのプロデューサーは、Holden Alan Raphaelなる人物で、バック・ミュージシャンは、ドラムスにRicky Lawson、ベースにJervonny Collier、ギターにKevin Moore、Caleb Quaye、シンセサイザーにIan Underwood、キーボードにGreg Mathieson、Michael King、パーカッションにPaulinho DaCosta、ホーンズとしてJerry Hey、Gary Grant、Bill Reichenbach、バッキング・ヴォーカルとしてBill Champlin、Tom Kellyなど当時のAORアルバムに必ずといっても良いほど名前がクレジットされていたミュージシャンばかりです。
収録ナンバーは、
01 I Intend To Love You
02 Break Down The Walls
03 Anybody Seen My Girl
04 Speak Your Mind
05 Rainmaker
06 The Way You Hold Me
07 Rainy Day People (Rainy Day Lady, Rainy Day Man)
08 Holding On To You
の8曲となっております。
01は出だしののホーンがカッコ良い軽快な感じのメロディアスなAORナンバーです。
結構出来も良いです。
02はバックのキーボードが美しいメロディアスなバラード・ナンバーです。
もうこれは完全にAORですね。
03はKevin Mooreのアコースティック・ギターがいかしたメロディアスなナンバーです。
ジャケット・イメージとは違って、ここまで、殆ど黒っぽさは無いですね。
04は再びバックのピアノが美しい若干ジャジーな感じのナンバーです。
このアルバムのハイライト・ナンバーはタイトル曲の05でしょうか。
このナンバーも若干ジャジーな感じの、本当にメロディアスなAORナンバーに仕上がっております。
AORファンであれば、必ずや気に入っていただけるナンバーだと思いますね。
06はファンキーなホーンから始まるとてもメロディアスな、これぞブラコンAORといったナンバーです。
05とは全くタイプは違いますが、このナンバーもかなりお勧めです。
07はBobbi Walkerとのデュエットによるどこかトロピカルな感じがするナンバーです。
08はとてもいかしたKevin Mooreのメロウなギター・ソロが全編で聴けるとてもメロディアスなAORナンバーです。
このナンバーもとてもお勧めです。
なお、この"Rainmaker"はKevin Mooreの1stアルバムですが、2nd以降はKeb' Mo'と名前を変え、サウンドもデルタ・ブルースなどを演っていて現在でも音楽活動をしているようです。
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