2010-06-23
Graeme Edge Band / Kick Off Your Muddy Boots (1975)

定価は320,000円とかなり高価です。
その内(って何時になるか判らないけど)、CDのネットショップを開業するつもりで購入しました(次は、古物商の免許を取るつもりです)。
今までも10,000円弱の研磨器を持っておりましたが、この研磨機では、音飛びするようなCDの修復は不可能でしたし、研磨処理痕も残り、とても満足いくものではありませんでした。
しかし、さすが業務用の研磨機で、研磨機の比較サイトで、最もランクが高いBRASSA-A2ですが、傷のレベルによって段階的に研磨するのですが、これが使ってみて、素晴らしいということが判りました。
先ず、薄い傷なら研磨処理痕も残らず、キレイに仕上がります。
少し深い傷は若干(といっても見た目はあまり気になりません)の研磨処理痕は残りますが、かなりキレイに仕上がります。
そして、これがこの研磨機の魅力とも言えるのですが、傷が付いて音飛びがしいたCDが音飛びがしなくなっただけでなく、傷も無くなり、研磨処理痕もあまり残らないということです。
さすが320,000円の価値はあります。
で、本日紹介いたしますGraeme Edge Bandの"Kick Off Your Muddy Boots"は彼らの2ndアルバムです。
実は、このCD、彼らの1stアルバム"Paradise Ballroom"と併せ、フランスのAmazonのマーケットプレイスで新品を購入したのですが、手元に届いたCDを見ると、この1stの10曲目付近に深い傷があり、再生すると音飛びがしておりました。
購入した時に交換をしてもらえば良かったのですが、気が付いたのが手元に届いてからかなりの日数が経過していたことと、メールのやり取りが面倒だったので、そのまんまの状態でした。
そして、このBRASSA-A2で研磨したところ、音飛びがしなくなり、また、傷も無くなりました。
研磨処理痕もあまり目立たなく、とても感動しました。
Graeme Edge Bandですが、Graeme Edgeはブリティッシュ・ロック、プログレ・ファンの方はもちろんご存知だと思いますが、The Moody Bluesのドラマーです。
また、Graeme Edge Bandと名乗ってはいるものの、このバンドは、Graeme EdgeとAdrian & Paul Grvitzとのプロジェクトと言っても良いでしょう。
アルバムのバンド名もGraeme Edge Band featring Adrian Gurvitzとなっており、殆どのナンバーのヴォーカルとギターをAdrian GrvitzがベースをPaul GurvitzがキーボードをMick Gallagherが担当しており、ゲスト・ミュージシャンには、Ginger Bakerが参加しております。
The Moody Bluesは、"Seventh Sojourn"、"Long Distance Voyager"など気に入ったアルバムは何枚か持っておりますが、この"Kick Off Your Muddy Boots"と1stの"Paradise Ballroom"はAdrian Gurvitzが参加しているということで、2006年にリ・イッシューされた時にすぐに購入しました(確か、それぞれ25ユーロ近くしたと思います)。
Graeme Edge Bandは一応プレグレッシヴ・ロックにジャンルされておりますが、私がみるところ、それほどプログレ色は強くないと思います。
哀愁溢れるキャッチーなメロディとAdrian Gurvitzによる情感たっぷりのメロディアスなギターが美しい陰影を描くブリティッシュ・ロックで、キーボードやオーケストラによるドラマティックなアレンジが絶品です。
収録ナンバーは、
01 Bareback Rider
02 In Dreams
03 Lost In Space
04 Have You Ever Wondered
05 My Life's Not Wasted
06 The Tunnel
07 Gew Janna Woman
08 Shotgun
09 Somethin' We'd Like To Say
10 We Like To Do It
の10曲となっております。
全編にわたってAdrian Gurvitzの哀愁を帯びたギター・プレイがいかしておりますが、02は特にAdrianのギター・プレイ、ギターのトーンが最高のメロディアスなバラード・ナンバーです。
03はThe Moody Bluesを彷彿するメロディアスなプログレ風のナンバーです。
04もとてもメロディアスなナンバーで、Adrianのヴォーカルも最高です。
05はポップ感覚溢れるナンバーです。
07はジャジーなアレンジが魅力的なナンバーです。
09もメロディアスなナンバーでいかしてます。
2006年にリ・イッシューされ、すぐにレア化したこの"Kick Off Your Muddy Boots"ですが、2009に再度リ・イッシューされたようです。
Adrian Gurvitzファンは必聴のアルバムでしょうね。
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コメント
自称ガーヴィッツ・マニアとしてはこの2枚のCDはお宝でしたが、いつの間にか再発されていたんですね。特にパラダイス・ボールルームは次に繋がるガーヴィッツの初ソロ作に繋がるコンテンポラリーな内容で1stより更に素晴らしいと思います。
Adrian Gurvitz
えっ!?
Adrian Gurvitaマニアなんですか?
実は私もそうなんです。
Gun、Baker Gurvitz Army、Three Man ArmyもちろんAdrian Gurvitzのソロ・アルバム、全て持っております。
Baker Gurvitz ArmyはブートCDまで持っております。
これらのバンド・ソロでのAdrianのギター・プレイがとても好きです。
もちろんヴォーカルも。
そして、このGraeme Edge BandでのAdrianのギター・プレイはホント光ってますよね。
Adrian Gurvitaマニアなんですか?
実は私もそうなんです。
Gun、Baker Gurvitz Army、Three Man ArmyもちろんAdrian Gurvitzのソロ・アルバム、全て持っております。
Baker Gurvitz ArmyはブートCDまで持っております。
これらのバンド・ソロでのAdrianのギター・プレイがとても好きです。
もちろんヴォーカルも。
そして、このGraeme Edge BandでのAdrianのギター・プレイはホント光ってますよね。
フランスのMAGICレコードからリリースされる何年も前にイギリスのみでリリースされたCLASSICのCDはお持ちですか?
Classic
私は、フランスのMAGICレコードからリリースされた"Classic"しか持っておりませんが、収録ナンバーが違うとか、何か変わったところでもあるのでしょうか?
ボートラなし、紙ジャケではなくてプラケ入りだというだけですw
MAGICから出る何年も前にひっそりリリースされていたものです。ブートではないと思います。
MAGICから出る何年も前にひっそりリリースされていたものです。ブートではないと思います。
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